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ホームページがない歯医者は必見!歯科医院のサイト制作を成功させるポイント

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歯科医院のホームページ製作には押さえるべきポイントがあります。本記事では、歯医者経営におけるホームページの必要性から、実際に増患対策に効果的なサイト制作方法に至るまで徹底解説。ホームページがない歯医者さんには特に必見の内容です。

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歯医者にホームページは必要?

歯医者経営をしていると治療やスタッフの育成など、さまざまな業務にに追われがち。「Webを活用して何か自院をアピールできたら……」と感じていても、なかなか取り組めていない先生方も少なくないのではないでしょうか。

結論からいうと、“歯医者はホームページを製作したほうが良い”といえます。それはなぜなのか、ホームページがない場合とホームページがある場合を比較しつつ、その必要性を紹介していきます。

ホームページがない歯医者の場合

ホームページがない歯医者の場合、大きく分けて「患者への情報提供が限られる」「オンライン集客の機会を逃す」「マーケティングの効果が制限される」という3つの点で、大切な機会を逃してしまってる可能性があります。一つずつ見ていきましょう。

患者への情報提供が限られる

ホームページがない場合、歯医者の詳細な情報や診療内容、医師の紹介、診療時間、アクセス方法などを、患者に提供する手段がかなり限られてしまいます。

患者はインターネットで情報を探す際に、あなたの医院に関する情報が不足していると感じるかもしれません。そうするとホームページを活用し、Web上で広く情報を開示している歯医者へ流れる可能性があります。

オンライン集客の機会を逃す

近年では、インターネット検索や口コミサイトを利用して歯医者を探す患者が増えています。そうしたなか、歯医者のホームページがないと、インターネットを通じたオンライン集客の機会を逃すことになりかねません。

ホームページがない場合、新しい患者を獲得する機会や、既存患者とコミュニケーションをとる機会が減少する可能性があります。

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マーケティングの効果が制限される

ホームページはマーケティングの核となる重要なツールです。歯医者が広告やSNSなどのマーケティング活動を行う際、ホームページがないと患者の興味を引くことや、しっかりと予約につなげることが難しくなります。

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ホームページがある歯医者の場合

ホームページがある歯医者の場合、主に以下のような6つのメリットを享受できます。

  • オンライン集客ができる
  • 患者とのコミュニケーション強化につながる
  • 信頼性向上につながる
  • ブランド構築ができる
  • 患者教育ができる
  • 競争力強化につながる

では一つずつ紹介していきます。

オンライン集客ができる

現代ではインターネットが情報収集の主要な手段です。事実、2021年の日本の情報通信機器の世帯保有率は、「モバイル端末全体」で97.3%、インターネット利用率(個人)は82.9%であると総務省は発表しています。

ホームページを製作しておくことで、潜在的な患者がインターネットで歯医者を探している際に、あなたの医院の情報にアクセスできるようになります。これにより新しい患者を集客するチャンスが増えます。

参照:総務省「令和4年版 情報通信白書|総論」

患者とのコミュニケーション強化につながる

ホームページでは、患者に対して医院の重要な情報や共有しておきたい事項を随時提供することができます。診療時間、アクセス方法、医師の紹介、施術内容などの情報を掲載しておけば、患者とのコミュニケーションを円滑にしてくれるでしょう。

信頼性向上につながる

ホームページはあなたの医院の専門性と信頼性を高める重要な要素です。専門的な知識や豊富な経験を伝えることで、患者からの信頼を得ることができます。

またインターネットが発達した現代では、ホームページはWeb上の名刺のような役割を果たします。「ホームページがあるから安心して通院できる」という患者も少なくないでしょう。

ブランド構築ができる

ホームページは貴院のブランドイメージを形成するための貴重なツールといえます。たとえば、小児歯科がメインであれば、柔らかい色合いやデザイン、分かりやすい文言で、その独自性を表現可能です。

視覚的なデザインや伝えたいメッセージを反映させることで、あなたの医院特有のブランドを構築することができるのがホームページの魅力のひとつです。

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患者教育ができる

ホームページを通じて、患者に口腔健康に関する教育を行うことができます。たとえば、院長ブログやスタッフブログを配信し、予防や正しいケア方法についての情報提供を行うことで、患者の口腔健康意識を高め、来院へつなげることが可能です。

ホームページを通して患者に有益な情報を発信し続ければ、先生としての信頼性も高まります。増患対策としての効果も期待できるでしょう。

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競争力強化につながる

同業他院がホームページをもっている場合、あなたの医院も同様の情報発信やサービス提供が必要です。ホームページを制作することで、競争力を高めることができます。

ただし、「とりあえずホームページがあれば良い」というわけではありません。しっかりと集客・集患につながるポイントを押さえた製作・運用を心掛ける必要があるでしょう。

歯科医院のホームページで伝えるべきこと

歯科医院のホームページ作りで特に重要になるのが信頼性と安心感です。「この歯科医院、この先生なら安心して任せられる」と信頼してもらうことが重要なポイントといえます。

歯科医院に「痛い」「怖い」というイメージをもっている人は少なくありません。また、歯科技術に対して、本当にこの医院に任せて大丈夫なのか?という漠然とした不安を抱えています。

そのような患者さんの不安を、一つひとつ解消することを意識してホームページを作成できるよう、歯医者のホームページで伝えるべきこと、掲載すべきコンテンツ内容について紹介します。

信頼できる第一印象、ファーストビュー

初めてホームページを訪れた人の多くは「この歯科医院は信頼できるのだろうか」「先生の腕は確かなのだろうか」などと不安を感じているものです。

このような人に対して、いきなり導入している設備や治療技術などを詳しく説明するのではなく、院長の挨拶や、院としての理念、方針などを紹介することで、信頼できる歯科医院であることをアピールするのが効果的です。

患者にとってはホームページが第一印象になるので、パッと見た瞬間のホームページの印象=ファーストビューも大切です。インターネットでは簡単に他のサイトに移動できてしまうので、一目で信頼できそうだと感じられるデザインであることも重要になります。

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治療技術

治療技術の確かさをアピールするには、医師のプロフィールを公開することが大切です。経歴や実績、得意分野などを、歯科に関する知識がない方でも分かるようにホームページに記述しましょう。

小児矯正や口腔外科治療などの専門技術があれば、ホームページの目立つ場所でそれらを紹介するのも効果的です。患者は一般的な歯科ではなく、専門的な技術を持った歯科医院を探す傾向にあります。

歯科医院の名称を、一般歯科や歯科から小児歯科、歯科口腔外科、矯正歯科などに変えて大幅に増患ができた例もあるのです。得意な分野や実績を紹介して、治療技術の確かさを訴えましょう。

設備の清潔さ

設備の清潔さをアピールするためには、写真を使うのが最も効果的です。清潔な院内の様子を写真で公開しましょう。治療に関する設備だけでなく、受付や洗面所なども紹介すると信頼性が増します。また、高温・高圧蒸気による滅菌設備などの衛生機器も紹介しましょう。

同時に、歯科医院の清潔さを強調するために、ホームページのデザインにも清潔感をもたせることが大切です。一般的には歯科医院のホームページにおいては、メインカラーは白または青が好まれます。

専門性が高い歯科医院や、自費治療がメインになる歯科医院などでは、黒やブラウンを使って高級感を演出することもありますが、暗い印象になって清潔感を損なわないように注意が必要です。

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医師、スタッフ情報

来院前にどのような医師やスタッフがいるのかがわかると、患者は不安をある程度解消できます。院長、副院長など医院を代表する人は、挨拶という形でどのような治療を理想としているかなどを文章で伝えましょう。

また、人柄をわかってもらうために趣味などを公開するのも効果的ですが、趣味ばかりにならないように注意してください。より親しみを感じてもらうためには、文章に合わせて笑顔の写真を添えるのもよいでしょう。

多くの人は歯科医院に「かかりつけ医」を求めています。心配事や相談事に乗ってもらえそうな安心感を与えられるかどうかもポイントです。スタッフは必ずしも文章は要りませんが、笑顔の写真を掲載しているのが望ましいといえます。

料金

料金や支払い方法はできるだけ明確に記述しましょう。追加料金が発生しない場合や、トータルフィーシステムを採用している場合などは、アピールポイントとして紹介するのも効果的です。

また、料金に関連して、保健医療と自費治療の違い、医療控除などについても知りたい患者が多くいます。これらの情報を補足説明したり、Q&Aという形式でよくある質問に答えたりしていれば、より安心感を持ってもらえるでしょう。

虫歯の治療期間

虫歯の治療期間に関しても、およその目安は掲載しておきましょう。仕事が忙しい人などは治療期間が特に気になるものです。

自院の方針として、丁寧に1本ずつ治療していくのか。忙し人に対しては、なるべく短期間で治療できるように工夫しているのかなども、ホームページに記載があると親切です。

また、治療期間の目安がわかれば、治療費についても推定できるため、この点の不安も減らせます。料金の情報と治療期間はセットと考えて、できるだけ丁寧に説明しておきましょう。

治療方針

「どのような理念で患者と接しているか」「どのような治療を理想としているか」などを簡潔に説明しましょう。「できるだけ歯を残す治療」「痛くない治療」など、歯科医院のこだわりを具体的にアピールすると効果的です。

また、たとえばシニア層をターゲットにするなら、「80歳までに歯を20本残すことをサポートします」などコンセプトを併記するのも効果的です。

なるべく分かりやすい言葉を使い、一言で伝わるように、自院の治療方針を掲載するようにしましょう。

患者さんの感想

歯科医院の患者の声を掲載するのは、信頼性アップにとても有効です。歯科医院に関しては飲食店ほど口コミ情報が充実していないので、患者はこうした情報を求めていることが多いです。

ただ、単純に患者さんの口コミを、自院のホームページに掲載しても、信憑性が低く思われてしまう可能性があるので、手書きのアンケート用紙の写真を撮って載せたり、患者さんの写真なども掲載できると良いでしょう。

その際、歯ブラシなどの口腔ケア用品をプレゼントして、アンケート等に協力してもらうのが一般的な方法になります。

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増患につながる歯科医院のホームページ製作3つのポイント

歯医者のホームページは、その院と先生、スタッフの信頼性を担保するものです。しかしながら、ただ作っておけばよいという代物ではありません。

多くの歯科医院のホームページは、タイトルに「〇〇歯科」などのように名前だけしか書いていません。しかし、それでは歯科医院の名前で検索をしてもらわないと、Googleの検索に表示されないため、新患の獲得が難しくなってしまいます。

多くのユーザーに、自院のホームページにアクセスしてもらうためには、押さえておくべきポイントがあるのです。

伝えるべきことを“どのように伝えるか”というデザイン面にくわえ、しっかりと集客・集患につなげるためのSEO対策やGoogleマップなどのテクニックについて解説します。

デザインにこだわる

ホームページの見せ方、伝え方で重要なのは、歯科医院のイメージやコンセプトと合っているかどうかです。よくある失敗例は、医院の外観とホームページのイメージが全く合っていないことです。

実際は地元に根付いた街の歯科医院といった外観なのに、ホームページではアパレル関係のようなスタイリッシュなデザインにしてしまうと、違和感とともに不信感も抱かれてしまいます。

医院や先生のイメージに合わせて、ホームページのデザインや文章を作ることは重要なポイントです。

文字だけでは伝わらないことも多い

専門知識をわかりやすく伝えるなど、患者目線でホームページの文章を作成することは、確かに大切です。しかし、文字情報だけでは医院の良さはアピールできません。

どんなにたくさんの文章を書いても、院内の清潔感などは写真1枚掲載する方が、遥かに説得力があるものです。

院内の写真や動画、ホームページのデザイン、色使いなど、文章以外の部分も、院の魅力を伝えるためには大切な要素になります。

また、審美歯科などに力を入れている医院であれば、ターゲットにしている年齢層の女性を意識したデザインにすること。そして、Before・Afterなど、写真で直観的に治療内容がわかるように工夫すると良いでしょう。

プロのカメラマンによる写真撮影

写真は歯科医院の印象を大きく変えます。先生やスタッフの笑顔や治療風景などを掲載すると、それだけでも患者の不安を取り除けます。また、口の中に器具などを入れる歯科医院では清潔感も重要です。清潔な院内を十分な光の中で撮影しましょう。

ただし、医院のスタッフや院内を一般の人が撮影すると、光やアングル、構図を効果的に使うのは難しいといえるでしょう。

プラスのイメージをもってもらうためには、プロのカメラマンによる写真撮影を頼むのがベストです。外からの光を十分に取り込めない院内でも、専門の照明機器などで明るく撮影することができます。

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SEO対策に取り組む

SEOとは「Serch Engine Optimization(検索エンジン最適化)」のこと。インターネットの検索エンジンを使って検索したときに、なるべく上位に自分のサイトが表示されるように対策を講じることです。

たとえば「〇〇(地域名) △△(歯科医院名)」と検索したら、1ページ目の上のほうに自分の歯科医院が表示されていれば、SEO対策がしっかりできていることになります。

ほとんどの人は、検索結果の1ページ目だけしか目を通しません。したがって、SEO対策次第で大きくアクセス数は変わってくるのです。

SEOについてはWebマーケティングの知見も必要になってくるため、ホームページ作成業者を探す際に、一緒に相談すると効率的です。

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地域名をタイトルに入れる

歯科は地域ビジネスなので、歯科医院名に加えて、地域名は必ず入れるようにします。ネットで歯科医院を検索するユーザーの多くは、「歯科医院 新宿」のように、自身が通える範囲の地名を入れて検索します。

そのため、ホームページのタイトルにも、「新宿の歯科医院」であることが分かるようにしましょう。そうすることで、たとえば「歯科医院 新宿」と検索したときに、Googleなどの検索エンジンでも表示されるようになります。

Googleビジネスプロフィールを活用する

GoogleやGoogleマップでお店の情報が表示されているのを見たことはないでしょうか。これは、お店側がGoogleビジネスプロフィールに、ホームページや電話番号、営業時間、店舗内の写真などの基本情報を登録しているからです。

歯科医院を探す人の多くはGoogleを利用するため、Googleビジネス プロフィールに基本情報を登録しておくことは、増患対策としてとても効果があります。

また、Googleマイビジネスの機能として、施設内の様子を360°のパノラマ写真で公開できることです。実際に歯科医院を訪れたかのようにバーチャル体験ができるので、患者の安心につながり、増患効果が見込めます。

このパノラマ写真を公開するためには、Googleが定める基準を満たした「Google認定フォトグラファー」に撮影を依頼することが必要です。Google認定フォトグラファーが在籍する業者に撮影を依頼すると、通常2週間ほどの期間で登録が完了できます。

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MEO対策に取り組む

MEOとは「Map Engine Optimization(地図エンジン最適化)」の略称で、Googleマップを利用したユーザー獲得施策のことです。簡単にいうと、Googleの検索結果の上部に表示されるマップ欄に、自院のGoogleビジネスプロフィールを上位表示する施策です。

SEO対策よりも効果の出やすい一面もあり、今や地域ビジネスでは必須ともいえる集客方法といえます。

歯科医院がMEO対策を行う際は、まずは「歯科医院 新宿」「歯科医院 矯正」「歯科医院 インプラント」のような地域や治療内容を入れ込んだ対策キーワードの選定が重要です。

また、Googleビジネスプロフィールには患者からの口コミを集めることができます。Googleは「良い口コミの量」も上位表示する際の評価軸として置いているため、丁寧な対応で患者満足度を高める取り組みが大切です。

たとえ、良くない口コミがあったとしても、きちんと謝罪したり、改善する旨を返信することで良い印象を与えることが可能です。真摯な対応を心掛けましょう。

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“患者さんのためのホームページ”を意識して賢く増患対策を

数多くの歯科医院のなかから、自分の医院を選んでもらうには、インターネットの活用が不可欠です。患者さんにとってはホームページが来院のきっかけになることが多いので、手間や労力をかける価値は大いにあります。

むしろ、他の歯科医院と比較された際に、ホームページが無かったり、雑な作りだったりすると、選択肢から外されてしまいます。競争が激化する歯科業界ですので、そうならないためにも、ホームページはしっかり作り込んでおくことが大切です。

患者さんに安心感と信頼感を与え、そこからしっかり増患できるホームページ作成ができるように、業者に依頼をするようにしましょう。

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この記事を書いた人

いけだ
占いライターやエンタメコンテンツ大手のディレクター経験を経て、サングローブへ入社。前職ではメールマーケティングにて、月1億円以上の売上達成に貢献。現在は、SEOとダイレクトマーケティングの間で揺れている。

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