fbpx

As Best Creative, Do Everything For a Goal…

Blog 社員ブログ

BLOG

社員ブログ

Web知識
接触確認アプリCOCOAへの疑問に答える!使い方や今後の見通しは?
2021/03/04

COCOA
「COCOA(ココア)」とは、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために厚生労働省が主体となって開発したスマートフォンアプリの名称です。この名前はCOVID-19 Contact-Confirming Application(COVID-19接触確認アプリケーション)からつけられています。

2020年6月に配信がスタートしたCOCOAですが、Android版においては同年9月下旬から4ヶ月もの間、正確な接触通知がされていなかった、といった不具合も報告されています(2021年3月現在は改修済み)。その一方で総ダウンロード数は2,000万回を超えており、利用者数は増えているようです。

「コロナ禍」に入っておよそ1年が経った現在、COCOAは新型コロナウイルス対策として本当に意味があるのか、アプリの機能や使い方、関連データから見ていきましょう。

目次

接触確認アプリCOCOAの基本情報

開発

COCOAは新型コロナウイルスの感染拡大対策のひとつとして開発されました。開発の主体となったのは厚生労働省ですが、実際の開発作業は民間企業に委託されています。

自主的な感染抑止の目安にするのが目的

COCOAをインストールしたからといって新型コロナウイルスに感染しなくなるというわけではありません。COCOAは陽性者と濃厚接触していないかどうかを検出し、アプリユーザーに通知するツールです。通知を受け取ったユーザーに自主的な隔離や保健所等への連絡といった行動を促し、感染拡大を間接的に抑えることを目的としています。

COCOAの利用者は2,500万人超

2020年6月に配信されて以降、アプリユーザーは順調に増加しています。配信当初は利用者数が伸び悩んでいましたが、昨年7月を境に急増。2021年3月2日時点で総ダウンロード数は2,579万回に達しています。

2020年12月にニッセイ基礎研究所が実施した調査によれば、COCOAについて「ぜひ利用したい(もう利用している)」と回答した人の割合は、次の表のとおりになりました。

全体19.4%
性別男性:20.6%
女性:18.2%
年齢20~39歳:18.0%
40~59歳:18.3%
60~69歳:23.5%

(ニッセイ基礎研究所「新型コロナ接触確認アプリ(COCOA)リリースから半年で利用意向はどうか」より)

2020年6月に実施された同様の調査時に比べ、全体的に6~7%ほど「是非利用したい(もう利用している)」と回答した割合が増えており、COCOAの認知と重要性が次第に浸透してきていることがわかります。

また登録されている陽性件数は11,085件であり、3月2日時点での日本全体の感染者数は約43万人であるため、COCOAではおよそ2.5%の陽性者を感知できることになります。

COCOAのダウンロードから初回起動時の手順

COCOAはiPhone、Androidどちらのスマートフォンでも利用可能なアプリです。iPhoneならApp Storeから、AndroidならGoogle Playから入手できます。

iPhone用ダウンロードページ
Android用ダウンロードページ
※Google Playを利用する必要があるため、Google関連サービスが使えないHUAWEI製品の一部ではダウンロードできません。

COCOAを利用する際、他のアプリのように個人情報を入力したりアカウントを作ったりといった手間は一切ありません。初めての起動でも、「アプリの機能説明」「利用規約の確認」の2ステップで利用を始められます。

ステップ1 アプリの機能説明を確認

アプリを起動すると、まずこの画面が表示されます。COCOAがどのような機能を持っているかを簡単に説明しているため、内容を確認したら「次へ」をタップしましょう。

ステップ2 プライバシーについて

プライバシー

次にこちらの画面が表示され、「COCOAが個人情報を記録しないこと」「COCOAを使っても現在位置が誰かにバレることはないこと」「いつでも接触記録を止められること」について確認できます。「利用規約へ」から利用規約を読み、アプリを利用しましょう。

ステップ3 利用開始

利用開始後はこのようなホーム画面が開かれます。COCOAはBluetoothを使って接触の有無をチェックしているため、外出時には常にオンにしておきましょう。自分が新型コロナウイルス陽性と診断された場合は、アプリから登録することができます。個人情報が他のCOCOAユーザーに伝わることはないので、リスクを心配する必要はありません。

COCOAの基本的な機能

COCOAの基本的な機能は、「Bluetooth通信範囲内に15分以上、陽性登録されたスマホがあった場合にプッシュ通知を送る」というものです。接触通知から得られる情報は、「接触した日」「接触し続けた時間」「Bluetoothの信号強度(どのくらい近くにいたか)」の3点です。陽性登録者の不利益を避けるため、陽性者の個人特定はできません。

COCOAの利用を周囲に勧める機能もある

また、「アプリを周りの人に知らせる」ボタンから、TwitterやLINEといった媒体を使ってCOCOAの情報を拡散することも可能です。しかし現状、COCOAの利用拡大には課題が多いといえるでしょう。

ニッセイ基礎研究所の調査では、「(COCOAを)今の所利用したくない」「絶対に利用したくない」「利用したことがあるが、現在は利用していない」「どちらともいえない」と回答した人について、どうすれば利用を考えるかを尋ねています。
その結果「セキュリティの不安がなければ」が28.7%で第1位。次いで「陽性者が確実に登録すれば」が24.8%、「アプリ利用者がもっと増えたら」が18.9%となっています。(「利用するつもりはない」が28.8%と最大)

セキュリティについては、「アプリの仕組みとして個人情報を取得・発信しない。陽性者の個人特定もできない」という情報が広まることで解消されそうです。それによって実際にアプリ利用者・陽性登録者が増えることになれば、前述の調査結果にもとづくと、今利用していない人のうち72.4%が利用を始める計算になります。

日本の人口を1億2,000万人とすると、COCOAを利用していない人口が約1億人となるため、新たに7,240万人が利用を始めます。現在使っている人と合わせればCOCOAの利用者は9,000万人を超える計算となり、感染拡大に対する抑止力として有効性が増すでしょう。

現在確認されている不具合

現在(2021年3月時点)配信されているCOCOAクライアント(バージョン1.2.2)には、次のような不具合があることが確認されています。

・iPhoneの場合、iOS13.5以前のバージョンでは動作しない。iOSを最新バージョンに更新して対応する。
・Androidの場合、接触情報がリアルタイムで取得できない。アプリ起動時には必ず接触情報を取得するので、1日1度はアプリを起動しなおして対応する。

どちらの場合も放置しておくと新型コロナウイルス陽性者との接触情報が正確に得られないため、ユーザー自身がしっかり対応することが必要です。アプリの改修は現在も進められているので、今後バージョンアップされた際は、すぐに更新するようにしましょう。

COCOAだけに頼らず感染対策を徹底することが重要

COCOAはあくまでも陽性者と濃厚接触した可能性があることを通知してくれるだけのアプリであり、それ自体が感染を防ぐ効果を持つわけではありません。接触通知を受け取ったときに自主隔離をしたり、保健所に問い合わせて対処法を聞いたりといったアクションをユーザー自身が起こさなければ意味がないといえます。

利用者数が右肩上がりで増えているとはいえ、まだまだ利用率や陽性登録件数が十分とはいえないのも事実です。アプリの性質上、より多くの人が利用することで感染拡大を防ぐ効果が高まるため、COCOAの利用を自分の周りでまだ使っていない人に勧めることも、有効な対策のひとつといえます。また、「COCOAの通知がないから大丈夫」と信頼しきらず、あくまで目安として参考にするのが最適な使い方といえるでしょう。

これまでも新型コロナウイルス対策として推奨されている、うがい・手洗い・マスク着用の徹底や、いわゆる「3密」状態をできる限り避けるなど、基本的な感染症対策は継続する必要があります。それに加えてCOCOAを利用することで、より感染拡大を抑える効果が現れるはずです。


(本文・okaryuto)

SHARE

PLEASE CONTACT US

サングローブのサービスにご関心のある方は、
いつでも下記のボタンからお問い合わせください。

Go to TOP
Go to TOP