Lemon8(レモンエイト)とは?完全無料?危険性は?使い方を徹底解説
「新時代のSNS」といわれているLemon8(レモンエイト)は、ファッションやグルメ、トラベル、ビューティーなどさまざまなジャンルの情報をシェアしたり集めたりすることのできるアプリです。
若い世代を中心に人気を集めており、個人利用はもちろん企業のブランディングにも活用できます。同アプリのポテンシャルクリエイター(後述)でもある筆者が解説します。
目次
Lemon8(レモンエイト)とは
Lemon8(レモンエイト)は、TikTokを運営している会社ByteDance(バイトダンス)が2020年3月にローンチしたアプリのこと(現在の運営元はシンガポールのHeliophilia Pte. Ltd.ですが、プレスリリースは引き続きByteDanceが発表しています)。
当初は「Sharee(シェアリー)」という名前で提供されていましたが、2021年9月に変更されました。
新名称の由来は「Lemonade(レモネード)」。爽やかなレモネードのように、新鮮でポジティブな価値観を共有できるアプリをイメージして名づけられたのだそう。
また数字の8は∞(無限大)を意味し、無限に広がる多数のコンテンツによって毎日の生活に楽しいアイデアを提供しつづけるプラットフォームを象徴しているとのこと。
現時点(2023年12月)では特に20代~30代に支持されているといわれており、ライフスタイルメディアとしての性質を持つことから、情報収集に利用する方が多いようです。
一部では「ポストInstagram」と呼ばれることもありますが、先の点から両者では用途が異なるといえるため、Instagramから流行が移るというわけではないでしょう。アイデアを見つけるアプリという側面では、Pinterestのほうが近い部分を感じられるかもしれません。
2021年、アプリ分析サービス「App Ape(アップエイプ)」が主宰する「App Ape Award」にて、アプリの起動回数の増加率を基準に選出される「熱狂アプリ賞」を受賞。急成長中のアプリであることがうかがえます。
日本でのダウンロード数は2023年4月時点で1,600万を突破。くわえて「日経トレンディ2023年12月号」にて組まれた「2023年ヒット商品ベスト30」特集において29位にランクイン。
2023年2月にローンチされたアメリカでは、下院議長を務めるケヴィン・マッカーシー氏がTikTokの使用禁止を示唆した一方で、3月最終週にはLemon8がApp Storeにおけるダウンロード数ランキングでライフスタイルカテゴリーの1位になるなど、すでに人気を集めており、今後の世界的な成長が予想されます。
Lemon8の魅力は無料であることだけではない
なぜLemon8はユーザー数を増やしつづけ、拡大できているのでしょうか。無料で気軽に利用できるSNSであること以外に、まずその魅力について、ビジネス利用する場合の観点もふくめながら紹介していきたいと思います。
①ジャンル分けされていてわかりやすい
ほかのSNSと異なり、投稿がそれぞれジャンル分けされています。これが先ほど触れたようにメディアとしても位置づけられる理由のひとつといえそうです。
カテゴリーごとにタブが分かれており、情報をキャッチしたい分野を選ぶと、それに属した投稿のみを一挙に閲覧することができます。
ほかのSNSだと、知りたい情報があってもハッシュタグなどキーワード検索するしかないので、それに類似した情報まで併せて見つけることは難しいでしょう。
カテゴリーごとに分類されていると、その中から興味のある情報を自ら深掘りして探すことができるので、新しいアイデアを手に入れたいときもおすすめです。
現在(2023年12月時点)公開されているカテゴリーは以下のとおり。
- ビューティー
- スキンケア
- ファッション
- グルメ
- トラベル
- 暮らし
- レシピ
- ホビー
なお、Lemon8の運営サイドは、アカウントごとにカテゴリーを絞って投稿することを推奨しています。実際、筆者もグルメカテゴリーを連投したあとにトラベルにまつわる投稿をしたら、閲覧数もいいね数も大きく減少してしまいました。
それぞれターゲット層が異なるため、同じカテゴリーの有益な情報を投稿しつづけないと離脱されてしまうということでしょう。
②ハッシュタグが簡単に入力できる
ハッシュタグが簡単に入力できるのもLemon8の特徴です。10個まで掲載することができるのですが、入力しようとすると関連する候補が自動で表示されます。TikTokを利用している方は同じ仕様なので想像しやすいかもしれません。
右のスクリーンショットを見ていただくと、サジェスト表示されたハッシュタグの右側に、そのハッシュタグを用いた投稿の閲覧数も表示されていることがわかると思いますが、これによってすでに人気のあるタグなのか、今まで使われたことのないタグなのか判断することができます。こちらもTikTokと同じ仕様ですね。
③プロフィールページに他SNSをリンクさせられる
上は設定画面のスクリーンショットですが、肌の情報、TikTok、Instagram、Twitter、YouTube、ウェブサイトの6つの項目が見えます。
肌の情報とは、肌質や肌のトーンなどのこと。スキンケアやビューティーカテゴリーにまつわる情報を投稿、閲覧する際に参考になるように設けられているのでしょう。なおご自身の肌質やトーンがわからない方は、アプリ上で肌診断を行うこともできます(後述します)。
ほかの5つの項目にはそれぞれリンクを設置可能です。これにより、複数のプラットフォームをまたいで自己表現することができるようになります。任意の外部リンクもひとつ貼れるので、ビジネス利用する際も役に立つでしょう。
とはいえLemon8では規約上、商用利用は認められていません。ブランディング目的で利用する分には問題ないと思いますが(実際にいくつか企業アカウントを見かけます)宣伝目的で投稿し、ECサイトに直接誘導するといった方法は避けたほうがよいです。
④情報を集めやすい
Lemon8のホーム画面では投稿が2列表示されるので、開いた瞬間の情報量が多いです。独自の世界観を表現できるInstagramは一つひとつの写真や動画を見やすくしたUIという印象がありますが、Lemon8の場合はTipsを紹介する、探すユーザーが多いのでしょう。
画面上に多くの投稿が表示されるので、興味のあるものを見つけやすいと思います。
⑤初心者も投稿しやすい
Lemon8では頻繁に、季節や時期に合わせた投稿テーマが運営チームから提案されます。なにについて投稿しようか悩む方も、こちらを参考にすればアイデアが浮かぶかもしれません。
テーマに沿って投稿することで抽選プレゼントが当たったり、その投稿の保存された数に応じてなんらかの賞に選ばれたりするキャンペーンもよく実施されています。
また後述しますが、テキストの書き方がわからない方、写真の加工が得意でない方もテンプレートを利用して簡単におしゃれにまとめることができるという初心者にやさしい機能も搭載されています。
⑥1投稿に複数の位置情報を登録できる
上の画像は写真投稿時に位置情報を追加する際の画面。ステッカーとして設置できるため、複数の写真を投稿するときは、1枚ずつそれぞれに設定することができます。
たとえば「渋谷で最高のデートプランを紹介」といったように同じエリア内で訪れた先や、「おすすめ手土産スイーツを紹介」といったように同じジャンルのものをまとめて1回の投稿で表現したいときなどに役立つでしょう。
ただし動画の場合はLemon8上で加工することができないため、ステッカーは利用できません。
その代わり2023年6月より、テキスト内に複数の位置情報を挿入できるようになりました!
位置情報を掲載したい箇所で「スポット」をタップすると、ロケーションを選択することができます(左)。右は実際に複数の位置情報を掲載したイメージ。コンテンツ内に位置情報を設置できない動画は、このようにテキスト内に埋め込むことで、よりわかりやすい投稿になりそうです。
なお設置された位置情報は、Googleマップなど外部アプリで確認することもできるので、実際にほかのユーザーの投稿を参考に訪れる際も便利です。
毎週分析レポートが送られてくる
1週間ごとにフォロワー数や閲覧数、いいね数などの推移を記録したレポートが届きます。よりクリエイターとして認知されたい方は、こちらを参考に分析、改善することができるでしょう。
Lemon8の場合、過去に投稿したものを編集して再投稿することもできるので、データをもとに何度でもトライ&エラーを繰り返すことができます。
Lemon8の弱点・危険性
すべてのSNSにいえることかもしれませんが、Lemon8も魅力だけでなく弱点を併せ持っています。くわえて海外製アプリということで危険性を警戒する声もよく聞くので、その点も解説させてください。
①新着順に表示されない
Lemon8のホーム画面の表示は時系列ではありません。そのため過去に投稿したものがあとから話題になることもあり(実際数年前に投稿されたものが改めて話題になっているケースはよく見かけます)、それはメリットにもなりうる点なのですが、古い情報をそうとは知らずに入手してしまうかもしれないという懸念もあります。
たとえば興味をひかれるイベント情報を見つけても、実は閲覧した時点ですでに終了してしまっていることもあるということです。
ファッション、ビューティーカテゴリーでは数量限定ですでに購入できないアイテムを見つけてしまうということもあるでしょうし、スキンケア、グルメカテゴリーなどにおいては、現在は研究結果によって影響がないと判明しているのに、投稿時は効果があるとされていた成分、栄養成分を紹介した投稿を見つけてしまうなんてこともあるかもしれません。
これはLemon8に限ったことではないですが、入手した情報はすべて、それが正しいのか、現在も通用するのかをきちんと確認するように徹底するとよいでしょう。
②文章に外部リンクを貼れなくなった
以前のLemon8は文章に外部リンクを貼ることができるというのも特徴のひとつでした。投稿から直接ほかのページに誘導することができたのです。
しかし現在ではできなくなってしまいました。Lemon8の運営担当者はその理由を下記のように発表しています。
- 外部リンクの信憑性が欠けている投稿があり、有益性を保証できないため
- ユーザーの知的財産を守り、より安全にLemon8をご利用いただくため
むやみやたらに投稿内容と関係のないリンクを貼る方がいたのでしょうか。もしかしたら安全性の低いサイトに誘導されてしまうというケースもあったのかもしれません。
ただ引き続きLemon8内のリンクは設置可能なので、自身の過去の投稿やプロフィールページ、もしくは紹介したいほかのユーザーページなどに遷移させることはできます。
方法は、キャプション内のテキストリンク挿入箇所を長押しするだけ。すると「リンク」という選択肢が現れるので、任意のテキストとURL(Lemon8内の)を入力すれば完了です。
③写真+動画、動画複数の投稿はできない
Lemon8には写真も動画も投稿できますが、それらを組み合わせて投稿することはできません。また写真はInstagramのように複数枚をまとめてひとつの投稿におさめることができますが、動画は複数選択できません。
もしかしたら今後改修される可能性があるかもしれませんが、現時点では不可能であるということは覚えておくとよいでしょう。
④顔型診断の際に顔写真をシェアしないように注意
後述する顔型診断時、自身で顔の写真を撮影する必要があるのですが、診断後、その写真を「シェア」か「投稿」するボタンが表示されます。これらを選択すると、シェア=InstagramやX(旧Twitter)などに拡散、投稿=Lemon8上に投稿することになるので、むやみに自信の顔写真を流出させたくない場合は注意しましょう。
⑤アクセス制御不備の脆弱性が認められていた
Lemon8の危険性を警戒する方も多いようですが、おそらくほかのSNSなどに広告がたくさん表示されていたためではないでしょうか?
短期間で何度も同じアプリに関する広告を見かけると、なんだか怪しいと思ってしまうのも無理はないかもしれません。それに今はさまざまな手法で詐欺が横行しているので、警戒しておいて損はないでしょう。
また、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)が2022年10月19日にLemon8におけるアクセス制御不備の脆弱性について発表したという事実もあります。
ただしこれはiOS、AndroidともにLemon8 3.3.5以前のバージョンを利用している場合。これよりあとにアプリをインストールされた方や最新のバージョンにアップデートされている方は関係ないので安心してください。
Lemon8の使い方
それでは、いよいよLemon8の使い方を解説します。
アカウントを開設する
- 【STEP2】
- アカウントを作成します。以下のいずれかを登録、もしくは連携させるだけで簡単に開設できます。
1アカウントにつき投稿内容は1カテゴリーに絞ったほうがいいと先述しましたが、これだけログイン方法があるなら、投稿したいカテゴリーごとにアカウントを作成してもいいですね。 - ①LINE
- ②Googleアカウント
- ③電話番号
- ④メールアドレス
- ⑤Facebook
- ⑥Twitter
- ⑦TikTok
- このとき興味のあるカテゴリーを選択することで、ホーム画面に表示されるおすすめの投稿が変わります。
- 【STEP3】
- ユーザーネームを設定しましょう。あとから変更することもできますが、一度変更したら30日間は変更できなくなること、またユーザーページのURLにふくまれる部分である(自動で生成される文字列のURLもあります)ことから、アカウント開設時に設定しておくことを推奨します。
- 使えるのは英数字、アンダーバー、ピリオドのみ。また15字以内と定められています。
- この時点でプロフィール写真の設定も可能なので、併せて行ってもよいでしょう。もちろんあとから変更可能です。
- 【STEP4】
- 最後に、より詳細なプロフィールを登録します。名前(投稿時に表示される部分)、自己紹介文、性別、年齢、地域、それから先述したリンク先など。
- 名前にはひらがな、カタカナ、英数字、記号、絵文字が使えます。なお、性別や年齢、地域は非公開にすることが可能なので、安心してください。
Lemon8でできること
Lemon8でできることを紹介する前に、まずログイン後に閲覧できるページそれぞれについて解説します。
ホーム画面
画面下の家のアイコンをタップするとホーム画面に移り、「おすすめ」タブにはおすすめの投稿が、「フォロー」タブにはフォロイーの投稿が表示されます。なおフォロータブ内は1列表示です。
検索画面
虫眼鏡のアイコンをタップすると、検索ボックスと「注目ユーザー」(後述する厳選クリエイター、ポテンシャルクリエイターからピックアップされるようです)、おすすめ投稿を表示させる「ハジける発見!」、Lemon8が発表したテーマやキャンペーンに沿った投稿が表示されます。
お知らせ画面
ベルのアイコンをタップすると、新規フォロワーやいいね、保存、コメントなどの通知とLemon8からのお知らせ、週間レポート、おすすめのクリエイターが表示されます。
なお、ここから「Lemon8からのお知らせ」を開くと、投稿を募集しているテーマ、実施中のキャンペーンを確認することができます。
マイページ
人の形のアイコンをタップするとマイページへ。ここでプロフィールや設定を変更することもできます。
自分以外のユーザーと交流
上の画像は、公式アンバサダーの谷まりあさんのユーザーページですが、黄色い「フォロー」ボタンを押すことでフォローすることができます。今後投稿を見ていきたいユーザーを見つけたらここをタップするようにしましょう。
また、その隣の紙飛行機アイコンをタップすると、個別メッセージを送ることができるようになります。フォローされていない、フォローしていない関係性でも利用できる機能です。
他ユーザーの投稿画面に対しては、保存、いいね、コメントができ、そのURLをコピーしてだれかに共有することもできます。
保存するには、ブックマークアイコンをタップするだけ。すると、あとからマイページ上で確認することができます。いいねはハートマークをタップ(画面をダブルタップでも可)、コメントはふきだしのようなアイコンをタップすれば入力画面に遷移します。
いいねをした投稿もマイページ上で確認することができるので、保存し忘れてもいいねさえしていれば安心です。ただ、保存は目的やジャンルごとに任意でフォルダを作成して、そこにそれぞれ登録することができるので、あとから見返すのであれば、保存するほうが使いやすいでしょう。Instagramを利用している方は似た機能があるのでイメージしやすいかもしれません。
また、一番右の矢印マークをタップすると、リンクをコピーしたり、ほかのアプリを通じて別のだれかに共有することができます。
こちらがそのシェア時の画面。LINEやTwitter、Instagram、そして「リンクをコピー」といった選択肢から選べます。
写真や動画を投稿
それではいよいよ投稿方法をお伝えします。
①まずホーム画面下部の「+」をタップ。
②投稿したい写真や動画を選び、「次へ」をタップ。
③テンプレートやフィルターを活用したり、テキスト、ステッカーを挿入したりして写真を加工しましょう。動画を投稿する場合は、このときにBGMの設定ができます。
④最後に、タイトル、キャプション、ハッシュタグ、位置情報を追加して「投稿する」をタップすれば完了です。
テキストテンプレートも用意されており、文章を書くのが得意でない方はそれを使って簡単に視認性の高いテキストを入力することができます(左)。
また、ハッシュタグを入力する際は、先述のとおりサジェストされる中から選ぶことができるのですが、このとき「公式」と書かれているものは、開催中のキャンペーンにちなんだタグです(右)。
⑤投稿完了するとこのような画面が表示され、このままLINEやInstagramなどでシェアすることができます。
動画の場合は9:16を推奨します。こちらはTikTokと同じ比率なので、ひとつ動画を作成すれば、簡単にふたつのプラットフォームで投稿することができます。
CanvaにはLemon8用にデザインするコンテンツページが存在するので、すぐにお洒落な画像、動画を制作できそうです。
複数の写真を使ってコラージュ
2枚以上の写真を選択すると、コラージュ画像を作成することもできます。(もちろんそのまま複数枚投稿することも可能です)
①写真を2枚以上選択し、「コラージュ」をタップ。
②グリッドかスクラップブックを選択可能。グリッドの場合、分割の仕方を選ぶことができます。
③スクラップブックの場合、写真を重ねたり大きさを変更したり、自由にコラージュできます。
投稿キャンペーンに参加
投稿キャンペーンに参加するには、まずお知らせ画面を開き、「Lemon8からのお知らせ」を開きます。すると、開催中のキャンペーンや投稿を募集しているテーマを見つけることができるので、自身の発信したい内容に合ったものを選んで応募(投稿)してみましょう。
それぞれ応募条件などはキャンペーンページに記載されているので、よくお読みのうえ、ご参加ください。
顔型診断・肌診断・BODYタイプ診断・髪色シミュレーション
先に少し触れましたが、Lemon8ではさまざまな診断をアプリ上で行うことができます。自身に合ったスキンケアやメイク、ファッションについて知りたい方は試してみるとよいでしょう。
ほかに髪色シミュレーションも可能です。使い方はその場で自身の写真を撮るか、すでに持っている写真をアップロードするか、簡単な質問に答えるだけ。
どんな色やどんな服が似合うのか参考にできるだけでなく、髪色シミュレーションに関しては体験後、髪色を変えた写真が自動で保存されるので、プロフィール画像にしたり、美容師さんにシェアしてヘアカラーのオーダー時に役立てたりすることも可能です。
診断&シミュレーション画面を開く方法は3通り。
①マイページを開いたあと、右上のキラキラしたアイコンをタップする。
②ホーム画面の左上のアイコンをタップする。
ただし②の方法では髪色シミュレーションは選択できないので要注意です。
③Lemon8上で「Lemon8(+顔型・肌・BODYタイプ)診断」「髪色シミュレーション」と検索する。
特に注目されている顔型診断についてもう少し説明をすると、その場で自撮りをするだけで、輪郭や目、眉、唇の形、鼻の大きさ、それぞれのパーツの比率などを総合的に判断して顔型診断レポートを生成してくれます。
友人や著名人と自身の顔のタイプを比較できるだけでなく、分析結果に基づいて表示される、おすすめのメイクに関する投稿によって、情報を得ることも可能。
診断可能な内容と項目
- 顔タイプ:額、頬骨、顎の幅を表示し、それぞれの顔タイプに合わせたメイクのコツを提示
- 顔の縦幅比率:上顔面、中顔面、下顔面、その黄金三角比を表示し、顔比率に合わせたメイクのコツを提示
- 眉毛の形:眉の長さ、角度に合わせたメイクのコツを提示
- 鼻の大きさ:鼻の幅、高さに合わせたシェーディングのコツを提示
- 目の形:目の縦横幅、角度を総合的に見た形を表示し、アイメイクのコツを提示
- 唇の形:口の幅、唇の厚さ、人中(鼻の下)や顎の長さに合わせたリップメイクのコツを提示
これらのデータをもとに「スイートガール」や「キュートキャット」といった顔タイプを表示してくれます。
同じ顔タイプのユーザーとLemon8上のコミュニティでつながることもでき、メイクのヒントにしたり、お悩みを解決させたり、といった具合に情報を受け取るばかりでなく、自らのメイクについて発信することも可能です。
さまざまな情報が氾濫する時代に、自身に合った情報をタイパよく見つけられるのもLemon8が人気の理由かもしれません。もちろん、診断結果とは関係なく、したいメイクをするという選択肢も素敵です。Lemon8には多くのメイク術が投稿されているので、バリエーションを広げるお手伝いができるのではないでしょうか。
なお顔タイプ診断というと、日本顔タイプ診断協会による分類方法を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、こちらはまったくの別物。それぞれで異なる診断結果が出たと感じた方も、そもそも分類方法が異なるので、それはそれとして認識しておくとよいでしょう。
顔型診断の結果は、「投稿」ボタンを押すと現れる「写真をダウンロード」という選択肢から、スマホのアルバム内に保存することができます。くわしくはLemon8公式アカウントの投稿をご覧ください。
厳選クリエイター・ポテンシャルクリエイターとは
「厳選クリエイター」とは、Lemon8の運営チームに選ばれた、高い頻度で魅力的な投稿を続けているユーザーのこと。次のステップに招待されることで、より注目を集めやすい投稿をするためのアドバイスをもらえたり、限定イベントに参加できるようになったりします。
実際に2022年には「Lemon8 SparklingDay」という厳選クリエイターを集めたイベントが渋谷で行われました。
厳選クリエイターになるには、「ポテンシャルクリエイター」になることが入り口になるようです。
ポテンシャルクリエイターとは、やはりLemon8の運営チームに選ばれた、素敵な投稿をしているクリエイターのこと。選出されると、注目ユーザー枠、おすすめクリエイター枠への掲載率、記事での紹介率が上がるようです。
実は筆者もアカウントを開設して1か月ほど(6投稿くらい)でポテンシャルクリエイターに選出されたのですが、自身ふくめ、ポテンシャルクリエイター限定のチャットに招待されているユーザーは開設から間もない方が多いので、Lemon8がいかにユーザー育成に力を入れているかがうかがえます。
ポテンシャルクリエイター限定のオープンチャットでは、クリエイター同士が情報を共有したり、運営担当者がバズるコツをアドバイスしたり、日々活発な交流が行われています。
成長中の市場に飛び込む意義
「SNS」の定義は時に異なるものの、広義で見るなら今や利用していない方のほうが少ないのではないかと思うほどの戦国時代。次々に新しいアプリが生まれては、定着せずに廃れています。
「ある程度流行ってから利用してみよう」と思う方もいるかもしれませんが、なにが流行るか予想を立てるのはとても難しいです。それならいっそ、アーリーアダプターになるのは難しくとも、知った時点でまずトライしてみる、その精神で挑んでみてもいいのかもしれません。
市場が醸成する前に踏み出すことのメリットは、やはり注目を集めやすいということ。企業や店舗などがこれからSNSを始める場合は、もしかしたらすでに巨大なプラットフォームとなったInstagramやTikTokのアカウントを開設するよりも、新しいプラットフォームに飛び込んだほうが集客効果を見込める可能性もあります。
特にLemon8は情報を発信・収集するというメディア的性質を持ったSNSなので、企業アカウントも活用しやすいはずです。実際にすでにビジネス利用している方も見かけます。(繰り返しになりますが商用利用はNGであるため、過度なPRや勧誘するといった行為は見かけません)
注目を集めることが目的でなくても、単純に新しいアプリはローカルルールも少なく、反応もフラットなため、いろいろと自分なりの表現を試せる場所でもあります。
筆者は動画編集スキルを磨きたくて始めたのですが、Lemon8ではほかのSNSよりもカジュアルにコメントを送り合う傾向が見られ、見てくれている人がいるということが可視化されると、次のクリエイティブの励みになります。
企業も個人も、発信したいものがある方はLemon8を始めてみてはいかがでしょうか。
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