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効果のあるSEOをしたいなら!まず検索エンジンの構造を知っておこう!
2019/02/19

検索エンジンで上位表示させるための情報はネット上にもあふれています。
効果のあるSEOをするなら、まず検索エンジンの仕組みを知ることが大切です。
この記事では、検索エンジンの構造について説明します。
目次
- ○ SEO施策のメリットは?
- ○ 検索エンジンは何を評価するのか?
- ○ 構造1:クローリング
- ○ 構造2:インデックス
- ○ 構造3:ランキング
- ○ SEOのポイント1:より早くインデックスしてもらう
- ○ SEOのポイント2:ランキングで評価してもらう
- ○ SEOのポイント3:モバイルファーストインデックス
- ○ ポイントを押さえたSEOで上位表示を狙おう!
SEO施策のメリットは?
SEO施策のメリットとしては、まず集客力の高さが挙げられます。
ユーザーの多くは、欲しい商品があったり、探している情報があったりすると、まずGoogleやYahoo!などの検索エンジンを使って情報を収集します。
そのため、自社の商品やサービスに関連したキーワードで検索された際に上位に表示されれば、質の高いユーザーを集めることが可能です。
いったん上位表示されれば、ある程度の期間はその状態が続くので、中長期的に安定した集客を見込むことができるでしょう。
また、購買意欲の高いユーザーを集めることができるので、コンバージョンにつながりやすいというメリットもあります。
効果的なSEOを行うためには、コンテンツ作成などの手間はかかりますが、自分で行えば費用をかけずに行うこともできます。
そのため低コストでできるのもSEOのメリットです。
リスティング広告を使って、見込み度の高いユーザーを集めることもできますが、クリックされるたびに課金されてしまいます。
しかし、SEOでの上位表示なら、いくらクリックされても料金が発生することはありません。
効果的なSEOを行って検索結果に上位表示させることができれば、質の高いユーザーを低コストで集客できるのです。
検索エンジンは何を評価するのか?
検索エンジンで上位表示させるためには、何を評価して順位をつけているのかを知ることが大切です。
それを知らずにSEOを行っても、ピントがずれたものになってしまい効果を発揮できないでしょう。
Googleは、ユーザーの検索意図を把握して、最適な検索結果を表示することを追求しています。
もし、検索しても関連性の低いサイトや広告ばかりのサイトが上位に表示されたのでは、誰もその検索エンジンを利用しなくなってしまうでしょう。
かつては、ページ内にむやみにキーワードを埋め込む、バックリンクを購入して増やすなど、小手先のSEOテクニックがまかり通った時期もありました。
そのため、ユーザーが求めている情報とは違う、売り込みだけのサイトや広告中心のサイトが上位表示される弊害もあったのです。
Googleでは、このようなことをなくし、検索しているユーザーに最適な検索結果を提供するために、コンテンツの質と量を重要視しています。
そのため検索エンジンの構造も、コンテンツを評価するために作られているのです。
この構造をしっかりと理解したうえで、SEOを行うことが上位表示につながります。
構造1:クローリング
検索エンジンがコンテンツを評価するためには、世界中のWebサイトをチェックして、どんな情報が掲載されているのかを把握しなければなりません。
これが、検索エンジンのクローリングです。
検索エンジンには、クローラーと呼ばれるロボットがあり、これがWebサイトの情報を集めるために巡回しています。
クローラーがリンクをたどってWebサイトを訪問し、ページの情報を集めて検索エンジンのデータベースまで運びます。
そのため、他のWebサイトからリンクを多く受けているサイトは、クローラーの訪問を受けやすくなるのです。
検索結果に表示させるためには、クローラーを自社のWebサイトに呼び込む必要があります。
どんなに良質なコンテンツを作成しても、クローラーが巡回してこなければ検索エンジンに表示されることはありません。
クローラーが巡回しやすくするための方法としては、他のWebサイトからのリンクが自然と集まるように良質なコンテンツを作成するのが効果的です。
また、Fetch as Googleを利用してクローリングを促す方法もあります。
構造2:インデックス
クローラーが世界中のWebサイトを巡回して集めてきたデータは、検索エンジンのデータベースに登録されます。
このデータベースへの登録がインデックスと呼ばれるものです。
検索エンジンはユーザーが検索した際に、インデックスされた情報のなかから最適なものを選び出して検索結果に表示します。
検索結果に表示されているページ名やページの説明文、URLなどは、すべて検索エンジンのデータベースにインデックスされている情報です。
ページの内容を更新したのに検索結果に反映されない場合は、更新後にまだクローラーが巡回せずに、インデックスされている情報が古いままになっているからです。
また、クローラーが巡回してきたからといって、必ずしもすべてのページがインデックスされるわけではありません。
たとえば、極端に情報量の少ないページや他のページのコンテンツをコピーしたページなどはインデックスされないこともあります。
検索エンジンにインデックスしてもらいやすくするためには、そのページの内容を的確に示すタイトルや見出しタグを利用したわかりやすい文書構造がポイントになります。
構造3:ランキング
検索エンジンはユーザーが検索を行った際に、ページに順位付けをして検索結果に表示します。
この順位付けがランキングです。
検索エンジンがもっとも評価するのはコンテンツの質ですが、それ以外にもさまざまな要素を含んだ独自のアルゴリズムによって順位付けをしています。
アルゴリズムとは、ランキングするためのルールのことです。
Googleでは、ユーザーに最適な検索結果を表示するために、常にアルゴリズムの更新を行っています。
ときどき、検索結果の順位に大きな変動があるのは、アルゴリズムの更新が行われるためです。
Googleでは順位付けをする際に、200以上の要素を利用していることをアナウンスしています。
順位付けの要素がどんな内容なのかは公開されていませんが、検索結果からある程度予想することが可能です。
検索順位に大きく影響する要素としては、「独自性、信頼性の高いコンテンツ」「コンテンツの量」「サイトの更新頻度」「ページの表示速度」「バックリンクの数と質」などが挙げられます。
そのため、検索エンジンで上位表示させるためには、これらの要素を意識したSEOが大切です。
SEOのポイント1:より早くインデックスしてもらう
検索結果に上位表示される前提として、検索エンジンに的確にインデックスしてもらわなければなりません。
そのための方法に、Google Search Consoleを利用してXMLサイトマップを送信する方法があります。
Googleはサイト内のリンクをたどって各ページをクローリングしますが、サイトの構造が複雑だとすべてのページを巡回できないこともあるのです。
XMLサイトマップをGoogleに送信すれば、サイトの構造を的確に伝えることができるのでクローリングされやすくなります。
特にバックリンクのない、開設して間もないサイトにはおすすめの方法です。
また、Fetch as Googleを使ってGoogleにクローリングをリクエストすることもできます。
ページを新規作成したり、更新したりしても、それがすぐに検索結果に反映されなければアクセス数やコンバージョンにも影響するでしょう。
クローリングをリクエストすれば、より早く巡回してもらえるようになります。
逆に何度もクローラーが巡回してきても、サイトの情報が変わらず長期間同じままだったらクローリングする意味がありません。
そのため、検索エンジンは更新頻度も検索順位を決める際の要素として重視しています。
ページの更新頻度を上げるとクローラーが頻繁に巡回するようになって、インデックスされるまでの時間も早くなります。
SEOのポイント2:ランキングで評価してもらう
検索エンジンにランキングで評価してもらい、検索結果に上位表示させるためには、やはりコンテンツの質が重要になります。
コンテンツの質というと抽象的でわかりにくいですが、特定のキーワードで検索したユーザーにとって有益で役に立つ情報だと考えるとわかりやすいでしょう。
たとえば、「金魚飼い方」で検索した場合、「金魚の基礎知識」「水槽や必要な器具」「餌をやるタイミングや量」
「水換えの時期」などの情報が網羅されたサイトが上位に表示されることは、容易に想像できます。
このように、ユーザーが求めている情報が得られる、専門的な情報が得られる、問題が解決できるようなコンテンツが高く評価されるのです。
内容が充実しているサイトは、必然的にリンクされる可能性も高くなります。
すると、バックリンクの数が増えて、より評価されて上位表示されやすくなるのです。
また、検索エンジンに評価してもらうためには、コンテンツの量も大切になります。
数ページ程度のサイトや内容が充実していても数百文字程度の短い記事であれば、高く評価されることはないでしょう。
SEOのポイント3:モバイルファーストインデックス
Googleは検索順位を決定するにあたって、「モバイルファーストインデックス」を導入すると発表しました。
モバイルファーストインデックスとは、検索順位を決定するにあたって、PCサイトよりもモバイルサイトを重視するということです。
Webサイトを制作する際は、まずPCサイトを設計して、それをスマホでどう最適化して表示させるかという視点で作られてきました。
そのため、スマホでWebサイトを閲覧すると、見にくい、使いにくいなどの問題があったのです。
また、スマホは表示できる情報量が限定されるため、PCサイトのコンテンツを省略して掲載するようなケースもありました。
Googleがモバイルファーストインデックスを導入したことにより、このようなモバイルサイトは高く評価されないことになります。
今後は、モバイルサイトのコンテンツの質が重要視されるようになるのです。
モバイルサイトならではのユーザビリティを考慮しながら、質の高いコンテンツを省略せずに掲載することが大切です。
ポイントを押さえたSEOで上位表示を狙おう!
効果的なSEOを行うためには、検索エンジンの構造を理解し、何が高評価につながるのかを把握する必要があります。
Googleなどの検索エンジンは、ユーザーが検索したキーワードに最適な情報を提供しようと努力しています。
そのため、検索結果で上位表示させるためには、ユーザーの検索意図を踏まえてコンテンツを作成することが重要です。
ネット上にもSEOに関するさまざまな情報が氾濫していますが、それに惑わされることなく、ユーザーに有益な情報を届けることが高評価につながります。
ポイントを押さえたSEOを行って、上位表示につなげていきましょう。
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