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Cursorを使って開発効率を上げる!使い方やアプリ開発手順、法人導入のポイントを徹底解説

最終更新日:

AI

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AIを活用して、もっと効率的に開発を進めたいと思いませんか?

Cursorは、普段お使いのVS Codeの環境はそのままに、AIによる強力なサポートを受けられる革新的なコードエディタです。AIがプロジェクト全体を理解し、コードの生成から修正、デバッグまで担ってくれるため、開発効率を飛躍的に向上させられます。

この記事では、Cursorの基本的な使い方からGitHub Copilotとの違い、具体的なTodoアプリの開発手順、法人導入のポイントまで初心者にも分かりやすく徹底解説します。

Cursorとは

出典:Cursor

Cursor(カーソル)とは、VS Codeをベースに開発されたAIコードエディタです。2023年に登場し、開発現場での導入が広がっています。

特徴は、VS Codeの操作感と拡張機能を引き継いだまま、AIによるコード生成・修正・エラー対応を1つの画面で行えること。開発者はAIの提案を確認して採用するだけで実装を進められるので、個人開発だけでなく、チームでの開発でも環境を変えずに導入できます。

Cursorの特徴

Cursorの特徴は、プロジェクト全体の文脈を理解したうえで開発の工程をAIが支援する点です。主な機能は3つです。

  • AIチャット:コードの生成や質問をチャット形式で依頼
  • Codebase Index:プロジェクト全体を把握し、コードの関係性を踏まえて提案
  • 自動補完・デバッグ:「Cursor Tab」で次のコードを予測して補完し、エラーの修正案を提示

それぞれの特徴について詳しく解説します。

チャット形式でAIにコードの生成・質問ができる

AIチャットにやりたいことを文章で伝えると、コードを生成します。エディタ内にAIチャットが標準搭載されており、開いているファイルやプロジェクトの内容を踏まえて答えます。

「エラーの原因を探ってください」「他の関数を提案してください」などの質問に対しても、コードの内容を理解したうえで回答できることも特徴です。現在開いているファイルやプロジェクトに即した具体的な提案を受けられるので、共同開発するパートナーのような感覚で利用できます。

プロジェクト全体を理解した高精度な応答

Cursorは「Codebase Index」でプロジェクト全体をスキャンし、コードの構造を把握します。指定した部分だけを見るのではなく、依存関係や記述ルールを踏まえて処理するため、既存のクラスや変数と整合性のとれたコードを提案します。

単にコードを作るだけでなく、実装の意図を理解したうえで最適な処理を提案するため、従来のAIツールよりも質の高いコード生成が可能です。 

AIがコード生成・編集・デバッグを行う

Cursorは、書いているコードをリアルタイムで解析し、次に書くコードを自動補完します。この補完機能は「Cursor Tab」と呼ばれ、複数行にわたる提案にも対応します。

また、記述中のエラーを検出して修正案を出す機能もあり、細かいミスやずれを自動で調整する「スマートリライト」も完備。指示を出さなくても、AIが品質の高いコードを提案してくれます。

※2026年4月のCursor 3.0では、複数のAIエージェントをまとめて管理し、並列で実行できる「Agents Window」が加わりました。Ctrl+Shift+P(Macは⌘+Shift+P)から呼び出せます。

CursorとGitHub Copilotの違いは?

CursorとGitHub Copilotはどちらも優れたコード生成AIですが、Cursorはプロジェクト全体の開発支援ツール、GitHub Copilotはコード補完に特化したアシスタントという違いがあります。

項目 Cursor GitHub Copilot
特徴 AI中心の開発環境。AIに指示を出し、開発者がレビューする。 開発者中心。AIが開発者のコーディングを補助・加速させる。
統合性 エディタそのものにAIが深くネイティブに統合されている。 既存のエディタに拡張機能として追加する。
文脈理解 @シンボルでプロジェクト内の任意の部分を柔軟に参照できる。 主に開いているファイルや関連性の高いファイルを自動で参照する。

GitHub Copilotは、開発者を主体とする「強力なアシスタント」です。Copilot Chat機能も搭載しており対話も可能ですが、基本的には開発者のコーディングを予測し、補完・高速化することに特化しています。

一方、Cursorは、AIを主体とする「統合開発環境そのもの」です。AIチャットを中心に、プロジェクト内外の情報を自在に参照させながら、AIに指示を出して開発を進めます。

GitHub Copilotが「部分的なコード補完や小規模な開発作業」に強いのに対し、Cursorは「プロジェクト全体を通した設計や大規模な開発支援」に向いているので、作業のスケールや目的に応じて使い分けると良いでしょう。

Cursorの始め方

Cursor(カーソル)は、クラウド上ではなくローカルエディタを用いて作業を行います。以下では、専用エディタのインストール方法と初期設定手順について、画像付きで分かりやすく解説します。

インストール方法

出典:Cursor

Cursor(カーソル)は、クラウド上ではなくローカルエディタを用いて作業を行います。利用にあたって専用エディタをインストールする必要があるので、まずは公式HPにアクセスして「すべてのダウンロード」をクリックしましょう。

プラットフォーム一覧が表示されるので、該当する使用環境を選択し、インストールボタンを押しましょう。今回は、Windowsのダウンロード手順を一例として解説します。

インストールボタンを押すと、右上(Chromeの場合)にダウンロード履歴が表示されるので、「フォルダを開く」をクリックします。

フォルダを開いてダウンロードしたファイルを選択すると、タスクバーにアプリが追加されるので、アプリを開いて「同意する」→「次へ」を選択します。

すると、インストール先、スタートメニューフォルダーの指定、実行時の追加タスク等の選択画面に映るので、必要な設定をして「インストール」を開始します。

インストールが終わると以下の画面に切り替わるので、チェックをつけて「完了」を押します

タスクバーにアプリが表示されない又はアプリの場所が分からない場合、タスクバーにある検索窓で「cursor」と入力すると、アプリが表示されるので「開く」を押しましょう。

するとアプリが起動するので、アカウントを持っていない場合は「Sign Up」からアカウントを作成しましょう。

初期設定方法

アカウントを登録すると、VS Codeの連携設定を行う画面になります。VS Codeの連携により、VS Codeで作成していたデータをCursor上で操作できますが、VS Codeを持っていなくてもCursorの機能は使えます。連携させない場合は「Skip and continue」を選択してください。

次に、テーマ設定を行います。テーマ設定は、操作画面のデザインを決めるものなので、好みや使いやすさに合わせて選ぶと良いです。多くのテーマから選びたい場合は、Continueの下にある「Explore othe themes」をクリックすると、さまざまなカラーパターンやスタイルのテーマ一覧が表示されるのでチェックしてみてください。

テーマ設定が終わると、Quick start画面に移動します。主要な操作方法とショートカットキーを説明するチュートリアル画面なので、そのまま「Continue」を押しましょう。

「Continue」を押すと、データの取り扱いに関する規約の同意画面になります。Cursorは、ユーザーのコードや操作履歴から学習する仕組みを持っています。コードからの学習は、設定メニューでいつでも無効にできるという内容なので、問題がなければチェックボックスを押して「Continue」を選択しましょう。

ここでは、AIの応答言語とターミナルからの起動を設定できます。

デフォルト状態では、自動的に言語を判断し応答する設定になっているので、日本語で対応してほしい場合は「Auto」→「Japanese」を選択します。ターミナルの設定では、「Install」をクリックすると、ターミナルでCursorを起動するためのコマンドが設置されます。アプリケーション一覧を開かなくてもすぐにアクセスできるようになるので、必要に応じて設定しましょう。

全ての操作が完了すると、下記画像のようなホーム画面に移動するので、実際に利用を開始できます。

Cursorの使い方

ここでは、Cursor(カーソル)の基本的な使い方を解説します。

  • Command+Kでコードの生成・修正をする
  • AIチャットで指示や質問をする
  • Lintエラーを修正する

画像付きで分かりやすく解説するので、実際に操作をしながら参考にしてみてください。

Command+Kでコードの生成・修正をする

コードの生成・修正は、command+Kのショートカットキーで行えます。まずは編集したいコードを選択し、command+Kでプロンプト入力ボックスを出しましょう。

プロンプト入力ボックスに出したい指示を入力して、右下の送信ボタンを押すとAIが最適なコードを考えてくれます。

このように、AIがコードを提案してくれます。提案を反映させる場合は反映させたいコードにカーソルを合わせて「Ctrl+Shift+Y」、提案を却下する場合は該当するコードにカーソルを合わせて「Ctrl+N」で削除できます。

AIチャットで指示や質問をする

今回は、「データリスト」を最適化してくださいと指示を出してみました。提案内容で進めたい場合は、「Accept」をクリックすると自動生成が開始されます。

生成が完了すると、「赤色背景=削除置き換え対象」「黄色背景=新しく追加したコード」を表示した画面になります。

コード全体に変更を適用したい場合はAIチャット画面の「Accept」をクリック、一部のコードに適用したい場合はコード編集画面の「Accept」をクリックします。

Lintエラーを修正する

エラー表示が出た場合、該当するコードにカーソルを合わせるとエラーメッセージの詳細を確認できるので、「Fix in Chat」を選択してコード修正案を確認しましょう。

右側のチャットで修正案を受け取れるので、採用したい提案がある場合はチェックリストをクリックします。

【実践】CursorでTodoリストアプリを作ってみよう

実際に、Cursor(カーソル)を使ってTodoリストアプリを作ってみました。アプリの作成手順は以下のとおりです。

  • AIに作りたいアプリの概要を指示
  • templatesの中に新たなフォルダを作成する
  • 「app.py」ファイルを作成する

順番にみていきましょう。

①AIに作りたいアプリの概要を指示

まずは、デスクトップに空のフォルダ(「todolist」)を設置し、Open projectでフォルダを開きます。

フォルダを開きコード編集画面に移動したら、「Ctrl + I」でAIチャットを開きます。AIチャットには、以下のような指示を入力してプロジェクトの初期コードを生成します。

FlaskとSQLiteを使ってToDoリストアプリを作成したいです。HTMLとCSSを使った簡単なフロントエンドも含めてください。

AIがプロジェクト内容に応じて構築を始めるので、完了したら「Run」を押します。

Runを押すと、ターミナルでコマンドが実行され、templates フォルダがプロジェクト内に作成されます。

②templatesの中に新たなフォルダを作成する

templatesフォルダが作成されたことを確認したら、templatesの中で右クリック→「New File」でファイル名「index.html」のフォルダを作成します。

「index.html」のフォルダの中には、テンプレートコードを入力します。

<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja”>
<head>
  <meta charset=”UTF-8″>
  <title>ToDoリスト</title>
  <style>
    body { font-family: sans-serif; background: #f5f5f5; padding: 2rem; }
    h1 { color: #333; }
    form { margin-bottom: 1rem; }
    input[type=”text”] { padding: 0.5rem; width: 300px; }
    button { padding: 0.5rem 1rem; }
    ul { list-style: none; padding: 0; }
    li { background: #fff; padding: 0.5rem; margin-bottom: 0.5rem; border: 1px solid #ddd; }
    .done { text-decoration: line-through; color: gray; }
  </style>
</head>
<body>
  <h1>ToDoリストアプリ</h1>

  <form action=”/add” method=”post”>
    <input type=”text” name=”content” placeholder=”タスクを入力”>
    <button type=”submit”>追加</button>
  </form>

  <ul>
    {% for task in tasks %}
      <li class=”{{ ‘done’ if task[2] else ” }}”>
        {{ task[1] }}
        {% if not task[2] %}
          <a href=”/done/{{ task[0] }}”>✔</a>
        {% endif %}
        <a href=”/delete/{{ task[0] }}”>🗑</a>
      </li>
    {% endfor %}
  </ul>
</body>
</html>

③「app.py」ファイルを作成する

app.pyファイルが作られていない場合、左側のファイルツリーで右クリックして「New File」を選択し、「app.py」ファイルを作成しましょう。

app.pyファイルを作った後は、ターミナルで「pip install flask」を入力して実行します。実行が完了後はアプリを起動するために「python app.py」と入力し、「Running on http://127.0.0.1:5000」と出てきたら成功です。

今回は、このようなアプリが完成しました。簡易的なものなので機能が限られたシンプルなアプリですが、Cursor内で機能を追加すればタスクの期限設定や編集機能、検索機能などを備えた実用的なアプリにブラッシュアップできます。

Cursorを最大限に活用するための便利機能

開発効率を上げる機能として、AIに資料を読ませるDocs機能、リポジトリ操作を行うGitHub連携、AIの参照範囲を制限する.cursorignoreを解説します。

  • Docs機能:API仕様書や社内規約などを読み込ませ、内容に沿ったコードを生成
  • GitHub連携:リポジトリの作成やコミット、プッシュをエディタ内で実行
  • .cursorignore:読み込ませたくないファイルやフォルダを指定し、機密情報の取り扱いを管理

Docs機能

Docs機能は、API仕様書やライブラリの解説などをAIに読み込ませる機能です。

通常のAIは一般的な知識をもとに回答しますが、Docs機能を使えば「読み込ませたドキュメント」を参照するため、ミスが少なく実用的なコードを提案してくれます。必要な情報をその場で参照できるので、余計な調べ物をする手間が省けて開発に集中できます。

Docs機能の使い方

  1. チャット画面で「@」と入力する
  2. 登録済みのドキュメント(例: Python3, Next.js)が表示されるので、使いたいドキュメントを選択
  3. 独自のドキュメントを追加したい場合は「@Add」でURLを指定する(例: APIマニュアル、社内規約、要件定義書など)

GitHub連携

CursorはGitHubとの連携が可能です。連携をすれば、リポジトリの作成からコミット、プッシュまでをエディタ内で行えるようになります。

さらに「GitHub MCP Server」を設定すれば、チャット上で直接GitHubを操作できるようになります。GitHub MCP Serverは、CursorのAI(チャット機能)とGitHubのAPIを連携させるための仕組みです。設定することで、「Issueを作成して」や「このコードでプルリクエストを作成して」といった自然言語での指示が可能になり、より高度な操作を自動化できます。

GitHubの連携方法

  1. Cursorの画面から「Source Control」を選択し、「Sign in with GitHub」をクリック
  2. GitHubアカウントを認証する
  3. ターミナルで以下のコマンドを実行する
    git config --global user.name "あなたのGitHubユーザー名"
    git config --global user.email "あなたのGitHubメールアドレス"
  4. 拡張パネルから「プッシュ」を選択
  5. 「リモートを追加する→コピーしてGitHubに進む」を選択
  6. ブラウザでGitHubの認証を行う

cursorignore

Cursorの .cursorignore 機能は、AIにどのファイルやフォルダを読ませるかを制御するための設定です。これを使えば、AIが見てはいけない情報にアクセスするのを防げます。

使い方は簡単で、プロジェクトの一番上に .cursorignore ファイルを作り、無視したいファイルやフォルダを .gitignore と同じ書き方で指定するだけです。(例:dist/ や *.log)

この設定をしておくと、APIキーなどの重要な情報を守れるだけでなく、不要なファイルを除外できるのでAIの処理が速くなり、回答もより正確になります。チームで共有すれば、全員が同じルールでAIを使えるため、安心して開発を進められます。

cursorignoreの使い方

  1. プロジェクトのルートディレクトリに .cursorignore という名前のファイルを作成
  2. 作成したファイル内に、無視したいファイルやフォルダを記述する
    例:
    dist/ # ビルド後のファイルを無視
    *.log # ログファイルを無視
    .env # APIキーなどが入った環境変数ファイルを無視
  3. 記述後、ファイルを保存すれば設定完了。AIは指定されたファイルやフォルダを読み込まなくなる
    ※リポジトリ(Gitなどで管理しているプロジェクトの共有フォルダ)に含めればチーム全員で同じルールを共有できる

Cursorの料金プラン

Cursorには、無料プランを含めた5つの料金プランが用意されています。

プラン名 月額料金 用途 特徴
Hobby 無料 お試し ・Pro版を2週間お試し可能
・エージェントリクエストや補完は一部機能のみ利用可能
Pro 20ドル 個人 ・無制限のコード補完とエージェント
・Bugbot・バックグラウンドエージェント利用可能
・コンテキストウィンドウ搭載
Teams 40ドル 小〜中規模のチーム開発 ・管理者向けのダッシュボード
・プライバシーモードの適用
・SSO対応
Enterprise 要相談 大規模企業 ・Teamsの全機能に加え、利用量をさらに拡大可能
・SCIMによるシート管理
・専任サポート・アカウント管理

無料プランのHobbyでは、応答速度が遅めの低速プレミアムリクエストを50回まで利用できます。一方、ProやTeamsなどの有料プランでは、応答速度の速い高速プレミアムリクエストを無制限で利用可能です。そのため、大規模な開発や本格的なコーディング作業にも安心して対応できます。

Cursorの利用を検討している場合は、無料プランで機能や使い勝手を確認してから、必要に応じてProやTeamsにアップグレードすると良いでしょう。

Cursorを法人導入する際のポイント

法人でCursorを導入する場合は、TeamsまたはEnterpriseを選び、機密情報・コード品質・コストの3点で運用ルールを決めてから始めます。個人プランをメンバーが個別に契約すると、請求もプライバシー設定も統一できません。

まずは一部のチームで試験導入して効果を確認し、運用ルールを固めたうえで対象を広げると、社内に定着しやすくなります。

  • 法人向けプランの選定:利用人数やユーザー管理、認証、監査など、社内の運用体制に合ったプランを選ぶ
  • 機密情報の保護:AIに読み込ませるファイルや情報の範囲を決め、機密情報を適切に管理する
  • 生成コードの品質管理:生成されたコードをそのまま使用せず、レビューやテストを行って品質を確認する
  • コストの管理:利用人数や使用量を把握し、必要な機能やプランに絞って費用を管理する

管理機能の要件に合わせて法人向けプランを選ぶ

プランは、必要な管理機能で決めます。請求の一元化と利用状況の分析で足りるチームはTeams、請求書払いやSCIMによるシート管理、監査ログが必要な組織はEnterpriseです。

導入後に管理機能の不足に気づくと、プランの切り替えと運用ルールの作り直しが必要になるので契約前に自社に必要な機能を洗い出しておきましょう。

プラン 料金 向いている組織 主な管理機能
Teams 1ユーザー
月額40ドル
チームでCursorを利用する組織 ・請求の一元化
・利用状況の分析
・組織全体のプライバシーモード制御
・SSO
・ロール別の権限管理
Enterprise 要問い合わせ 大規模な組織や厳格な管理が必要な組織 ・利用量のプール
・請求書払い
・SCIMによるシート管理
・AIコード追跡API
・監査ログ
・優先サポート

プライバシーモードを組織全体で統一して機密情報を守る

機密情報は、プライバシーモードを組織全体でオンにし、AIの参照範囲を絞って守ります。Cursorはコードやプロジェクトの内容を外部のAIサービスに送信する場合があり、設定をメンバーに任せると、社外に出る情報の範囲が人によって変わります。

  • プライバシーモード:管理者が組織全体に適用し、データの取り扱いを管理
  • .cursorignore:顧客データや環境変数など、AIに参照させたくないファイルを除外
  • 環境変数:APIキーやパスワードをコードに直接記述せず、環境変数で管理

プライバシーモードとは、コードを外部サーバーに保存せず、AIの学習にも使わない設定です。TeamsとEnterpriseでは、管理者が組織全体のプライバシーモードを制御できます。メンバー任せの設定にならず、全員に同じルールを適用できます。

生成コードはテストとレビューを通してから本番に反映する

生成コードは、テスト、コードレビュー、公式ドキュメントとの照合の3段階を通してから本番に反映します。AIの出力には、非推奨のAPIを使った実装や、要件に合わない処理が含まれる場合があります。動作しているように見えても、脆弱性や非効率な処理が残ることがあるのでしっかり確認しましょう。

  • テスト:想定どおりに動作するかを確認
  • コードレビュー:セキュリティ上の問題や非効率な処理がないかを確認
  • 公式ドキュメントとの照合:使用しているAPIやライブラリの仕様とコードの内容を確認

最終的な判断と責任は、人が担います。レビュー担当者と承認の流れを、導入時に決めておきます。

モデル選択のルールを決めてコストを管理する

コストは、モデル選択のルール化と利用状況の定期確認で管理します。上位モデルの手動選択や大量のAgentリクエストは、プランの利用枠を早く消費します。

  • モデル選択のルール:用途に応じて使用するモデルを決め、必要以上の利用を抑える
  • 利用状況の確認:Teamsの利用状況を確認し、メンバーごとの使用量を定期的に把握する
  • プランの見直し:利用量の超過が続く場合は、プランや社内の利用ルールを見直す

Cursor利用上の注意点

Cursorを利用する際は、生成されたコードの確認、機密情報の扱い、利用コストの3点に注意が必要です。生成されたコードをそのまま使用せず内容を確認し、機密情報を適切に管理したうえで、利用状況に応じてコストを管理しましょう。

AIの回答は常に正しいとは限らない

Cursorが生成するコードは高品質ですが、必ずしも完璧ではありません。学習データやライブラリの更新状況によっては、非推奨APIの使用や要件に合わない実装、エッジケースの見落としが起こる可能性があります。

そのため、生成されたコードは必ずテストやレビューを行い、公式ドキュメントとも照合しましょう。Cursorは「頼れるアシスタント」として使いながら、最終判断と責任は人間が担うことが大切です。

機密情報の取り扱いには気を付ける

Cursor利用時には、コードやプロジェクト内容が外部サービスに送信される場合があります。企業や組織で利用する際は、情報漏洩リスクに十分配慮する必要があります。APIキーやパスワード、顧客データ、独自アルゴリズムなどは環境変数で管理し、直接コードに記載しないようにしましょう。

さらに、.cursorignoreで機密ファイルを除外したり、定期的に監査を行うと安心です。企業利用の場合は、情報セキュリティポリシーとの整合性を確認し、必要に応じてオンプレミス版の導入も検討してください。

外部APIキー利用時はコストがかかる

CursorはOpenAIやAnthropicといった外部AIサービスを利用するため、使用量に応じた課金が発生します。料金はトークン数やモデルの種類、リクエスト頻度などによって変動します。コストを抑えるには、利用状況を定期的に確認し、チーム内での利用ルールを設けることが大切です。

簡単な質問は従来の方法で解決したり、結果を再利用したり、バッチ処理を取り入れたりすることもできます。生産性向上とコストのバランスを意識し、予算超過を防ぐためにアラートを設定しておくと安心です。

まとめ:Cursorで開発効率を劇的に向上させよう

今回は、Cursor(カーソル)の特徴や料金プラン、使い方について解説しました。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

  • Cursorは、VS CodeベースのAIコードエディタ
  • GPTベースのチャットAIと連携し、コード補完や修正、エラー対応ができる
  • 日本語の自然言語指示にも対応しており、初心者でも扱いやすい
  • プロジェクト全体を分析し、文脈に沿った高精度な提案が可能
  • 無料プランでも基本機能が使え、ProやBusinessプランでさらに強化可能

Cursorは、コード補完だけでなく、AIによる文脈理解と再構成が可能な次世代AIコーディングツールです。プロンプト一つでコード生成やリファクタリング、デバッグができることが特徴で、従来の開発スタイルを大きく変えると注目を集めています。

使い方はとても簡単で、エディタ内でAIに質問したり、コード生成を依頼したりすることも可能です。開発者ではなく、AIが主体となってコーディングを行うので、プログラマと共同開発しているような感覚で作業できます。

Cursorは無料プランも備わっていて、課金をしなくてもAIに依頼をして簡易的なアプリを作成できます。Proプランの2週間トライアルも用意されているので、本格的な開発支援機能の導入の検討材料にしてみてください。

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この記事を書いた人

やまたに
SEOマーケティング会社でライターとして勤務したのち、サングローブに入社。唯一得意なライティングで人生を乗り切ってきた。

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