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【2021年のSEO対策】検索順位決定要素、評価されるサイトとは?
2021/02/25

2021年のSEO対策

2021年のSEO対策は、果たしてどのように取り組めばよいのでしょうか。
いみじくも1年前に本ブログで述べた“変革ターム”が現実となった2020年から早一年。
しかし、その内実は予測できなかったことばかりでした。

※1年前、2020年を占った考察記事はこちら!
2020年、SEO対策での集客、トレンド戦略を考える

昨年はコロナ禍の影響や12月に訪れた突然のコアアップデートなど、イレギュラーな事態が舞い込み戸惑われたSEO担当者も多かったはずです。
かくいう筆者も同様。季節ベースで振り返っても、諸々冷や汗をかいた印象が強く残っています。
夏のとある一日に起きたインデックス障害による検索順位の不具合。秋ごろからしばらく続いたGoogleサーチコンソールでのインデックス登録リクエスト機能の停止。
こうした状況のなかで悪戦苦闘された方々の姿は容易に想像できます。

そして、2021年。界隈はさらに慌ただしくなる予感がします。
たとえば、Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)やPassage Indexing(パッセージインデキシング)改めPassage Ranking(パッセージ ランキング)などのトピックは、まさしく2021年のSEOの目玉といっても過言ではありません。それゆえ、確実におさえておきたいところです。加えて、引き続き重視すべき項目も当然存在します。

本記事で語る2021年のSEOは、現時点で公になっている情報を基にしながら推考を織り交ぜた内容です。
検索順位決定要素や評価されるサイトの傾向を探りつつ、ときに思い切って断言するとかしないとか(苦笑)。

業務としてSEOに直接携わっている方(インハウス運用担当者、コンサルタント)、自身でのサイト運用のヒントにしたい方、興味・関心事として動向を追跡されている方、漠然と今後の展開を知りたい方……皆々様の参考になれば幸いです。

どうぞ、ご一読ください。

目次

専門家が分析する2021年のSEO

SEOの結果を分析する専門家

2021年のSEOについて識者・専門家が挙って仰っているのが「ユーザーエクスペリエンス」、そうUXの重要性です。

これは、先述したCore Web Vitals(コア ウェブ バイタル)をはじめ、完全に移行されるモバイルファーストインデックスの影響など、すでにアナウンスされた情報を加味してのことだとは思います。が、根本には近年の傾向がより強化されていく、ランキングシグナルの精度が高まることを伝えているのではないでしょうか。
どうしても話題や主張の穂先は目新しい要素に向けられがちですが、結局、本質はそこにあると思います。

それゆえ、エバーグリーンコンテンツの提供やソーシャルメディアとの連携、アクセシビリティ・ユーザービリティへの配慮等々は、昨年に引き続き大きなテーマです。

とりわけ、ソーシャルメディアとの連携は皆一様に重視されています。
音声媒体を筆頭に新興SNSがどんどん台頭していくなかで、Google検索のあり方、利用のされ方は変容していくに違いありません。それが2021年に、より鮮明な形で視界に入るのかどうかはさておき、いずれにせよデジタルのニーズや進化をマーケティング総体に落とし込んだうえでSEOへ取り組んでいくことが命題であるのは、必須の流れだといえます。

さらにいうと、その核にあるのが、ユーザー体験の向上、すなわちUXだというのは、プロフェッショナルたちの言葉を借りずとも、もはや自明の理です。

2021年のSEO対策でカギとなる検索順位決定要素

SEO対策を行ったワードでの検索順位の推移

前述した通り、識者・専門家よろしくUXがSEOにとってますます重要なテーマになるのは当然のことでしょう。そのなかでカギとなる検索順位決定要素は具体的に何か。
いくつか挙げていきたいと思います。

Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)

やはり、Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)を筆頭に挙げないわけにはいきません。
Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)は、読み込み時間を指標と定めるLCP、操作入力のインタラクティブ性を判断するFID、表示されるページコンテンツの視覚的安定性を測るCLSの3つの要素で構成されています。
まさしく、UX直結。今年5月にアルゴリズムの更新項目としてリリースされる予定です。

具体的には、ページのソースコードや画像サイズ、サーバースペックの見直しなどで改善が図れます。これらはテクニカルな部分であるため、状況に応じてサイトの開発担当者とも協力していく必要がでてくるでしょう。

※Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)の詳細はこちら!
新たなランキング指標「Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)」

Passage Ranking(パッセージ ランキング)

特定のクエリに対してページ全体が評価される従来の概念から、ページ内の一部のコンテンツにも評価が行き渡り検索結果が返されるようになるのがPassage Ranking(パッセージ ランキング)の仕組みです。

たとえば、「SEO」という検索ワードに対して、Webマーケティング全般を扱うページであっても、(ページ内の)一部で言及している“SEO”に関するコンテンツをきちんと拾って評価してくれます。

すでにアメリカでは導入済み。今後、英語圏内では続々と開始される予定です。日本ではまだ目途が立っていないようですが、そう遠くない将来に訪れるのではないかと思います。

そもそも、昨年アナウンサされていたのは「Passage Indexing(パッセージインデックス)」という名称。それが、実際の導入に際して“ランキング”とはっきり銘打たれたことになります。
当然、向き合うべき要素です。とはいえ、Google側は特に何かを施す必要はないと伝えています。リリースしたばかりのため、おそらく現時点では調整段階なのでしょう。

仮に日本で導入が開始されたとして、筆者のスタンスとしても“見”に回るのが得策だと考えます。まずはどういった傾向へと流れていくのか見定めたいところです。
したがって、サンプルケースをいくつか確かめてから対峙していくのがベターなやり方といえるでしょう。

E-A-T

Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)を組み合わせた造語「E-A-T」が近年、SEOにとって非常に大きな検索順位決定要素であることは今さらおさらいする必要もないでしょう。
いわずもがな、この傾向は続きます。むしろ、いっそう強化されていくはずです。
昨年5月のコアアップデートでは個人が運営するブログメディアが軒並み落とされ、コーポレートサイトが上位化するといった現象もみられました(ちなみに12月のアプデでは、一部そうした優遇が調整された印象を覚えます)。
だからこそ、対策に取り組んでいるサイトは、さらに増えてきたように思います。
その分野に精通した監修者を立てることや、著者名、運営会社名の明記は当たり前。それ自体、もはや施策とは呼ばず、マナーであるといった方がいいかもしれません。

トラフィック

アクセス数が増えたサイトは検索エンジンからも評価を得られやすいというロジック。一方で正しいように思えるも、その半面どこか懐疑的にも感じていました。しかし、さすがにここ最近は(肌感覚とはいえ)はっきりと相関があるといわざるを得ないでしょう。

加えて、流入経路がバラエティに富んでいる場合も、比較的順位が上がりやすい傾向にある印象です。
たとえば、いまだ根強い被リンク効果も、結局はトラフィックが色濃いシグナルとして作用しているように思います。

前項でのE-A-Tの内、権威性に関しては、トラフィックこそがその称号(権威)の象徴であるとの向きがあるほどです。
そのため、オーガニックサーチに固執せずSNSや第三メディアからどんどんサイト流入を促していく施策(オムニチャネル)に舵を切る方も少なくありません。そしてその方法は、2021年のSEOにおいて、非常に理に適っていると考えます。

2021年のSEOで評価されるサイト

モバイル画面に表示されるSEO検索順位の推移

前項でピックアップした検索順位決定要素に加え、2021年のSEOで評価されるために取り組むべきことは、それはもう挙げればキリがないと思います。そもそも、かねてより200以上のシグナルに基づいて順位は決められているといわれているわけです(実際はもっと多いはず!)。がっぷり四つに組んでしまっては途方に暮れるのも無理はないでしょう。

そうしたなか、Google社員(ジョン・ミューラー氏)が昨年末のオンラインカンファレンス(SMX Virtual)にてアドバイスされたことは効率的に取り組める施策の大きなヒントになり得るかもしれません。
そこで触れていたポイントをいくつか抜粋すると、テクニカルSEOの強化、指名検索を増やす重要性、多様なユーザー層へのリーチ、リピーターへの育成、最新フォーマットの積極的な活用……等々です。
いずれも2021年の潮流がみえる示唆に富んだテーマだと思います。

もちろん、評価されるサイトを作るにはメタタグ調整、ページスピードのアップ、モバイルフレンドリーといった基礎対策や、もはや通念とされるコンテンツの充実度を高める必要があります。テキストだけでなく画像、動画、音声、その他ライブ配信系メディアとの複合的な絡みが競合との差別化には必須でしょう。

※テクニカルSEOについての記事はこちら!
SEOを成功に導く5つのポイント~テクニカルSEOでサイトグロース~

評価ツールも活用しよう

「Googleサーチコンソール」では、流入ワードの把握に加え、Core Web Vitals(コア ウェブ バイタル)での評価もチェックすることができます(「ウェブに関する主な指標」で確認可能)。
同様に、「Web Vitals」や「PageSpeed Insights」も役立つツールです。サクッとスコア測定したいならChrome拡張の前者、改善ポイントまで入念に検証したい場合は後者といった具合に使い分けてもいいでしょう。いずれも無料です。

有料では、競合調査や被リンク分析に使えるMajestic SEO(マジェスティック)やahrefs(エイチレフス)をおすすめします。スコアリングの信用度の高い前者。多機能かつ使いやすい後者。両者、定番にして“超”がつくほどのすぐれものです。

※便利なサイト解析ツールについての記事はこちら!
サイト診断に有効な解析ツールを紹介!SEOの改善にもおすすめ!

ますます混沌が予想される2021年のSEO

アルゴリズムの変動によるSEO検索順位の推移

ベストプラクティスにたどり着くためには、試行錯誤が欠かせません。
難易度が上昇し、ますます混沌と化していくであろう2021年のSEO。メディアプランニングの一翼を担うこの集客装置とはどう向き合うべきか。

やはり肝要なのはユーザーの動きをじっくり観察することです。コロナ禍が発端となったニューノーマルな暮らしにフィットした検索クエリの変容にも目を向けていかなければなりません。
アンテナを張り巡らし、新サービスやイベントなどの情報にいち早く飛びついていく姿勢、(仰々しくも)競合に勝るための執念に近いリサーチ力が求められるといってもいいでしょう。

要するに、つまるところ、結局、すなわち大切なのはUXという話に落ち着いてしまうわけですが……。

SEOの世界は目まぐるしく、そして不確かです。分析、考察が単なる邪推に過ぎなかったということも少なくありません。拙稿もまた然り。
いずれにせよ、引き続き動向を追跡していきます。

(本文:ヒゴ)

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