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検索順位チェックツール無料版6選・有料版5選!選ぶポイントも解説

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自社サイトのSEO対策の成果を測る指標として、検索順位の推移を把握することは非常に重要です。

しかし、検索エンジンに一つひとつキーワードを打ち込み、自社サイトが何位なのか確認するのは、手間も時間もかかってしまいます。

この作業を効率化してくれるのが「検索順位チェックツール」です。順位を調べたいサイトのURLとキーワードを入力するだけで、簡単に検索順位を確認できます。

本記事では、数ある検索順位チェックツールの中からおすすめのツールを、無料版6製品・有料版を5製品紹介します。検索順位チェックツールの選び方にも触れていますので、参考にしてみてください。

検索順位チェックツールを活用する必要性

自社サイトに検索流入を増やすため、本格的にSEO対策に取り組むには、日々の検索順位の動向を把握しておく必要があります。

各ページに設定しているキーワードの日々の検索順位を把握しないことには、サイトのSEO対策が上手くいっているのかどうかの判断ができません。ツールによっては過去の検索順位の変動も把握できるため、自社のSEOが適切か判断でき次の施策につなげられます。

しかし、複数のキーワードを1つずつ検索し、順位を見ていくのは手間も時間もかかるもの。そんな順位のチェックを効率化してくれるのが、検索順位チェックツールです。

検索順位チェックツールでできること

検索順位チェックツールの種類は、自社サイト検索順位の確認のみができるツールから、検索順位の改善にもつながるツールまで多岐にわたります。

検索順位チェックツールを活用すると、主に以下のようなことができるようになります。ツールによって機能が異なるため、自社に必要な機能を見極めてツールを選択しましょう。

複数のキーワードでの検索順位を確認できる

主な機能は、指定したキーワードでの検索順位の調査です。

指定できるキーワード数はツールによりますが、有料版では数万個、無制限のキーワード登録のできるツールもあります。複数のキーワードの検索順位を把握できるため、自社サイトがどのようなキーワードに強み・弱みを持っているか把握でき、それぞれのキーワードに対して適切な対策を取ることができます。

また、順位は検索エンジンによっても異なります。Yahoo!はGoogleの検索エンジンの仕組みを採用しているため検索結果はほぼ同じですが、Bingでは違った検索順位になる場合があります。

Google以外の検索エンジンでの順位も調査できるツールもあるため、自社のSEO対策に合わせて活用しましょう。

結果をCSVファイルで出力できる

検索順位チェックツールの多くは、調査結果のCSVファイル出力も可能です。

ExcelやGoogleスプレッドシートなどに検索順位のデータを蓄積して、関数を使って多角的に分析したいという人もいるでしょう。

ツールによっては検索順位の変動履歴をツール自体に保存できるものもあります。それとは別に、Excelなどにデータを移行して分析したい場合は、一つひとつのデータを転記する必要があるため、膨大な手間がかかります。

順位の調査結果をCSVファイルで出力できれば、スムーズに他のツールにデータが移行できるため便利です。

競合サイトの順位も確認できる

検索順位チェックツールによっては、競合サイトの順位を確認できるものもあります。

例えば、自社サイトの検索順位が下がった場合、競合サイトが自社サイトよりも上位になったことになります。今まで自社サイトよりも下位だった競合サイトが上位になったということは、競合サイトは何らかのSEO対策を行った成果が出ていると考えられます。もしくは、Googleの評価基準が変更になった可能性などあるでしょう。

そのようなときに競合サイトをチェックしていると、自社サイトの足りない部分や競合サイトよりも劣っている部分が見つかる場合があります。その点を改善することで、再び自社サイトの順位向上が期待できます。

また「今まで1位だった競合サイトが急激にランクダウンした」という場合には、アルゴリズムの大幅な変更があった可能性が考えられます。いち早く順位の変動に気づければ、即座に対策を取ることもできるでしょう。

このように、競合サイトの順位の変動にも気を配ると、自社サイトの改善や先手を打った対策ができます。

その他のSEO対策機能も利用できる

検索順位チェックツールの中には、検索順位の調査以外にもSEO対策機能が搭載されているものもあります。

例えば、キーワードごとのユーザーの検索意図を分析できるツールを活用すると、ユーザーがどのような意図でそのキーワードを検索しているか把握できます。そのため、ユーザーの意図に合わせたコンテンツ制作がしやすくなります。

また、自社サイト内の改善ポイントを分析できるツールでは、HTML記述の最適化やモバイルデバイス対策などができ、内部対策を強化できます。

さらに、SEO対策による自然検索での順位の変動だけでなく、リスティング広告やローカル検索の検索順位を調査できるツールもあります。

多様な機能を活用することで、自社サイトを強化して検索順位を向上させられるでしょう。

【無料】検索順位チェックツール6選

多数の検索順位チェックツールがある中で、無料で利用できる6製品を紹介します。

GMO順位チェッカー

「GMO順位チェッカー」は「ずっと無料プラン」のあるクラウド型の検索順位チェックツールです。

ChatGPT APIを活用したAIキーワードアドバイザーを搭載。AIがキーワード候補を自動で提案してくれる機能を、フリープランを含む全プランで提供しているのが特徴です。

キーワードの難易度や競合するURLの数を確認したり、URLとキーワードを登録すると、毎日自動的に検索順位を取得できます。

スマホやタブレットでも利用することが可能で、順位変動アラートやAI KWアドバイザーなどの機能も充実しています。さらに、二次利用除外申請も可能です。登録したキーワード等のデータを外部に提供されるようなこともないため、安心して利用することができます。

もっと多くのキーワードの検索順位をチェックできる有料プランもあり、月額485円(税込)から。10,000キーワードでも月1,980円(税込)と、圧倒的なコスパを実現しています。順位取得速度も速くタイムパフォーマンスにも優れている順位チェックツールです。

公式サイト:GMO順位チェッカー

検索順位チェッカー

「検索順位チェッカー」は、Google、Yahoo!、Bingの3つの検索エンジンに対応し、パソコンとスマートフォンの検索順位を調査できます。

キーワードは1回につき5つ指定でき、100位までの順位をクラウド上で調査可能です。

同じブラウザであれば調査結果を1年間保存できるため、順位の変動を簡単に把握できます。

公式サイト:検索順位チェッカー

ohotuku.jp 順位チェック

SEOツール「ohotuku.jp」は、Googleは100位まで、Yahoo!は10位までの検索順位を確認できる機能があります。

過去の調査履歴を保存できるため、同じURLとキーワードで順位を調査したい場合は、履歴の中から選択するだけで調査が可能です。

ただし1回に指定できるキーワード数は3つまでです。複数のロングキーワードでSEO対策をしている場合は、複数回に分けてチェックする必要があります。

公式サイト:ohotuku.jp 順位チェック

SEOチェキ!

「SEOチェキ!」はクラウド版SEOツールです。検索順位のチェックだけでなく、サイト内のSEO対策チェックやキーワードの出現頻度なども調査できます。

GoogleとYahoo!に対応し、3つのキーワードを指定可能です。

CSVファイルでの出力はできませんが、機能やインターフェースがシンプルで使いやすいツールです。

公式サイト:SEOチェキ!

SERPOSCOPE

「SERPOSCOPE」は、パソコンにインストールして使用します。

Googleのみの対応で、調査するWEBサイトURLやキーワードを無制限で登録できる点が特徴と言えます。

また、競合サイトの検索順位もチェック可能なので、自社サイトと競合サイトの順位変動を把握できます。

公式サイト:SERPOSCOPE

Google Search Console

Googleが無料で提供しているSEOツール「Google Search Console」にも、検索順位をチェックする機能が搭載されています。

順位だけでなくクリック数や表示回数などのデータも取得でき、自社サイトのパフォーマンスを多角的に分析できます。

ただし自社サイトしか調査できないため、競合サイトも調査したい場合は他のツールも併用すると良いでしょう。

公式サイト:Google Search Console

【有料】検索順位チェックツール5選

有料で提供されている検索順位チェックツールは、無料版と比較して機能面が充実しています。なかでも、おすすめの5製品について、特徴を紹介します。

GRC

「GRC」はインストール版で、Google、Yahoo!、Bingに対応しています。

無料プランがありますが、登録できるURLやキーワード数を増やしたい場合は有料プランを選択しましょう。月額2,475円(2022年8月現在)のアルティメットプランでは登録数が無制限となります。

指定した時刻やGRC起動時に、自動で検索順位を取得することも可能です。

公式サイト:検索順位チェックツールGRC

Rank Tracker

インストールして使用する「Rank Tracker」は、自社サイトだけでなく競合サイトも調査できるツールです。

日次、週次、月次の順位をグラフ化してくれるため、順位の変動を直感的に把握して対策を打つことができます。

Google AnalyticsやGoogle Search Console、そのほか複数のキーワード調査ツールとも連携でき、自社サイトで強化すべきキーワードを提案してくれる点も特徴です。

公式サイト:Rank Tracker

BULL

「BULL」はクラウド上で使用でき、調査したいURLとキーワードを登録すると毎日自動で順位調査できるツールです。

管理画面はスマートフォン対応なので、外出先や休日でも気になったらすぐに確認できます。

料金プランは5つで、登録できるURLやキーワードの数が異なるため、自社に合ったプランを選択できる点も魅力です。

公式サイト:検索順位チェックツール「BULL」

Gyro-n SEO

「Gyro-n SEO」は検索順位のチェック機能以外にもSEO対策に関する多様な機能が搭載されています。

毎朝自動で順位を計測してくれて競合サイトも調査可能なので、優先的に対策すべきWEBページやキーワードを把握できます。

また、対策すべきキーワードを提案してくれるキーワード候補機能や、内部対策状況を把握できるページ分析機能など、さまざまなSEO対策機能が充実しています。

公式サイト:Gyro-n SEO

MIERUCA

「MIERUCA」は現在の検索順位だけでなく、適切なSEO対策をして、順位が上がった場合を想定した流入数やコンバージョン数も予測してくれるSEOツールです。

現在の課題を抽出して改善点を提案してくれるため、自社がやるべきSEO対策を具体的に把握できます。

また、現状でライバル視しているサイトだけでなく、直近で流入が増加してきたサイトも検知するので、先手を打った対策が可能です。

公式サイト:MIERUCA ミエルカ

検索順位チェックツールを選ぶポイント

検索順位チェックツールの種類は多岐にわたるため、自社に合ったツールを選びたい場合は複数を比較することがおすすめです。比較の際には以下のポイントを意識しましょう。

  • コスト
  • チェックできるキーワード数、サイト数
  • クラウド版かインストール版か
  • 検索順位チェック以外の機能

コストで選ぶ

まずはコスト面です。機能は限られているが無料で使えるか、機能が充実しているが毎月の利用料金がかかるか、という視点で選びましょう。

自社の予算との兼ね合いで決めたり、費用対効果を予測したりする方法もおすすめです。

チェックできるキーワード数で選ぶ

ツールによりチェックできるキーワード数も異なります。

無料で使えるツールの中にはキーワード数が限られているものもありますが、有料ツールの中には数百~数万に対応しているものもあります。

対策しているキーワード数に応じて選ぶと良いでしょう。

クラウド版かインストール版かで選ぶ

クラウド上で使えるか、インストールしなければ使えないか、という点も重要なポイントです。

クラウド版はインターネットのブラウザからすぐにアクセスできるため、手軽に利用できます。一方のインストール版はソフトを起動して利用するため、インストールしたパソコンでしか利用できない点には注意が必要です。

機能で選ぶ

ツールによって機能が異なるため、使いたい機能で選ぶのもおすすめです。

単に検索順位の調査だけで構わないのか、検索順位を上げるためのSEO対策機能も使いたいのか、といった視点でツールを比較しましょう。

まずは必要な機能を洗い出してからツールを比較すると、スムーズに選定できます。

検索順位チェックツールを活用してSEO対策の成果を測ろう

自社サイトのSEO対策が検索エンジンに評価されているか確認するためには、検索順位のチェックが欠かせません。検索順位チェックツールを活用することで、狙ったキーワードでの順位を自動で取得でき、検索順位の確認が効率化します。

検索順位チェックツールを活用して、検索順位を定期的に確認しながらサイトを改善していくと、検索エンジンからの評価も向上し検索順位への好影響も見込めるでしょう。サイトの集客効果が高まり、多くのコンバージョンが期待できます。

今回は無料ツールと有料ツールを合計10製品紹介しました。ツールを選ぶ際には「コスト」「キーワード数」「クラウド版・インストール版」「機能」を確認し、最適なツールを見極めることがポイントです。

SEO対策に力を入れている方は、ぜひ検索順位チェックツールを活用して、自社サイトのSEO対策の成果を測定しましょう。

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この記事を書いた人

いまい
サイト運営歴15年以上。立ち上げたサイトは数知れず。SEO、メルマガ、広告、YouTube、手あたり次第が過ぎて、何も身になってないことに最近気づく。もう少しだけ、Web業界にしがみついていたい。

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