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ノーコード開発アプリが時代を変える?ローコードとの違いもCHECK!
2020/12/15

ノーコード開発「ノーコード開発」という言葉をご存じでしょうか?
企業のスマートフォン用アプリやECサイト、業務管理ソフトなど、これまで開発に高度な知識が必要だったアプリケーションを、「プログラミング作業なし」で作れる画期的なツールとして、現在にわかに注目を集めています。

自社専用アプリの活用は、社外への広報活動や社内における情報共有など、企業経営のさまざまな場面に劇的な変化をもたらす可能性を持っています。自社に合ったアプリケーションを開発できれば、販促の強化や業務の効率化といった効果が期待できるでしょう。

この記事では、専門知識なく多様なアプリケーションを作れる「ノーコード開発」の概要について、類似した概念である「ローコード開発」との違いもふまえながら解説していきます。無料で利用できるノーコード開発ツールも紹介していきますので、独自アプリを手軽に開発するためのステップとしてご覧ください。

目次

ノーコード開発とは

「ノーコード(NoCode)開発」とは、アプリケーションの開発を「ソースコードの記載なしで行う」形態を指しています。プログラミングの必要なく自社専用のアプリを開発できるため、IT系専門の人材がいない企業をはじめ、開発リソースに悩んでいる組織などの強い味方となることが期待されている状況です。

「プログラミングなしでアプリケーションを開発する」というとイメージがつきにくいかもしれませんが、大まかにいえば「あらかじめ用意されているパーツを組み立てていく」といったような形であり、ドラッグ&ドロップによってレイアウトや機能を設計していくことを基本としています。

ノーコード開発をめぐる日本国内の現状

ノーコード開発はもともと、アメリカ合衆国のIT起業家や個人のプログラマーなどによって開拓されてきた分野ですが、2020年に入ってGoogleやMicrosoftといった巨大企業によるノーコード開発事業の買収が相次いで行われるようになり、アプリケーション開発をめぐる一つの波を形成しはじめました。

日本のIT業界における注目度も徐々に高まりつつあり、2020年6月には就職支援会社の「株式会社For A-career」が、ノーコード開発ツールで作られた就職マッチングアプリ「SPOTTO」を買収し話題を呼びました。さらに同月、兵庫県加古川市の職員が、非エンジニアであるにもかかわらずノーコード開発ツールを用いて「特別定額給付金」の申請フォームを6日間で作成し注目を集めるなど、さまざまな場面でノーコード開発の可能性にスポットライトが当たっている状況です。

ノーコード開発のメリットとデメリット

専門知識を必要とせず多様なアプリケーションを開発しうるノーコード開発ツールは、これまでアプリ開発に消極的だった企業にとって大きなメリットをもたらす可能性を持っています。

手軽に効果を得やすいノーコード開発ですが、企業によっては十分に適合しない可能性もあるため、あらかじめその特性を理解しておく必要があるでしょう。

ここでは、ノーコード開発のメリットとデメリットについて具体的にお伝えします。

ノーコード開発のメリット

ソースコードを書かずに開発が⾏える
ノーコード開発の最大のメリットは、何といってもソースコードを書く必要がないことです。これまでアプリケーションの開発はプログラマーの専売特許でしたが、プログラミングの知識がなくても開発できるノーコードは、専門の人材を抱えていない企業にもITを活用したマーケティングや業務管理の手法を取り入れるチャンスを与えてくれるでしょう。

「専用のECサイトがほしいが、外部に委託すると費用が嵩む」「自社の業務に使えるソフトがほしいが、開発するスキルがない」といった悩みを抱えてきた企業など、幅広い層にメリットを与えてくれると考えられます。

コストを抑えることができる
ノーコード開発ツールには無料で利用できるものも多く、「一般的なモバイル用サイトがほしい」といった目的であれば導入費用をかけることなく開発することができます。従来であれば専門の事業者に制作を委託していたような内容であっても、自社のみで「安く・早く」取り入れられるのがノーコード開発の一つのメリットです。

テンプレートな設計のため安定性が高い
自社でゼロからソースコードを構築していく形だと、プログラミングそのものに時間がかかることはもちろんですが、動作環境ごとにバグをチェックする必要があり、安定性のあるアプリケーションをリリースするまでには多大な労力と時間がかかります。

ノーコード開発であれば事業者の用意するプラットフォームをもとに、自社に合わせてインターフェイスや機能を選択していくことになりますので、大きなリソースを割くことなく、安定したアプリケーションを開発することが可能です。

販促から業務効率化まで、多様な目的に対応可能
開発ツールによって、作成できるアプリケーションの種類が大きく異なるのもノーコード開発の特徴です。自社のECサイト構築や、スマートフォン用のアプリケーション、あるいは自社の業務効率化のためのアプリケーションなど、それぞれの目的に合わせてツールを選ぶことで、費用対効果の高い形で開発を行うことができるでしょう。

ノーコード開発のデメリット

ツールごとに定型的な内容にしか対応できない
ノーコード開発のツールによってカスタマイズできる範囲は異なりますが、基本的には定められた「型」のなかで操作を行っていくことになりますので、特殊な仕様が必要とされる場合にはノーコード開発は適していません。

ツールの操作に慣れる必要がある
コードを書く必要はありませんが、開発ツールの操作方法を身につけなければいけません。基本的には難しい操作は必要ありませんが、「どこを操作すればどの部分を変更できるのか」といったところを一通り理解する必要があります。

日本語に対応していないツールも多い
ノーコード開発は日本で注目されはじめて日が浅く、サービスを提供する国内の事業者も少ない状況です。英語の開発ツールであれば選択肢は豊富ですが、「日本語対応」かつ「自社に合ったサービス」を選ぶのは骨が折れるかもしれません。

開発ツールには操作が直感的なものも多いので、「英語のツールを使いながら覚える」という方法も視野に入れておくとよいでしょう。

ノーコード開発とローコード開発の違い

ノーコード開発と近い形態として、「ローコード(LowCode)開発」というものがあります。ソースコードを全く書かずにアプリケーションを開発するノーコードに対し、ローコードは「ドラッグ&ドロップを基本としながら、一部のコードだけを自分で書く」開発形式です。
ここでは、ノーコード開発と比較した際のローコード開発のメリットとデメリットについて説明していきます。

ローコード開発のメリット

ローコード開発のメリットは、ノーコード開発に近い簡易性を持ちながら、自社に必要な部分だけをカスタマイズすることができる点にあります。プログラムを追加することにより、外部のアプリケーションとの連携といった拡張性も持たせることができるため、より柔軟な形で必要な機能を加えることができるでしょう。

「ある程度のプログラミング知識はあるが、ゼロから構築は難しい」という状況や、「既存のデータベースが複雑になっているので、紐付けを自身で行う必要がある」といったケースにはローコード開発が向いていると考えられます。

ローコード開発のデメリット

一部とはいえコードを書く必要がありますので、ノーコード開発では不要だったプログラミングの知識が要求されます。ツールを選定する際には、「自社のリソースでどの程度のプログラムを構築できるのか」ということを見定めながら、「ツールの仕様上、どのレベルのプログラミング知識が必要となるか」を判断する必要があるため、適切なツールを選ぶだけでも相応の専門知識が要求されるかもしれません。

ノーコード開発が⾏えるツール

ノーコード開発の代表的なツールを紹介します。現時点では日本語に対応したツールは少ないものの、無料ですぐに利用できるツールも多く、手軽に操作感などを試せるのもノーコード開発の特徴です。

Adalo

直感的な操作でPCサイトやモバイルサイト、スマートフォンアプリを開発できるツールです。UIのバリエーションも豊富で、アプリケーションの階層ごとにさまざまなデザインや機能を設定することができます。

全くコードを使うことなくアプリケーションを開発できることはもちろんですが、必要に応じてコーディングを行うローコード開発にも対応している点もポイントです。

公式サイトは日本語に対応しておらず、操作は英語のメニュー上で行う必要がありますが、ドラッグ&ドロップを基本としていますので、「英語がわからないから使えない」という可能性は低いといえます。日本でも利用しているユーザーが多いため、Adaloの使用方法を日本語で解説するサイトも充実しています。

無料でも利用可能であり、データ容量やサイトの公開ドメインなど必要に応じて有料プランに切り替える形となっています。月額50ドルからの有料プランにおいてはAppleやGoogleのアプリストアに出品することもできるので、販促用のスマホアプリを導入したい場合などに有効です。

Adalo公式サイト

Glide

Googleスプレッドシート上のデータをマウス操作だけでアプリケーションに起こせるノーコードツールです。Adaloと比較するとUIのバリエーションは少なめですが、その分よりシンプルな操作で開発を進めていくことができるので、必ずしもパソコンの操作に精通している必要がないのが特徴となっています。

モバイル用のサイト作成はもちろん、自社の業務における情報共有アプリとして運用するなど、工夫次第でさまざまな用途に活用することができるでしょう。

無料での運用も可能ですが、データ容量や機能によって月額12ドルからの有料プランが用意されています。月額32ドルの「Pro App」プランでは、Google Analyticsとの連携にも対応しているため、マーケティングにおけるデータ分析にも活用が可能です。

Glide公式サイト

AppSheet

「AppSheet」は、「Google Cloud」の一環として提供されるサービスです。スプレッドシートなどに用意されたデータをもとにアプリケーションを開発する形であり、ワークフローや出退勤管理、在庫管理など、業務効率化のためのアプリ開発に適したプラットフォームを備えています。

さまざまなデータソースと連携可能な点が一つの特徴となっており、スプレッドシートのほかOffice365やDropbox、Salesforceなどを参照できるため、既存のデータを生かしつつ新たなアプリケーションを開発することが可能です。

ユーザー10名までは無料で利用でき、それ以降は規模や機能に応じて料金が変動する形となっています。

AppSheet公式サイト

まとめ

専門家不要でさまざまなアプリケーションを作れるノーコード開発は、これまでECサイトやモバイル用サイト、スマートフォンアプリなどの集客媒体の設計・開発に悩んでいた企業にとって大きな助けとなることが期待されます。あるいは、社内における情報共有システムの構築をはじめ、業務効率化を目的とするアプリケーションとして設計していくことで、これまで生じていた業務上のロスを解消できるかもしれません。

「ローコード」での開発と比べると、拡張性や柔軟性の面で及ばないところもありますが、テンプレートを用いることによるスピード感と安定性、そしてコストの低さを考えれば、IT系人材の不足している企業などにとって強い味方となってくれると考えられます。

無料で簡易的な登録手続きをすれば利用できるツールも豊富に揃っていますので、「アプリの開発なんて考えたこともなかった」という企業の方にこそ是非試していただきたいと思います。

(本文・鹿嶋祥馬)

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