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海外向けSEOはこう攻める!サイトを多言語化しインバウンド客へアピールしよう
2019/03/18

本を持ちながら立つインターナショナル学生達
インバウンド客の増加やビジネスのグローバル化が進むなか、Webサイトの多言語化は見逃せないものになっています。

この記事では、Webサイトを多言語化する方法や海外向けSEOのポイントについて説明します。

目次

Webサイトの多言語化が必要な理由

寺を訪れる外国人観光客

日本を訪れる外国人は年々増加しており、日本政府は訪日外国人観光客の目標数を、2020年に4000万人、2030年に6000万人としています。
多くの自治体がインバウンド客の集客に力を入れており、今後もその数は増えると予想されています。

インターネットが普及したことにより、世界のどこにいても日本に関する情報が探せるようになりました。
多くの外国人が日本を訪れる前に、日本のWebサイトにアクセスし、ショッピングや食事をするための情報を探しています。

Webサイトを多言語化してその人たちに適切な情報を提供すれば、インバウンド客の集客に効果的です。
また、物流もグローバル化が進み、簡単に海外へ商品を届けられるようになってきました。

日本の人口は急激に減少することが予想されており、それに合わせて市場もどんどん縮小していくでしょう。そのため、海外に向けての情報発信や商品の販売は見逃せないものになっています。海外に目を向け、Webサイトを多言語化することが大きなビジネスチャンスとなるのです。

Webサイトを多言語化する方法

キーボードの上に置かれた地球儀と様々な国の国旗の噴き出し

Webサイトを多言語化するための方法として、Google翻訳などを利用する方法があります。
Google翻訳を利用すれば、コストをかけずにWebサイトを多言語化することができます。

ただし、機械的に直訳するため、どうしても意味不明な文章になりがちです。
外国語のサイトをGoogle翻訳で日本語訳してみるとわかりますが、不自然な文章になってしまうのです。
そのため、まったく意図しない文章となって誤解を招く可能性も否定できません。

また、現地のユーザーが検索に使うキーワードを適切に埋め込むことができないので、SEO的に弱いというデメリットもあります。

おすすめなのは、やはり翻訳家に依頼して一文一文をていねいに翻訳する方法です。
直訳ではないので、ただ意味が通じるだけでなく、細かなニュアンスまで伝わるよう翻訳してもらうことが可能です。

ただし、翻訳するページが増えると、コストがかさんでしまうというデメリットがあります。
日本翻訳協会によると、翻訳費用の平均は1文字あたり15円となっています。
単純計算で、1000文字のページを10ページ翻訳すると15万円のコストが必要です。

海外向けSEOのポイント1:URLの言語別設定

海外の検索エンジンで上位表示させるためには、言語によってWebサイトのURLを分けることが大切です。
同じURL内に、さまざまな言語で書かれたページがあると、どの国に向けたWebサイトであるかを検索エンジンが判断しにくくなるので、高く評価されなくなってしまうのです。

URLを分ける方法としては、まず言語によってドメインを別なものにする方法があります。
その国に進出している、その国でも商品を販売しているような場合は「example.cn」「example.fr」のような国別トップレベルドメイン(ccTLD)を取得するのもよいでしょう。

また、サブドメインを使ってURLを分ける方法もあります。
サブドメインにする場合は、「cn.example.com」「fr.example.com」のように言語別や国別にするのがおすすめです。

Google Search Consoleの「国によるターゲット設定ツール」を使用すれば、サブドメインごとに、どの国をターゲットにしているのかをGoogleに知らせてジオターゲティングすることが可能です。
サブディレクトリを使って、「example.com/cn/」「example.com/fr/」のようにURLを分ける方法もあります。
サブディレクトリでもGoogleでジオターゲティングを設定できますが、ユーザーからするとわかりにくいという欠点があります。

海外向けSEOのポイント2:対策キーワードの決定

海外向けにSEOを行う際には、日本語でSEOを行うのと同様にキーワードの選定が重要になります。

Googleは検索したユーザーに最適な検索結果を表示しようとしますが、これは日本であっても海外であっても変わることはありません。
そのため、どんなコンテンツのページなのかを、キーワードを使ってGoogleに知らせれば上位表示される可能性は高くなります。

海外向けのキーワードもGoogleのキーワードプランナーを使えば、どれぐらいの検索ボリュームがあるのかを調べることができます。

集客やビジネスにつながりそうなキーワードをピックアップしてみましょう。
さらに、そのキーワードで検索すると、どんなサイトが上位に表示されているのかをチェックします。

日本で検索すると、日本向けにローカライズされた検索結果しか表示されませんので、「RankTracker」などのツールを利用するのがおすすめです。
チェックした結果を踏まえながら、日本語で内部対策を行うときと同様に各ページのコンテンツを充実させ、サイトタイトルや各ページのタイトル、見出し、本文内にキーワードを埋め込むと上位表示につながります。

海外向けSEOのポイント3:ホスティング

地球とサーバーのイメージ

サイトを多言語化する際には、どの国のサーバーを使用するのかも重要です。
Googleは、そのWebサイトのデータがどこに置かれているのか、サーバーの場所をIPアドレスに基づいて検出しています。
Googleは、検索順位を決めるうえでサーバーの場所が評価の対象になると、正式にアナウンスしています。

GoogleはそのWebサイトがどこにあって、誰に向けて配信されているかを把握したうえで評価しているのです。
たとえば、英語で書かれたWebサイトであっても、イギリスに向けたものであれば、イギリスのサーバーを利用したほうが高い評価につながります。
そのため、対象となる国のサーバーを利用したほうがSEO的には有利なのです。

海外向けSEOのポイント4:タグで言語を設定

ページ内のタグを使って、どの国に向けたWebサイトなのかをGoogleに知らせるのも、適切にインデックスしてもらうために効果的な方法です。
どの言語で書かれたページなのかを知らせるためには「hreflang」タグを使用します。

たとえば、フランス語で書かれたページであれば、ページのhead内に、「<link rel="alternate" hreflang="fr" href="http://fr.example.com/">」のタグを貼り込むことで、フランス語のコンテンツであることを知らせることができます。

海外向けSEOのポイント5:対象国からのバックリンク

Googleでは、サイトを評価する際にバックリンクの数と質を重視しています。
たとえば、行政機関や教育期間などからのバックリンクがある場合には、質の高いコンテンツのある信頼性の高いサイトであると判断されます。

海外向けのサイトでもバックリンクは重要です。
ただし、どの国からのバックリンクなのかがポイントになります。

中国語で書かれた中国向けのサイトであれば、日本からのバックリンクが多くても高く評価されることはありません。
当然、中国からのバックリンクの多いサイトが高く評価されます。

また、海外向けのサイトでも自作自演や購入したバックリンクは、不自然なバックリンクとしてGoogleのペナルティ対象となるので、注意が必要です。

海外向けSEOのポイント6:中国向けSEO対策

中国向けSEO

検索エンジンとしてのGoogleのシェアは高く、世界の約80%を占めているといわれます。
しかし、中国においては中国発祥の「百度(Baidu)」が検索エンジンの主流となっているのです。

そのため、中国向けサイトのSEOを行う場合は、百度を意識したSEOが重要になります。
百度に登録されるためには、まずサイト構築の申請手続きを行うことが必要です。

そのうえで、発行されるICP番号をサイトに記載し、百度にサイト登録をします。
Googleであれば、サイト構築後に何もしなくてもクローラーが巡回してきてインデックスされますが、百度の場合には登録しなければインデックスされません。

また、インデックスされるまでに時間がかかる傾向があり、1カ月以上必要になる場合もあります。
なお、サイト内のSEO内部対策については、基本的にGoogleと同じです。

サイトの多言語化と海外向けSEOでビジネスチャンスにつなげよう

訪日外国人客の増加やビジネスのグローバル化もあって、Webサイトの多言語化は見逃せないものになっています。

海外のユーザーに適切に情報を伝えることができれば、集客や注文が増える効果が期待できます。

サイトを多言語化し、海外向けSEOを行って、ビジネスチャンスにつなげていきましょう。

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