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Canva aiで画像生成!使い方を解説!企業は商用利用できる? スマホ版は?動画は?

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グラフィックデザインツールとして人気の高いCanvaですが、企業のマーケティングや資料作成の現場でも、画像生成AI機能「Canva AI」の活用が広がっているのをご存じでしょうか。デザイン外注の手間やコストを抑えつつ、社内で完結できるビジュアル制作ツールとして注目されています。

本記事では、Canva AIの基本的な使い方から企業での活用メリット、商用利用・著作権の注意点までをわかりやすく解説します。パソコン版はもちろん、スマホ版での使い方も紹介しているので、ビジネスでの導入を検討中の方はぜひ参考にしてください。

目次

Canva AIとは

出典:Canva

Canva AIとは、テキストから画像・イラストを生成したり、簡単に編集したりできるAI機能のことです。Canvaの画像生成は、別名「マジック生成」と呼ばれており、無料で利用することができます。ちなみに以前は「Text to Image」という名称でした。

Canva AIでは、入力したテキストに応じた画像生成をするだけでなく、グラフィック素材や動画作成も可能です。また、ワンクリックで背景除去や加工などの画像編集ができる「マジックスタジオ」も搭載されていて、社内にデザイナーがいない企業でも、外注せずに一定水準のビジュアル制作を完結できる点がビジネス利用で評価されています。

※ Canva aiのサービス名称は変更されることがあるのでご注意ください

企業がCanva AIの画像生成を導入する3つのメリット

Canva AIの画像生成は、個人利用だけでなく企業の業務効率化にも直結します。デザイン外注のコスト・スピード・人材不足という3つの課題を同時に解決できる点が、企業導入が進んでいる理由です。ここでは、導入することで得られる3つのメリットを紹介します。

デザイン外注コストの削減

簡易的なロゴ案やバナー、資料用画像であれば、外部デザイナーへの発注前にCanva AIで叩き台を作成できます。イメージのすり合わせにかかっていた工数を削減でき、外注は最終仕上げの範囲に絞り込めます。

特に、以下のような場面でコスト効果が出やすい傾向にあります。

コスト効果が出やすい場面

  • 新規プロジェクト:ロゴ案を複数パターン比較検討したいとき
  • SNS広告:クリエイティブをABテストで何パターンも用意したいとき
  • 展示会・社内イベント:告知バナーを短期間で大量に作りたいとき

社内完結ができるため制作スピードが向上する

テキスト入力から数十秒で画像が生成されるため、急な提案書作成や差し込み画像の準備にも対応しやすくなります。営業の商談前や社内会議の直前でも、その場で資料を仕上げられる点は業務スピードに直結します。

また、複数の部署がそれぞれ画像制作のたびにデザイン部門へ依頼していた場合、依頼待ちの時間がボトルネックになりがちです。Canva AIを各部署のメンバーが直接使えるようにしておくことで、外部のデザイナーを経由せずに軽微な制作物を完結でき、社内全体の制作リードタイムを短縮できます。

非デザイナーでも一定水準のアウトプットが可能

営業や企画部門など、デザインの専門知識がないメンバーでも、テンプレートとAI機能を組み合わせることで見栄えの整った資料を作成できます。デザイン業務の属人化を防げる点もメリットです。

これまでデザインができる人に業務が集中していた体制から、営業資料は営業担当者が、社内報は人事担当者が、それぞれ自分で仕上げられる体制へと移行しやすくなります。属人化していたデザイン業務を分散できる点は、慢性的なデザイン人材不足に悩む企業にとって特に大きなメリットといえるでしょう。

Canva AIで画像生成!基本的な使い方は?

Canva AIで画像を生成するには、デザイン編集画面の「マジック生成」を開き、プロンプト(作りたい画像のイメージ)を文章で入力し、スタイルを選んで「イメージを作成」をクリックするだけです。数秒〜数十秒で複数のバリエーション画像が生成されます。

具体的な手順は以下の5ステップです。

  1. デザイン作成を始める
  2. 「マジック生成」を開く
  3. プロンプトを入力する
  4. 「スタイル」を選択して画像生成する
  5. 生成した画像を貼り付ける

一つずつみていきましょう。

①デザイン作成を始める

まずは、Canvaにログインし、デザイン作成を始めましょう。今回は1280px×720pxの「カスタムサイズ」を選択します。

②「マジック生成」を開く

編集画面に移動したら、マジック生成を開きます。マジック生成は、編集画面左のツールバーの「アプリ」の下にあります。

③プロンプトを入力する

プロンプト入力バーに、Canva aiで画像生成したい画像のイメージを入力します。

今回は、「野球でホームランを打つ犬」と入力しました。プロンプトは、具体的に入力すればするほど、画像生成の精度が上がります。マジック生成では、画像以外にも企業ロゴやイラスト素材が作れるので、様々なプロンプトを試してみるとよいでしょう。

Canva ai 画像生成のプロンプト例は、以下の通りです。

  • 【SNS・広告訴求系】
    「モダンなオフィスで笑顔で働くビジネスパーソン 明るい背景 写真風」
    広告バナーや採用ページ用のビジュアルにも応用できます。

  • 【ビジネスロゴ系】
    「モダンなデザインの企業ロゴ ITスタートアップ向け ブルー系カラー ミニマルスタイル」
    名刺やプレゼン資料、ブランド立ち上げ時に使えるロゴ風の画像を生成。

  • 【シンプルなイラスト素材】
    「アイソメトリック風 カフェでノートパソコンを使って仕事をする人 白背景 柔らかいトーン」
    提案書やWebサイトのアイキャッチ、バナー素材として活用可能。

④「スタイル」を選択して画像生成する

Canva AIの画像生成では、写真風・アニメ風・3D風・水彩画風など多彩なスタイルを指定できます。スタイルの選択により、画像の雰囲気や印象が大きく変わるので、用途やターゲットに応じた最適なビジュアルを作成できます。

「参照画像をアップロード」では、手持ちの画像をもとに雰囲気や構図を反映させることも可能です。参照画像により、既存デザインと統一感のある画像生成が行えるので、よりイメージに近い仕上がりになります。

スタイルや参照画像の設定が終わったら、「正方形」から縦長や横長など用途に合ったサイズを選んで「イメージを作成」をクリックし、画像生成を開始します。

※なお、2025年11月のアップデートにより、従来の「Magic Media」に加え、より写実的な表現が可能な新エンジンも追加されています。実写に近い質感が求められる商品画像や採用ビジュアルには新エンジン、イラスト・アイコン素材にはMagic Mediaと、用途で使い分けるのがおすすめです。また、生成画像を既存デザインの配色・フォントに自動で調和させる「スタイルマッチ」機能を使えば、会社のブランドカラーに沿ったビジュアルを一括生成することもできます。

⑤生成した画像を貼り付ける

画像生成は10秒程度で終わり、生成が終了すると4枚のバリエーション画像が自動で表示されます。「野球でホームランを打つ犬」でスタイル「映画的」を選んだ結果、シネマティックな色合いと構図のリアルな画像が生成されました。

生成した画像をデザインに貼り付けたい場合は、画像をクリックするだけでOKです。イメージが違った場合は、プロンプトを調整して「再生成する」をクリックすれば、新しい画像がすぐに生成されます。

画像の方向性が違う場合は、該当画像の右上にある「ほかの候補」をクリックすると、そのデザインに基づいた似た系統のバリエーションだけを再生成できます。何枚も一から作り直す手間を省けるので、資料の締め切りが近いときにも便利な機能です。

Canva AIのマジックスタジオで画像編集をしてみよう

Canva aiでは、画像生成以外にも「切り抜く・消す・付け足す・加工する」などの編集がワンクリックで行えるAI機能「マジックスタジオ」が使えます。

ここでは、マジックスタジオ各機能の特徴と使い方をお伝えします

背景除去

背景除去は、画像内の被写体だけを残して、背景をワンクリックで削除できる機能です。

人物や商品など、主役だけを切り出して使いたい場合に最適で、画像の印象がすっきりと洗練されます。ECサイトの商品画像やSNS用のプロフィール画像の作成、プレゼン資料用の切り抜き素材作成など、さまざまなビジネスシーンで活躍します。

背景除去の使い方

  • 編集したい画像を選択
  • 上部メニューの「背景除去」をクリック
  • 数秒で背景が自動的に削除される

背景生成

「砂浜で後ろには青い海が見える」と指示した例

背景生成は、背景を除去した画像に対して、AIが新しい背景を自動で作成してくれる機能です。

入力したテキストに応じて、オフィス、海辺、自然風景など自由に背景を合成できます。ポスターやバナーの背景変更やSNS投稿の雰囲気調整など、場面に応じて自在に使い分けることで、訴求力のあるビジュアルを作成できます。

背景生成の使い方

  • 背景除去済みの画像を選択
  • 「編集→マジックスタジオ→背景生成」をクリック
  • テキストで希望の背景を入力(例:「オフィスの中」「海辺の夕焼け」など)

マジック消しゴム

マジック消しゴムは、画像内の不要な部分をブラシでなぞるだけで自然に消去できる便利な機能です。

画像を読み込ませるとワンクリックで消すことも可能で、AIが周囲の背景を補完するため、編集の跡が目立ちません。商品撮影時の映り込みを除去したり会場写真から不要な人物を消したりと、クリーンな仕上がりが求められる資料作成でも役立ちます。

マジック消しゴムの使い方

  • 編集したい画像を選択
  • 「編集→マジックスタジオ→マジック消しゴム」を選択
  • 消したい部分をブラシでなぞるorクリック
  • 数秒で不要な要素が自然に削除される

マジック切り抜き

マジック切り抜きは、画像の中から被写体を自動で認識し、背景から切り離して編集できる機能です。

切り抜いた被写体は自由に移動・拡大・回転が可能。人物だけを新しいレイアウトに配置したり構図のバランスを取ったりするときに便利です。

マジック切り抜きの使い方

  • 編集したい画像を選択
  • 「編集→マジックスタジオ→マジック切り抜き」をクリック
  • Canvaが自動で主な被写体を認識して切り抜く
  • 切り抜かれた被写体を自由に動かしたり、拡大縮小したりできる

マジック加工

マジック加工は、画像の一部をなぞって指定すると、AIが対象エリアを任意の内容に置き換えてくれる編集機能です。

服装の色を変えたり小物を追加したりといった微調整が可能で、広告バナーや商品イメージのバリエーション作成に役立ちます。違和感のない自然な加工が簡単にできるのが特徴です。

マジック加工の使い方

  • 編集したい画像を選択
  • 「編集→マジックスタジオ→マジック編集」をクリック
  • 変更したい箇所をブラシでなぞるorクリック
  • そのエリアに加えたい内容をテキストで指示(例:「赤い帽子を追加」)

マジック拡張

拡張部分を分かりやすくするために白線を表示

マジック拡張は、画像の外側にAIが自動で背景を補完し、画像サイズを自然に広げられる機能です。

トリミングや余白の都合で画像が足りない場合でも、構図を壊さず拡大できます。YouTubeサムネイルやSNS用バナーなど、決まった比率に合わせて画像を加工する際に役立ちます。

マジック拡張の使い方

  • 編集したい画像を選択
  • 「編集→マジックスタジオ→マジック拡張」をクリック
  • 画像の余白を指定して拡張したい方向を選ぶ
  • 自然な背景が自動生成され、画像が広がる

Canva AIを使って企業の販促物を作ってみた

Canva AIの画像生成は、企業ロゴや動画といった、これまで外注が前提だった販促物の制作にも活用できます。今回は、実際にCanva AIを使って企業の販促物を作ってみました。

Canva AIの画像生成で企業ロゴを作ってみた

Canva aiの活用方法として挙げられるのがロゴの作成です。今回は「IT・スタートアップ企業「NEXT EDGE」のロゴを想定して、実際に作っていきます。※NEXT EDGEは架空の企業です。

プロンプトに、「NEXTEDGEという文字を使った、未来的で洗練されたテック系企業ロゴ。ブルーとグレーを基調に、シャープな線とミニマルデザイン」と入力して、スタイル「ミニマルを選択した結果、上記画像のロゴが作成されました。

4つの画像の中でイメージに近い画像がある場合は、該当する画像の右上にある「ほかの候補」をクリックすれば、そのデザインに基づいた別のバリエーションが再生成されます。

完成したロゴを使う際は、「画像としてコピー」をクリックしてデザインに貼り付けます。貼り付け後、背景除去を行うと、ロゴのシンボル部分だけが切り抜かれ、名刺デザインやプレゼン資料などに使えるようになります。

色味などを変更したい場合は、マジックスタジオのAI編集機能を使えば、背景の変更や配色、文字の調整等をワンクリックで編集可能です。

作成されたロゴは、指示を反映したイメージ通りの仕上がりで、初心者でも簡単にビジネス用ロゴが作成できました。社内資料やWebサイトのビジュアル要素としても活用できる品質で、ロゴが思いつかない際のアイデア出しとしても役立ちそうです。

※Canva AIで作ったロゴは、誰でも似た画像を生成できてしまうため、特許庁の審査で重視される識別力が認められにくく、商標登録には向きません。また著作権も発生しないため、似た画像を他社に使われても止めにくい点もあわせて注意が必要です。登録を考えているなら、無料の図形・フォントだけでゼロから作るか、オリジナルロゴをアップロードする方法がおすすめです。

Canva AIで動画を作ってみた

Canva AIでは、画像・イラストだけでなく動画も生成することができ、広告や販促用の動画素材としても活用できます。具体的な手順は以下のとおりです。

まずは「マジック生成」を開き、「動画」タブをクリックしてください。

使い方は画像のときと同様です。テキストボックスにプロンプトを入力します。今回は「空の上で回転する黄色い飛行機」にしてみました。結果は以下のとおりです。

飛行機自体は回転していませんが、雲の流れる様子がわかるかと思います。Canva AIの動画生成はベータ版なので、今後クオリティがアップしていく可能性が高いです。

ただし、無料で動画生成できる回数は5回までという点にはご注意ください。頻繁に販促動画を制作する場合は、有料プランの利用回数枠も踏まえて検討するとよいでしょう。

Canva AIの画像生成をスマホで行う方法は?

Canva AIのスマホ版は、基本的にパソコン版と差はありません。Canvaアプリがあれば、外出先でもAI画像を簡単に作成できます。

画像生成の手順は、以下のとおりです。

  • Canvaアプリで新しいデザインを作成する
  • デザイン編集画面を開き、下部のツールバーから「マジック生成」を選択する
  • テキストボックスに生成したい画像のプロンプトを入力する
  • AIが画像を生成したら、気に入った画像をタップしてキャンバスに配置する

実際の使用例は以下の通りです。

まずはデザインを作成します。今回もカスタムサイズの1280×720pxにしました。

デザイン編集画面を開いたら、下のツールバーから「マジック生成」を開き、テキストボックスにお好きなプロンプトを入力してください。

今回は「近未来的なオフィス」と指示を出しました。結果は以下のとおりです。

生成された画像は、パソコン版と同様に高精度なビジュアルです。気に入った画像をタップすれば、そのままキャンバスに貼り付けられます。マジックスタジオもスマホ版に搭載されているため、背景除去や画像加工も指先ひとつで手軽に行うことが可能です。

スマホならではのCanva AIビジネス活用シーン

スマホでCanva AIの画像生成を使う最大の利点は、「いつでも・どこでも・直感的に」業務対応ができる点です。具体的なビジネス活用シーンとしては、以下のような場面があげられます。

  • SNS投稿の即時対応
    カフェで撮ったコーヒーの写真に「カフェ風の背景を合成したい」と思ったとき、スマホのCanvaアプリでプロンプトを入力するだけで、AIが数秒で合成。
    編集後は、そのままInstagramやXへの投稿も可能です。

  • 商談中のビジュアル提案
    営業先でも、その場でスマホからマジック生成を使って新しいロゴ案を生成し、即座に見せることが可能。
    ノートパソコンを開く手間がなく、素早く対応できます。

  • アイデアメモ代わりに
    「こういうイメージが欲しい」と思いついたら、Canva AIにプロンプトを入力してイメージビジュアルを作成。
    パソコンで本格的に仕上げる際のアイデアスケッチ代わりとしても便利です。

  • その場でチームに共有
    LINEやSlack、メールで画像を共有したいときにも、スマホならCanva内から直接ダウンロードして即共有可能。
    「出先で思いついた内容をすぐにデザインに反映→チームに提案」というサイクルがそのままスマホ1台で完結します。

  • ショート動画のサムネイル作成
    YouTube ShortsやInstagramストーリーなど、スマホ撮影→スマホ編集→スマホ投稿の流れが多い場面でも、撮影後すぐに編集可能。
    Canva AIで生成した画像をそのままサムネイルに使えば、統一感のあるコンテンツがすぐに作れます。

Canva AIの画像生成は無料で使える!企業向けならプロ・チームスプランがおすすめ

Canva AIは無料プランでも利用できますが、AI利用枠には上限があります。無料プランは標準モデルで最大200回、高品質モデルで最大20回までとなっており、上限を超えると追加のAI機能が利用できなくなります。

業務で日常的に使う場合は、プロプランまたはビジネスプランへの切り替えがおすすめです。AI利用枠が無料版の10倍(プロ)・20倍(ビジネス/エンタープライズ)に拡大されるほか、Leonardo.AiやFlourishといった追加のAIツールも使えるようになります。

Canva aiの料金プラン

Canva AIの料金プランとできることは以下の通りです(年払い・1人あたりの料金)。

プラン名 無料 プロ Canvaビジネス エンタープライズ
年額料金 無料 ¥11,800/1人 ¥18,800/1人 要相談
AI利用枠 標準モデル最大200回/高品質モデル最大20回 無料版の10倍 無料版の20倍 無料版の20倍
ブランドキット 1個(3色のみ) 5個 100個(承認機能付き) 1,000個(段階的承認・複数チーム管理)
クラウドストレージ 5GB 100GB 500GB 1TB
主な追加ツール Affinity利用可 AI対応Affinity利用可 AI対応Affinity、Leonardo.Ai、Flourish利用可 上記に加えSSO・SCIMプロビジョニング、カスタムアプリ、専任サクセスマネージャー
特徴 クレジット数により制限あり 全てのAI機能にアクセス可能 チーム管理・コラボレーション機能、印刷注文10%割引 企業レベルのセキュリティ、優先サポート

個人・少人数のチームであればプロプランでも十分ですが、部署単位・全社導入を検討する場合は、チーム管理機能や承認フローが充実したCanvaビジネス、またはセキュリティ要件の厳しい大企業向けにはエンタープライズプランが選択肢になります。

Canva AIで画像生成した場合は商用利用できる?著作権は?

Canva AIで生成した画像は、Canvaの利用規約を遵守する限り、広告や販促物への利用を含め商用利用が可能です。AI機能で生成された画像はCanvaのコンテンツ使用許諾契約の対象外であり、利用規約を遵守する限り、販売も含め合法的な目的で使用できます。

Canvaの公式では、Canva aiで生成した画像・イラストの著作権の扱いについて、以下のように明示されています。

Canvaは、お客様の「入力」または「出力」に対して著作権を請求することはありません。

引用:AIサービスに関する利用規約 法的通知|Canva

つまり、生成したコンテンツは自身のものとして使用・編集・公開が可能ということです。ただし、AIコンテンツであることが分かるようにしておく必要があります。

Canva AIの生成画像に著作権は発生する?

Canva AIで生成した画像に著作権は発生しません。Canva公式によると、多くの管轄区域ではAIが単独で作成した作品は著作権保護の対象外とされており、独占的な権利までは保証されていません。

つまり、Canva AIで作成した画像は使用できても、他のユーザーが同じ、または似た画像を使用・コピーするのを阻止することは難しい場合がある、というのがCanvaの公式スタンスです。企業ロゴなど固有性を主張したい用途に使う場合は、この前提を社内で共有しておくとトラブルを避けられます。

AI機能(マジック加工、DALL-E、Imagen by Google Cloudなど)で生成された画像は、Canvaのコンテンツ使用許諾契約の対象外です。

これらの画像は、CanvaのAIサービスに関する利用規約を遵守する限り、販売も含め、合法的な目的で使用することができます。

引用:Canvaを使って販売用のデジタルおよび物理的な製品をデザインする|Canva

企業向けの安全対策・補償はある?

法人向けには「Canva Shield」という安全対策プログラムがあり、コンテンツの自動モデレーションやアウトプットの自動レビューなど、複数層の安全対策が整備されています。

また、知的財産権侵害の法的補償は、対象となるCanva Enterpriseのお客様に対して追加料金なしで提供されます。大規模な商用利用を検討する場合は、営業担当者への問い合わせで対象条件を確認しておきましょう。

参照:Canva Shield:安全で公正かつセキュアなAI

Canva AIで画像生成する際は著作権侵害に注意

Canva AIで画像生成した際は、著作権侵害に注意しましょう。著作権侵害は、類似性と依拠性で判断されるため、生成画像が既存のコンテンツと明らかに似ている場合、商用利用時に著作権侵害と見なされる可能性があります。

特に、以下のような内容を含むプロンプトでの生成は避けましょう。

生成を避けたほうがよいプロンプト例

  • 既存キャラクター:人気アニメやゲームのキャラクターを連想させるデザイン
  • 実在の人物:著名人・タレント・インフルエンサーに似せた人物画像
  • 商標・ブランド:他社のロゴや商品名、ブランドを含む画像

商用利用自体はOKでも、第三者の著作物に酷似した画像を使うリスクはゼロではありません。企業として利用する際は、対外公開前の社内チェック体制を設けておくと安心です。

Canva AIの画像生成に関するよくある質問

ここでは、Canva aiに関するよくある質問にお答えします。

  • Canva AIで生成した画像はどこに保存される?
  • マジック生成AIが使えない場合はどうする?
  • Canva AIで作った画像はどうやってダウンロードする?
  • Canva AIでは画像生成以外に何ができる?
  • Canva AIで作った画像やロゴは商標登録してもいい?

一つずつ見ていきましょう。

Canva AIで生成した画像はどこに保存される?

Canva AIで生成した画像は、自動的に現在編集中のデザインキャンバス内に保存されます。また、Canvaの「すべてのデザイン」ページからいつでもアクセス・再編集が可能です。

Canvaには、自動保存機能も備わっており、誤ってページを閉じてしまっても作成データが失われる心配はありません。また、作成履歴から過去のバージョンに戻すことも可能なため、複数人での共同編集でも安心して利用できます。

マジック生成AIが使えない場合はどうする?

マジック生成AIが使えない場合、まずはインターネット接続環境やブラウザの状態を確認してください。次に、Canvaにログインしているか、使用中のアカウントがAI機能対応プラン(無料またはPro)かどうかをチェックしましょう。

場合によっては、ブラウザのキャッシュクリアやアプリの再起動で改善することもあります。それでも使えない場合は、Canvaのサポートセンターを参照するとよいでしょう。チームで利用している場合は、管理者にアカウントの権限設定を確認してもらうことも有効です。

Canva AIで作った画像はどうやってダウンロードするの?

Canva AIで作った画像は、デザインキャンバスに貼り付けた上で「ファイル → ダウンロード 」からダウンロード可能です。画像単体ではダウンロードできず、必ずデザインキャンパスに配置してから保存する必要があります。

ダウンロード時に背景透過を使用すれば、背景を透明にできるので、Illustratorなどの別ツールにも簡単に貼り付けられますが、使用にはProプラン以上の加入が必要です。Canva内であれば、そのままスタンプのように挿入できるので、アイキャッチ画像やプレゼン資料などにも手軽に使えます。

Canva aiでは画像生成以外に何ができる?

Canva aiでは、動画生成、グラフィック素材生成、画像編集(背景除去・加工・拡張など)といったAI機能が使えます。また、AI生成アプリも備わっており、プレゼン資料の自動作成、ブログや広告文のライティング支援、テキストの要約、音声の文字起こしなどマルチメディア編集にも対応しています。

AI生成アプリは、編集画面左のツールバーから、「アプリ→AI生成」で確認可能です。

Canva AIで作った画像やロゴは商標登録してもいい?

Canva AIで作った画像やロゴは、出願自体は可能ですが、審査を通過しにくく実務上は登録に向きません。特許庁の審査では、消費者が「これは自社の商品だ」と区別できる「識別力」が重視されますが、Canvaの素材やAI生成画像は誰でも同じように使える汎用的なデザインとみなされ、識別力なしとして拒絶されやすいためです。

企業ロゴとして商標登録を前提にしたい場合は、Canva AIの画像はたたき台に留め、無料の図形・フォントのみでゼロから作り直すか、デザイナーによるオリジナルデザインへの作り込みを検討することをおすすめします。

参照:Canvaで作成したロゴの商標登録|Canva

Canva AIの画像生成機能まとめ

今回は、Canvaが提供する画像生成AIについて、企業での活用を中心に解説しました。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

  • テキストから画像やロゴ、グラフィックを自動生成できる「マジック生成」
  • 背景除去・生成・消去・加工・拡張など多彩な編集を行える「マジックスタジオ」
  • 企業ロゴや販促動画など、外注前提だった制作物もCanva内で完結できる
  • スマホからでもスムーズに画像生成や共有が可能で、商談先や出先でも対応できる
  • 無料プランでもAI機能を利用可能。チーム利用ならプロ・チームスプランがおすすめ
  • 商用利用は基本的に可能。ただし、生成画像は著作権が発生しない場合が多く著作権侵害・類似性には注意

Canvaは、直感的な操作でデザインができるグラフィックツールとして高い人気を誇りますが、近年ではCanva aiの強化により、利便性が格段と高まっています。例えば、「マジック生成」「マジックスタジオ」では、画像の生成・編集・ロゴ作成といった、従来はプロの領域だった作業も、誰でも手軽にこなせるようになりました。

Canva AIをうまく活用することで、短時間で高品質なビジュアルコンテンツを制作でき、業務効率化やSNS運用、プレゼン資料作成などの業務も効率的に終わらせられます。50クレジットが付与される無料プランでも、オリジナルロゴを作成したり商品画像の背景を加工したりできるので、まずは無料範囲で各機能を試してみると良いかもしれません。

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この記事を書いた人

やまたに
SEOマーケティング会社でライターとして勤務したのち、サングローブに入社。唯一得意なライティングで人生を乗り切ってきた。

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