AIVA(アイバ)とは?料金や商用利用・企業活用・使い方を解説!
動画広告やSNSコンテンツ、店舗BGMなど、企業が音楽を必要とする場面はますます増えています。一方で、楽曲を外注するとコストや納期の負担が大きく、「もっと効率的にオリジナルBGMを用意できないか」と悩む担当者も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、AIがオリジナル楽曲を自動生成する音楽制作ツール「AIVA(アイバ)」です。専門知識がなくても、スタイルを選ぶだけで短時間にBGMを作成でき、制作コストと工数の両面で効率化を図れます。
この記事では、AIVAとは何かという基本から、料金プラン、商用利用の条件、著作権の扱い、具体的な使い方までをわかりやすく解説します。企業での活用シーンや向いている人も紹介するので、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
AIVAとは

AIVAは、ルクセンブルクに本拠を置くAIVA Technologies SARLによって開発されたAI音楽生成ツールです。音楽家とエンジニアのチームによって運営されており、個人のニーズに合わせた楽曲をAIで提案する仕組みづくりを進めています。
クラシック音楽やシンフォニック音楽の作曲に特化しており、モーツァルトやベートーヴェンなどが作曲した3万曲の楽譜を学習しています。
フランスの著作権団体SACEMから公式な作曲家として認定された初のAIであり、商用での使用にも対応しています。
どのような音楽を生成できるのか
AIVAでは、クラシックやシネマティック、ポップ、ロック、エレクトロニックなど、多彩なスタイルから楽曲を生成できます。オーケストラ楽曲の作曲を目的として開発された経緯があり、映画やゲームのサウンドトラックのような壮大で表情のある音楽を作り出すことを得意としています。
生成した楽曲は、テンポやキー、楽器構成、曲の長さといった要素を細かく調整できます。イメージに近い雰囲気の音源を土台にしながら、狙った方向へ仕上げていく使い方も可能です。
用途に応じて多様な音楽を生み出せるため、プロのクリエイターから初心者まで扱いやすいツールとして知られています。
企業利用でAIVAが注目される理由
企業がAIVAに注目する背景には、動画コンテンツやSNSマーケティングの拡大があります。企業PVやWeb広告、店舗BGMなど音楽を必要とする場面が増える一方で、外注による楽曲制作にはコストと時間の負担がともないます。
AIVAを導入すれば、必要なタイミングでオリジナルのBGMを内製できます。フリー素材のように他社と楽曲が重複する心配が少なく、ブランドイメージに合った独自の音源を用意しやすい点も企業向きです。
プランによって商用利用の条件が定められているため、利用範囲を確認したうえで運用すれば、限られたリソースのなかでも音楽制作を効率化できます。
AIVAの主な特徴

AIVAの主な特徴は、AIによる楽曲生成を軸に、ジャンル選択、雰囲気の調整、複数案の作成に対応している点です。
作曲ソフトに慣れていない人でも、目的に合わせた音楽制作を始められます。動画、広告、ゲームなど、BGMが必要なコンテンツ制作と相性のよいサービスです。
AIVAの主な特徴
- AIによる楽曲生成ができる
- ジャンルや雰囲気に応じた制作に対応している
- 短時間で複数パターンを生成できる
- 動画・広告・ゲーム向け音源制作に活用しやすい
ここでは、AIVAを選ぶうえで押さえておきたい4つの特徴を順に見ていきます。
AIによる楽曲生成ができる
AIVA最大の特徴は、人工知能が楽曲そのものを作曲する点にあります。多くの楽曲データを学習したAIが、指定された条件に沿ってメロディやハーモニー、リズムを組み立てるため、利用者は作曲の専門知識を持たなくても楽曲を手にできます。
操作はシンプルで、作りたい音楽のスタイルを選ぶだけで自動的に楽曲が生成されます。楽譜を書いたり楽器を演奏したりする必要はありません。作曲の経験がない方でも、頭の中のアイデアを実際の音として形にできます。
制作のハードルを大きく下げてくれる仕組みが、AIVAならではの魅力です。
ジャンルや雰囲気に応じた制作に対応している
AIVAは、幅広いジャンルや雰囲気に合わせた楽曲制作に対応します。壮大なシネマティック音楽から明るいポップス、落ち着いたアンビエントまで、用途に応じたテイストを選べる柔軟性が持ち味です。
感動的なブランドムービーには荘厳なオーケストラ調を、テンポの良いプロモーション動画には躍動感のあるエレクトロニックをといった使い分けも簡単です。スタイルを指定するだけで狙いに沿った楽曲が生まれるため、映像と音楽のミスマッチを防ぎながら制作を進められます。
短時間で複数パターンを生成できる
AIVAは、数分のうちに複数の楽曲パターンをまとめて生成できます。同じ条件を指定しても出力のたびに異なるメロディやアレンジが得られるため、そのなかからイメージに最も近い1曲を選べる仕組みです。
従来の音楽制作では、1曲を仕上げるのに数日から数週間を要する場合もありました。AIVAを使えば、複数の候補を比較しながら効率よく制作を進められます。締め切りの厳しいプロジェクトや、多くのBGMをそろえたい場面でも力を発揮するツールです。
動画・広告・ゲーム向け音源制作に活用しやすい
AIVAは、動画や広告、ゲームといった映像・エンタメ分野の音源制作に向いています。サウンドトラック制作を得意とする設計のため、シーンの雰囲気を引き立てるBGMやジングルを効率よく用意できます。
生成した楽曲はテンポや長さを調整でき、必要な部分だけを書き出すことも可能です。映像の尺や演出に合わせやすいため、制作現場での実用性が高まります。
プランによっては生成した楽曲の商用利用や所有権の取得にも対応しており、クライアントワークや商品への組み込みを想定した使い方も検討できます。
AIVAが企業で活用される理由

AIVAが企業で活用される理由は、コンテンツ制作に必要な音楽を効率よく準備できるからです。動画や広告では、BGMが視聴者に与える印象を左右します。
AIVAを使えば、外注前のラフ案作成や社内提案用の音源づくりを進めやすくなります。
動画コンテンツ需要の増加に対応しやすい
企業では、商品紹介動画、採用動画、SNS投稿、ウェビナー、研修動画など、さまざまな場面で動画を活用します。動画ごとに適したBGMを用意するには、選曲や制作に時間がかかることもあります。
AIVAを活用すれば、コンテンツの目的に合わせた音楽案を作成でき、動画制作を進めやすくなります。継続的に動画を発信する企業ほど、音源制作の効率化を検討しやすいでしょう。
音楽制作のスピードと量産性を高めやすい
AIVAは、短時間で複数の楽曲候補を生成できるため、音楽制作のスピードと量産性を高めたい企業に向いています。
広告やSNS運用では、複数の動画を同時に制作したり、媒体ごとに異なるBGMを用意したりすることがあります。
AIVAを使えば、制作担当者が楽曲案を比較しやすくなり、映像に合う音源を選ぶまでの時間を短縮できます。外注前の方向性確認にも役立ちます。
制作コストの最適化につながる
AIVAは、音楽制作にかかるコストを最適化したい企業にも適しています。すべてのBGMを外注すると、案件ごとに費用や確認工数が発生します。
AIVAを活用すれば、仮音源、社内用コンテンツ、複数案のたたき台を自社で作成しやすくなります。重要なブランド楽曲は外注し、量産が必要なBGMはAIで作るといった使い分けにより、制作全体の効率を高められます。
AIVAを活用できるビジネスシーン

AIVAは、企業の動画制作、広告、イベント、研修コンテンツなど、継続的にBGMが必要な場面で活用できます。
目的に合わせた楽曲候補を短時間で作成できるため、企画段階のたたき台づくりや複数案の比較に役立ちます。
ここでは、Aivaが実際に力を発揮する代表的なビジネスシーンを取り上げ、それぞれどのように役立つのかを具体的に見ていきます。
企業PV・ブランドムービーのBGM制作
AIVAは、企業PVやブランドムービーのBGM候補を作る場面で活用できます。映像の印象は音楽によって大きく変わるため、落ち着いた雰囲気、先進的な印象、壮大な世界観など、複数の方向性を比較できる点が便利です。
企画段階で仮音源を用意できれば、社内確認やクライアント提案も進めやすくなります。公開用の映像に使う場合は、利用プランと権利条件を事前に確認しておく必要があります。
展示会・イベント・店舗BGM
展示会、イベント、店舗では、空間の雰囲気に合ったBGMが求められます。AIVAを使えば、ブランドイメージや来場者の体験に合わせた楽曲候補を作成できます。
落ち着いた商談スペースには穏やかな音楽、製品発表イベントには高揚感のあるBGMを用意するなど、用途に応じた使い分けもしやすいでしょう。会場や店舗で再生する場合は、商用利用の範囲や再生場所に関する条件を確認することが重要です。
YouTube・SNS等のオウンドメディア向け楽曲
AIVAは、YouTubeやSNSなど、企業が運用するオウンドメディア向けのBGM制作にも役立ちます。ショート動画、商品紹介、採用コンテンツ、ノウハウ動画では、内容に合った音楽が視聴体験を支えます。
投稿本数が多い企業ほど、毎回BGMを探す手間を減らしやすくなるでしょう。収益化や広告配信を行う場合は、利用範囲が契約プランの条件に合っているかを確認してから公開する必要があります。
ゲーム・アプリ開発におけるサウンド制作
ゲームやアプリ開発では、タイトル画面、バトル、イベント、メニュー画面など、シーンごとに異なる音楽が必要になることがあります。AIVAを活用すれば、世界観に合わせたBGM候補を複数作成でき、開発初期のサウンド検討を進めやすくなります。
正式にリリースする作品へ組み込む場合は、商用利用の可否、配布形態、権利の扱いを事前に確認することが欠かせません。特に有料販売やアプリ内課金を行う場合は、慎重に条件を見ておきましょう。
eラーニング・研修動画のBGM
eラーニングや社内研修動画では、受講を妨げない自然なBGMが求められます。AIVAを使えば、落ち着いた雰囲気や集中しやすいトーンの楽曲候補を作成できます。
講義、操作説明、オンボーディング動画など、内容に合わせて音楽の方向性を変えられる点も便利です。社内利用に限る場合でも、契約プランで認められる利用範囲や、動画の配布先を確認しておくと安心です。
ポッドキャスト・企業配信コンテンツ
AIVAは、ポッドキャストや企業の音声配信コンテンツにも活用できます。番組のオープニング、エンディング、コーナー切り替え用の短いBGMを用意することで、配信全体の印象を整えられます。
企業名やブランドイメージと結びつく音源として継続利用する場合は、楽曲の独自性や利用期間の条件も確認した方がよいでしょう。配信プラットフォームで収益化する場合は、ライセンス条件との整合性を見ておく必要があります。
AIVAで生成した音楽は商用利用できる?

AIVAで生成した音楽は、利用プランやライセンス条件に応じて商用利用が可能です。ただし、無料プランと有料プランでは、利用範囲、クレジット表記、権利の扱いが異なります。
プランによる違いを以下にまとめました。
| プラン名 | 商用利用 | 利用可能な範囲 |
| Freeプラン | 不可 | 個人利用、非公開の試作など |
| Standardプラン | 一部可能 | YouTube、Twitchなどの特定プラットフォームのみ |
| Proプラン | 可能 | 配信、販売、広告、アプリ、CD制作など全般 |
YouTube、SNS広告、ゲーム、クライアントワークなどで使う場合は、公開前に公式の利用条件を確認することが重要です。
参照:AIVA Pricing
<商用利用できる条件
AIVAで生成した楽曲を商用利用するには、対応した有料プランへの加入が前提になります。無料プランには商用利用の制限が設けられているため、収益を目的とした動画や広告、商品への利用を考えている場合は、用途に合ったプランを選ぶ必要があります。
有料プランでも利用できる範囲はプランごとに異なります。公開先、収益化の有無、納品形態、クレジット表記の要否を確認したうえで、用途に合うプランを選びましょう。
参照:AIVA Pricing
著作権・所有権の扱い
AIVAで生成した楽曲の著作権や所有権の扱いは、利用プランによって異なります。法人利用では、生成した音楽を自社コンテンツに使うだけなのか、クライアントへ納品するのかによって確認すべき項目が変わります。
権利を自社で保有できるのか、AIVAへのクレジット表記が必要なのか、契約終了後も継続利用できるのかを事前に確認してください。
YouTube・SNS・広告・ゲームでの利用可否
YouTubeやSNS、広告、ゲームでの利用可否は、契約プランと利用規約に沿って判断します。収益化をともなわないケースと、広告収入や商品販売が発生するケースでは、必要なプランが変わります。
YouTubeの収益化や広告への使用は商用利用にあたるため、対応するプランの条件を満たしておく必要があります。
ゲームやアプリへ組み込む際は、所有権や再配布の可否まで踏み込んで確かめておくと、公開後のトラブルを防ぎやすくなります。
クライアントワークで使う際の注意点
クライアントワークでAIVAの楽曲を使う場合は、生成した音楽を納品物に含められるかを確認する必要があります。自社内で使うBGMと、顧客へ納品する広告動画やゲーム用音源では、権利上の扱いが異なる場合があります。
契約書には、使用範囲、再利用の可否、権利帰属、クレジット表記の扱いを明記しておくと安心です。曖昧なまま納品すると、後から利用範囲をめぐるトラブルにつながる可能性があります。
法人利用時に確認すべきライセンス項目
法人でAIVAを利用する際は、契約前に確認しておきたいライセンス項目がいくつかあります。トラブルを避けるためにも、以下のポイントをチェックしておきましょう。
- 生成した楽曲の所有権が利用者側に帰属するか
- 商用利用が可能な範囲と、対象となる媒体や用途
- 楽曲の再配布や二次利用が認められているか
- クレジット表記が必要かどうか
- 複数人での利用やチーム運用に対応しているか
これらの条件はプランのグレードによって変わります。自社の利用目的と照らし合わせ、必要な権利がカバーされているプランを選ぶことが大切です。判断に迷う場合は、公式のサポートへ問い合わせて確認しておくと導入後も安心して運用できます。
AIVAの利用料金は?

AIVAには、利用目的や作業頻度に合わせて以下のように3つのプランが用意されています。
- Freeプラン
- Standardプラン
- Proプラン
各プランの特徴についてまとめているので、制作の目的や今後の展開を考えながら、自分に合ったプランを選ぶ参考にしてみてください。
企業利用では、月額料金だけでなく、商用利用の範囲、著作権、ダウンロード制限、クレジット表記の有無まで比較することが大切です。
Freeプラン
フリープランは、ジャンル指定やステップバイステップ生成などの基本的な機能は一通り使えるプランです。
ただし、ダウンロードできる音質はMP3およびMIDI形式に限定されており、高音質の形式であるWAV形式での出力はできません。また、コード進行の可視化や詳細設定にも対応しておらず、月にダウンロードできる楽曲は3件までに制限されているため、本格的な制作には物足りなさを感じる場面もあるかもしれません。
それでも、まずはAI作曲の仕組みを試してみたい方や、使用感をじっくり確かめたい方にとっては十分な機能が揃っています。使い方をひと通り把握したうえで、用途に応じて上位プランへの切り替えを検討するとスムーズです。
Standardプラン
スタンダードプランは、YouTubeやTwitchといった配信プラットフォームでの商用利用に対応したプランです。月額は15ユーロですが、年間契約であれば月あたり11ユーロまで抑えられます。
WAV形式での高音質ダウンロードが可能になり、コード進行の可視化やプリセットの指定にも対応しています。生成した楽曲は月15回までダウンロードでき、1曲あたりの長さは最大5分まで対応しています。フリープランと異なり、使用時のクレジット表記も不要になります。
ただし、広告制作や音源販売のように収益が直接発生する用途には対応していません。今後の活用範囲を広げたい場合は、プロプランの条件も確認しておくと安心です。
Proプラン
プロプランは、CD販売やアプリへの組み込みなど、商用活動の制限が一切なく、生成した楽曲の著作権をユーザーが保有できる唯一のプランです。月額料金は49ユーロで、年間契約なら月あたり33ユーロとなります。
ダウンロードの上限は月300回まで、1曲あたりの最大長は5分30秒まで対応しています。出力形式はMP3・MIDI・WAVすべてに対応しており、配信用・編集用・マスタリング用といった用途別の書き出しも効率的に行えます。
プリセット(スタイル)の細かい設定やループ構成、参考音源からのスタイル抽出など、AIVAが提供するすべての生成・編集機能が解放されるため、AIVAを最大限に活用したい企業や個人事業主におすすめのプランです。
法人利用に向いているプランの選び方
法人利用では、最も安いプランではなく、利用目的に合うプランを選ぶことが重要です。社内研修動画だけで使うのか、広告配信に使うのか、クライアントに納品するのかによって必要な条件は変わります。
特に確認したいのは、商用利用の範囲、著作権や所有権の扱い、クレジット表記、契約終了後の利用可否です。迷う場合は、実際の利用シーンを整理してからプランを比較すると判断しやすくなります。
参照:AIVA Pricing
料金プランを選ぶ際の注意点
料金プランを選ぶ際は、月額の費用だけでなく、商用利用の可否や権利の扱いまで含めて総合的に判断しましょう。
安いプランでも、商用利用や納品用途に制限があれば、企業利用には合わない場合があります。ダウンロード数、音源形式、クレジット表記、権利の扱い、公開媒体の範囲を確認しましょう。
料金や条件は変更される可能性があるため、記事や口コミだけで決めず、契約前に公式情報を確認してください。
参照:AIVA Pricing
AIVAの使い方・登録方法の手順

AIVAの操作はシンプルで、以下の手順で進めることで初めての方でも無理なく進められるように整えられています。
- 公式サイトにアクセスして「Create a free account」をクリック
- ログイン方法を選択する
- 利用規約とプライバシーポリシーに同意する
- 「Create Track」「From a Style」をクリック
- 作りたいジャンルを選んで「Create」をクリック
- 設定を選択して「Create tracks」をクリック
- 楽曲を聴く
登録から制作までの手順を画像と共に順番にまとめましたので、ぜひ参考にしながら進めてみてください。
公式サイトにアクセスして「Create a free account」をクリック

まずは公式サイトへアクセスし、「Create a free account」をクリックしましょう。
ログイン方法を選択する

ログイン画面が開くので、メールアドレスの登録か、Google・Facebookアカウントでのログインのいずれかを選択しましょう。
利用規約とプライバシーポリシーに同意する

EULAとプライバシーポリシーに同意するにチェックを入れ、「Create account」をクリックします。しっかり利用規約とプライバシーポリシーの内容も把握してから同意するよう気をつけましょう。
「Create Track」「From a Style」をクリック

登録が完了したら、さっそく楽曲を生成してみましょう。メニューにあるCreate Trackをクリックし、From a Styleを選択します。
作りたいジャンルを選んで「Create」をクリック

From a Styleをクリックすると、スタイルの選択画面が表示されるので、自分の好みに合ったスタイルを選びましょう。再生アイコンをクリックすると、どんなジャンルの音楽なのか視聴できます。
スタイルが決まったら、「Create」をクリックします。
設定を選択して「Create tracks」をクリック

曲のキー、曲の長さ、生成数の設定が完了したら、Create tracksをクリックします。楽曲の生成が始まるので、完成を待ちます。
楽曲を聴く

生成が完了したら、楽曲のダウンロードのまえに視聴をしましょう。タイトルを変更したい場合は、タイトル部分をダブルクリックすることで変更可能です。
AIVAで楽曲を生成する方法

AIVAには、目的や制作スキルに応じた以下のような生成方法が用意されています。
- スタイルから生成する
- コード進行から生成する
- ステップバイステップから生成する
- 音源から生成する
それぞれ解説するので、特徴を把握して自分に合った方法を選ぶための参考にしてみてください。
スタイルから生成する
AIVAでは、用意されたスタイルを選択するだけで楽曲の骨組みが生成されます。スタイルには楽器の編成や楽曲の長さ、全体の雰囲気が用意されているため、自分で一から組み立てることなく音楽が生成されます。
とくにクラシック、シネマティック、映画音楽といったスタイルはプリセットの完成度が高く、曲の表情や深みに違いが出やすくなっています。複数のスタイルを試しながら、自分に合った楽曲をスムーズに探せるでしょう。
AIVAのスタイル活用は、制作効率を高めてくれるはずです。
コード進行から生成する
AIVAでは、コード進行から楽曲を生成する機能も用意されています。スタイル選択による自動生成とは異なり、あらかじめ自分で和音の流れを決めておくことでイメージにあった展開を実現しやすくなります。
設定された和音進行に合わせてメロディやリズムの動きが決まるため、イメージしている楽曲と出来上がる曲に大きなズレが生じにくくなります。曲全体の流れに一貫性を持たせたい場合や、場面に合わせて特定のハーモニーを活かしたい場面でも、コード主導の生成が役立つでしょう。
入力したコード進行は、MIDIデータとして出力できます。コードだけを素材として保存し、別の作品に転用するような使い方もできるため、音楽制作以外の学習や研究の目的でも活用しやすい機能です。
ステップバイステップから生成する
ステップバイステップは、楽曲をセクション単位で組み立てられる方式です。イントロ、Aメロ、サビといった各パートを分けて生成できるため、構成の流れを意識しながら制作できます。
特定のシーンや演出に合わせて構成を調整する用途にも適しています。物語の流れに沿って場面ごとの雰囲気を変えたり、映像作品の時間軸にあわせて構成を最適化したりする使い方にも有効でしょう。
一括生成では難しい展開の緩急も、ステップバイステップなら柔軟に設計できます。場面ごとにリズムや雰囲気を変えたいときや、ストーリー性のある構成を重視したいときには、使い勝手の良い手法として選ばれています。
音源から生成する
AIVAの「From an Influence」を活用して音源から生成することも可能です。音源ファイルの特徴を分析し、そのスタイルをもとに新たな楽曲を生成できる機能で、好きな曲の雰囲気や展開を参考にしながら楽曲を制作できます。
アップロードされた音源は、全体のテンポやリズム、コード進行、音色の重なり方などを自動的に解析します。解析された要素を構成素材として取り込みつつ、別の曲として生成するため、イメージは引き継ぎつつもオリジナルの楽曲が生まれるのです。
元となる音源をベースにして自分らしさを出す場合や、クライアントから参考音源を渡された場合など、実務レベルの制作でも活躍できる機能です。
AIVAと他のAI音楽生成ツールの違い

音楽生成AIにはSuno、Udio、Soundrawなど、さまざまな競合ツールがあります。その中でAIVAを検討する理由の一つは、ボーカルのないインストゥルメンタルBGMを作成しやすく、企業動画、広告、ゲーム、研修コンテンツなどの背景音楽に活用しやすい点です。
SunoやUdioは、ボーカル入り楽曲の生成でも注目されている音楽生成AIです。一方で、企業のプロモーション動画やナレーション付きコンテンツでは、歌入りの楽曲が映像や話し声と重なり、BGMとしては使いにくい場合があります。AIVAは、映像の雰囲気を支えるインスト系BGMの候補を作りたい企業にとって、比較しやすい選択肢になるでしょう。
権利面では、AIVAのProプランで生成した楽曲について、著作権をユーザーが所有できると公式に案内されています。音楽生成AIはツールごとに、著作権の帰属、商用利用の範囲、クレジット表記、クライアントワークでの利用可否が異なります。
そのため、受託制作や商品・アプリへの組み込みを検討する法人は、料金だけでなくライセンス条件まで確認することが重要です。AIVAは、インスト系BGMの制作と権利面の確認を重視する企業にとって、有力な候補の一つといえます。
参照:AIVA Pricing
参照:AIVA Terms and Conditions
AIVAはどんな企業・人に向いている?

AIVAは、音楽制作のコストや時間を抑えたい企業から、手軽に楽曲を作りたい個人まで、幅広い層に向いているツールです。
- 外注費や制作工数を削減したい映像制作会社・広告代理店
- 大量のオリジナルBGMが必要なゲーム・アプリ開発企業
- 自社のSNSやYouTubeでPRを強化したいマーケティング担当者
- 効率的に楽曲を制作したいクリエイター
- SNSやYouTubeで楽曲を発信したい人
ここでは、AIVAが力を発揮する代表的な企業や人物像を取り上げ、それぞれどのように活用できるのかを見ていきます。い。
外注費や制作工数を削減したい映像制作会社・広告代理店
映像制作会社や広告代理店にとって、AIVAは制作コストと工数の両面でメリットのあるツールです。案件ごとに作曲家へ楽曲を外注すると、費用がかさむうえ、納品や修正のやり取りにも時間を要します。社内でAIVAを運用すれば、こうした負担を軽くできます。
映像のトーンに合わせたBGMをその場で生成できるため、制作スケジュールを圧迫せずに音楽を用意できます。複数パターンを短時間で作り出せる点は、クライアントへの提案の幅を広げるうえでも有効です。
限られた予算と納期のなかで数多くの案件をこなす制作現場において、AIVAは業務効率化を支える存在になります。
大量のオリジナルBGMが必要なゲーム・アプリ開発企業
ゲームやアプリの開発企業は、多くのBGMを効率よく用意する必要があります。ステージやシーン、操作画面ごとに異なる楽曲が求められるため、すべてを外注するとコストと期間が膨らみがちです。AIVAを使えば、必要な音源を社内で柔軟に生成できます。
サウンドトラック制作を得意とするAIVAは、世界観を表現する楽曲づくりに向いています。開発の進行に合わせて音源を追加したり、雰囲気の異なるパターンを試したりする作業もスムーズに進みます。
楽曲を商品へ組み込む際は、商用利用や所有権の条件を満たすプランを選ぶ必要があるため、契約前に公式のライセンス内容を確かめておきましょう。
自社のSNSやYouTubeでPRを強化したいマーケティング担当者
自社のSNSやYouTubeでPRを強化したいマーケティング担当者にも、AIVAは適しています。動画コンテンツを継続的に発信するには、投稿ごとにBGMが欠かせません。素材サイトを探し回る手間をかけずに、必要なタイミングで楽曲を用意できます。
チャンネルやアカウントの世界観に合わせて音源をそろえれば、ブランドの印象を統一しやすくなります。フリー素材のように他社と楽曲が重複する心配も減らせます。
収益化を前提とする場合は商用利用の条件を満たすプランが必要になるため、投稿を始める前にプランの内容を把握しておくと運用がスムーズです。
効率的に楽曲を制作したいクリエイター
曲の構成づくりから編曲、音質の調整までが自動で進むAIVAは、効率的に楽曲を制作したいクリエイターにも向いているツールです。
一般的に、楽曲を仕上げるにはどんな音楽を作るかのイメージ整理に加えて、音の構成や使用する楽器の選定、音量や配置の調整など、多くの判断をする必要があります。しかしAIVAでは、ジャンルや雰囲気を選ぶだけで楽曲の全体像が自動でつくられるため、効率的に楽曲を作成しやすくなっています。
簡単に高品質な楽曲が生成されるので、編集の手間がかかりにくいという点も、スムーズに作業を進めるためのメリットといえます。
SNSやYouTubeで楽曲を発信したい人
AIVAで制作された音源は、SNSや動画投稿サイトにそのまま活用しやすいという特徴があります。曲の長さが短めで、音の強弱やテンポなどもシンプルにつくられるため、短い動画にそのまま使用してもスムーズに馴染みやすくなっています。
また、生成した音源はそのまま編集ソフトに取り込める形式で出力されるため、携帯やPCでも扱いやすいです。
著作権についても、商用利用が可能なプランを選べば、自作動画やプロモーション用のコンテンツにそのまま使用することができます。出力後はそのままSNSや外部プラットフォームに投稿できる点も、SNSやYouTubeで楽曲を発信したい人に向いている理由のひとつです。
AIVAに関するよくある質問

ここでは、AIVAの利用を検討する方から寄せられることの多い疑問をまとめました。商用利用や著作権、公開先での使い方、法人利用時の注意点など、契約前に押さえておきたいポイントを中心に解説します。
AIVAは商用利用できますか
はい、対応した有料プランに加入すれば商用利用できます。無料プランには商用利用の制限が設けられているため、収益を目的とした動画や広告、商品への利用には有料プランが必要です。
ただし、商用利用が認められる範囲はプランのグレードによって変わります。自社の用途がカバーされているかを、契約前に公式の利用規約でご確認ください。
参照:AIVA Pricing
AIVAの著作権はどうなりますか
生成した楽曲の著作権や所有権は、契約するプランによって扱いが変わります。上位プランほど、楽曲の権利を利用者が広く保持できる仕組みです。
商品への組み込みや再配布をともなう用途では、必要な権利を取得できるプランかどうかが判断の分かれ目になります。権利条件は改定される場合があるため、契約時に公式の利用規約で最新の内容をお確かめください。
YouTubeや広告に使えますか
使用可能ですが、対応した有料プランの条件を満たす必要があります。YouTubeの収益化や広告への使用は商用利用にあたるため、無料プランでは対応できません。
AIVAの利用条件に加えて、YouTubeなど公開先のプラットフォーム規約もあわせて確認しておく必要があります。用途に合ったプランを選べば、公開後のトラブルを防ぎながら活用できます。
参照:AIVA Pricing
法人利用で注意すべき点は何ですか
商用利用の範囲、楽曲の所有権、再配布の可否といったライセンス条件を、契約前に確認することが重要です。自社の利用目的に必要な権利がカバーされているプランを選びましょう。
チームでの利用に対応しているかも押さえておきたいポイントです。判断に迷う場合は、公式のサポートへ問い合わせておくと、導入をスムーズに進められます。
参照:AIVA Pricing
まとめ|AIVAで音楽制作コストを最適化しよう

AIVAは、人工知能がオリジナルの楽曲を自動で生成する音楽制作ツールです。専門的な知識がなくても、スタイルを選ぶだけで短時間に楽曲を作り出せます。
企業PVやブランドムービー、SNS動画、ゲームやアプリのサウンドまで、音楽を必要とするさまざまなビジネスシーンで活用できる点が魅力です。外注に頼らず社内で楽曲を用意できるため、制作コストと工数の両面で効率化を図れます。
一方で、商用利用の可否や著作権の扱いは契約するプランによって変わります。用途に合ったプランを選び、公式の利用規約を確かめたうえで運用することが、トラブルを防ぐ大切なポイントになります。
まずは無料プランでAIVAの使い勝手を試し、自社やご自身の目的に合うかどうかを見極めてみてはいかがでしょうか。
その他の音楽生成AIを知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
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