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リスティング広告の品質スコアとは?スコアの確認方法や上げ方をわかりやすく解説

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「リスティング広告を出稿しているがクリックされない」「入札単価を上げても上位に広告表示されない」などの悩みを抱えているなら、「品質スコア」を見直すことで状況が改善するかもしれません。

品質スコアは、Googleをはじめとする検索エンジンが広告の品質を評価する指標です。この数値を理解して改善するだけで、広告費を抑えながら上位表示を狙えるようになります。

本記事では、品質スコアの基本的な意味から確認方法、効率よくスコアを上げるための具体的な施策まで、初心者の方にもわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください。

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目次

リスティング広告の品質スコアとは?

リスティング広告の品質スコアとは?のイメージ画像

品質スコアとは、リスティング広告(検索連動型広告)において、キーワードごとに広告の品質を1〜10の段階で評価する指標のことです。スコアが高いほど広告の品質が高いと評価され、掲載順位や広告費に有利な影響をもたらします。

品質スコアは「入札単価を上げるだけでは解決できない課題」を解消するための重要な概念です。広告の内容やランディングページ、ユーザーの検索意図との一致度などが総合的に評価されるため、広告運用の質そのものを底上げする指標といえます。

品質スコアは広告の「品質」を数値で可視化する

品質スコアは、1〜10の10段階で評価されます。スコアが5以下の場合は改善の余地があり、7以上になると広告の品質が高い状態の目安とされています。ただしこの数値は診断ツールのような位置づけであり、直接的に掲載順位を決める数値ではありません。

あくまでも「広告の品質をわかりやすく可視化してくれる目安」として活用するのが正しい使い方です。スコアを参考にしながら、後述する3つの構成要素をひとつずつ改善していくことが、広告パフォーマンス向上への近道になります。

品質スコアとGoogle広告ランクの関係性

広告の掲載順位は「広告ランク」という値によって決まります。広告ランクは品質スコアと入札単価をかけ合わせた値をベースに、広告表示オプションの効果やユーザーの検索背景なども加味して算出されます。

  • 広告ランク=入札単価(上限CPC)×品質スコア(1〜10)+広告表示オプションなどの効果

この式からわかる重要なポイントは、品質スコアが高いと、入札単価が低くても広告ランクを高く保てるという点です。また、実際にかかるクリック単価(CPC)は以下の計算式で算出されます。

実際のCPC=(1つ下の競合の広告ランク ÷ 自社の品質スコア)+1円

つまり品質スコアが上がると、同じ掲載順位でも支払うクリック単価が下がります。広告費の効率化という観点でも、品質スコアの改善は非常に重要です。

Yahoo!広告の「品質インデックス」との違い

Yahoo!広告では、同様の指標を「品質インデックス」と呼びます。仕組みはGoogle広告の品質スコアと基本的に同じで、広告の品質を評価して掲載順位やクリック単価に影響を与えます。

ただし、Google広告が1〜10のスコアで表示するのに対し、Yahoo!広告の品質インデックスはGoogle広告とは独立した評価システムで算出されます。両媒体で広告を出稿している場合は、それぞれの管理画面で別々に確認・改善する必要があります。

品質スコアを決める3つの要素を理解しよう

品質スコアを決める要素のイメージ

品質スコアは、以下の3つの要素によって決まります。

  • 推定クリック率
  • 広告の関連性
  • ランディングページ(LP)の利便性

それぞれの要素がどのように評価されるかを理解することが、品質スコア改善の第一歩です。各要素について順番に解説していきます。

推定クリック率|広告がクリックされる可能性の予測値

推定クリック率(推定CTR)とは、特定のキーワードで広告が表示されたとき、ユーザーにクリックされる可能性を予測した値です。過去の実際のクリック率やインプレッション数をもとに算出されるため、実際のクリック率とは異なります。

この指標が高いということは、「ユーザーにとって魅力的な広告である」と評価されている状態です。広告文の書き方や訴求内容の質が、推定クリック率に大きく影響します。新しく広告を出稿したばかりで実績データが少ない場合は、スコアが安定するまでに一定の期間が必要な点も覚えておきましょう。

広告の関連性|検索キーワードと広告文の一致度

広告の関連性とは、ユーザーが検索したキーワードと、表示される広告文の内容がどれだけ一致しているかを示す指標です。ユーザーが「リスティング広告 費用」と検索したときに、費用に関する内容が広告文に含まれていれば関連性は高く評価されます。

逆に、キーワードと広告文の内容が噛み合っていない場合は「平均より下」と評価され、スコアを下げる原因になります。1つの広告グループに異なる意図のキーワードをまとめて入れていると、この評価が下がりやすいため注意が必要です。

ランディングページ(LP)の利便性|遷移先の質もスコアに影響する

ランディングページ(LP)の利便性とは、広告をクリックしたユーザーが遷移するページの質を評価する指標です。ページの内容が広告文や検索キーワードと一致しているか、ページの読み込みが速いか、スマートフォンで見やすいかなどが総合的に判断されます。

「広告をクリックしたのに、求めている情報がページにない」という状態はユーザーの離脱につながり、LPの評価を下げます。広告文で訴求した内容をLPでしっかり展開できているかを定期的に確認することが大切です。

3要素の評価ステータス「平均より上・平均的・平均より下」の見方

品質スコアの3つの構成要素はそれぞれ「平均より上」「平均的」「平均より下」の3段階で評価されます。この評価は、過去90日間に同じキーワードに対して表示された他の広告と比較した相対的な評価です。

「平均的」であっても改善の余地があると考えてよく、「平均より下」の項目がある場合は優先的に対策が必要なサインです。品質スコアの数値だけを見るのではなく、3つの要素のうちどこがボトルネックになっているかを把握することが、効率的な改善につながります。

品質スコアの確認方法

品質スコアの確認方法のイメージ

品質スコアはGoogle広告・Yahoo!広告ともに、管理画面から確認できます。どちらもデフォルトでは表示されていないため、列のカスタマイズが必要です。初めて確認する場合は、以下の手順を参考にしてみてください。

Google広告|品質スコアの確認方法

Google広告での品質スコアは、キーワード一覧の表示項目をカスタマイズすることで確認できます。手順は以下のとおりです。

  • Google広告にログイン
  • ②左側メニューから「キーワード」を選択
  • ③一覧表の右上にある「列」アイコンをクリック
  • ④「列の変更」画面で「品質スコア」カテゴリを選択
  • ⑤「品質スコア」にチェックを入れて「適用」をクリック

品質スコアの総合値だけでなく、3つの構成要素のステータスも同じ「列の変更」画面から追加できます。以下の3項目をあわせて追加しておくと、どの要素がボトルネックになっているかをひと目で把握できます。

  • 推定クリック率(ステータス)
  • 広告の関連性(ステータス)
  • ランディングページの利便性(ステータス)

各列に「平均より上」「平均的」「平均より下」のステータスが表示されます。品質スコアが低いキーワードがあった場合、どの要素が原因かをここで特定できるため、改善の優先順位を立てやすくなります。

スコアが表示されない場合は、まだインプレッションが少なくデータが蓄積されていない可能性があります。しばらく運用を続けてからあらためて確認してみてください。

Yahoo!広告|品質インデックスの確認方法

Yahoo!広告では、同様の指標を「品質インデックス」と呼びます。Google広告と同様に、デフォルトでは表示されていないため、以下の手順で表示項目を追加してください。

  • Yahoo!広告にログインする
  • ②「キャンペーン管理」から対象のキャンペーン・広告グループを選択
  • ③「キーワード」一覧を開く
  • ④「表示項目の編集」をクリックする
  • ⑤「品質インデックス」を追加して保存する

評価の考え方はGoogle広告と共通しており、推定クリック率・広告の関連性・ランディングページの利便性の3要素が評価軸となっています。両媒体で広告を出稿している場合は、それぞれの管理画面でこまめに確認する習慣をつけておきましょう。

品質スコアが低いとどうなる?起こりうる3つのデメリット

品質スコアが低い場合のデメリットのイメージ

品質スコアが低い状態で広告を出し続けると、広告の効果が出にくくなるだけでなく、広告費の無駄遣いにもつながります。

  • 広告の掲載順位が下がり表示されにくくなる
  • 同じ順位でもクリック単価が割高になってしまう
  • インプレッションシェアの損失につながる

具体的にどのような影響があるのかを知っておくことで、改善への動機付けにもなります。

広告の掲載順位が下がり表示されにくくなる

品質スコアが低いと、広告ランクが下がります。広告ランクが低い広告は検索結果ページの下位に表示されるか、場合によっては全く表示されないこともあります。

検索結果の上位に表示される広告ほどクリックされやすいのは当然で、下位になるほどユーザーの目に触れる機会が減ります。品質スコアを改善せずに入札単価だけを上げれば一時的に順位が上がることもありますが、広告費が増えるだけで根本的な解決にはなりません。

同じ順位でもクリック単価が割高になってしまう

前述のCPCの計算式のとおり、品質スコアが低いと実際のクリック単価が高くなります。仮に品質スコアが5のときと8のときを比べると、同じ掲載順位を維持するために必要な費用が大きく変わります。

例えば、競合の広告ランクが2,000の場合、自社の品質スコアが5なら実際のCPCは「2,000÷5+1=401円」です。品質スコアが8に改善されると「2,000÷8+1=251円」となり、同じ順位でも約150円もクリック単価が下がる計算になります。品質スコアの改善は、広告費の削減に直結します。

インプレッションシェアの損失につながる

インプレッションシェアとは、広告が表示される可能性のある全タイミングのうち、実際に表示された割合のことです。品質スコアが低くて広告ランクが下がると、本来表示されるべき検索クエリでも広告が表示されないケースが増えます。

「インプレッションシェアの損失(広告ランク)」という指標がGoogle広告の管理画面で確認できますが、この値が高い場合は品質スコアが足を引っ張っている可能性があります。潜在的な顧客にリーチできていない状態が続くことで、コンバージョン数の頭打ちにもつながります。

品質スコアを上げる方法|3要素別の改善施策

品質スコアを上げる方法のイメージ

品質スコアを上げるには、3つの構成要素それぞれに対して適切な施策を行うことが重要です。管理画面で各要素のステータスを確認し、「平均より下」になっている項目から手をつけるのが基本的な進め方です。

推定クリック率を上げるには広告文の訴求力を磨く

推定クリック率を高めるためには、ユーザーがクリックしたくなる広告文を作ることが基本です。具体的には、ユーザーの悩みや検索意図に直接応える言葉をタイトルに含めたり、数字や具体的なメリットを盛り込んだりすることが効果的です。

また、広告文のA/Bテストを定期的に実施することも重要です。同じ広告グループに複数のバリエーションの広告を設定し、クリック率の高い広告文を残しながら改善を繰り返していきます。「購入」「無料」「今すぐ」など、ユーザーの行動を促すフレーズを取り入れることも、クリック率の向上に役立ちます。

なお、推定クリック率は過去の実績データをもとに算出されるため、改善の効果が数値に反映されるまでには一定の期間が必要です。焦らず継続的に改善を続けることが大切です。

広告の関連性を高めるにはキーワードと広告文を一致させる

広告の関連性を高める最も効果的な方法は、キーワードと広告文の内容を一致させることです。ユーザーが検索したキーワードが広告のタイトルや説明文に自然に含まれていると、関連性の評価が上がりやすくなります。

また、広告グループの設計を見直すことも重要です。1つの広告グループにテーマが異なるキーワードをまとめて入れると、どのキーワードに対しても関連性の低い広告しか配信できなくなります。

意図や訴求が近いキーワードをグループ化し、それぞれに最適な広告文を設定することで、関連性のスコアが改善されます。

LPの利便性を高めるための4つのチェックポイント

LPの利便性を高めるための主なチェックポイントは以下の4つです。

  • 広告文との一貫性:広告で訴求した内容がLPでも展開されているか
  • ページの読み込み速度:表示が遅くてユーザーが離脱していないか
  • モバイル対応:スマートフォンから見やすく操作しやすいか
  • コンテンツの透明性:サービス内容や会社情報が明確に記載されているか

特に「広告文との一貫性」は見落とされやすいポイントです。広告で「無料トライアルあり」と訴求しているにもかかわらず、LPのファーストビューにその情報がなければ、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。広告文とLPの内容が一致しているかを定期的に確認してください。

品質スコア改善の優先順位と目安期間

品質スコア改善の優先順位のイメージ

3つの要素のどれから手をつければいいかわからない、という方は多いです。実は3つの要素には改善にかかる期間と効果の出やすさに違いがあります。以下の優先順位を参考に、効率よく改善を進めてみてください。

要素 優先順位 効果が出る目安 難易度
広告の関連性 1位 数日〜1週間程度 低め
LPの利便性 2位 1〜2週間程度 中程度
推定クリック率 3位 1〜3ヶ月程度 高め

もう少し、詳しく解説していきます。

まず「広告の関連性」から着手すべき

広告の関連性は、3つの要素の中で最も短期間で改善できる項目です。キーワードを広告グループで整理し直したり、広告文にキーワードを自然に盛り込んだりするだけで、数日以内にスコアが改善されるケースがあります。

作業自体も広告管理画面内で完結するため、LPの修正やコーディングといった専門知識が不要な点も着手しやすい理由のひとつです。まずはここから取り組み、「平均的」以上を目指すことをおすすめします。

「推定クリック率」の改善は効果が出るまで時間がかかる

推定クリック率は、過去の実績データの蓄積に基づいて算出されます。広告文を改善してもすぐに数値に反映されるわけではなく、新しい広告に対してインプレッションとクリックのデータが一定量集まってから評価が更新されます。

目安として、効果が数値に反映されるまで1〜3ヶ月かかることもあります。継続的なA/Bテストと広告文の改善を粘り強く続けることが、この指標を上げるための基本姿勢です。焦って広告文を頻繁に変えすぎると、データが蓄積される前にリセットされてしまうため注意しましょう。

「LP」は反映が最も速く費用対効果が高い

LPの利便性は、改善後の反映が比較的速いのが特徴です。ページの読み込み速度の改善やモバイル対応の強化など、技術的な改善を施すとGoogleのクローラーが比較的短期間で再評価してくれます。

また、LPの改善は品質スコアの向上だけでなく、コンバージョン率の改善にも直結します。広告からの流入を無駄にしないという観点でも費用対効果が高く、優先度が高い施策といえます。ページの改善にリソースが必要な場合は、まず「広告文との一貫性」と「読み込み速度」の2点だけでも見直してみてください。

品質スコアが変動・下がる原因と注意すべきタイミング

品質スコアは一度上げれば永続するわけではなく、さまざまな要因で変動します。スコアが下がりやすいタイミングや原因を把握しておくと、急な変動にも慌てずに対処できます。

  • 競合が高品質な広告を出稿してきたとき(相対評価のため)
  • LPをリニューアルしてコンテンツや構成が変わったとき
  • 季節や検索トレンドの変化でユーザーの検索意図がずれたとき
  • 広告文を大幅に変更して過去の実績データがリセットされたとき
  • キーワードのマッチタイプを変更したとき

品質スコアは固定された数値ではなく、常に動いているものです。定期的に管理画面を確認し、大きな変動があった場合はどの要素が変化しているかを確認する習慣をつけることが、安定した広告運用の基盤になります。

品質スコアを理解して広告運用の成果を引き上げよう

品質スコアを理解して広告運用の成果を引き上げるイメージ

品質スコアは、リスティング広告の掲載順位とクリック単価の両方に影響する重要な指標です。スコアを上げることで、広告費を抑えながら上位表示を狙えるようになります。

改善の基本は、3つの構成要素(推定クリック率・広告の関連性・LPの利便性)を管理画面で個別に確認し、ボトルネックとなっている要素から優先的に対策することです。まずは「広告の関連性」の改善から着手し、次にLP、最後に推定クリック率という順番で取り組むと効率よく進められます。

品質スコアの改善は一朝一夕では実現しませんが、地道に継続することで広告全体のパフォーマンスが着実に上がっていきます。運用に行き詰まりを感じている場合や、より本格的に改善に取り組みたい場合は、専門家への相談も選択肢のひとつです。

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この記事を書いた人

小佐
不動産業界メディアの編集長を5年以上務めたのち、現在はWeb系ジャンルで執筆中。別途アウトドア記事の経験もあり。速筆&高品質(自称)をモットーにのらりくらり生きてます。オフは旅行とお酒を楽しみに自堕落生活。

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