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無料デザインツール「Canva(キャンバ)」とは?使い方や機能を徹底解説
2021/07/21


「Canva(キャンバ)」というデザイン作成ツールをご存じでしょうか。

誰でも簡単に本格的なデザインが作れるツールとして世界中で人気を集めており、日本でもここ数年で注目度が高まっています。最大の特徴は、クオリティの高いデザインテンプレートが豊富に用意されていること。Instagramのホーム画面やYouTubeのサムネイル、プレゼンテーション資料、画像バナーなど、幅広いカテゴリーのテンプレートが公開されています。

一般的なデザインツールの場合は1からデザインしなければなりませんが、Canvaの場合はこれらのテンプレートをベースに、パーツをカスタマイズしていくだけなので初心者でも安心。デザインに詳しくない人でも、あっという間に魅力的なデザインに仕上げることができます。

そこで今回は、Canvaの特徴や使い方について徹底解説。無料で始められるので、ぜひ導入を検討してみてください。

目次

Canva(キャンバ)とは?

Canva(キャンバ)は、オーストラリア発のデザイン作成ツールです。ポスターやパンフレット、ロゴ、名刺、プレゼンテーション資料、請求書、バーチャル背景、SNS関連の素材など、多種多様なテンプレートが用意されており、初心者でも簡単にプロ並みのデザインを作成できます

これまで、世界190カ国で利用されており、2021年4月時点でのアクティブユーザーは月間5700万人。日本でも2017年のサービス開始以来、着々とユーザー数を増やしています。

また、2020年5月にはCanvaの日本チームが発足され、国内ユーザー向けのテンプレートやコンテンツが急速に拡大。日々利便性が向上しており、2021年7月時点では2万7000種類ものテンプレートが日本語に対応しています。

参考資料:Canva Pty Ltd「デザインプラットフォームの『Canva』日本人の日本人による日本のためのデザインテンプレート3000種類を公開。」

Canvaを利用するメリット&デメリット

ここで、Canvaを使うメリット&デメリットを押さえておきましょう。

<メリット>
・無料で利用できる
・誰でも簡単にクオリティの高いデザインが作れる
・PC&スマホの両方で使える
・共同編集ができる
・商用利用が可能

<デメリット>
・デザインが被る可能性がある

それぞれ解説していきます。

メリット

無料で利用できる

Canvaには、以下3つの料金プランが用意されています。

・Canvaフリー 無料
・Canva Pro ¥1,500/月
・Canvaエンタープライズ ¥3,000(1ユーザー/月)


有料プランもありますが、基本的な機能は無料プラン「Canvaフリー」で利用できるため、まずはお試し感覚で無料プランから始めるのがおすすめです。

その上で「機能や容量が足りない!」と感じた場合は、テンプレート数やストレージ容量が拡張される有料プランへのアップグレードを検討してみましょう。

誰でも簡単にクオリティの高いデザインが作れる

Canvaにはテンプレートが豊富に用意されており、無料プラン「Canvaフリー」でも25万点を超えるテンプレートが利用できます。これを活用することで、簡単にプロ顔負けのデザインを作成できるでしょう。

また、直感的に操作できる点も魅力の1つ。ツール内の素材をドラッグ&ドロップするだけで簡単にカスタマイズできるので、難しい専門知識は必要ありません。デザイン初心者でもスムーズに使いこなせるでしょう。

PC&スマホの両方で使える

Canvaは、PCとスマートフォンの両方で利用できます

PCはブラウザベースで利用できるほか、デスクトップ版のアプリ(MacWindows)もリリースされています。機能や操作画面はほぼ変わらないため、好みや状況に合わせて利用するとよいでしょう。

また、スマートフォンやタブレットも専用アプリ(iPhone・iPadAndroid)が配布されています。同じアカウントでログインすれば、PCとスマホを同期させることができるため、PCで編集したデザインの続きをスマートフォンで行うことも可能です。場所を問わずに編集作業を進められるのは、大きな利点と言えるでしょう。

共同編集ができる
Canvaでは、1つのデザインを複数人で同時に編集できます。チーム内でスピーディーに確認・編集作業を進められるため、プロジェクト単位で動く業務にも活用できるでしょう。

また、作業者を限定したい場合は編集権限を制限することが可能です。閲覧限定にできる「表示可」と、閲覧・編集ができる「編集可」の2種類から選択できるので、状況に応じて使い分けましょう。

商用利用が可能
Canvaで作成したデザインは、基本的に商用利用が可能です。

ただし、制作物を「販売する場合」と「商標登録する場合」は要注意。以下のような制限が設けられているので、しっかり把握しておきましょう。

<制作物を販売する場合>
元々用意されているテンプレートや素材を無加工で販売、再配布、クレジット登録することは禁止されています。営利目的で利用する場合は、必ず加工を施すようにしましょう。

<制作物を商標登録する場合>
Canvaのテンプレートや素材を用いて作成したデザインは商標登録できません(一部例外あり)。加工の有無に関わらず基本NGとなっているため、十分にご注意ください。

なお、これらの利用規約は2021年7月時点のもので、今後変更する可能性があります。うっかり規約違反を起こさないよう、必ず事前に公式サイトで確認しておきましょう。

参考サイト:Canva公式サイト「ヘルプセンター|ライセンス、著作権、Canvaの商用利用」

デメリット

Canvaのデメリットは、その利用者数の多さゆえに、他人とデザインが被ってしまう可能性があるという点です。

しかし、フォントを変えたり、素材を変更・追加したりするだけでも十分に差別化できるため、そこまで気にしなくてもよいでしょう。

【基本編】Canvaの使い方

ここからは、Canvaの使い方を実際の画面とともに解説していきます。

基本的な流れは以下のとおりです。

Step1.会員登録する
Step2.新規デザインを作成する
Step3.デザインを編集する
Step4.デザインを保存する

詳しく見ていきましょう。

Step1.会員登録する

Canvaで作成したデザインを保存するためには、必ず会員登録が必要です。

(1)Canvaの公式サイトで「登録」をクリックする。

(2)登録方法を選択する。

登録方法は「Googleで登録」、「Facebookで登録」、「メールアドレスで登録」の3種類から選べますが、今回はメールアドレスでの登録方法を紹介します。

(3)「アカウントを作成する」画面で必要な情報を入力し、「開始する!」をクリックする。

(4)登録したメールアドレス宛に届いた6桁のコードを入力し、「完了」をクリックする。

(5)利用目的を選択する。

(6)有料プラン「Canva Pro」の無料トライアルの試用有無を選択する。

無料トライアルを利用する場合は「無料トライアルを開始」をクリックし、利用しない場合は画面右上の「後で」をクリックしましょう。

(7)「初めてのデザインを開始」画面が登場したら、会員登録完了です。

Step2.新規デザインを作成する

会員登録ができたら、早速デザインを作成していきましょう。

作成方法は大きく分けて「画像サイズを設定する方法」と「テンプレートから選択する方法」の2種類があります。それぞれ見ていきましょう。

画像サイズを設定する方法
画像サイズが決まっている場合は、画面右上の「カスタムサイズ」で任意のサイズを入力し、「新しいデザインを作成」をクリックしましょう。

別タブで編集画面が開いたら準備完了です。

テンプレートを利用したい場合は、左サイドバーから好きなデザインを選択しましょう。


テンプレートから選択する方法
テンプレートは、主に以下3つの方法で検索できます。

1.検索ボックスにキーワードを入れて検索する

2.ホーム画面に表示されたカテゴリから選ぶ

3.画面上部のツールバーからカテゴリを選ぶ

今回は、以下の写真コラージュテンプレートを例に手順を解説します。

「このテンプレートをカスタマイズ」をクリックし、下のような編集画面が開いたら準備OKです。

Step3.デザインを編集する

ベースが決まったら、デザインを編集していきましょう。

ここでは、基本機能を3つ紹介します。

1.素材を追加・変更する
2.テキストを追加・変更する
3.背景色を変更する


1つずつ確認していきましょう。

1.素材を追加・変更する
左サイドバーの「素材」からは、図形やグラフィック、写真、動画、グラフなどを追加できます。

例として、グラフィックを追加してみました。サイズや色を変更したり、アニメーションエフェクトを施したりできるので、自由にアレンジしてみてください。


2.テキストを追加・変更する
必要に応じてテンプレートのテキストを追加・変更することも可能です。

テキストを追加する場合は、左サイドバーの「テキスト」から「見出しを追加」、「小見出しを追加」、「本文を追加」のいずれを選択するか、もしくはテキストテンプレートから選択しましょう。

テキストを変更する場合は、修正したいテキストをクリックすれば編集モードに入ります。画面上部のツールバーからフォントやサイズ、色、エフェクトなどを変えることも可能です。


3.背景色を変更する
背景色を変えたいときは、画面上部にある「背景色」から設定できます。カラーパレットが表示されるので、好きな色を選択しましょう。

Step4.デザインをダウンロードする

Canvaで作成したデータは自動で保存されます。自分で保存作業を行う必要はありませんが、完成したデータは念のためダウンロードして手元に保管しておくと安心です。

JPG、PNG、PDF、MP4など、複数のファイル形式が用意されているので、デザインに合った形式でダウンロードしておきましょう。

【応用編】Canvaの便利機能8選

ここでは、Canvaの応用機能を8つ厳選して紹介します。

①画像を加工する
②画像やテキストにリンクを付ける
③素材の重なり順を変更する
④各種SNSやクラウドサービスと連携する
⑤デザインを共有する
⑥デザイン作成画面にメモを残す
⑦フォルダを作成する

1つずつ見ていきましょう。

①画像を加工する

Canvaには、様々な画像加工機能が搭載されています。今回は特におすすめの機能を3つ紹介するので、ぜひ活用してみてください。

エフェクト機能
画像にエフェクトをかけることで、作品の雰囲気を様変わりさせることができます。

<手順>
(1)エフェクト対象の画像を選択した状態で、ツールバーの「エフェクト」をクリックする。
(2)画面左側に表示されたエフェクト一覧から、好きな効果を選択する。
(3)「適用」をクリックする。


透過機能
透過機能は、テンプレートや画像の透明度を調整する機能です。画像に載せた文字を読みやすくしたり、雰囲気を変えたりする効果があります。

<手順>
(1)透過対象の画像を選択した状態で、ツールバーの「透明度」アイコンをクリックする。
(2)スライダーで透明度を調整する。


フレーム機能
画像をトリミングしたいときは、フレーム機能が便利です。この機能を活用すれば、選択した図形に合わせて画像を切り抜くことができます。

<手順>
(1)サイドバーの「素材」をクリックして「フレーム」と検索する。

(2)図形を選択する。

(3)切り抜きたい画像を(2)で表示したフレーム内にドラッグ&ドロップする。

(4)サイズや場所を調整する。

②画像やテキストにリンクを付ける

Canvaで作成したデザイン(画像自体やテキスト)には、リンクを埋め込むことができます。お問い合わせフォームや商品購入ページ、プレゼン資料に記載した参考文献など、外部のコンテンツに遷移させたいときに便利な機能です。

<手順>
(1)リンクを付けたい画像やテキストを選択した状態で、ツールバーの「チェーン」アイコンをクリックする。
(2)遷移先のURLを入力して「適用」をクリックする。

③素材の重なり順を変更する

Canvaでは、デザインの編集過程で各素材の重なり順を簡単に調整できます。

<手順>
(1)該当の素材を選択した状態でツールバーの「配置」をクリックする。

(2)「前面へ(もしくは背面へ)」をクリックする。

④各種SNSやクラウドサービスと連携する

Canvaは様々な外部サービスと連携させることができます。Google DriveやDropboxから素材を追加したり、Google Mapsの地図を挿入したり、InstagramにCanvaから直接投稿したり、と連携機能を活用すれば、より使いやすくなるでしょう。

<手順>
(1)サイドバーの「もっと見る」をクリックする。
(2)連携させたいサービスを選択する。

⑤デザインを共有する

前半でもお伝えしましたが、Canvaでは作成途中のデザインを複数人で共有できます。共有方法は複数ありますが、今回はメールまたはリンクを使用して共有する方法を紹介します。

<メールで共有する場合>
(1)画面上部にある「共有」をクリックする。

(2)メールアドレスを入力し、編集権限を選択する。

(3)「送信」をクリックする。

<リンクで共有する場合>
(1)画面上部にある「共有」から「編集するリンクを共有」をクリックする。

(2)編集権限を選択する。

(3)「リンクをコピー」をクリックし、メール等でリンクを共有する。

⑥デザイン作成画面にメモを残す

「メモ機能」もCanvaの便利機能の1つです。個人利用はもちろん、チーム作業にもおすすめ。コメントやフィードバックをメモで残せるので、効率的に作業を進められるでしょう。

<手順>
(1)メモを残したい素材を選択し、「吹き出し」アイコンをクリックする。

(2)コメントを入力し、「コメント」をクリックする。

なお、メモ機能は特定の人に対してコメントを残すことも可能です。コメント入力欄に「@」を入力すると共有メンバーのリストが表示されるので、そこから該当メンバーを選択しましょう。

⑦フォルダを作成する

Canvaでは、デザインデータをフォルダに分けて管理できます。ただし、無料プランの場合は2個までしかフォルダ作成ができないので要注意。有料プランであればフォルダ上限が無制限になるため、フォルダ数を増やしたいときはアップグレードも検討してみましょう。

<手順>
(1)ホーム画面で「すべてのフォルダー」をクリックする。

(2)「新しいフォルダーを作成」をクリックする。

(3)フォルダ名と共有メンバーを設定し、「フォルダーを作成」をクリックする。

Canvaなら無料でプロ顔負けのデザインが作れる!

今回は、デザイン作成ツール「Canva」について解説してきました。

最大の魅力は、高クオリティなテンプレートを活用することで誰でもプロ並みのデザインを作成できることでしょう。テンプレートのカテゴリーも充実しているので、プライベート利用はもちろん、ビジネス利用にもおすすめ。複数人で簡単に共有・編集ができるので、チーム単位で動く業務にも向いています。

また、新しい機能も続々と追加されており、現在進行形でアップグレードを続けています。すでに利用価値の高いツールとして評判を上げていますが、今後さらに使いやすくなることでしょう。無料プランであればコスト負担なく導入できるので、まずはお試しで一度利用してみてはいかがでしょうか。

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