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5Gのすごさとは!?気になる速度や危険性についても解説!
2020/09/15

高速通信
日本では2020年3月から商用サービスが開始された5Gは通信体験を変えるといわれています。通信速度が高速になるだけでなく、IoTやスマートファクトリーに活用することができるので企業や自治体のニーズも高まっており、実際に自営の5Gネットワーク(ローカル5G)を構築するところも多く、5Gは様々な面から注目を集めているのです。
そんな5Gのメリットやローカル5Gの詳細などについて解説していきます。

目次

5Gとは

5Gの正式名称は「第5世代移動通信(携帯電話)システム」といい、現在主流の4Gに代わる次世代通信システムです。
これまで携帯電話向けのネットワークは、1980年代に登場した1G(第1世代)から始まり4G(第3世代)まで約10年単位で進化してきました。1Gは外出先からの通話を可能にし、2Gからインターネットが利用できるようになり、3Gは音楽・写真の送受信やダウンロードを可能にしました。多くの方に愛されたdocomoのサービス「iモード」は3Gで実現できたものです。そして4Gは高速通信を可能にし、スマートフォンで動画を見たり、アプリを操作したりすることを可能にしました。

すでに携帯電話向けの1G、2Gサービスは終了しており、3Gはauが2022年、SoftBankが2024年、docomoが2026年に終了することを発表しています。なぜ終了するのかというと、現在では多くの人が4Gへと移行しており5Gの運用が始まっているため、周波数帯域を空けコストを抑えるのが目的です。

5Gの魅力

5Gの特徴として「超高速・大容量」、「多数同時接続」、「超低遅延(高画質を維持したまま従来よりも試聴遅延を抑えられる)」といったものが挙げられます。通信速度は最大で20Gbps、同時接続数は100万台/㎢(4Gと比べると10倍以上)、遅延速度に関しては片道1ms(1/1,000秒)以下(4Gの10分の1以下)に抑えられているといわれています。この数字だけみても従来と比べてはるかに優れた通信システムだということがわかるでしょう。

5G回線を利用するメリット

低遅延による安定した接続
遠隔操作もリアルタイムでの操作が可能となり、安定した通信が期待できます。また、ミリ波と呼ばれる超高速周波帯が使われているので広い場所でも安定的に利用できます。そうなればいままで有線で行っていたものも無線へと切り替えることができ、IoT化を進めている製造業では生産性の向上が見込まれます。車の自動運転などにも活用されるでしょう。

大量のデータの送受信が快適に
動画やゲームコンテンツを閲覧したり、OSをダウンロードしたりする際なども快適かつ安定的に通信できるようになります。今後、4Kや8Kなど大量にデータ量を消費するコンテンツが多くなってもストレスフリーで楽しめるようになるかもしれません。

通信コストの削減
一度に接続できる台数が増えるので、中継装置などの設置コストが削減できます。

IoTの活性化
最近の家電にはインターネット機能がついたものが多く存在しますが、それらに5Gを使うことで、より多くの家電を同時に動かすことができるようになり、また初心者でも扱いやすいものになります。

新たな動画コンテンツの誕生
大量のデータ通信が可能となるので、VRやARといった動画コンテンツも作りやすくなります。他にもスポーツ観戦でのマルチビューイングや新体験のライブ配信ができるようになります。

ローカル5Gとは

5Gの環境を企業や自治体が自前で構築し、IoTやスマートファクトリー(作業のデジタル化によって生産性の向上が期待できる工場)に活用するというもので、5Gの特徴を生かしリアルタイムの遠隔操作や工場内の完全自動化を実現します。ちなみにローカル5Gを利用するには国で指定された無線局免許が必要です。現在では4Gの技術を用いた「プライベートLTE」が導入されており、ローカル5Gは日本ではNEC、パナソニック、東芝が導入を表明しています。

企業がローカル 5G を導入するメリット

通信障害が起こりにくくなる
独立したネットワークであるため、周囲の環境に左右されることなく使用することができます。一般の5G回線の場合、災害時などに多くの人が利用すると一時的にネットワーク接続が不安定になりますが、そういった心配が必要なくなるといわれています。

広範囲をカバーできる
従来の無線ネットワークでは主にWi-Fiが使用されてきましたが、Wi-Fiでは広範囲をカバーすることができません。しかし5Gは携帯電話用の通信規格であるため、広範囲をカバーすることができます。そのため大規模な施設などでは活躍するでしょう。

キャリアに左右されない
キャリアのネットワーク整備が全国で行われるまで1年半から2年以上かかると発表されており、山間部などのカバーも遅れることが予想されています。しかし、独自開発できるローカル5Gでは欲しいところにピンポイントで構築できるのでエリアを気にする必要はありません。

セキュリティに強い
一般回線と切り離された独自の環境なので第三者から干渉を受けることがありません。アクセスするにはAPNとパスワード認証だけでなくSIMカードによる認証も必要となるのでWi-Fiよりも強固なセキュリティを築くことができます。そのため機密漏洩などのリスクを抑えることができるので情報管理を第一に考えたい場合は特におすすめです。

5Gと健康の関連性について

5Gについては度々、健康に悪影響があるのではないかという話題が上がります。海外から流れ始めた「5Gの電波が健康被害をもたらす」という憶測の影響で日本でも不安視する声が上がっています。

携帯電話の電波は体に悪影響?

そもそも携帯の電波は体にとって影響があるものなのでしょうか。国際がん研究機関(IARC)は2011 年に発がん性があるかもしれないグループに携帯電話電波を含んだ無線周波電磁界を分類していますが、これは限定的な証拠に基づいたものであり、世界保健機構(WHO)は評価に時間がかかるとしています。さらに、このグループにはコーヒーも含まれているので、日常的に携帯を使用することでどれほどの影響があるかはまだ解明されていません。

ペースメーカーへの影響

電車などの優先席で「携帯電話の電源をお切りください」というようなメッセージを目にしたことがあると思いますが、これは心臓のペースメーカーに影響があるといわれているからです。ペースメーカーが携帯からの「電波干渉」を受け、その機能に障害をもたらすことから一定の距離を取ることが必要とされています。なお、通信システムの進歩により電波の最大出力が抑えられていること、医療機器の技術進歩でペースメーカーの性能が向上していることから、総務省は2015年よりペースメーカーと携帯の距離をそれまでの22cmより7cm短くし、15cm離すように定めています。
このように、状況などによって携帯の電波は体に悪影響を及ぼす可能性があるということを頭に入れておくといいでしょう。

5G回線の危険性

では5Gは健康に影響があるのでしょうか。イギリスでは5Gと新型コロナウィルスとの因果関係を懸念する憶測が流れましたが、WHOはその懸念点を明確に否定しています。そもそもなぜ 5G の電波が危険だと思われたのでしょうか。

まず最大20Gbpsもの高速大容量通信を実現するため非常に高い周波数帯を使用しており、それが多くの人の不安を煽った可能性が挙げられます。5Gは性質上4Gと比べ多くの基地局を設置する必要があります。そのため多くの電波が射出することになるので、今までより体への影響があるのではないかという不安が生まれたのでしょう。
しかし総務省は周波数が高くなっても人体への作用は変わることがなく、基地局の周りには電波の強さが基準値以下となるように設定されているので、体への悪影響は認められていないとしています。

>参考:総務省
※福岡県糟屋郡志免町の情報ではありますが、電波の総合的な情報を掲載した「電波と安全な暮らし」「総務省電波利用ホームページ」をもとに発信されています。

5Gは生活を変える

5Gについてはよくない噂も多いですが、利用することのメリットは多く存在します。これまで以上に通信が高速になり、安定すれば、4Kや8Kでリアルタイム視聴やVR観戦などのコンテンツが多く生まれたり、大掛かりな作業が遠隔操作で簡単に作業ができたりするなど多くのビジネスチャンスが生まれるはずです。

各分野で実用化されるにはまだ時間がかかりますが、5Gが当たり前に使われるようになれば私たちの生活にも変化が現れるでしょう。そのためにも5Gに対する様々な噂に惑わされないよう、電波に関する正しい知識を身につけ、情報を取捨選択することが大切です。
5Gが今後どのような展開をしていくのか見逃さないようにしたいですね。


(本文・荒井隆一)

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