
メタディスクリプションとは?最適な文字数や書き方について、確認方法まで網羅的に解説
「メタディスクリプションって何だろう?」「SEOに影響するって聞いたけど本当?」と疑問に感じたことはありませんか。言葉自体は知っていても、重要なものなのかわからずに設定せず放置しているケースも多いようです。
メタディスクリプションは、検索結果でユーザーに最初に読まれる重要な情報です。検索順位に直接の影響はないものの、クリック率やユーザーの満足度に大きく関わる要素として、SEO対策においても見過ごせません。
この記事では、メタディスクリプションの役割・メリット・適切な文字数・効果的な書き方・設定方法・確認手順まで、実践的なポイントを一つずつ丁寧に解説します。この記事を読めば、誰でもすぐにメタディスクリプションを活用できるようになります。
目次
メタディスクリプションとは?
メタディスクリプション(meta description)とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索した際に、検索結果ページでタイトルの下に表示される文章のことです。
検索エンジンがページの内容を自動で抽出して表示する場合もありますが、自分で任意の説明文を設定することも可能です。あらかじめ設定しておけば、ユーザーにページ内容を明確に伝えやすくなり、クリック率の向上にもつながります。
メタディスクリプションは検索順位そのものには直接影響しません。Googleも公式に「ランキング要因にはならない」と明言しています。しかし、ユーザーが検索結果からページを選ぶ際の判断材料として極めて重要であり、クリック率の上昇によって間接的にSEOにプラスの影響を及ぼす可能性があります。
適切に設定されたメタディスクリプションは、ユーザーに「この記事を読めば求めている情報が得られそう」と思わせ、結果的にページの滞在時間や回遊率の向上にもつながるのです。
表示される文字数はPCとモバイルで異なる
メタディスクリプションに表示される文字数は、ユーザーが使用する端末によって異なります。一般的に、PCでは最大でおよそ100文字、モバイル端末では約80文字までが表示される傾向にあります。ただし、この数値は固定ではなく、Google側の仕様変更によって変動する場合があることにも注意が必要です。
たとえば、2023年時点ではPC検索で120文字程度が表示されるケースも見られましたが、2025年5月現在では、PCでも90〜100文字程度に短縮されていることが多くなっています。つまり、そのときどきの検索環境や検索語句によって表示範囲は変動し得るということです。
このような背景から、メタディスクリプションを作成する際は、PCとスマートフォンのどちらから検索されることが多いキーワードかを想定し、それに合わせて文字数を調整することが重要です。
たとえば、ビジネス関連などPCからの検索が多いテーマであれば、最大限100文字前後まで活用することで情報を十分に伝えられます。一方で、店舗情報やトレンド系などスマホ検索が主流なトピックでは、80文字以内で完結する表現を意識すると、全文が表示されやすくなります。
ユーザーが検索結果でスムーズに情報を把握できるよう、表示される文字数を端末ごとに最適化する視点を持つことが、メタディスクリプションの品質向上につながります。
メタディスクリプションを設定するメリットは?

メタディスクリプションは、Googleが自動で抜粋して表示してくれるため、あえて自分で設定しなくても検索結果には何らかの紹介文が表示されます。ですので、「設定しなくても表示されるなら必要ないのでは?」と考えている方も少なくないでしょう。
しかし、メタディスクリプションをあえて自分で設定することには、明確なメリットが2つあります。
- ユーザーのクリック率(CTR)を高めやすくなる
- 間接的にSEO対策の効果を得られる可能性がある
検索ユーザーは、タイトルとメタディスクリプションの情報をもとに、「このページを開くかどうか」を数秒で判断しています。よって、適切に設定された紹介文は、ページへの訪問意欲を高める導線として機能し、コンテンツの評価や成果にも好影響を与えます。
ここからは、上記2つのメリットについてそれぞれくわしく解説していきます。
ユーザーのクリック率(CTR)を高めやすくなる
メタディスクリプションを自分で設定する最大の利点は、検索結果でのクリック率(CTR)を高められる可能性があることです。ユーザーはタイトルだけでなく、その下に表示される説明文をもとに、ページを開くかどうかを判断しています。
たとえば、「不動産 選び方」というキーワードで検索したとしましょう。自動生成された紹介文が「不動産の選び方で悩んでいませんか?そもそも不動産を選ぶ際は…」のように曖昧な内容だと、このページでどんな情報が得られるのか明確ではなく、クリックされにくくなります。
※例「この記事では、初めての住まい選びに役立つ不動産の選び方や、内見時のチェックポイント、物件比較のコツを具体的に紹介します」
このように、読者にとってのメリットや得られる情報が明確に伝わる構成にすることで、クリックされる確率が大きく高まります。検索ユーザーは「このページなら知りたいことがわかりそう」と判断しやすくなるため、自然とアクセス数の増加につながるのです。
間接的にSEO対策の効果を得られる可能性がある
メタディスクリプションを設定したからといって、それ自体がGoogleの検索順位に直接影響することはありません。実際にGoogleも「メタディスクリプションの文面はランキング要因には含まれない」と明言しています。
しかしながら、メタディスクリプションの設定が無意味かといえば、決してそんなことはありません。なぜなら、ユーザーの満足度やサイト内での行動指標に好影響を与えることで、間接的にSEOに貢献するケースがあるからです。
検索結果で適切な説明文が表示されていれば、ユーザーはその内容が「自分の検索意図に合っている」と判断しやすくなります。その結果、ページを最後まで読んだり、別のページも閲覧したりと、サイト全体の滞在時間や回遊率が高まりやすくなります。
こうした行動データは、検索エンジンから「質の高いコンテンツ」と認識される一因となり、最終的には評価の底上げにもつながり得ます。
このように、メタディスクリプションは直接的なSEO施策ではないものの、ユーザー体験の向上を通じて検索順位にポジティブな影響を与える間接効果が期待できる重要な要素なのです。
メタディスクリプションの効果的な書き方3ポイント

メタディスクリプションは、ただサイトやページの説明を書けばいいというわけではありません。効果的な書き方を実践したほうが、よりユーザーの興味を引きやすくなります。
せっかく自分で設定するなら、ユーザーがクリックしやすくなるメタディスクリプションに設定したいところです。
メタディスクリプションを効果的に書くポイントは、次の3つがあります。
- 重要KWを文章の前半75文字以内に入れる
- 検索ニーズに対して適切に訴求する
- 記事の内容や読むメリットを簡潔に伝える
上記の3点を意識することで、ユーザーの目にとまりやすく、クリックされやすいメタディスクリプションが書けるようになるでしょう。ここからは、それぞれの書き方のポイントについて解説します。
重要KWを文章の前半75文字以内に入れる
メタディスクリプションを書くときは、重要KWを文章の前半75文字以内にいれるようにしましょう。モバイル端末で検索している人は、80文字までしかメタディスクリプションを読むことができないからです。
PCだと表示される文章が若干長くなりますが、70~80文字程度と短く表示されることもあるので、なるべく文章の前半に重要KWをいれておくのがおすすめです。
良い例と悪い例を比べてみましょう。
NG例
「夏になり、旬のトマトがスーパーに並ぶようになってきました。夏野菜を使った料理のレシピを考え頭を悩ませる人も多いですよね。そこで、この記事では夏に試したいトマトの食べ方を紹介します」
OK例
「トマトの食べ方に頭を悩ませていませんか?この記事ではトマトの旬の食べ方を、主菜・副菜・汁物それぞれで紹介します。トマトを使った麺料理のレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね」
NG例で「トマト 食べ方」のキーワードが出てくるのは、76文字を過ぎてから。これではメタディスクリプションに重要KWが表示されません。OK例では文章の冒頭に持ってくることで、「この記事はトマトの食べ方について分かる記事だ」と即座に判断できます。
KWの配置ひとつでユーザーの満足度が変わってくるので、気を付けてメタディスクリプションに表示しましょう。
>>>『サジェストキーワード』確認ツール8選!SEOへの活用方法も解説
検索ニーズに対して適切に訴求する
検索ニーズにマッチしていない文章も、ユーザーからの反応は悪くなります。このサイトやページを見ても、自分の欲しい情報は手に入れられないと判断するからです。
さっそく例を紹介します。
NG例
「エアコンの掃除の仕方がわからず悩んでいる人も多いはず。エアコンだけではなく扇風機や冬の暖房など、季節の家電はお手入れが面倒ですよね。どうして面倒に感じてしまうのか、その理由から見ていきましょう」
OK例
「エアコンの掃除の仕方が分からず悩んでいませんか?この記事では自分でできる簡単な掃除方法から、毎日できるお手入れの仕方、更に業者に頼む場合の掃除方法までまとめて紹介していきます」
「エアコン 掃除の仕方」を調べている人は、エアコンの掃除の仕方ってどうするんだろうと思い検索をしているはずです。
NG例ではKWを最初に入れているものの、途中で季節の家電のお手入れが面倒だという話になり、面倒な理由を解説するという文言で締めくくっています。これでは、このページを読んでも掃除の仕方は分からなさそうだと判断してしまうはずです。
OK例の場合は「掃除の仕方がわからない」という検索ニーズに一貫して答え続けています。掃除の仕方以外の文言が入っていないのも、わかりやすいポイントです。
OK例のように、ユーザーの検索ニーズに適切に訴求できるメタディスクリプションのほうがユーザーの反応が良いのは一目瞭然でしょう。
記事の内容や読むメリットを簡潔に伝える
メタディスクリプションには、記事の内容や、読んで得られるメリットなどを簡潔に記すのがおすすめです。記事を読んで悩みが解決するだけではなく、更に有益な情報が手に入ると分かれば、ますますその記事を読んでみたいと思うようになるからです。
次の例文を比較し、どちらがよりそそられるメタディスクリプションかを考えてみましょう。
A
「北海道にはオススメの旅行スポットがたくさんあります。この記事では一度は見てみたい絶景スポットや、北海道ならではのアクティビティが楽しめる人気スポットなどを厳選して紹介します」
B
「北海道の人気旅行スポットを季節ごとにご紹介。さらに地元民だけが知る穴場スポットや地域別のオススメ旅行プランも紹介します。これを読めば北海道旅行が120倍楽しめますよ」
Aの記事は、北海道旅行でぜひ訪れたい人気の旅行スポットをたくさん紹介していることがわかります。
一方Bの記事は季節ごとの旅行スポットがわかるだけではなく、観光雑誌には載っていないような穴場スポットも知ることができます。さらに「広い北海道は旅行の計画が立てづらそう」という悩みに答える形で、旅行プランまで紹介してくれることがわかるでしょう。
比較してみると、AよりもBのほうが内容が充実しており、この記事を見るだけで楽しい北海道旅行を計画できそうだと感じるはずです。AとBが並んでいたら、Bのほうをクリックしたくなるでしょう。
だからこそ、メタディスクリプションを考える際は記事の内容や読んで得られるメリットを簡潔に入れ込むことがおすすめなのです。
メタディスクリプションを作成する際の注意点まとめ

ここまでメタディスクリプションの書き方のコツを紹介してきましたが、メタディスクリプションを書く際には気を付けておきたい注意点もあります。注意点は以下の3つです。
- ページごとに内容を変える
- 対策KWを入れすぎない
- 検索画面に反映されない場合もある
上記の3点を意識してメタディスクリプションを作るようにしましょう。特に「検索画面に反映されない場合もある」のは、対策も含めて覚えておきたい注意点です。
さっそく、それぞれの項目について詳しく解説します。
ページごとに内容を変える
メタディスクリプションは使いまわさず、ページごとに内容を変えるようにしましょう。サイト全体でメタディスクリプションを統一してしまうのもおすすめしません。
ページ内容に合わないメタディスクリプションにしてしまうと、ユーザーをがっかりさせてしまい、満足度が急激に下がってしまいます。離脱率が上がってしまうと、質の高くないコンテンツだと認識され、SEOにも影響を及ぼすでしょう。
メタディスクリプションをわざわざ考えるのは面倒と思うかもしれませんが、メタディスクリプションの書き方さえわかっていれば、3~5分ほどの短時間でできあがるような短文です。SEOへの間接的な影響を考えても、一つひとつ内容を変えるようにしましょう。
対策KWを入れすぎない
メタディスクリプションに対策KWを入れすぎてしまうのも、クリック率の低下につながるので注意が必要です。対策KWが文字数を圧迫してしまい、ユーザーにとって響かない文章になってしまうからです。
またSEOを意識するとついついKWを多く入れようとしてしまいがちですが、メタディスクリプションの文章はSEOに関係がありません。そのためいくら文章内に対策KWをいれても、順位には何の影響もないのです。
それなら対策KWは1つに絞って、ほかには共起語を盛り込み、ユーザーニーズに合わせた適切な文章になるよう調整してみましょう。書いた後は、ユーザーに伝わりやすい簡潔な文章になっているかどうかをしっかりチェックすることが大切です。
検索画面に反映されない場合もある
メタディスクリプションは必ずしも検索画面に反映されるわけではありません。ユーザー側が出せるのはあくまでメタディスクリプションの希望で、最終的にはGoogleなどの検索エンジン側がメタディスクリプションの内容を決定します。
そのため、特に記事の内容とメタディスクリプションの内容が合っていない場合は検索画面に反映されなくなってしまいます。
検索画面に反映されない場合は、メタディスクリプションが記事の内容と合致するよう作り直してみましょう。また記事の内容を見直してみるのもおすすめです。
また、サイト自体がインデックス登録されていない可能性もあります。サーチコンソールを使い、サイトのインデックス登録を行うようにしましょう。
メタディスクリプションの設定方法

メタディスクリプションの重要性がわかったら、さっそくメタディスクリプションを設定していきましょう。メタディスクリプションの設定方法は非常に簡単なため、今すぐに設定することができます。
設定方法は大きく分けて、以下の2つです。
- HTMLタグで設定する
- WordPressのプラグインやテーマなどで設定する
上記の2点のいずれかでメタディスクリプションの設定が行えます。HTMLタグは記事内に埋め込むだけと簡単ですし、WordPressやCMSでサイト構築をしている場合はタグの知識も必要なく設定できるので試してみましょう。
ここからは、上記で紹介したそれぞれの設定方法ごとにメタディスクリプションの入れ方を紹介します。
HTMLの設定方法
<meta name="description" content="ここにメタディスクリプションを入力します"/>
HTMLタグでメタディスクリプションを設定するためには、上記のタグを内に記入します。
記事ごとにメタディスクリプションを設定する場合は、その記事の内に記載しましょう。WebサイトのTOPページやお問い合わせページなどでは、そのページの<head>内にメタディスクリプションを設定していきます。
content=”から続く文章には、ページごとに表示させたいメタディスクリプションを記載します。同じ文章を使いまわさないように注意することが大切です。例を見ていきましょう。
例
HTML | <meta name=”description” content=”この記事ではメタディスクリプションを設定するメリットや設定方法を紹介しています”> |
---|---|
見え方 | この記事ではメタディスクリプションを設定するメリットや設定方法を紹介しています |
このようにHTMLに記載することでcontent=”内に書いた文章だけがメタディスクリプションに表示されます。
WordPressやCMSの設定方法

WordPressやCMSで設定する場合は、テーマやプラグインを活用します。ここではWordPressを用いたメタディスクリプションの設定方法を紹介していきます。
代表的なWordPressテーマ「Cocoon」の場合は、記事投稿画面の下部に「メタディスクリプション」の入力ボックスが用意されています。文字数カウントもついているので、いちいち何文字か数えなくて良いのが便利です。
プラグインを使う場合は、プラグインページから直接編集できます。プラグイン「All in One SEO」では「検索の外観」メニューからメタディスクリプションを設定できます。
タグを使うのが苦手という人でも設定しやすいので、自分の使っているテーマやプラグインを一度確認してみると良いでしょう。
メタディスクリプションの確認方法

メタディスクリプションの確認方法は、大きく分けて3つあります。
1つ目はHTMLタグで確認する方法です。Google Chromeを使っている場合は、メタディスクリプションを確認したいページで右クリックし、「ページのソースを表示」で、そのサイトのHTMLタグが確認できます。
<meta name=”description” ~と続くタグが入っていれば、メタディスクリプションが設定されていることが確認できます。
2つ目は実際の検索画面で確認する方法です。実際にサイト記事を検索してみて、設定したメタディスクリプションが表示されているかを確認しましょう。
3つ目はGoogle Chromeの拡張機能を使う方法です。「SEO META in 1 CLICK」では、ボタン1つでサイトのさまざまな情報が確認できます。
使い方は、確認したいページを開いたら、アドレスバーに表示された「SEO META in 1 CLICK」のアイコンをクリックし、「Summary」タブから「Description」を確認するだけです。
対策KWや見出しの構造なども確認できる便利なツールなので、ぜひ使ってみてください。
メタディスクリプションの参考例

ここまでメタディスクリプションの基本や書き方を解説してきましたが、実際にどのような文章が効果的なのかイメージしづらい方もいるかもしれません。そこでこの章では、検索意図に合致し、クリックされやすい構成を満たしている参考例をいくつかご紹介します。
設定の際に意識したいポイントは以下の3点です。
- 重要キーワードを文頭に入れる
- 読者が得られる情報やメリットを明確に伝える
- 他ページとの差別化要素を含める
それでは、具体例を見ていきましょう。
遺産相続の手続きの流れと覚えておきたい期限について解説します。また必要な書類リストや相続税に関する質問にもお答えしていきます。スムーズな遺産相続の参考にしてみてくださいね。
このメタディスクリプションでは、最初に重要KWを持ってきて、なおかつ「遺産相続の機嫌」「必要書類」「相続税」についてもわかることを明示しています。この記事を読んで何が分かるのかが一目瞭然です。
続いて、2つ目の例を見ていきましょう。
結婚式の招待状の返信マナーを紹介します。メッセージの参考例や、おしゃれな返信の書き方、パッと目を引くイラストアイデアも併せて紹介していきます。新郎新婦に喜ばれる返信ハガキを作りましょう
このメタディスクリプションでは、記事の内容がわかるのはもちろん、この記事を読んでどんな返信ハガキが作れるのかまで提示されています。おしゃれな返信ハガキを新郎新婦に送りたい、というユーザーのニーズに答えている文章です。
最後に3つ目の例を紹介します。
この記事ではSEOの内部対策と外部対策について、さらに押さえておきたいSEO対策の基礎や便利なツールも併せて紹介します。これを読めば検索順位の上昇が期待できますよ。
このメタディスクリプションでは、記事で知れることを簡潔に示し、なおかつ「検索順位の上昇が期待できる」と、ユーザーが得られるメリットも提示しています。
「検索順位の上昇」までが75文字以内に収まっているので、モバイル端末で表示した場合にもクリックしやすいメタディスクリプションです。
尚、メタディスクリプションの参考例に関しては、Googleも取り上げていますので、参考にしたい方は以下のサイトをご確認ください。
>>>スニペットの管理・メタ ディスクリプションについて | Google 検索セントラル
メタディスクリプションのよくあるQ&Aまとめ

メタディスクリプションはSEOに直接の関係はないものの、設定することでクリック率が上がり、間接的にSEOに効果的であることがわかりました。
HTMLやWordPressのプラグインなどで簡単に設定できるので、さっそくサイトやページのメタディスクリプションを作ってみましょう。
ここからは、メタディスクリプションについてよくある3つの質問にお答えしていきます。
- メタディスクリプションが長すぎる場合はどうなる?
- メタディスクリプションにキーワードをいくつ含めるべき?
- メタディスクリプションが反映されるまでの時間は?
上記3つのの質問にお答えしていきます。メタディスクリプションを設定する際は、一度チェックしてみましょう。
メタディスクリプションが長すぎる場合はどうなる?
メタディスクリプションが長すぎる場合はカットされ、検索結果に表示されなくなります。カットされた文章は「…」で表示され、それ以降の文章をユーザーが読むことはできません。
メタディスクリプションに表示される文字数は変動することがありますが、大体PCで100文字程度、モバイル端末で80文字程度です。
つまりPCだと100文字以上、モバイル端末なら80文字以上の文章がカットされてしまうことになります。
重要なKWや文章がカットされてしまっては、せっかくメタディスクリプションを設定している意味がなくなってしまいます。そのため、なるべく短い文章で伝えるよう意識しながら、メタディスクリプションを作ってみましょう。
メタディスクリプションにキーワードをいくつ含めるべき?
メタディスクリプションはSEOに直接の関係がないので、キーワードが1つ含まれていれば十分です。むしろ入れすぎると文の内容が伝わりづらくなってしまい、効果的なメタディスクリプションにならなくなってしまうでしょう。
そのため、重要KWをメタディスクリプションの前半に1回、あとは検索意図にあった共起語を複数個ちりばめるのがベストです。
たとえば「メタディスクリプション」という重要KWの場合、「例文」「書き方」「文字数」などが共起語としてあがってきます。各KWを1回ずつ使ってあげると、ユーザーの検索意図にマッチする効果的なメタディスクリプションができあがるでしょう。
短い文章の中でいかに記事の内容をユーザーに届けるのかが大事です。KWの量にはとらわれず、わかりやすく簡潔な文章を意識してみましょう。
メタディスクリプションが反映されるまでの時間は?
メタディスクリプションは、早くて24時間以内、遅くとも1週間以内には反映されます。即反映されるわけではないので注意が必要です。
メタディスクリプションが即時反映されない理由は次の通りです。
- Googleに変更が検知されていない
- Googleに適切な文章ではないと判断された
- メタディスクリプションが複数設定されている
まず1つ目が、Googleに変更が検知されていない可能性です。Googleは「クロール」と呼ばれる巡回ロボットで世界中のサイトの変更を検知・反映させています。クロールが巡回してくるまで時間がかかるので、即時反映できないのです。
更新頻度の遅いサイトや、外部リンクのないサイトは巡回が遅くなる傾向にあります。
2つ目は、Googleに文章が適切ではないと判断されている可能性です。この場合はメタディスクリプションの内容を見直し、記事にマッチするメタディスクリプションを設定しましょう。
3つ目は、HTMLタグとWordPressのプラグインなど、複数の方法でメタディスクリプションが設定されている可能性です。メタディスクリプションは1つの方法で設定するようにしましょう。
まとめ

メタディスクリプションは、ユーザーがサイトを開くかどうかを決めるうえで大事な指針になる部分です。
タイトルなども重要になりますが、メタディスクリプションで「自分の知りたいことがわかるサイトだ」と認識してもらったほうが、クリック率は格段にアップします。SEOに直接的な関係はないものの、コンテンツの質を上げるうえで重要な部分だと判断できるでしょう。
そのためメタディスクリプションはGoogleなどに自動で設定してもらうのではなく、自分で効果的な文章を設定するのがおすすめです。設定はHTMLタグやWordPressのプラグインなどですぐにできるので、さっそくやってみましょう。
ぜひメタディスクリプションを効果的に使い、コンテンツの質向上に役立ててみてください。
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