
Mapifyとは?AIマインドマップの使い方や料金プラン、使ってみた感想を解説
Mapifyは、AIの力を活用してテキストや動画、PDFなどの情報を自動的にマインドマップに変換できるツールです。
従来のマインドマップ作成では情報整理に多くの時間がかかっていましたが、Mapifyならプロンプトを入力するだけで関連情報の抽出~構造化までを自動で生成でき、視覚的にわかりやすいマインドマップが数秒で完成します。
本記事では、Mapifyの基本的な使い方から料金プラン、ビジネスでの具体的な活用例、商用利用時の注意点まで解説します。実際にMapifyを使ってマインドマップ作成をしてみた感想も含めてお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Mapify(マピファイ)とは?

Mapify(マピファイ)は、AIを活用して様々な形式の情報を自動的にマインドマップに変換するツールです。XMindチームが開発したMapifyは、テキスト、PDF、Word文書、PowerPoint、YouTube動画、画像、音声など多様なコンテンツを数分で構造化されたマインドマップに変換できます。
また、Mapifyでは、ユーザー自身で洗い出し切れない情報まで抽出した上で、自動的にマインドマップを生成。ChatGPTのようにプロンプトを入力すると、関連する要素を分析し構造化された情報を作成するため、情報の整理にかかる時間を短縮できます。
Mapifyの特徴

Mapifyがビジネスシーンで使われる特徴としては、多様なファイル形式に対応できる柔軟さ、AIによる論理的な情報整理、日本語に強い自然言語処理の高い精度といった点があげられます。ここでは、Mapifyの4つの特徴について解説します。
- 多様なファイル形式への対応力
- AIによる論理的な構造化とキーワード抽出
- 日本語に強い自然言語処理の精度
- 直感的に使えるユーザーインターフェース
それぞれひとつずつみていきましょう。
テキスト・PDF・動画・音声など、あらゆる形式のデータに対応
Mapifyの大きな特徴は、様々な形式のデータを読み取れる点です。テキスト入力はもちろん、PDF、Excel文書、YouTube動画、ウェブサイトのURL、電子書籍、メールなど幅広い形式に対応しています。
例えば、2時間分の会議の録音データをアップロードするだけで、Mapifyが音声を自動で解析し、議論の要点・決定事項・課題などを抽出してマインドマップ化します。多様な入力形式に対応しているため、複数の資料を組み合わせて分析するような業務でも、簡単に情報を整理できて作業効率を向上させることが可能です。
Mapifyが対応している主なファイル形式
- テキスト(メモや文章)
- PDF(会議資料や配布資料など)
- Word(ワード)
- PowerPoint(パワポ)
- Excel(エクセル)
- CSVファイル
- YouTube動画(URLを貼るだけでOK)
- 音声ファイル(mp3 / wav など、会議録音などに)
- 画像ファイル(JPG / PNGなど。OCRでテキスト抽出)
- WebページのURL(サイト全体を要約・整理)
- Markdown形式(.mdファイルなど)
- JSONファイル(※一部ベータ機能)
AIが自動で情報を構造化&日本語も高精度で処理
Mapifyは、AIが文章の中から大事なキーワードや内容を見つけて、情報を分かりやすくまとめてくれます。ユーザーは読み込ませる資料を用意するだけでよく、あとはAIが自動で整理するので、誰でもかんたんにマインドマップを作成できます。
また、日本語特有の表現や文脈理解も得意で、自然な形で要点をまとめたり、内容ごとにグループ分けしたりすることが可能です。英語や中国語の資料にも対応しており、海外のニュース記事や論文なども日本語のマインドマップとして整理できます。
誰でも使える簡単な操作性
Mapifyでは、プロンプトを入力し、「Mapify」ボタンをクリックするだけでマインドマップを作れます。生成されたマップはリアルタイムで編集でき、疑問があればAIチャット機能を使ってすぐに確認できます。
カスタマイズ機能も豊富で、重要度に応じた色分け、アイコンの追加、フォントサイズの変更など、用途に応じて柔軟に調整することも可能です。作成したマインドマップはPNG、PDF、スライド形式など多様な形式でダウンロードできるので、会議資料や社内共有ドキュメントとしてそのまま活用できます。
Mapifyの使い方

ここでは、Mapifyの基本的な使用方法を手順ごとに解説します。
- 資料やファイルをアップロード
- プロンプトを入力して「Mapify」ボタンをクリック
- マップを編集・カスタマイズ
- マップを好きな形式でダウンロード
一つずつみていきましょう。
①資料やファイルをアップロード
まずは、公式サイトにアクセスした上で、左のサイドバーから使用したい入力形式(PDF、Youtube要約、ウェブページなど)を選択し、アップロード欄や入力欄に情報やファイルを読み込ませます。
「何でも質問」では、プロンプトからマインドマップをゼロから生成できます。プロンプト入力欄に調べたいテーマや知りたいことを入力すれば、AIが関連する情報を分析し、わかりやすい構造のマインドマップを自動で作成します。
入力形式ごとのマインドマップ生成方法は以下のとおりです。
PDFや文書からマインドマップを生成する方法
PDFやWordなどの資料をアップロードし、要約指示を出すだけで、内容が自動で整理されます。YouTube動画から情報を抽出する方法
YouTubeのURLを入力すると、音声内容をAIが解析し、動画の内容を視覚的にまとめてくれます。メール内容を要約する方法
メール本文をコピー&ペーストすると、やり取りの要点やトピックがマインドマップとして整理されます。WebサイトのURLから情報を整理する方法
気になるWebページのURLを貼り付ければ、ページ内の情報が自動的にマインドマップ化されます。画像やスクリーンショットから情報を抽出する方法
画像をアップロードすると、画像内の文字情報を読み取り、そこから必要な情報を整理・マッピングできます。オーディオファイルやポッドキャストの情報を要約する方法
オーディオファイルをアップロードするか、ポッドキャストのリンクを貼り付けると、AIが音声を解析し、話の流れや要点をマインドマップとして自動的に整理してくれます。
②プロンプトを入力して「Mapify」ボタンをクリック
「何でも質問」以外の方法でファイルやURLをアップロードすると、「要求を入力してください」というメッセージが画面に表示されるので、要約してほしい内容やマインドマップの目的などを入力します。
入力が完了後は、「Mapify」ボタンをクリックするだけで、自動的にマインドマップの作成が始まります。
プロンプト例
- このPDF資料を3つのトピックに分けて要約してください
- 会議の録音から重要な発言・決定事項・今後の課題をまとめてください
- このWebページの内容を、初心者向けにやさしく説明するマインドマップにしてください
- このメール内容をもとに、話題別のやり取りの流れを整理してください
- このYouTube動画の内容を、3分で理解できるように構造化してください
③マップを編集・カスタマイズ
生成が完了すると、作成されたマインドマップはすぐに画面上に表示されるので、見た目の調整や内容の再構成を行います。無料プランでは、「①レイアウトのカスタマイズ」「②AIアシスタントによる再編集」ができます。
それぞれの使い方を見ていきましょう。
①レイアウトのカスタマイズ方法
「フォーマット」は、マインドマップのレイアウトを切り替えたり、色味を調整したりできる機能です。
メニュー内で選べるレイアウトは、「マインドマップ」「ロジックチャート」「ツリーチャート」「タイムライン」「特性要因図」「グリッド」の6種類から選べます。目的や整理したい情報の内容に合わせてレイアウトを変えると、より効果的に情報をまとめられて、情報の整理と共有がスムーズになります。
それぞれのレイアウトの特徴とおすすめの用途は以下のとおりです。
レイアウト名 | 特徴 | おすすめの用途 |
---|---|---|
マインドマップ | 放射状に広がる、最も基本的な形式。 | ブレインストーミング アイデア出し 自由な発想の可視化 |
ロジックチャート | 論理的な関係を整理したいときに便利な構造。 | 説明資料の構成 論理展開の整理 プレゼンやレポート構成 |
ツリーチャート | 縦方向に階層が分かれる、組織図のような形式。 | 組織図の作成 カテゴリ分け サイト構造やメニュー設計 |
タイムライン | 時系列で情報を整理したいときに使える形式。 | プロジェクトの進捗管理 年表や歴史の整理 スケジュール可視化 |
特性要因図 (フィッシュボーン図) |
原因と結果の関係を分析するための図。 | トラブルの原因分析 品質改善活動(QC) 課題の深掘り |
グリッド | 情報をブロックごとに均等に配置する整列型レイアウト。 | 特徴や要素の比較 複数カテゴリの整理 表形式の視覚化 |
②AIアシスタントによる再編集方法
Mapifyの編集画面右下にはAIアシスタントが備わっているので、生成後のマップに対して「この部分をもっと詳しく」「別の分類でまとめて」などの指示を出すことも可能です。修正を加えたいがプロンプトが思いつかない場合、チャットに「どこを直せばいい?」「○○したいのでいい方法教えて」と聞くと修正案を提示してくれます。
④マインドマップを好きな形式でダウンロード
マインドマップの編集やカスタマイズが完了したら、必要な形式でダウンロードして保存できます。
Mapifyで作成したマインドマップは、画面右上の「共有→エクスポート」からPNG、PDF、SVG、Markdown、Xmindファイルで出力可能です。また、プリントして紙の資料として使ったり、共有リンクやSNSでシェアしたりすることもできるので、チーム内での情報共有にも便利です。
Mapifyで会議資料をマインドマップ化してみた感想

実際にMapifyを使って会議資料をマインドマップ化してみました!今回は新商品のコーヒーを売り出すための架空の会議資料(PDF)をMapifyに読み込ませます。
Mapifyに資料を読み込んだところ、商品の特徴、販売チャネル、プロモーション施策、今後のスケジュールまで、会議資料全体がマインドマップ上で段階的に整理され、全体像がひと目で把握できるようになりました。また、PDFやテキストに含まれる情報から重要なポイントだけを自動で抽出してくれるため、会議の記録や資料を分かりやすく整理できます。今回の会議資料でも、内容の流れをきちんとつかんで、見やすく整理されています。
今回の資料では、ファイルをアップロードしてからわずか数秒でマインドマップが生成されました。フォーマットの微調整や色の変更などを加えても、作業全体で2分程度。手間がかからないので、別の作業にリソースを割けるようになります。Mapifyを使えば、会議後の内容整理や振り返り、社内共有資料の作成にも役立ちそうです。次回は、プレゼン資料用の構成づくりにも活用してみたいと思います。
Mapifyの料金プランは?無料でどこまで使える?
Mapifyは無料版から有料版まで、利用者のニーズに応じた料金プランを提供しています。各プランの詳細は以下の通りです。
プラン名 | トライアル | Basic | Pro | Unlimited |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | 1,599円 | 3,199円 | 4,799円 |
クレジット数 | 10クレジット | 1,000クレジット/月 | 2,000クレジット/月 | 無制限 |
文字数制限 | 10万文字 | 1,000万文字 | 2,000万文字 | 2,000万文字 |
特徴 | ・簡単なマインドマップ作成 ・PDFや文書の要約(簡易) ・字幕付きYouTube動画の要約 |
・長文のPDFやWebページを要約 ・全てのYouTube動画対応 ・ウェブ検索からマップ作成 ・作成したマインドマップを画像やPDFで出力 |
高性能AI(GPT-4など)の利用可能 ・音声や画像からマップ作成 ・オーディオ・ビデオファイルの要約 ・テキストから画像生成 ・要約内容をカスタマイズ可能 |
Proプランの全機能に加えて ・クレジット無制限 ・優先サポート(メール・電話) ・新機能への最速アクセス |
Mapifyの無料版でできること
10クレジットが付与される無料版では、プロンプトの入力をはじめ、PDFやWord文書、ウェブサイト、YouTube動画などからマインドマップを自動生成することが可能です。有料版同様、文章の内容をわかりやすく整理したり、大事なポイントをまとめたりすることができるので、ちょっとした資料作りに使えます。
ただし、作成したマインドマップを画像として保存する際に透かし(ウォーターマーク)が入るほか、音声や画像をもとにした生成、高性能AIの利用といった一部の機能は使えません。また、10クレジットの提供は初回のみで、使い切った場合は有料プランへの切り替えが必要となるので、実際に使ってみた上で加入を検討すると良いでしょう。
Mapifyのビジネスシーンで役立つ活用例

Mapifyの活用により、資料作成にかかる時間を短縮したり、複雑な業務プロセスを整理して新人研修を効率化させたりと、様々な場面での業務改善効果が期待できます。
ここでは、ビジネスシーンにおけるMapifyの具体的な活用例を5つご紹介します。
- 営業資料・提案書の構成案を自動生成
- 社内ナレッジの整理・共有に活用
- 顧客サポート対応ログの傾向分析
- 各部署の業務フローを可視化・標準化
- 競合製品の仕様比較表の構成整理
一つずつ詳しく解説します。
営業資料・提案書の構成案を自動生成
営業資料や提案書を作成する際にMapifyを活用することで、構成案を短時間で整理することができます。例えば「新システム導入提案書」といったプロンプトを入力すると、「現状の課題」「導入するシステムの概要」「導入による効果」「実装スケジュール」「費用対効果」といった主要な項目が、マインドマップ形式で自動生成されます。
作成されたマインドマップを叩き台として活用しながら、各項目に具体的な内容を追加していくことで、論理の流れが明確で、説得力のある提案書を効率よく作成することが可能です。作業時間の短縮だけでなく、資料の構成品質を一定に保つ点でも有効な手段となります。
プロンプト例
- 新規サービスの提案書を作成するための構成をマインドマップ化してください。
- 既存顧客向けにアップグレードプランを提案する営業資料の構成案を出してください。
- IT導入補助金を活用したシステム導入提案書の流れを整理してください。
社内ナレッジの整理・共有に活用
社内で使用する報告書や議事録、業務マニュアルなどのドキュメントは、作成に手間がかかるうえ、担当者ごとにフォーマットが異なりやすいという課題があります。v0を活用すれば、「月次報告書」「プロジェクト進捗レポート」「手順付き業務マニュアル」などのテンプレートを、用途に合わせて短時間で自動生成することが可能です。
生成されたテンプレートには見出しや入力項目があらかじめ整っており、必要な情報を追記するだけで業務に適した書類が完成します。テンプレートの統一によって、誰でも同じ基準でドキュメントを作成できるようになるため、社内での情報共有や業務の標準化に役立ちます。
プロンプト例
- 新入社員向けのOJT手順マニュアルの構成を作成してください。
- プロジェクト完了報告書のテンプレート構成をマインドマップにしてください。
- 営業日報のフォーマットを整理したマップを作成してください。
顧客サポート対応ログの傾向分析
顧客からの問い合わせ内容を分析する際は、対応履歴の整理に時間がかかることがあります。Mapifyを活用すれば、一定期間のサポート対応ログ(CSV形式など)を読み込ませるだけで、「よくある質問」「発生頻度の高いトラブル」「対応に時間を要する問い合わせ」などの内容が自動的に分類され、マインドマップ形式で見やすく整理できます。
情報をもとに、FAQの見直しやサポート体制の改善を行えるほか、問い合わせの傾向から課題を発見し、改善につなげることも可能です。マインドマップ化により、データの把握が簡単になれば、業務の効率化と顧客満足度の向上を実現できるでしょう。
プロンプト例
- カスタマーサポートに寄せられた問い合わせ内容を分類してください。
- 過去3か月の問い合わせログから課題傾向を可視化してください。
- 問い合わせ頻度の高い質問とそれに対応する改善案を整理してください。
各部署の業務フローを可視化・標準化
複雑な業務フローを整理し、標準化を図る際には、全体の流れや各工程の関係性を明確にすることが大切です。Mapifyを活用すれば、現在の業務手順をまとめた文書ファイルをアップロードするだけで、各プロセスの関連性や依存関係をマインドマップとして整理できます。
マインドマップ化することで、業務の重複や非効率な工程を発見しやすくなり、具体的な改善案の検討につなげられます。部署間にまたがる業務では、各部署の役割も明確になるため、組織全体での業務の見直しを効率的に進めることが可能です。
プロンプト例
- 営業部から納品までの業務の流れをマインドマップで整理してください。
- 契約から請求までの社内処理フローを構造化してください。
- 部署ごとの役割が重複している業務の見直しのために、全体フローを可視化してください。
競合製品の仕様比較表の構成整理
市場調査や競合製品の分析を行う際には、多くの情報を整理・比較しなければいけません。Mapifyを活用し、複数の競合製品の仕様書やカタログをアップロードすれば、製品ごとの機能や価格、特徴といった比較項目が自動で抽出され、比較に役立つマインドマップを自動生成できます。
作成したマインドマップを活用すれば、自社製品との違いなどを明確に把握でき、マーケティング施策や新製品の企画立案に役立てられます。また、情報が整理されて全体を把握しやすくなるため、ポジショニング戦略の立案もスムーズに進められるでしょう。
プロンプト例
- 自社製品と競合3社の主要スペック・価格・特徴を比較してください。
- クラウド型会計ソフトを対象に、導入実績・対応機能・料金体系を整理してください。
- 2025年モデルの電動アシスト自転車を比較して、差別化ポイントを可視化してください。
Mapifyは商用利用できる?著作権は?

Mapifyの利用規約によれば、Mapifyが提供するテンプレート、UIデザイン、プログラム構造、生成アルゴリズムなどはすべて、Mapifyの著作権によって保護されているコンテンツです。そのため、Mapifyで作成したマインドマップを自社のWebサイトに掲載したり、テンプレートを販促資料に使用して社外に配布したり、出力物をそのまま商品として販売したりするような商業目的での利用は原則として禁止されています。
商用利用を行いたい場合には、事前にMapifyの許可を得る必要があり、利用規約には以下のように明記されています。
本セクションまたは当社の法的条件の他の箇所に記載されている方法以外で、サービス、コンテンツ、またはマークを利用する場合は、hi@mapify.soまでリクエストを送信してください。
引用:利用規約|Mapify
一方で、社内向けの非営利利用(例:社内会議の資料作成や業務整理など)であれば、商用利用には該当しないため、基本的に使用可能と考えられます。
ただし、Mapifyのロゴや著作権表示を削除したり、出力物を外部に共有・公開する場合には注意が必要です。用途によっては事前確認を行い、Mapifyのガイドラインに則った適切な利用を心がけることが大切です。
Mapifyの利用がOKなケース
社内会議用の資料作成
社員教育・社内研修用のマインドマップ
自部署の業務フローをMapifyで可視化
営業戦略の整理や頭の整理に使うMapifyの利用がダメなケース
作成したMapifyの出力を社外に共有(取引先など)
社内資料をそのままWebで公開(ブログ等)
外部に共有する資料にMapifyのロゴ付き出力を貼る
Mapifyを利用する際の注意点

Mapifyは多様な情報整理や資料作成を効率化できる便利なツールですが、出力内容が正確でない場合があったり、情報が外部に公開されたりする点で注意が必要です。正しく使えば安全性を確保できるので、利用前に注意点を把握しておくと良いです。
- 出力内容が正確ではない場合もある
- 不要な個人情報や機密情報は入力しない
各ポイントを理解し、安全かつ効果的に活用しましょう。
出力内容が正確ではない場合もある
Mapifyで作成されるマインドマップは、AIによって自動的に生成されるため、常に正確な内容が保証されているわけではありません。特に、専門知識が必要な資料を作成する場合は、情報の解釈に誤りが生じる可能性があるので、生成内容を確認した上で使うことが大切です。
また、入力する情報があいまいだったり不十分だったりすると、出力結果にもその影響が出る可能性があります。できるだけ具体的で正確なデータを入力することで、より信頼性の高いマインドマップが得られます。
不要な個人情報や機密情報は入力しない
Mapifyは、作成したマインドマップや資料を非公開のまま使用している限り、Mapifyによって勝手に利用されたり公開されたりすることはありません。
Mapifyの利用規約にも以下のように明示されています。
当社は、お客様の投稿を商業目的または広告目的で確認、公開、再利用、または転用することはありません。
お客様が共有を選択しない限り、お客様のコンテンツは非公開かつ安全に保管されます。
当社は、法律で義務付けられている場合、またはお客様の明示的な同意がある場合を除き、サービスを提供するために必要な範囲を超えてお客様の投稿にアクセスしたり、投稿を使用したりすることはありません。
引用:利用規約|Mapify
一方で、他のユーザーとマップを共有したり、チャットやサポートに送信したりする場合は、提出物・投稿とみなされMapifyに権利が渡ってしまいます。情報が外部に公開される可能性があるため、第三者に見られても問題ないか事前に確認しておくことが大切です。
提出物:本サービスに関するご質問、ご意見、ご提案、アイデア、フィードバック、その他の情報(以下「提出物」といいます)を当社に直接お送りいただくことにより、お客様は当該提出物に関するすべての知的財産権を当社に譲渡することに同意するものとします。お客様は、当社が当該提出物を所有し、商業目的その他いかなる合法的な目的であっても、お客様への謝辞や報酬を支払うことなく、これを無制限に使用および配布する権利を有することに同意するものとします。
投稿:本サービスは、お客様をチャット、ブログ、掲示板、オンラインフォーラム、その他の機能への投稿、または参加に招待する場合があります。これらの機能を通じて、お客様は、テキスト、文章、動画、音声、写真、音楽、グラフィック、コメント、レビュー、評価提案、個人情報、その他の資料(以下「投稿」といいます)など、コンテンツおよび資料を当社または本サービスを通じて作成、送信、投稿、表示、送信、公開、配布、または放送することができます。公開投稿された投稿も投稿として扱われます。
引用:利用規約|Mapify
少しでも不安がある場合は、個人情報や機密性の高い内容は入力を避ける、具体的な表現を控えるなどの配慮することで、安心・安全にMapifyを活用できます。
Mapifyまとめ
Mapifyは、テキスト・PDF・YouTube動画・音声など、さまざまな形式の情報を自動でマインドマップ化できるAIツールです。従来手作業で行っていた情報整理や資料構成の作業を効率化でき、作業時間の短縮に役立ちます。
特にビジネス領域では、営業資料の構成作成、社内ナレッジの可視化、顧客対応ログの分析、業務フローの標準化など、多様な業務で活用できます。無料版では10クレジットまで試用可能で、主要な機能を手軽に体験できるため、まずは無料版から使い始めることがおすすめです。
Mapifyを活用すれば、情報を整理しながら全体像を把握しやすくなり、業務の生産性向上にもつながります。操作も簡単で専門知識が要らないので、自社の用途に合った使い方を見つけ、必要に応じて有料プランを検討しながら導入を進めてみましょう。
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