BingのSEO対策基本ガイド!Googleとの違いと具体的な施策7選
BingのSEO対策を始めたいものの、「Google向けのSEO対策と何が違うの?」「どこまで対策すればいい?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
Bing SEOは、Google SEOとまったく別の施策を行う必要はありません。Google SEOを土台に、Bing Webmaster ToolsやIndexNowなどのBing独自の仕組みを追加することが基本です。
本記事では、Bing SEOとGoogle SEOの違いや、Bing SEOの具体的な施策、避けるべきことや、Bing SEOの効果想定ツールも紹介します。ぜひ参考にしてください。
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目次
Bing SEO対策はGoogle SEOが土台になる

Bing SEO対策では、まずGoogle SEOと共通する基本的なSEOを整えることが重要です。検索エンジンがページを正しく取得・理解できる状態を作ることで、GoogleとBingの両方に対応しやすくなります。
そのうえで、Bing独自の仕組みに合わせて施策を追加しましょう。
Google SEOとの共通点が多い
BingとGoogleのSEOには、共通する基本施策が多くあります。特に重要なのが、クロールやインデックス、コンテンツ、ユーザー体験などの基盤です。
たとえば、次のような施策はGoogleとBingの両方を意識して取り組めます。
- クロールしやすいHTMLを用意する
- canonicalで正規URLを明確にする
- 内部リンクを適切に設置する
- 独自性のある情報を提供する
- 信頼できる情報や根拠を示す
- モバイルで使いやすくする
- 構造化データを正しく設定する
- HTTPSなど安全な環境を整える
GoogleとBingで記事を完全に作り分ける必要はありません。共通するSEOの土台を整えたうえで、それぞれの検索環境に合わせて調整する考え方が効率的です。
▶関連記事:SEO対策の方法とは?基本から具体的な施策まで初心者向けに解説
Bing独自の施策を追加で対策する
Bing SEOでは、Google SEOの基本に加えてBing独自の仕組みを活用できます。代表的なのがBing Webmaster ToolsとIndexNowです。
Bing Webmaster Toolsでは、検索パフォーマンスやサイトの問題などを確認できます。IndexNowを使えば、ページの公開・更新・削除をBingなどの対応検索エンジンへ通知できます。
また、BingではAI検索への引用状況を確認できる「AI Performance」も提供されています。通常の検索順位だけでなく、AI回答の情報源として選ばれているかも確認できる点が特徴です。
Bing SEO対策が必要な理由

Bing SEO対策が必要な理由は、日本でもBingの利用が一定数あり、特にデスクトップでは無視できない規模になっているためです。
すでにGoogle SEOに取り組んでいる場合でも、Bing向けの追加施策を行うことで検索経路を広げられます。
日本でもBingのシェアが高まっている
日本ではGoogleのシェアが大きいものの、Bingも一定の検索シェアを持っています。2026年6月のStatCounter推計では、日本の全デバイスにおける検索エンジンシェアはGoogleが59.02%、Bingが33.12%でした。
ただし、StatCounterの数値は一定のWebアクセスデータをもとにした推計値です。実際の利用者全体をそのまま示す数字ではない点には注意してください。
デスクトップでは特に無視できない
Bingはデスクトップ環境で特に存在感があります。2026年6月の日本におけるデスクトップ検索では、Googleが48.43%、Bingが46.79%という推計でした。
BtoBサイトや企業サイトなど、デスクトップからのアクセスが多いサイトでは、Bing SEOの優先度を上げる価値があります。
▶参照:StatCounter|Search Engine Market Share Japan
GoogleとBingの違いを比較

GoogleとBingは、どちらも検索結果の品質や関連性などを重視しています。一方で、GoogleはモバイルファーストやCore Web Vitals、BingはIndexNowやAI Performanceなど、それぞれ特徴的な仕組みを提供しています。
主な違いを整理すると、次のとおりです。
| 項目 | Bing | |
|---|---|---|
| 特徴的な施策 | モバイル対応・Core Web Vitals | IndexNow・Bing Webmaster Tools |
| 検索機能 | リッチリザルトなど | 検索・Copilotなど |
| AI関連 | AI検索を含む検索環境 | AI Performanceで引用を確認 |
| ローカル | Google ビジネス プロフィール | Bing Places |
ただし、「Googleはこの要素、Bingはこの要素だけを評価する」と単純化するのは避けましょう。検索順位を決める仕組みや評価の重みは、検索クエリなどによって変わるためです。
Googleはモバイル対応を重視する
Google SEOでは、モバイル環境を前提としたサイト設計が重要です。Googleはモバイルファーストインデックスを採用しているため、スマートフォン向けページの情報を十分に整える必要があります。
本文だけでなく、タイトルやメタデータ、構造化データなどもモバイルページで適切に提供してください。
また、Core Web Vitalsもユーザー体験を確認する重要な指標です。LCP、INP、CLSを確認し、表示速度や操作性、レイアウトの安定性を改善しましょう。
Bingは更新通知を効率化できる
Bingでは、IndexNowを使ってページの変更を検索エンジンへ通知できます。ページの公開・更新・削除などを通知できるため、更新頻度が高いサイトと相性のよい仕組みです。
ただし、IndexNowは検索順位を直接上げる仕組みではありません。あくまでURLの変更を知らせる仕組みなので、XMLサイトマップや内部リンクなどの基本的なURL発見対策も必要です。
▶参照:IndexNow
BingはAI回答への引用も測定できる
Bing Webmaster Toolsでは、2026年にAI Performanceのパブリックプレビューが提供されています。AI回答で自社ページが引用された回数や、引用されたページなどを確認できます。
AI検索では、検索結果の順位だけが可視性ではありません。AI回答の情報源として選ばれることも、検索エコシステム上での露出として確認する必要があります。
▶参照:Introducing AI Performance in Bing Webmaster Tools
Bing SEO対策の優先順位を決める

Bing SEO対策は、すべての施策を一度に行う必要はありません。まずGoogleとBingに共通する基盤を整え、その後にBing固有の施策へ取り組みましょう。
- ①まず検索エンジン共通の基盤を整える
- ②Bing固有の施策を追加する
- ③サイト特性で工数配分を変える
サイトのユーザー層やデバイス比率によって、Bingにかける工数を調整することも大切です。
①まず検索エンジン共通の基盤を整える
最初に、検索エンジンがページを正しく取得・理解できる状態を整えます。ここが崩れていると、Bing固有の施策を追加しても効果を発揮しにくいためです。
優先して確認したい項目は次のとおりです。
- robots.txt
- noindex
- canonical
- XMLサイトマップ
- 内部リンク
- 孤立ページ
- 重複URL
- HTTPステータス
特に、意図せずnoindexが設定されていないか、canonicalが正しいURLを示しているかを確認してください。
②Bing固有の施策を追加する
共通基盤を整えたら、Bing Webmaster ToolsやIndexNowなどを導入します。Bing側のデータを確認できる環境を作ることで、Googleとは異なる検索状況も把握しやすくなります。
記事の更新頻度が高いサイトならIndexNow、Bingからの検索流入を重視するならBing Webmaster Toolsを優先するなど、サイトの状況に合わせて取り組みましょう。
③サイト特性で工数配分を変える
Bing SEOにかける工数は、サイトの種類やユーザーの利用環境によって変えるのがおすすめです。BtoBや企業サイトなど、デスクトップ利用が多いサイトではBing固有施策の優先度を高めてもよいでしょう。
一方、モバイル利用が中心のサイトでは、まずGoogleとBingに共通するSEO基盤を整えることを優先します。
目安として、共通基盤とGoogle向け施策に70%、Bing固有施策に20%、検証やAI検索の計測に10%を配分する考え方があります。これは検索エンジンが公表した評価比率ではなく、実務上の工数配分の目安です。
Bing SEO対策でやるべき7つの施策

Bing SEOでは、検索エンジンがページを発見・理解しやすい状態を作ることが基本です。そのうえで、Bing Webmaster ToolsやIndexNow、AI引用などのBing独自の機能を活用します。
ここでは、優先して取り組みたい7つの施策を紹介します。
- Bing Webmaster Toolsを登録する
- IndexNowで更新を通知する
- サイトマップと内部リンクを整える
- タイトルや見出しを明確にする
- 独自情報と根拠を充実させる
- AIに引用されやすい構造にする
それぞれの施策について見ていきましょう。
Bing Webmaster Toolsを登録する
Bing SEOを始めるなら、Bing Webmaster Toolsを登録しましょう。Bing検索におけるサイトの状況を確認できるため、SEO改善の基準を作れます。
検索パフォーマンスの確認だけでなく、サイト診断やキーワード、バックリンクなども確認できます。Google Search Consoleとあわせて利用すると、検索エンジンごとの違いを把握しやすくなります。
IndexNowで更新を通知する
ページを公開・更新・削除したときは、IndexNowで変更を通知する方法があります。検索エンジンにURLの変更を知らせることで、更新情報を効率的に伝えられます。
特に、ニュースや商品情報など、更新頻度が高いサイトで活用しやすい仕組みです。ただし、更新していないURLまで頻繁に送信するのは避けてください。
サイトマップと内部リンクを整える
XMLサイトマップと内部リンクは、検索エンジンがページを発見するための基本的な仕組みです。重要なページがサイト内から適切にたどれる状態を作りましょう。
XMLサイトマップには、検索対象とする正規URLを登録します。lastmodは実際に重要な変更があったURLだけ更新することが大切です。
あわせて読みたい記事
タイトルや見出しを明確にする
タイトルや見出しでは、ページのテーマを明確に伝えましょう。主要なキーワードだけでなく、対象となる商品やサービス、場所、特徴なども自然な文章で説明します。
Bing SEOだからといって、キーワードを何度も詰め込む必要はありません。検索ユーザーがページの内容をすぐ理解できる表現を優先してください。
▶関連記事:SEOに強いタイトルタグの付け方と最適な文字数
独自情報と根拠を充実させる
検索エンジンに選ばれるためには、他サイトと差別化できる情報が重要です。自社で取得したデータや事例、専門家の意見など、一次情報を積極的に盛り込みましょう。
記事では、著者情報や監修者、出典、更新日なども明確にします。特に健康や金融など、正確性が強く求められるテーマでは、根拠や専門性をより丁寧に示してください。
AIに引用されやすい構造にする
BingのAI検索を意識するなら、回答を簡潔に示したうえで根拠を補足する構成が有効です。見出し、表、FAQなどを使い、ページの内容を整理しましょう。
たとえば、「Bing SEOとは?」という見出しの直下で結論を説明し、その後に理由や具体例を示します。出典や更新日、著者情報なども明確にすると、情報の信頼性を伝えやすくなります。
▶参照:Introducing AI Performance in Bing Webmaster Tools
▶関連記事:AIOライティングの基本|SEOライターが実録検証した書き方のコツ
Bing Placesなどの情報を整える
店舗や地域密着型の事業では、Bing Placesの情報も整えましょう。事業名、住所、電話番号、営業時間、カテゴリなどを正確に登録することが基本です。
Google ビジネス プロフィールとあわせて情報を管理し、サービス名や住所などに不一致がないか確認してください。
Bing SEOで避けたい7つの対策

Bing SEOでも、検索順位だけを意識した過剰な施策は避ける必要があります。特に大量生成や不自然なリンク、キーワードの詰め込みは、ユーザーにとって価値の低いページにつながりやすいため注意しましょう。
具体的には、次の7つを避けてください。
- キーワードを不自然に詰め込む
- 低品質なページを大量に作る
- 不自然なリンクを増やす
- IndexNowを過剰に利用する
- 構造化データを偽って設定する
- 検索順位だけを成果指標にする
- GoogleとBingで別々に記事を作る
なぜ避けるべきなのかを解説していきます。
キーワードを不自然に詰め込む
検索キーワードを不自然に繰り返す施策は避けましょう。検索エンジンだけでなく、読者にとっても読みにくい文章になります。
主要なキーワードはタイトルや見出しなどで明確にしつつ、関連する言葉や具体例を自然に使ってください。
低品質なページを大量に作る
地名や商品名だけを入れ替えたページを大量に公開するのは避けてください。ページごとの独自情報が少ないと、サイト全体の品質低下につながる可能性があります。
生成AIを使う場合も、生成した文章をそのまま大量公開するのではなく、人による確認と編集を行いましょう。
不自然なリンクを増やす
購入したリンクや自作自演リンクなど、不自然なリンクを大量に増やす施策は避けてください。リンクは数よりも、関連性や自然な掲載理由を重視しましょう。
業界資料や調査結果、独自ツールなど、自然に参照される情報を作ることもリンク獲得につながります。
IndexNowを過剰に利用する
変更していないURLまで毎日更新したり、大量にIndexNowへ送信したりするのは避けましょう。IndexNowは、実際にページへ変更があったときに利用するのが基本です。
本文や在庫、価格、主要なサイト構造などに実質的な変更があった場合に通知してください。
構造化データを偽って設定する
ページに表示していない情報を構造化データへ登録するのは避けてください。構造化データは、実際にページへ表示されている内容と一致させることが基本です。
特にProductやFAQなどでは、価格や在庫、評価などの情報を定期的に確認しましょう。
検索順位だけを成果指標にする
Bing SEOの成果を検索順位だけで判断するのはおすすめできません。検索では画像や動画、ローカル検索、AI回答など、順位以外にも多くの露出機会があるためです。
表示回数やクリック、コンバージョンに加えて、AI回答への引用やブランド検索なども確認しましょう。
GoogleとBingで別々に記事を作る
Google用とBing用で同じテーマの記事を別々に作る必要はありません。重複した記事を増やすより、共通するSEO基盤を整えてBing固有の施策を追加するほうが効率的です。
検索エンジンごとに記事を作り分けるのではなく、ユーザーにとって価値のある1つのコンテンツを両方の検索環境に対応させましょう。
Bing SEOの効果を測定する方法

Bing SEOの効果は、Bing Webmaster Toolsと自社サイトのアクセス解析を組み合わせて確認します。検索順位だけでなく、表示・クリック・コンバージョンまで追うことが重要です。
AI検索を意識する場合は、引用数や引用ページなども確認しましょう。
Bing Webmaster Toolsで確認する
Bing Webmaster Toolsでは、検索パフォーマンスやキーワード、サイトの問題などを確認できます。施策を実施した前後で数値を比較すると、改善の方向性を判断しやすくなります。
確認したい主な指標は次のとおりです。
- 表示回数
- クリック数
- CTR
- 平均掲載順位
- 対象キーワード
- インデックス状況
- クロール状況
サイト全体の平均だけでなく、検索エンジンやデバイス、ブランド・非ブランド、クエリなどに分けて見ると、より具体的な改善点を見つけやすくなります。
AI引用も含めて成果を判断する
AI検索への対応では、引用数や引用されたページも成果指標の一つになります。Bing Webmaster ToolsのAI Performanceでは、AI回答における引用状況を確認できます。
ただし、AIに引用されたからといって、必ずクリックや問い合わせにつながるわけではありません。引用数だけで評価せず、ブランド検索やサイト流入、コンバージョンなどもあわせて確認しましょう。
Bing SEO対策のよくある質問

Bing SEO対策のよくある質問をまとめました。
- Q1.Bing SEO対策は無料でできる?
- Q2.Bing SEO対策にかかる期間は?
- Q3.Google・Bing・AIモードの対策は共存できる?
それぞれについて簡単に回答していきます。
Q1.Bing SEO対策は無料でできる?
Bing SEOの基本的な対策は無料で始められます。Bing Webmaster Toolsも無料で利用でき、サイトの検索パフォーマンスや問題を確認できます。
まずはBing Webmaster Toolsへの登録やサイトマップの整備など、費用をかけずにできる施策から始めるとよいでしょう。
▶関連記事:SEO対策は無料でできる!費用をかけずに成果を出すコツやおすすめツール
Q2.Bing SEO対策にかかる期間は?
Bing SEOの効果が表れるまでの期間は、サイトの状態や競合、施策内容によって異なります。検索エンジンへの登録やクロールは比較的早く進む場合がありますが、検索順位や流入の改善には時間がかかることがあります。
IndexNowを使えば更新情報を通知できますが、通知したからといって順位上昇が保証されるわけではありません。短期間の順位だけで判断せず、継続的にデータを確認してください。
Q3.Google・Bing・AIモードの対策は共存できる?
Google・Bing・AIモードの対策は共存できます。むしろ、共通するSEO基盤を整えたうえで、それぞれの検索環境に合わせて施策を追加する方法が効率的です。
クロールや内部リンク、独自情報、信頼性などは共通して取り組めます。そのうえで、GoogleではモバイルやCore Web Vitals、BingではIndexNowやAI Performanceなどを追加しましょう。
Q4.Bingの検索順位を確認する方法は?
Bingの検索順位は、Bing Webmaster Toolsを使って確認できます。検索パフォーマンスを確認し、表示回数やクリック数、CTR、掲載順位などを分析しましょう。
Google Search ConsoleだけではBingの検索状況を確認できません。GoogleとBingの両方を運用するなら、それぞれの公式ツールを使い分けてください。
まとめ|Bing SEO対策はGoogle SEOを土台に進めよう

Bing SEO対策は、Google SEOとは別のコンテンツを作るのではなく、共通するSEO基盤を整えてからBing独自の施策を追加することが基本です。
特に、Bing Webmaster ToolsやIndexNow、AI Performanceなどは、Bing SEOを進めるうえで活用したい機能です。
今回紹介した内容をまとめると、次のとおりです。
- Bing SEOはGoogle SEOを土台にする
- 共通するSEO基盤を優先する
- Bing Webmaster Toolsを登録する
- IndexNowで更新を通知する
- サイトマップと内部リンクを整える
- 独自情報と根拠を充実させる
- AI引用も含めて成果を測定する
Bing SEOを始めるなら、まずはGoogle SEOの基本を確認し、不足している部分を改善しましょう。その後、Bing Webmaster ToolsやIndexNowなどを追加すれば、GoogleとBingの両方を効率的に対策できます。
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