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無料デザインツール「Canva(キャンバ)」の使い方とは?基本操作や機能を初心者向けに解説

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「Canva(キャンバ)」というデザイン作成ツールをご存じでしょうか。

誰でも簡単に本格的なデザインが作れるツールとして世界中で人気を集めており、日本でもここ数年で注目度が高まっています。最大の特徴は、クオリティの高いデザインテンプレートが豊富に用意されていること。Instagramのホーム画面やYouTubeのサムネイル、プレゼンテーション資料、画像バナーなど、幅広いカテゴリーのテンプレートが公開されています。

一般的なデザインツールの場合は1からデザインしなければなりませんが、Canvaの場合はこれらのテンプレートをベースに、パーツをカスタマイズしていくだけなので初心者でも安心。デザインに詳しくない人でも、あっという間に魅力的なデザインに仕上げることができます。

また、Canvaは個人利用だけでなくチーム利用ができるのも魅力の1つ。作成したデータをチーム内で共有できるだけでなく、リアルタイムで共同編集したり、特定のメンバーにタスクを割り当てたり、コミュニケーションをとりながら1つのデザインをブラッシュアップしていけるので、ビジネスにも活用できますよ。

そこで今回は、Canvaの特徴や使い方について徹底解説。無料で手軽に始められるので、少しでも興味のある方はぜひ使ってみてください。

Canva(キャンバ)とは?

Canva(キャンバ)は、オーストラリア発のデザイン作成ツールです。ポスターやパンフレット、ロゴ、名刺、プレゼンテーション資料、請求書、バーチャル背景、SNS関連の素材など、多種多様なテンプレートが用意されており、初心者でも簡単にプロ並みのデザインを作成できます。

これまで、世界190カ国で利用されており、2022年4月時点でのアクティブユーザーは月間6,000万人。日本でも2017年のサービス開始以来、着々とユーザー数を増やしています。

また、2020年5月にはCanvaの日本チームが発足され、国内ユーザー向けのテンプレートやコンテンツが急速に拡大。2021年7月時点で2万7000種類ものテンプレートが日本語に対応しているほか、同年8月には日本語フォントが新たに174種類追加されるなど、日々利便性が向上しています(2021年8月時点で利用できる日本語フォントは計309種類)。

(参照:Canva公式サイト

(参照:Canva Pty Ltd「デザインプラットフォームの『Canva』日本人の日本人による日本のためのデザインテンプレート3000種類を公開。」

(参照:Canva Pty Ltd「デザインプラットフォームのCanva、ユーザーのニーズに応え、日本語フォントを新たに174種類追加、計309種類が利用可能に。」

Canvaを利用するメリット&デメリット

ここで、Canvaを使うメリット&デメリットを押さえておきましょう。

メリット ・無料で利用できる
・誰でも簡単にクオリティの高いデザインが作れる
・PC&スマホの両方で使える
・共同編集ができる
・商用利用が可能
デメリット ・デザインが被る可能性がある

それぞれ解説していきます。

メリット

では、メリットから見ていきましょう。

無料で利用できる

Canvaには、以下3つの料金プランが用意されています。

プラン名 料金
無料 無料
Pro 月払いの場合:¥1,500/月(最大5人まで)~
年払いの場合:¥12,000/年(最大5人まで)~
Enterprise ¥3,000/ユーザー/月(25人から利用可能)

有料プランもありますが、基本的な機能は無料プランに含まれているため、まずはお試し感覚で無料プランから始めるのがおすすめです。

そのうえで「機能や容量が足りない!」と感じた場合は、テンプレート数やストレージ容量が拡張される有料プランへのアップグレードを検討してみてください。

誰でも簡単にクオリティの高いデザインが作れる

Canvaにはデザイン性に優れたテンプレートが豊富に用意されており、誰でも手軽にプロ顔負けのデザインが作れるようになっています。使えるテンプレートの数はプランによって異なりますが、無料プランでも25万点以上のテンプレートが利用可能。デザインタイプも100種類を超えるため、さまざまな用途に活用できるでしょう。

また、直感的に操作できるのもCanvaの魅力の1つ。ツール内の素材をドラッグ&ドロップするだけで簡単にカスタマイズできるため、難しい専門知識も必要ありません。

PC&スマホの両方で使える

Canvaはブラウザ版のほか、デスクトップ版とモバイル版のアプリもリリースされており、PCとスマートフォン(またはタブレット)の両方で利用できるようになっています。

Canva for Mac
Canva for Windows
iPhone・iPad
Android

なお、端末間でデータを同期させたい場合は、同じアカウントでログインするだけでOKです。特別な設定を行わなくても自動で同期されるため、PCで編集したデザインの続きをスマートフォンで行うなど、場所を制限されることなく、どこでも手軽に編集作業を進められますよ。

1つのデータをチーム内で共同編集できる

Canvaには共有機能が搭載されており、1つのデザインを複数人で同時に編集できます。チーム内でスピーディーに確認・編集作業を進められるため、プロジェクト単位で動く業務にも活用できるでしょう。

また、作業者を限定したい場合は編集権限を制限することも可能です。閲覧・編集ができる「編集可」、コメントのみ入力できる「コメント化」、閲覧のみ可能とする「表示可」の3種類から選択できるので、状況に応じて使い分けましょう。

商用利用が可能

Canvaで作成したデザインは、基本的に商用利用が可能です。

ただし、制作物を「販売する場合」と「商標登録する場合」は要注意。以下のような制限が設けられているので、しっかり把握しておきましょう。

制作物を販売する場合 元々用意されているテンプレートや素材を無加工で販売、再配布、クレジット登録することは禁止されています。営利目的で利用する場合は、必ず加工を施すようにしましょう。
制作物を商標登録する場合 Canvaのテンプレートや素材を用いて作成したデザインは商標登録できません(一部例外あり)。加工の有無に関わらず基本NGとなっているため、十分にご注意ください。

なお、これらの利用規約は2021年7月時点のもので、今後変更する可能性があります。うっかり規約違反を起こさないよう、必ず事前に公式サイトで確認しておきましょう。

(参照:Canva公式サイト「ヘルプセンター|ライセンス、著作権、Canvaの商用利用」

デメリット

Canvaのデメリットは、その利用者数の多さゆえに、他人とデザインが被ってしまう可能性があるという点です。

しかし、フォントを変えたり、素材を変更・追加したりするだけでも十分に差別化できるため、そこまで気にしなくてもよいでしょう。

【基本編】Canvaの使い方

ここからは、Canvaの使い方を実際の画面とともに紹介していきます。

次の流れで基本的な操作方法を確認していきましょう。

Step1.会員登録する
Step2.新規デザインを作成する
Step3.デザインを編集する
Step4.デザインを保存する

では、解説していきます。

Step1.会員登録する

まずは、会員登録の方法から見ていきましょう。

(1)Canvaの公式サイトにアクセスし、「登録」をクリックする。

(2)登録方法を選択する。

登録方法は「Apple」「Google」「Facebook」「Microsoft」「Clever」「メールアドレス」の6種類から選べますが、今回はメールアドレスでの登録方法を例に紹介していきます。

(3)「メールで続行」の画面でメールアドレスを入力し、「続行」をクリックする。

(4)「アカウントにログイン」の画面で「代わりにコードでログイン」をクリックする。

(5)登録したメールアドレス宛に届く6桁のコードを入力する。

(6)ホーム画面が表示されたら登録完了です。

Step2.新規デザインを作成する

会員登録ができたら、早速デザインを作成していきましょう。

作成方法は主に2つあります。

・画像サイズを設定する方法
・テンプレートから選択する方法

それぞれ見ていきましょう。

画像サイズを設定する方法

無料プランの場合は後からサイズを変更することができないため、あらかじめ画像サイズが決まっている場合は必ずサイズ設定したうえで編集するようにしましょう。

(1)画面右上の「カスタムサイズ」をクリックする。

(2)幅と高さを入力し、「新しいデザインを作成」をクリックする。

(3)無地のキャンバスが表示されたら設定完了です。

なお、テンプレートを利用したい場合は、左サイドバーの「テンプレート」から選択できます。

テンプレートから選択する方法

テンプレートの検索方法は、主に3つあります。 それぞれの操作方法を簡単に確認していきましょう。

①検索ボックスにキーワードを入れて検索する
②ホーム画面に表示されたカテゴリから選ぶ
③画面上部のツールバーからカテゴリを選ぶ

いずれの場合も、使いたいテンプレートを選択し、「このテンプレートをカスタマイズ」をクリックすると編集画面が表示されます。

Step3.デザインを編集する

ベースが決まったら、デザインを編集していきましょう。 ここでは、基本機能を3つ紹介します。

①素材を追加・変更する
②テキストを追加・変更する
③背景色を変更する

1つずつ確認していきましょう。

①素材を追加・変更する

左サイドバーの「素材」からは、図形やグラフィック、写真、動画、グラフなどを追加できます。

サイズや色を変更したり、アニメーションエフェクトを施したり、自由にアレンジしてみてください。

②テキストを追加・変更する

必要に応じてテンプレートのテキストを追加・変更することも可能です。

テキストを追加する場合は、左サイドバーの「テキスト」から「見出しを追加」「小見出しを追加」「本文を追加」のいずれを選択するか、もしくはテキストテンプレートから選択してください。

なお、テキストを変更したいときは、修正したいテキストをダブルクリックすると編集モードに入ります。画面上部のツールバーからフォントやサイズ、色、エフェクトなどを変えることも可能です。

③背景色を変更する

背景色を変えたいときは、画面上部にある「背景色」から設定できます。カラーパレットが表示されるので、好きな色を選択してください。

Step4.デザインをダウンロードする

Canvaで作成したデータは自動で保存されます。自分で保存作業を行う必要はありませんが、完成したデータは念のためダウンロードして手元に保管しておくと安心です。

JPG、PNG、PDF、MP4など、複数のファイル形式が用意されているので、デザインに合った形式でダウンロードしておきましょう。

(1)画面右上の「共有」をクリックする。

(2)「ダウンロード」をクリックする。

(3)ファイル形式と保存したいページを選択し、「ダウンロード」をクリックするとダウンロードが開始されます。

【応用編】Canvaの便利機能8選

最後に、Canvaの応用機能を8つ厳選して紹介します。

①画像を加工する
②画像やテキストにリンクを付ける
③素材の重なり順を変更する
④チームを作成する
⑤デザインを共有する
⑥デザイン作成画面にコメントを残す
⑦各種SNSやクラウドサービスと連携する
⑧フォルダを作成する

1つずつ見ていきましょう。

①画像を加工する

Canvaには、さまざまな画像加工機能が搭載されています。今回は特におすすめの機能を3つ紹介するので、ぜひ活用してみてください。

エフェクト機能

画像にエフェクトをかけることで、作品の雰囲気を様変わりさせることができます。

(1)エフェクト対象の画像を選択し、ツールバーの「画像を編集」をクリックする。

(2)画面左側に表示されたエフェクト一覧から、好きな効果を選択する。

(3)「適用」をクリックする。

透過機能

透過機能は、テンプレートや画像の透明度を調整する機能です。画像に載せた文字を読みやすくしたり、雰囲気を変えたりする効果があります。

(1)透過対象の画像を選択し、ツールバーの「透明度」アイコンをクリックする。

(2)スライダーで透明度を調整する。

フレーム機能

画像をトリミングしたいときは、フレーム機能が便利です。この機能を活用すれば、選択した図形に合わせて画像を切り抜くことができます。

(1)サイドバーの「素材」をクリックし、「フレーム」の項目から図形を選択する。

(2)あらかじめサイドバーの「アップロード」に画像をアップロードしておき、トリミングしたい画像をフレーム内にドラッグ&ドロップする。

(3)サイズや場所を調整する。

②画像やテキストにリンクを付ける

Canvaで作成したデザイン(画像自体やテキスト)には、リンクを埋め込むことができます。お問い合わせフォームや商品購入ページ、プレゼン資料に記載した参考文献など、外部のコンテンツに遷移させたいときに便利な機能です。

(1)リンクを付けたい画像やテキストを選択し、ツールバーの「チェーン」アイコンをクリックする。

(2)遷移先のURLを入力すると、テキストがリンク化されます。

③素材の重なり順を変更する

Canvaでは、デザインの編集過程で各素材の重なり順を簡単に調整できます。

(1)該当の素材を選択した状態でツールバーの「配置」をクリックする。

(2)「前面へ(もしくは背面へ)」をクリックすると、配置が入れ替わります。

④チームを作成する

複数人でデータを共有・編集したい場合は「チーム機能」を活用してみてください。無料プランでは、最大20チームまで作成できるようになっており、1チームあたり最大3,000人のメンバーが参加できます(2022年4月時点)。

(1)ホーム画面のサイドバーから「チームを作成」を選択する。

(2)「チーム名」を入力して、「続行」をクリックする。

(3)招待リンクをコピーして共有するか、もしくはチームメンバーのメールアドレスを入力して「チームに移動」をクリックする。

(4)「さぁ、始めましょう」というポップアップが表示されたら設定完了です。

なお、複数のチームを所有している場合は、ホーム画面右上の「プロフィール」アイコンから切り替えられます。

⑤デザインを共有する

デザインの共有方法は主に3つあります。

・メールで共有する
・リンクで共有する
・チームに共有する

1つずつ解説していきます。

メールで共有する場合

(1)画面上部にある「共有」をクリックし、メールアドレスを入力する。

(2)編集権限を選択し、「送信」をクリック

※「編集可」「コメント可」「表示可」の3種類から選べます。

(3)「デザインが共有されました!」というポップアップが表示されたら送信完了です。

リンクで共有する場合

(1)画面上部にある「共有」をクリックし、共有権限と編集権限を選択する。

※編集権限は「編集可」「コメント可」「表示可」の3種類から選べます。

(2)リンクをコピーをクリックし、メールなどでチームのメンバーへ共有してください。

チームに共有する場合

(1)画面上部にある「共有」をクリックし、チーム名を入力する。

(2)編集権限を選択し、「送信」をクリックする。

なお、共有したデザインは、チームの「デザイン」に追加されます。

⑥デザイン作成画面にコメントを残す

「メモ機能」もCanvaの便利機能の1つです。個人利用はもちろん、チーム作業にもおすすめ。コメントやフィードバックをメモで残せるので、効率的に作業を進められるでしょう。

(1)メモを残したい素材を選択し、「吹き出し」アイコンをクリックする。

(2)テキストを入力し、「コメント」をクリックするとコメントが挿入されます。

なお、メモ機能は特定の人に対してコメントを残すことも可能です。コメント入力欄に「@」を入力すると共有メンバーのリストが表示されるので、そこから該当メンバーを選択しましょう。

⑦各種SNSやクラウドサービスと連携する

Canvaはさまざまな外部サービスと連携させることができます。Google DriveやDropboxから素材を追加したり、Google Mapsの地図を挿入したり、InstagramにCanvaから直接投稿したり、と連携機能を活用すれば、より使いやすくなるでしょう。

(1)サイドバーの「もっと見る」をクリックする。

(2)連携させたいサービスを選択する。

⑧フォルダを作成する

Canvaでは、デザインデータをフォルダに分けて管理できます。ただし、無料プランの場合は最大で2個までしかフォルダ作成ができないので要注意。有料プランであればフォルダ上限が無制限になるため、2個以上作成したい場合はアップグレードも検討してみましょう。

(1)ホーム画面で「プロジェクト」をクリックする。

(2)画面右上の「+」アイコンをクリックし、「フォルダ」を選択する。

(3)フォルダ名・共有メンバー・編集権限を設定し、「フォルダーを作成する」をクリックする。

(4)プロジェクト画面にフォルダが追加されます。

Canvaなら無料でプロ顔負けのデザインが作れる!

今回は、デザイン作成ツール「Canva」について解説してきました。

最大の魅力は、高クオリティなテンプレートを活用することで誰でもプロ並みのデザインを作成できることでしょう。テンプレートのカテゴリーも充実しているので、プライベート利用はもちろん、ビジネス利用にもおすすめ。複数人での共同編集にも対応しているので、チーム単位で動く業務にも向いています。

また、新しい機能も続々と追加されており、現在進行形でアップグレードを続けています。すでに利用価値の高いツールとして評判を上げていますが、今後さらに使いやすくなることでしょう。無料プランであればコスト負担なく導入できるので、まずはお試しで一度利用してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

永多美彩
編集プロダクションで旅行ガイドブックの取材・制作に携わった後、Webライターの道へ。お酒と激辛料理をこよなく愛するインドア派。シーズン中はもっぱら野球観戦。

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