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カウンセラーの集客方法8選!開業直後におすすめの実践法や成功させるためのコツ

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「カウンセラーとして独立したけれど、お客様が全く集まらない…」

資格を取得して開業したものの、最初の1人目のお客様をどう獲得すればいいのか分からず悩んでいる方は少なくありません。

カウンセラーの集客が難しいのは、サービスが目に見えないため、信頼を得るまでに時間がかかるからです。しかし適切な方法を選び、正しい順序で実践すれば、開業直後でも着実にお客様を獲得できます。

本記事では、カウンセラーが実践すべき集客方法と成功させるためのコツについて解説します。

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カウンセラーが集客する際によくある間違い

カウンセラーとして開業したばかりの方が、思うように集客できず悩むことは珍しくありません。実は多くの場合、集客方法そのものより、その前提となる考え方に問題があるケースが多いです。

ここでは、カウンセラーがやりがちな3つの間違いを解説します。

資格を取れば集客できると思っている

「資格さえあれば、お客様は自然と集まってくる」と思ってしまいがちですが、実はここに大きな落とし穴があります。カウンセリングを受ける人は、資格の有無よりも「この人なら私の気持ちを分かってくれそう」「安心して話せそう」という共感や相性を重視します。

つまり、集客に本当に必要なのは、資格よりもあなたを選ぶ理由です。実績の見せ方や日ごろの発信内容の方がはるかに信頼につながりやすく、結果的に集客にも直結します。

専門知識ばかりを発信してしまう

ブログやSNSで、資格取得のときに学んだ心理学の知識ばかりを発信してしまうケースはよくあります。ただ、悩みを抱えているお客様にとって、専門用語だらけの情報では「難しくて理解できない」と感じてしまい、読むのをやめてしまうことがあります。

カウンセラーの役割は、心理学の授業をすることではなく、お客様の心に寄り添い、癒すサポートをすること。だからこそ、発信では専門知識よりも「どんな悩みに寄り添えるのか」「どんな人にどう役立てるのか」といったエピソードや気づきを伝える方が、読み手にとってもずっと分かりやすく、安心感につながります。

ターゲットを絞らず「誰でもOK」にしてしまう

お客様は、自分の悩みに特化したカウンセラーに相談したいと考えているため、どんな悩みでも対応できますというスタンスでは、結果的に誰の心にも刺さりません。

例えば、子育てに悩む30代ママ専門とターゲットを絞れば、「この人は私の状況を分かってくれそう」と感じてもらいやすく、相談につながる確率が上がります。

だからこそ、何の悩みを解決するカウンセラーなのかを明確にし、ターゲットの心をつかむ発信を意識しましょう。

カウンセラーの主な集客方法8選

ここからは、カウンセラーが実際に成果を出している8つの集客方法を紹介します。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の状況に合わせて選ぶことが大切です。

SNS集客

SNS集客は、InstagramやX(旧Twitter)、Facebookなどを使った集客方法です。

SNSの大きなメリットは、無料で始められ、投稿が拡散しやすい点です。例えば、Instagramで「心のモヤモヤが軽くなる習慣」「不安との向き合い方」など、悩みに寄り添った内容を投稿すると、同じ悩みを抱えている人に届きやすくなり、遠方からでも新規お客様が見つかる可能性があります。

ただし、SNSでカウンセラー集客の成果を出すためには、続けることが何より大切です。週に2〜3回の投稿でも、内容が一定のテーマでまとまっていれば、あなたを必要とする人に見つけてもらいやすくなります。

ブログ集客

ブログは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンから、カウンセラーの助けを必要としている見込み客を集めるのに向いている方法です。

ブログの一番のメリットは、投稿した記事が資産として残り続けること。例えば、「人間関係のストレスを軽くする方法」「不安との向き合い方」など、悩み解決につながる記事を書けば、広告費をかけなくても検索から継続的にアクセスが流れてきます。

また、ブログはSNSとは異なり、ユーザーが自ら検索して読みに来るため、相談につながりやすいことも特徴です。成果が出るまでに時間はかかりますが、コツコツ更新できれば、時間が経つほど検索経由の相談が安定して増えていく、長期的に強い集客方法になります。

ホームページ集客

ホームページは、インターネット上のあなたの相談室。SNSやブログに比べて情報量を多く掲載できるため、カウンセラーの人柄やサービス内容、料金、実績などを総合的に伝えられます。

ただし、制作には専門的な知識が必要です。「デザインが苦手」「自分で作る時間がない」という場合は、プロに任せることで、見やすさや安心感のあるホームページを最初から整えた状態で公開できます。

Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールは、Googleマップや検索結果にあなたの相談室の情報を表示できる無料のツールです。住所や営業時間、写真、口コミなどを掲載できるため、地域でカウンセリングを探している人に見つけてもらいやすくなります。

特に、対面カウンセリングを行う方にとっては効果が大きく、登録しておくことで早急にカウンセラーと会いたい人からの問い合わせが増える可能性があります。

口コミ・紹介

既存のお客様からの口コミや紹介は、「知人が勧めてくれた」という安心感があるため、初回から心を開いてくれやすく、継続につながりやすいです。

口コミを増やすためには、まずは目の前のお客様に満足してもらうことが大切です。カウンセリング後に感想をお願いしたり、口コミ投稿の案内をしたりすると、自然と良い評判が広がり、新しい相談につながりやすくなります。

ビジネスマッチングサイト

カウンセラーの集客方法として、ココナラやストアカなどのスキルマーケット、cotreeなどのビジネスマッチングサイトを活用する方法もおすすめです。まだ知名度がない開業直後でも、サイト内での評価をコツコツ積み上げることで予約を獲得しやすくなり、実績作りや体験談の収集にもつながります。

ただし、カウンセリング料金の1割程度が手数料として引かれるため、利益は少し下がります。そのため、「まずはお客様を増やしたい」「実績を作りたい」という初期段階の集客手段として活用し、徐々に自分のブログやホームページ、SNSによる集客を強化していくことがおすすめです。

リスティング広告

リスティング広告とは、Googleなどの検索結果に広告として表示される仕組みのことです。

メリットは、すぐに効果が出やすく、地域やキーワードを細かく設定してターゲットを絞れる点です。広告費用をかければ数ヶ月待たなくても、検索結果の上部に表示させることができます。

ただし、成果を出すためには広告運用の専門的な知識が必要なので、運用方法が分からない場合は外部サービスを活用してみると良いです。

SNS広告

SNS広告とは、InstagramやFacebookなどのSNSに表示される広告のことです。メリットは、低予算から始められる点です。1日数百円ほどでも出稿でき、反応を見ながら予算を自由に調整できます。

SNS広告は、広告の文章や画像、動画の内容、ターゲット設定によって成果が大きく変わります。思ったように反応が出ない場合もあるため、いくつかのパターンを試すなど、少しずつ改善していく工夫と労力が必要です。

課題別カウンセラーのおすすめ集客方法

多くのカウンセラーの集客方法が存在しますが、すべてを同時に始める必要はありません。開業時期や予算、目的に応じて優先すべき方法は変わります。

ここでは、課題別におすすめのカウンセラーの集客方法を紹介します。

開業直後で予算がない場合の集客方法

開業してから最初の半年くらいは、まず存在を知ってもらい、最初のお客様を獲得することが最優先です。この時期はまだ売上が安定しないため、高い広告費をかけるのはリスクがあります。

開業直後におすすめなのは、無料または低コストで始められる以下の集客方法です。

  • ダイレクトアプローチ(友人・知人への直接依頼)
  • SNS集客(InstagramやX)
  • Googleビジネスプロフィール(対面の場合)
  • ポータルサイト

この時期は「知ってもらう」「体験してもらう」に集中することがポイントです。実際のお客様に満足してもらえるカウンセリングを提供することで、口コミや紹介につながります。

実績はあるが新規顧客が増えない場合の集客方法

実績は積み上がっているのに新規顧客が増えない場合、見込み客に情報が届いていないケースが多いです。 検索で見つけてもらえなかったり、サービス内容が分かりにくかったりすると、新規獲得につながらず機会損失が生まれてしまいます。

そこで、新規顧客を増やしたい場合は、検索につながる以下の施策を強化しましょう。

  • ブログ記事を書く
  • ホームページを作成する
  • お客様の声を集めて掲載する
  • リスティング広告やSNS広告

リスティング広告やSNS広告は、費用がかかるものの、短期間で新規の見込み客の獲得を見込めます。ターゲットを細かく設定してアプローチできるため、検索経由の集客を強化したい際におすすめです。

カウンセラーが集客で成功するための5つのポイント

カウンセラーが集客で成果を出すためには、ターゲットの明確化や見つけてもらうための工夫など、基本となるポイントをしっかり整えることが欠かせません。 以下では、成功させるためのカウンセラー集客のポイントについてくわしく解説します。

ターゲットを明確に絞り込む

カウンセリングを必要としている人は、「夫婦関係 相談」「仕事 ストレス 解消」「子育て 悩み 話を聞いてほしい」など、自分の状況に合うカウンセラーを探す傾向にあります。

ターゲットが曖昧なままだと、必要としている層まで情報が届きにくくなるため、「30代の子育てママで、子どもとの関係に悩んでいる方」のように、できるだけ詳細なターゲットを絞りましょう。具体的に対象を設定しておくと、発信テーマが整理され、検索やSNSで見つけられやすくなります。

競合との差別化ポイントを明確にする

数あるカウンセラーの中から選ばれるためには、他のカウンセラーとの差別化ポイントを明確にすることが欠かせません。

差別化を図る際は、「自分も同じ悩みを乗り越えた経験がある」「特定の分野に特化している」など、これまでの経験や得意とする支援スタイルを基にまとめると整理しやすくなります。

自分の体験談や実績を積極的に発信する

お客様がカウンセラーを選ぶ時、「この人なら私の悩みを理解してくれそう」という共感は、安心して相談できるか否かを判断する重要な要素となります。 そのため、自分の背景を開示できる場合は、体験談を積極的に発信してみると説得力が生まれ、信頼の土台づくりにつながります。

また、お客様の声や改善事例もアピールポイントとなるため、許可を得たうえでホームページなどに掲載しておくと良いです。

お試しカウンセリングで最初のハードルを下げる

お試しカウンセリングを用意することで、申し込みのハードルを下げることができます。 ただし、体験だけで終わってしまうケースもあるため、カウンセリングへの導線をしっかり設計しておくことが大切です。

例えば、お試し後にフォローメッセージを送る、料金プランを分かりやすく説明する、次回予約をその場で取りやすくするなど、次のステップに進みやすい状況を作りましょう。体験から継続利用につながる流れを整えておくだけで、入会率は大きく変わります。

お客様の満足度を高めて口コミを増やす

どれだけ集客方法を工夫しても、カウンセリングの質が低ければ継続してもらえません。逆に、お客様の満足度が高ければ、口コミや紹介で新規客を獲得できます。

満足度を高めるためには、お客様の悩みに真摯に向き合い、具体的な変化を実感してもらうことが大切です。また、カウンセリング後のフォローも重要です。定期的にメッセージを送ったり、次回予約を案内したりすることで継続率が高まります。

カウンセラーの集客で注意すべき法律・表現のポイント

カウンセラーが集客を行う際には、いくつかの法律や表現のルールを守る必要があります。知らずに違反してしまうとトラブルにつながるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

薬機法に違反しない表現

カウンセリングは医療行為ではないため、病気の治療や症状の改善を断言する表現は避ける必要があります。例えば「うつ病が治ります」「不安障害を完治させます」といった表現は、薬機法に違反する可能性があります。

サービス内容を説明する際は、「心の負担を軽くするサポートをします」「不安な気持ちに寄り添います」など、あくまでサポートや寄り添いの姿勢を示す表現を使いましょう。

また、「効果が期待できます」「改善が見込めます」といった条件付きの表現を使うことで、誤解を避けられます。

優良誤認表示に注意する

「No.1」「効果を実感」「必ず結果が出る」といった誇大広告は、景品表示法で禁止されています。「1回で完了」「たった2週間で変化」など、個人差を無視した表現も避けるべきです。

お客様の期待を過度に煽る表現は、後々のトラブルにもつながります。サービスを発信する際は、実際に提供できる範囲を明確にし、事実に基づく情報提供を心掛けましょう。

医療行為と誤解されない表現

カウンセリングは医療行為ではないため、「治療」「診断」「処方」といった医療を連想させる言葉は使わないようにしましょう。また、病院や診療所ではない施設がそれらを連想させる名称を用いることは避ける必要があるため、「○○クリニック」のような医療機関を思わせる屋号は使用しない方が安全です。

カウンセリングは、あくまで相談やサポート、寄り添いを中心とした支援であることを認識し、医療との線引きをはっきりさせることが大切です。

カウンセラーの集客を外部業者に任せることも選択肢の一つ

集客を続けていると、投稿作成に時間が取られる、ホームページを直せない、広告の勉強が負担になるなど、1人で対応しきれない場面が出てきます。こうした状態が続くと、肝心のカウンセリング業務に影響が出てしまうこともあります。

このような状況は、外部業者を活用するタイミングのサインです。経験豊富な外部業者に検索対策や広告運用などを任せれば、負担が軽くなり、お客様対応に十分な時間を使えるようになります。

また、集客のすべてを依頼する必要はなく、苦手な部分だけ任せることも可能です。1人で抱え込まず外部業者を頼ることで、無理のない集客体制を作れます。

カウンセラーの集客は、一つずつ着実に取り組むことが成功への近道

カウンセラーの集客を成功させるためには、特別な才能や複雑な仕組みよりも、状況に合った施策を一つずつ確実に進めていく姿勢が大切です。開業直後は低コストで始められる方法から基盤を作り、実績が増えてきたら検索につながる施策を強化し、安定期には口コミや紹介が自然と生まれる仕組みを整えていく。この流れを作ることが、長く続けられる集客の土台になります。

また、すべてを同時に行う必要はなく、今の課題に合う施策を選んで丁寧に積み重ねることが成果につながります。負担が大きくなってきた場合は外部の力を適度に取り入れながら、カウンセラーの集客体制を整えていくと持続しやすいです。

ー 集客にお困りの方へ ー

集客を最大化するにはインターネットの活用が必須!

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この記事を書いた人

やまたに
SEOマーケティング会社でライターとして勤務したのち、サングローブに入社。唯一得意なライティングで人生を乗り切ってきた。

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