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Google Analytics 4(GA4)とは?進化、メリット、設定方法
2021/02/19

モニターに映るGoogle Analytics 4(GA4)

Google Analyticsは、(ご存知とは思いますが)Googleが提供しているアクセス解析ツールです。このツールによってサイトに訪れたユーザーの動きを把握(分析)することができます。ユーザーのニーズを抽出し、サイトの改善にも役立てることができる優れものです。

さて、Google Analyticsは2005年のリリース以来、これまで何度かアップデートを繰り返してきました。
そして、2020年10月14日。このときの更新で発表されたのがGoogle Analytics 4です。

本記事ではGoogle Analytics 4について、アップデートの背景から従来のGoogle Analyticsとの変更点、メリット、設定方法等々紹介します。そのうえで、移行すべきかどうかも筆者なりに言及します。
急な変化に戸惑っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

Google Analytics 4(GA4)がアップデートされた理由

Googleが踏み切った大きなアップデート

2020年10月リリースのGoogle Analytics 4は、2019年に提供された「Google Analytics App + Web property(アプリ+ウェブ プロパティ)」のβ版を基盤としたものです。つまり、この機能が中心となっています。
Google Analytics 4へのアップデートは、Google Analytics 1の発表から15年の間でもっとも大きなアップデートだといわれていることもあり、マーケター中心に多くの方の注目の的です。
では、なぜGoogleは大規模なアップデートに踏み切ったのでしょうか。

アップデートが実施された背景には、まず個人情報保護への関心が高まっている点が挙げられます。個人のプライバシーを守るために、Cookie情報の取扱いに対する規制が強まっている現状を鑑みたうえで、Googleアナリティクスは進化が求められたのです。
Cookieは、サイトにアクセスしたユーザーが同一ユーザーかどうかを判別できるように、訪問したユーザーのデバイスにデータを記録します。それに対して、世界的にプライバシー保護が強化される昨今、cookie制御機能を持つブラウザなどがアップデートされユーザーは自分のプライバシーをコントロールできるようになりました。
この動きは、もちろん解析ツールにも影響を与えます。個人のセキュリティが強化される反面、データアナリストからすると、従来の測定精度が望めなくなってしまったのです。
そこで、Googleもまた動きます。
この潮流のなか精度の質を保つべく、現在から未来の環境に十分対応できるGoogle Analytics 4をリリースしたというわけです。

もっと平たくいえば、従来はセッションの概念を中心に行われていたデータ収集を今後は顧客中心に測定していこうと舵を切ったことになります。
先述したCookie問題でセッション単位の測定精度が下がっている状況を打開すべく、Googleは顧客を一つのIDで紐づけようと、その方向性を示したといってもいいでしょう。

Google Analytics 4(GA4)の具体的な変更点、進化

変更点の多いGoogle Analytics 4(GA4)

Google Analytics 4によって刷新されたポイントはいくつもあります。
そのなかから主な変更箇所として挙げたいのは、レポート画面・計測形式・連携強化・クロスプラットフォーム分析です。
以下、それぞれ説明します。

レポート画面の視認性・利便性アップ

Google Analytics 4のレポート画面は旧バージョンに対し、表やグラフ、メニュー名などが新しくなりました。レポートがカード形式で表示されるため(レポートごとに区切られているため)、慣れた際は見やすさや使いやすさが格段に上がると思われます。
また、メニュー内で集計と分析が明確に分けられている点も特徴的です。
集計データのスムーズなチェックに加え、分析メニューでは、その名の通り幅広い分析が可能。イベント間の遷移率レポートや継続率のためのコホート分析、ユーザーエクスプローラー等々のレポートも容易に作成できます。

計測形式の統一

Google Analytics 4では計測の形式にも変化がみられます。
以前はページビュー(PV)とeコマースとイベントがそれぞれ独立していましたが、これらが「イベント」に統一される形です。
イベントといえば、設定や実装に一手間掛かるイメージを持つ方も旧バージョンユーザーなら少なくないでしょう。新バージョン、すなわちGoogle Analytics 4ではこれが非常に簡単です。
レポート画面のメニューも統合されるため見やすくなるのはもちろん、何よりファイルダウンロードやスクロール、外部リンクのクリックなどのカウントデータを自動的に取得できる点は、やはり便利といわざるを得ないでしょう。

「Google シグナル」との連携強化

Google Analytics 4は、「Google シグナル」との連携がより強化されています。
これは、Googleのサービス上でのユーザー行動に基づいたクロスデバイスでユーザーを特定する機能またはユーザーへ属性情報を紐づける機能がさらに発達した結果、計測精度が向上するようになったことを意味します。
旧バージョンでは、同一の人物がスマホとパソコンのそれぞれでサイトを閲覧した場合、別のユーザーとして認識されていました。
が、新バージョンでは異なるデバイスを横断して使用しても、同じユーザーだと認識されるケースも一部可能になったのです。
広告最適化を許可しているGoogleにログインしたユーザーのみという条件こそありますが、大きな進化と呼べると思います。

クロスプラットフォーム分析

Google Analytics 4の便利な機能として無視できないのがクロスプラットフォーム分析です。これは連携強化の一環と捉えてもいいでしょう。
β版から引き継がれることになった新たなプロパティ「Google Analytics App + Web property(アプリ+ウェブ プロパティ)」を用いることで、Webとアプリの測定方法が統一されます。
これまでWebサイトに関してはGoogle Analytics、アプリの場合はFirebaseといった具合に分けて対応していた、もしくはGoogle Tag ManagerやBig Queryなど他のツールを一手間かけて併用していた方にとって、同じツールでのレポート作成や分析を可能にしたこのシステムは、どうしたって重宝したくなるはずです。

Google Analytics 4(GA4)で期待できるメリット

メリットも大きいGoogle Analytics 4(GA4)

すでに前章で紹介した進化からメリットやアドバンテージを感じ、いよいよ本格的に導入、検討していこうと前向きになられた方も少なくないでしょう。
本章では、よりイメージの湧くGoogle Analytics 4の特長をお伝えします。

有効なマーケティング施策への恩恵

スマートフォンやタブレットの普及はもちろん、Webやアプリを駆使するユーザーの行動把握は年々、困難を極めているといっても過言ではないでしょう。
繰り返しますが、これまでのGoogle Analyticsではデバイス単位でユーザーを捉えていたため、実際の行動心理の解析や定性分析にはやや懐疑的にならざるを得なかったのも正直なところでしょう。
これに対してGoogle Analytics 4は、ユーザーをライフルサイクルに基づいて把握しようとします。ユーザーがデバイスをまたいだ場合でも追跡ができるようになったため、そのアクションはより透明性が膨らむといってもいいかもしれません。
そして、やはりその最たる立役者もとい機能がクロスプラットフォーム分析です。

多岐に渡るプラットフォームで、ユニークユーザーの獲得にいたる経路を探れるため、アトリビューション分析もより精度が上がることでしょう。
同様に、プラットフォームを跨いだマーケティングキャンペーンの効果も容易に測定できます。
たとえば、「キャンペーンでアプリを起動後にWebサイトで商品を購入したユーザー数」なども把握可能です。
「一人の消費者がどのような経路をたどって商品を知り、どう回遊して購入まで行き着いたのか、はたまた購入せず離脱したのか」といった一連の流れが、以前より信憑性を帯び浮上することになります。
そこから仮説や戦略を立て企画・実行と移していくのがまさにマーケターの仕事です。
カスタマージャーニーがより可視化されるのは好都合。おのずとコンバージョン改善への期待も高まります。
マーケティング施策が効果的に行えるのは、確実なメリットといえるでしょう。

機械学習による予測

機械学習が導入されたGoogle Analytics 4では、過去のデータ分析に基づき、Webサイトを訪問したユーザーが商品を購入する確率や、あるいは離脱率の予測が可能です。
アクセスしたユーザーの内、購入に至り割合が予測できるため、目標や計画も立てやすいといえるでしょう。
加えて、ニーズが高まり販売数が伸びていく兆しや、ユーザーの解約率が上がる傾向が生じた際に自動的にアナウンス・警告が入るように設定できるのも非常に便利なポイントです。

ビジネスにおいてユーザーの動向をあらかじめ予測できることは、筆舌しがたいほどのメリットだと思います。顧客の維持や効率的な予算設計に、ぜひ活用したいところです。

Google Analytics 4(GA4)の設定方法

Google Analytics 4(GA4)の設定

Google Analytics 4の設定方法は、以下の通りです。
・Google Analyticsのアカウントにログインします。
・「管理者(Admin)」をクリックして移動し、管理画面の「設定」へと進みます。
・プロパティのメニューにある「GA4へのアップグレード」をクリックします。
・アップグレード内容が表示されます。内容を確認し問題がなければ「ようこそ」のボタンをクリックしてください。
・表示されるウイザード実行内容画面で「プロパティの作成」を選択します。
・Google Tag Managerの管理画面に進み、「新しいタグを追加」をクリックします。
・「Google Analytics:GA4 設定」を選択します。
・「測定ID」をタグの設定画面から入力します。

以上で設定は完了です。
念のために、サイトへアクセスし、ユーザーとして反映されるか確認しておきましょう。

Google Analytics 4(GA4)のおすすめの活用例

うまく活用したいGoogle Analytics 4(GA4)

Google Analytics 4でおすすめしたい活用法は、やはりクロスプラットフォーム分析を起点にすることです。
たとえば、オーディエンスリスト上のユーザーがアプリで商品を購入したとわかれば、対象ユーザーに対するWeb広告の配信を自動的に停止するなどの施策を打つことができます。すでに商品購入に至ったユーザーに不要な広告を表示させる必要はありません。その分のコスト削減につなげましょう。

その他SNS流入なども加味しながら、どのチャネルがもっとも有効か以前よりも深く探れると思います。したがって、メディアプランニングに徹底して努めていきましょう。

Google Analytics 4(GA4)に移行すべきかどうか?

解析や分析の幅を広げるGoogle Analytics 4(GA4)

ここまで述べてきたうえで、果たしてGoogle Analytics 4に移行すべきかどうかについて筆者の考えをお伝えします。
おそらく2021年以降、より多くの情報が出てくるに違いありません。現時点で拙稿を通じて、導入の判断を行っていただけるならば幸いですが、可能な限りあらゆるソースを参考にしてみるのも一つかと存じます。
また、Webサイトの構造(CMSのバージョンや仕組み)によっては、旧バージョンでしかデータ計測ができないケースもあるため、その辺りはしっかり吟味することが必要です。

そもそも、旧バージョンのサービスが停止されるアナウンスはないなかで、仮にGoogle Analytics 4に移行したとしても、現状は旧プロパティも残る仕様のため、併用できるのならばそれが最適なのかもしれません。

とはいえ、Google Analytics 4は魅力的です。
GoogleアカウントのIDでユーザーを判別・認識する方針を目指した結果、分析や解析も顧客一人ひとりに対して行えるというマーケター(もちろん、アナリストやデータサイエンティスト、その他ディレクター・デザイナー・プロデューサーなどプロジェクトに関わる方全般)にとっては非常にありがたい要素が加わっています。

いずれにせよ、プロパティだけは作っておいて損はないかもしれません(データ計測まで行えると尚良し!)。

そういうわけで、Google Analytics 4に関すること、その動向については今後も追跡していきたいと思います。

(本文:ワタナベ)

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