MEOで上位表示する方法15選|順位の上げ方と上がらない原因を解説
「MEO対策をしているのに順位が上がらない」「Googleマップで上位表示するには、何から見直せばいいのかわからない」と悩む店舗担当者は少なくありません。
MEOの順位は、Googleビジネスプロフィールを更新するだけで決まるものではなく、検索内容との関連性や検索地点との距離、知名度など複数の要素が関係します。
この記事では、MEO対策全体ではなく「順位を上げるために店舗側で改善できること」に絞り、キーワード設定や口コミ、写真、公式サイトの整備など15の施策を解説します。
ー 地域No.1店舗への最短ルート ー
なぜ、客は「隣の店」に行くのか?
閲覧数は増えたのに来店が増えない…その原因を解消します。 競合に勝ち、来店へ繋げるための「差別化戦略」をまとめました。 本気で地域No.1を目指す方必見。
目次
MEOで上位表示する前に押さえておきたい基本

MEOで上位表示を目指すなら、まずGoogleビジネスプロフィールの情報を正確かつ最新の状態に整えることが基本です。Google公式では、ビジネス情報が充実していて正確であるほど、ローカル検索結果に表示される可能性が高まるとされています。
ただし、検索順位は店舗情報だけで決まるものではありません。検索内容や検索地点など複数の要素が関係するため、特定の施策だけで上位表示を保証することはできません。
このページではMEO対策全体を説明するのではなく、検索順位を改善するために店舗側で取り組める施策を中心に解説します。MEO対策の基本や進め方については以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶MEO対策とは?仕組み・効果・基本施策を総合解説
MEOの順位は「関連性・距離・知名度」をもとに決まる
Googleは、ローカル検索結果の順位を決める主な要素として「関連性」「距離」「知名度」を挙げています。関連性は検索内容との合致度、距離は検索地点と店舗との近さ、知名度はそのビジネスがどの程度知られているかを示す要素です。
これらは組み合わせて判断されるため、特定の要素だけを改善すれば必ず順位が上がるわけではありません。なかでも距離は店舗側で直接調整できないため、上位表示を目指す際は、プロフィール情報や口コミ、Web上の情報など、自社で改善できる要素から整えていくことが重要です。
参照:Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント
MEOの順位が決まる仕組みについては以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶MEOのアルゴリズム攻略法|順位の仕組みと3つの評価要素を解説
MEOで上位表示する方法15選

MEOで上位表示を目指すには、Googleビジネスプロフィールの情報を正確かつ最新に保ち、検索ユーザーが店舗の特徴や営業状況を把握できる状態を整えることが基本です。
Google公式では、オーナー確認や正確なビジネス情報、口コミへの返信、写真・動画の追加などが、ローカル検索結果を改善するための取り組みとして挙げられています。ただし、個々の施策を行えば必ず順位が上がるわけではありません。
ここでは、Googleビジネスプロフィールの登録とオーナー確認が済んでいることを前提に、店舗側で取り組める15の改善策を解説します。
Googleビジネスプロフィールをまだ登録していない、オーナー確認していない場合は、以下の記事で方法をくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールの登録方法・作り方
▶Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法
商圏と検索意図に合ったキーワードを設定する
MEOで狙う検索語句は、実際の商圏とユーザーの検索意図に合っていることが重要です。
大阪市内の整体院が、来店が現実的でない遠方エリアのキーワードを優先しても、集客にはつながりにくいでしょう。まずは「地域名+業種」「地域名+サービス」など、顧客が店舗を探す場面で使う語句を整理してください。
なお、Googleビジネスプロフィールに対策キーワードを登録する専用欄はありません。選んだキーワードをビジネス名へ無理に追加するのではなく、実際の事業内容に合うカテゴリやサービス、公式サイトの情報を整え、検索内容との関連性を高めることが基本になります。
MEO対策で狙うキーワードの選定方法は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶MEO対策キーワードの選び方!設定方法から検索ボリュームの調べ方を解説
メインカテゴリを実際の事業内容に合わせる
メインカテゴリには、検索で表示させたい言葉ではなく、実際の中核事業を最も具体的に表すものを選びます。
Googleのガイドラインでは、カテゴリを「事業に何が含まれるか」ではなく「事業が何であるか」という観点で設定し、中核事業に当てはまるものをできるだけ少なく選ぶことが推奨されています。
美容室が一部でネイルサービスを提供している場合、主な事業が美容室であれば、その実態が伝わるカテゴリを軸に考えるのが自然です。補助的な事業は追加カテゴリで補えます。
検索語句へ寄せるために、実際には提供していない業種を設定するのは避けてください。開業時から事業内容が変わっている店舗は、現在のサービスとカテゴリが一致しているかもあわせて確認しましょう。
基本情報を漏れなく正確に登録する
店舗名、住所、電話番号、公式サイトなどの基本情報は、漏れなく正確に登録してください。Google公式では、完全で正確なビジネス情報を提供することで、関連するローカル検索に表示されやすくなるとされています。
店舗名には、看板や公式サイトなどで実際に使用している名称を設定します。地域名やサービス名を、順位対策だけを目的に付け足さないでください。
住所は実際の所在地を入力し、電話番号やWebサイトも対象店舗へ直接つながるものを設定します。移転や電話番号の変更があった場合は、古い情報を残さず更新しましょう。
公式サイトや他媒体との表記を一字一句合わせること自体が目的ではありません。ユーザーがどの情報を見ても同じ店舗だと判断できるよう、内容に矛盾がない状態を保ってください。
営業時間と特別営業時間を最新に保つ
営業時間は、ユーザーが実際に利用できる時間に合わせて最新の状態を保ちます。顧客に対応できる通常の営業時間を設定したうえで、祝日や特別イベントなど通常と異なる営業日には特別営業時間を設定できます。
通常営業と異なる日を放置すると、ユーザーが営業中だと思って来店したのに閉まっている、といった機会損失につながりかねません。年末年始、祝日、臨時休業、季節営業などがある場合は、その都度見直してください。
営業時間を変更したときは、Googleビジネスプロフィールだけでなく公式サイトなどの案内もあわせて確認すると、情報の食い違いを防げます。順位対策以前に、検索したユーザーが「いつ利用できるのか」を正しく判断できる状態を維持することが大切です。
商品・サービスを登録する
Googleビジネスプロフィールで商品やサービスを登録できる場合は、現在提供している内容をわかりやすく整えておきましょう。
サービス機能では、業種によってサービス名や説明、価格などを掲載できます。ユーザーが特定のサービスを検索した際に、そのサービスがプロフィール上で強調される場合もあります。
商品に関する機能は、地域や業種、プロフィールによって利用できる内容が異なります。管理画面に対象の項目が表示されているかを確認したうえで活用してください。
商品やサービスを多く登録すれば順位が上がるわけではありません。検索したユーザーが「何を提供している店舗なのか」を判断できるよう、実際の事業内容に沿って情報を整えましょう。
商品情報の登録方法は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールの商品を登録・編集する方法を解説!並び替えができない原因とは
ビジネスの説明文を整える
ビジネスの説明文では、店舗が提供しているサービスや商品の特徴、事業の方針など、初めて見るユーザーが店舗を理解するために必要な情報を簡潔に伝えます。サービスや商品、事業の概要など、ユーザーにとって有用な情報を記載することが効果的です。
一方で、ビジネスと無関係な内容や過度なキャンペーン訴求、リンクの記載などは認められていません。検索キーワードを不自然に詰め込むのではなく、「誰に、何を提供している店舗なのか」が自然に伝わる文章を優先してください。
説明文そのものを直接的な順位要因と断定せず、プロフィールの理解を助ける情報として整えることが大切です。
説明文の書き方や注意点は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールの説明文の書き方!文字数・例文・表示されない原因まで解説
口コミを継続的に集める導線をつくる
口コミは、利用した顧客が投稿しやすい導線を用意し、継続的に集められる状態をつくることが重要です。Googleビジネスプロフィールでは口コミ依頼用のリンクやQRコードを作成できるため、来店後のメールや店頭案内などに活用できます。
口コミ数と評価は検索順位にも関係します。Google公式では、口コミが多く評価も高いビジネスは、ランキングが改善する可能性があるとされています。
ただし、割引やプレゼントを条件に口コミを依頼することは禁止されています。「高評価を付けてください」と評価を誘導したり、好意的な顧客だけに口コミを依頼したりする運用も避けてください。実際の利用体験に基づく口コミを、内容を指定せずに依頼することが基本です。
MEOにおける口コミの考え方や増やし方は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶MEO対策で口コミは重要?口コミを増やす方法・仕組み化・順位への影響まで解説
口コミに継続的かつ適切に返信する
投稿された口コミには、内容を確認したうえで継続的かつ適切に返信しましょう。返信は、顧客から寄せられた声を確認していることや、意見を大切にしている姿勢を伝える機会になります。
高評価には利用への感謝を伝え、低評価には事実関係を確認しながら冷静に対応するのが基本です。
Googleは、口コミへの返信速度や返信文に含まれるキーワードを、ローカル検索のランキング要素として公表していません。順位を意識して文章を調整するより、実際の顧客とのコミュニケーションとして内容に応じた返信を続けることが大切です。
口コミへの返信方法や例文は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Google口コミの返信方法と重要性を解説!効果的な例文とNGな返信例
写真を用途別にそろえる
写真は、外観、内観、商品・サービス、スタッフなど、ユーザーが店舗を選ぶ際に確認したい内容を用途別にそろえましょう。
Googleビジネスプロフィールでは、写真や動画を使って提供内容やビジネスの特徴をユーザーへ伝えられます。特に外観写真は、初めて来店する人が店舗を見つける手がかりになります。
古い写真や実態と異なる画像だけになっている場合は、現在の店舗が伝わるものへ更新してください。一方で、「毎月○枚投稿すれば順位が上がる」といった枚数や頻度を、Googleがランキング条件として示しているわけではありません。
順位操作のためではなく、検索結果から店舗を比較するユーザーに必要な情報を補うために活用するのが基本です。
写真の種類や投稿・削除方法は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールに写真を投稿・削除する方法とは?サイズ・容量や拒否された場合の対処法
投稿で最新情報を発信する
投稿機能は、新商品、イベント、キャンペーン、営業時間に関する案内など、店舗の最新情報をユーザーへ届けるために活用します。プロフィールを見た人が「今どのようなサービスを利用できるのか」を把握しやすくなり、来店や予約を検討する材料になります。
「数日に1回投稿すれば順位が上がる」といった投稿頻度と順位の直接的な関係は、Google公式では示されていません。更新回数だけを増やすのではなく、店舗の最新情報をユーザーへ届ける目的で活用しましょう。
投稿する内容があるときに、事実に基づく新しい情報をわかりやすく発信しましょう。
投稿の作成方法や運用上の注意点は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールの投稿方法!投稿できない時の対処方法も解説
公式サイトとGoogleビジネスプロフィールの店舗情報を整合させる
公式サイトとGoogleビジネスプロフィールで、店舗名、住所、電話番号、営業時間、提供サービスなどに食い違いがないかを確認しましょう。Googleは、ビジネスプロフィールだけでなく、公式サイトを含む公開されたWeb上の情報もビジネス情報の生成や更新に利用しています。
移転後も公式サイトに旧住所が残っている、営業時間がプロフィールと異なるといった状態は、ユーザーを混乱させる原因にもなります。店舗情報を変更した際は、Googleビジネスプロフィールだけでなく公式サイト側も見直してください。
全角・半角やハイフンの有無まで表記の完全一致を目的にするのではなく、どこを見ても正しい店舗情報を確認できる状態を保つことが重要です。
公式サイトに商圏・アクセス情報を掲載する
公式サイトには、店舗の所在地や最寄り駅、アクセス方法、実際に対応している地域などをわかりやすく掲載しましょう。商圏に関する情報が不足していると、ユーザーは「自分が利用できる店舗なのか」「どのように行けばよいのか」を判断しにくくなります。
実店舗であれば、住所や交通手段、駐車場の有無など、来店前に必要となる情報を整理してください。訪問型サービスであれば、実際に対応できるサービス提供地域を明確にします。Googleのガイドラインでも、店舗住所やサービス提供地域には正確な情報を使用することが求められています。
上位表示を狙うためだけに実態のない地域名を大量に並べたり、営業していない地域を対応エリアとして見せたりするのは避けて、実際の商圏とアクセス情報を公式サイトでも正確に伝えることが必要です。
地域サイトや第三者メディアから自然な言及を増やす
Googleはローカル検索の「知名度」を判断する際、Web上にあるビジネスの情報も利用しています。地域メディアや業界団体、取引先などで実際の事業活動に沿って店舗が紹介されることは、Web上でビジネスの存在を示す情報の一つになります。
具体的には、地域メディアによる店舗紹介や、商工会・業界団体の会員ページなどが考えられます。ただし、掲載先を増やせばその分だけ順位が上がるわけではありません。
順位操作を目的に、関係のないサイトへ大量登録したりリンクを購入したりする必要もありません。まずはGoogleビジネスプロフィールと公式サイトを正確に整え、そのうえで実際の事業活動を通じた自然な掲載を増やしていきましょう。
Googleビジネスプロフィール内・自社サイト・外部サイトで行う施策の違いや優先順位は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶MEOの内部対策とは?外部対策との違いと優先順位を解説
Googleビジネスプロフィールを継続的に更新できる体制をつくる
Googleビジネスプロフィールは、登録時に整えて終わりではありません。営業時間の変更、新しいサービスの追加、写真や投稿、口コミ対応など、店舗の状況に合わせて情報を更新する必要があります。情報が古いまま残らないよう、日常的に確認できる体制をつくっておきましょう。
担当者が決まっていないと、変更があっても反映されない、口コミへの返信が止まるといった状態が起こりやすくなります。誰が更新するのか、どの項目を定期的に確認するのかを決め、日常業務の中に組み込んでください。
ただし、更新回数を増やすこと自体を順位対策の目的にする必要はありません。正確で新しい情報を保ち、ユーザーが安心して店舗を選べる状態を維持するための運用体制を整えましょう。
登録後のGoogleビジネスプロフィールの運用方法は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールの使い方|公開後の運用手順と日常業務
検索順位と検索語句を確認して施策を見直す
施策を続けるだけでなく、結果を確認して改善につなげることも欠かせません。検索順位を確認するときは、検索語句や計測地点などの条件をそろえて推移を見ます。地点によって順位が変わるため、1回の検索結果だけで施策の成否を判断しないようにしましょう。
Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスでは、プロフィールが表示された検索語句や閲覧数、電話、経路案内、Webサイトへのクリックなどを確認できます。なお、パフォーマンス画面でローカル検索の掲載順位そのものを確認できるわけではありません。
狙っている検索語句と実際にプロフィールが表示されている語句を照らし合わせ、ユーザーの行動も見ながら、次に改善する項目を判断してください。
参照:Google「ビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する」
Googleビジネスプロフィールの検索語句やパフォーマンスの見方は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールの分析方法!パフォーマンス(旧インサイト)の見方を解説
ー 地域No.1店舗への最短ルート ー
なぜ、客は「隣の店」に行くのか?
閲覧数は増えたのに来店が増えない…その原因を解消します。 競合に勝ち、来店へ繋げるための「差別化戦略」をまとめました。 本気で地域No.1を目指す方必見。
MEOで順位が上がらない原因と切り分け方

MEO対策を続けても順位が上がらないときは、施策を増やす前に現在の状態を整理しましょう。
最初に確認したいのは次の3点です。プロフィールが検索結果に表示されているか、狙う検索語句と登録情報が合っているか、どの地点から順位を確認しているか。そのうえで、口コミや公式サイト、上位店舗との違いを確認していきます。
Googleのローカル検索は、主に「関連性」「距離」「知名度」をもとに決まります。原因を一つに決めつけず、この3つの観点から順番に確認すると、見直すべき箇所を整理しやすくなります。
| 現在の状態 | 最初に確認する項目 |
|---|---|
| 店舗名+地域名でも表示されない | 公開状態・オーナー確認・プロフィールの停止 |
| 特定の検索語句だけ順位が低い | カテゴリ・登録情報と検索内容との関連性 |
| 場所によって順位が大きく違う | 検索地点・店舗との距離 |
| 競合より口コミで差がある | 口コミ数・評価 |
| 全体的に順位が低い | Googleビジネスプロフィール・公式サイト・Web上の情報 |
| 突然順位が下がった | 公開状態・直近の変更内容・上位店舗との違い |
そもそも検索結果に表示されていない
順位を改善する前に、Googleビジネスプロフィール自体が検索結果に表示されているか確認してください。店舗名と地域名で検索しても見つからない場合、単純に順位が低いだけとは限りません。
Googleでは、ビジネス情報をGoogle検索やGoogleマップに表示するにはオーナー確認が必要とされています。ガイドライン違反によってプロフィールが停止・無効化されている場合も、問題を解消するまで他のユーザーには表示されません。新しいビジネスでは、検索結果にランキングが表示されるまで最長1か月かかる場合もあります。
まずはプロフィールの公開状態とオーナー確認状況を確かめ、表示そのものに問題があるなら、順位改善より先に解消しましょう。
Googleビジネスプロフィールが表示されない原因と対処法は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールが表示されない原因とは?対処法と改善方法を解説!
カテゴリや登録情報が検索語句と合っていない
特定の検索語句だけ順位が低い場合は、Googleビジネスプロフィールのカテゴリや登録内容が、ユーザーの探している内容と合っているか確認しましょう。
Googleのローカル検索では「関連性」が主な順位決定要素の一つです。ビジネス情報が充実しているほど、Googleが事業内容を把握し、関連する検索と結び付けやすくなります。
カテゴリは、表示させたい検索語句に合わせるのではなく、実際の中核事業を最も具体的に表すものを選んでください。Googleのガイドラインでも、カテゴリをキーワードの代わりとして使用せず、事業全体を表すものを必要最小限に設定することが求められています。
計測地点が商圏の外にある
順位を確認するときは、検索している地点にも注意が必要です。Googleのローカル検索では「距離」が主要な順位決定要素の一つであり、検索地点と店舗との位置関係が結果に影響します。
店舗から離れた地点の結果だけを見て「順位が低い」と判断するのは適切ではありません。実際に顧客が来店・利用する地域を踏まえ、必要に応じて複数地点の結果を確認しましょう。
順位の推移を比較する場合は、検索語句だけでなく計測地点もそろえることが大切です。異なる条件の順位を比較してしまうと、施策による変化なのか検索場所による違いなのか、判断しにくくなります。
口コミの数と評価が競合に届いていない
口コミも、順位が伸びないときに確認したい項目です。Googleは口コミ数と評価を順位に関係する要素としており、口コミが多く評価も高いビジネスは、順位が改善する可能性があります。
自店舗だけを見るのではなく、同じ検索語句で上位に表示されている店舗の口コミ数や評価も確認してみましょう。ただし、「競合より○件多ければ上位表示できる」というわけではありません。
件数だけを追うのではなく、実際の利用者から継続的に口コミを集め、自然な評価が蓄積される状態をつくることが基本です。
公式サイト側の情報に不足や食い違いがある
Googleビジネスプロフィールだけでなく、公式サイトを含むWeb上の情報も確認しましょう。Googleはローカル検索の「知名度」を判断する際、Web上にあるリンクや記事などの情報も利用しています。
公式サイトでは、店舗の所在地や提供サービス、アクセス方法など、ユーザーが店舗を理解するために必要な情報が正しく掲載されているか確認してください。プロフィールを更新したのに公式サイトには旧住所や古い営業時間が残っている、といった食い違いも避けたいところです。
ただし、公式サイトの情報を増やせば、その分だけ順位が上がるわけではありません。地域名やサービス名を無理に追加するのではなく、実際の店舗情報を正確に伝えることを優先しましょう。
上位店舗との公開情報に差がある
自店舗の情報だけを見ても、順位が伸びない理由が見つからないことがあります。その場合は、同じ検索語句で上位に表示されている店舗と公開情報を比較しましょう。
Googleのローカル検索では、関連性・距離・知名度などが組み合わさって検索結果が決まります。カテゴリやプロフィール情報、口コミ数・評価、公式サイトなどを比較すれば、自店舗で見直せる項目を探す材料になります。
ただし、公開情報からGoogle内部の評価を確認することはできません。「口コミが少ないから順位が低い」などと一つの原因に決めつけず、改善できる項目を探すための比較として活用してください。
ガイドライン違反で制限を受けている
Googleビジネスプロフィールがガイドラインに違反している場合は、通常の順位改善より先にプロフィールの状態を確認してください。ガイドラインに準拠していないプロフィールは停止・無効化され、問題を解消するまで他のユーザーに表示されなくなることがあります。
実際には使用していない名称をビジネス名に追加する、実体のない住所を登録する、同じ店舗のプロフィールを重複して作る。こうした運用は避けなければなりません。ビジネス名や住所、カテゴリなどが実際の事業内容と一致しているか確認しましょう。
プロフィールが停止されている場合の原因や対処法は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールが停止される原因と対策とは?再審査請求の方法と事前の対策
短期間の順位変動だけで効果を判断している
数日間の順位変動だけで施策の効果を判断するのは避けましょう。Googleでは、ビジネス情報を編集した場合、検索結果へ変更が反映されるまで最長3日かかることがあります。新しいビジネスでは、検索結果にランキングが表示されるまで最長1か月かかる場合もあります。
ただし、この期間は情報の反映や新規ビジネスのランキング表示に関する目安であり、「MEO施策を実施すれば○日後に効果が出る」という意味ではありません。
検索語句や計測地点などの条件をそろえ、一定期間の推移を確認してください。短期的な上下だけで結論を出さず、検索語句やユーザー行動も見ながら改善を続けることが大切です。
MEOの順位が急に下がったときの確認手順

これまで上位に表示されていた店舗の順位が急に下がった場合、すぐにプロフィールを大きく変更せず、状況を順番に確認しましょう。
まずプロフィールの公開状態や直近で変更した項目を確認し、次に同じ検索地点・検索語句で順位を測り直します。それでも下落しているなら、現在上位に表示されている店舗との違いを確認してください。
原因が分からないまま複数の項目を同時に変更すると、どの変更が結果に関係したのか判断しにくくなります。一つずつ状態を確認しながら切り分けましょう。
プロフィールの状態と直近の変更内容を確認する
順位が急に下がったときは、まずGoogleビジネスプロフィールが正常に公開されているか確認してください。停止や無効化が発生している場合、順位低下ではなく、プロフィール自体が表示されない状態になっている可能性があります。
あわせて、直近で店舗名、住所、カテゴリ、電話番号などを変更していないか振り返ります。Googleでは、編集内容が審査され、Accepted(反映済み)、Pending(審査中)、Not approved(不承認)といった状態になる場合があります。通常は短時間で審査されますが、内容によっては最長30日かかるケースもあります。
管理画面の編集ステータスと、自社で直近に変更した内容を照らし合わせて確認してください。
同じ地点・同じ語句で測り直す
順位が本当に下がっているのか判断するため、以前と同じ検索地点・同じ検索語句で測り直しましょう。Googleのローカル検索では距離も主要な順位決定要素なので、検索する場所が変われば同じ店舗でも結果が変わります。
店舗付近で確認した順位と、数キロ離れた場所で確認した順位をそのまま比較しても、施策による順位変化とは判断できません。「梅田 美容室」と「大阪 美容室」のように検索語句が変わった場合も同じです。
過去の計測条件が分かるなら、その条件にそろえて再確認してください。複数地点を継続して計測しているなら、各地点の推移を比較すると変化の範囲を確認しやすくなります。
上位に入れ替わった店舗との差分を確認する
同じ条件で測り直しても順位が下がっている場合は、現在上位に表示されている店舗との違いを確認します。カテゴリ、口コミ数・評価、プロフィール情報、公式サイトなど、公開情報から比較できる項目を見てください。
Googleのローカル検索は、主に関連性・距離・知名度をもとに結果を決めています。自店舗だけを見るより、同じ検索結果に表示されている店舗と比較した方が、改善候補を見つけやすくなります。
ただし、見つかった差がそのまま順位変動の原因とは限りません。「競合より口コミが少ないから下がった」などと断定せず、自社で改善できる項目を探すための材料として活用しましょう。
MEOで順位を上げる目的でもやってはいけないこと

MEOで上位表示を目指していても、順位を動かすことだけを目的にGoogleのルールから外れた施策を行うべきではありません。
ビジネス名への不要なキーワード追加や実体のない住所の登録は、プロフィールの停止につながる場合があります。口コミの購入や報酬付きの口コミも禁止されており、口コミの削除や投稿機能の制限を受ける可能性があります。
短期的な順位だけを追うのではなく、実際の店舗情報や顧客体験に基づいてプロフィールを整えることが基本です。ここからは、MEOで上位表示を目指す場合でも避けるべき施策を確認していきます。
ビジネス名に不要なキーワードを追加して順位を操作する
ビジネス名には、実際の店舗や公式サイト、看板などで使われている名称を設定してください。「新宿駅前」「おすすめ整体」のように、本来の名称に含まれない地域名やサービス名を順位対策として付け足すのは避けましょう。
Googleのガイドラインでは、ビジネス名に不要な情報を含めることは認められておらず、プロフィールが停止される場合もあります。地域名やサービス内容を伝えたいなら、カテゴリや商品・サービス、ビジネスの説明など適切な項目を使ってください。
競合がキーワード入りの名称で上位に表示されていても、同じ方法をまねる必要はありません。ビジネス名は検索語句に寄せず、現実世界で認知されている名称と一致させることが基本です。
Googleビジネスプロフィールのビジネス名のルールは以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールのビジネス名とは?正しい決め方とNG例を解説
口コミを購入したり報酬付きで集めたりする
口コミを購入したり、割引や無料サービスなどの特典と引き換えに投稿を依頼したりするのは避けてください。Googleマップでは、支払いや割引、無料の商品・サービスなどの利益によって影響を受けた口コミを、インセンティブ付きの口コミとして扱っています。
実際の体験に基づかない口コミや、評価を意図的に操作する投稿も認められていません。違反が確認されると、対象口コミの削除だけでなく、新しい口コミを一定期間受け付けられなくなるなど、プロフィールに制限がかかる場合もあります。
高評価を条件にせず、利用者が自分の体験を自由に評価できる状態を保ちましょう。不自然な口コミ獲得は、短期的な件数増加よりもプロフィール運用上のリスクを大きくします。
口コミを継続して管理する方法は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶Googleビジネスプロフィールの口コミを管理する方法を徹底解説!
表示範囲を広げるために実体のない住所や重複プロフィールを作る
表示範囲を広げる目的で、営業実態のない住所にGoogleビジネスプロフィールを作成するのは避けてください。Googleでは、実際の所在地やサービス提供地域を正確に登録することが求められており、営業していないバーチャルオフィスはプロフィールの対象になりません。
同じ店舗について複数のプロフィールを作ることも原則として認められていません。一方、別々の所在地にスタッフが常駐し、それぞれで顧客対応を行う店舗などは、所在地ごとにプロフィールを持てる場合があります。
検索対象の地域を増やすために架空の拠点を作るのではなく、実際の営業拠点と運営形態に合わせてプロフィールを管理してください。
検索語句に合わせて実態と異なるカテゴリや情報を登録する
カテゴリは、表示させたい検索語句ではなく、実際の中核事業を表すものを設定してください。Googleのガイドラインでは、カテゴリをキーワードとして使ったり、近隣や関連事業者に当てはまるカテゴリを自店舗へ設定したりすることは認められていません。
整体院が検索露出を増やすためだけに、提供していない美容サービスのカテゴリを追加するのは適切ではありません。メインカテゴリは主要事業に最も近いものを選び、追加カテゴリも実際に提供している事業に絞りましょう。
カテゴリを増やすほど有利になるわけではないため、検索語句への合わせ込みより、店舗の実態を正確に伝えることを優先してください。
「必ず1位」など順位保証をうたう手法に頼る
「必ず1位になる」「料金を払えば上位表示できる」といった順位保証には注意してください。
Googleは、より良いローカル検索順位を依頼したり、料金を支払って獲得したりする方法はないとしています。第三者事業者についても、Google検索やGoogleマップでの掲載順位を保証したり、特別な手段で直接操作したりすることはできません。
MEO会社やコンサルティング会社を利用する場合は、順位保証の有無だけで判断せず、具体的に何を改善するのかを確認しましょう。計測する検索語句や地点、施策内容、レポートで確認できる指標まで事前に把握しておくと、サービスを比較しやすくなります。
MEOの順位に関するよくある質問

MEOの順位は、店舗情報を整えれば必ず上がるものではありません。検索地点などによって結果が変わるほか、施策を続けるなかで「いつまで運用するべきか」「ツールを使えば順位が上がるのか」といった疑問も出てくるでしょう。
順位だけを見ていると、来店や問い合わせにつながっているかを見落とすこともあります。ここでは、MEOで上位表示を目指す際に生じやすい疑問を取り上げます。運用を続けるか、何を見直すかを判断する際の参考にしてください。
施策を止めると順位は下がる?
施策を止めたからといって、直ちに順位が下がるとは限りません。Googleが公開している主な要素は「関連性」「距離」「知名度」であり、投稿頻度や更新回数そのものを主要な順位要素として示しているわけではありません。
ただし、営業時間やサービス内容などが古いままでは、正確な情報をユーザーへ届けられません。順位維持だけを目的に更新するのではなく、店舗の実態に合わせた情報更新や口コミ対応、効果測定を続けましょう。
複数店舗のうち1店舗だけ順位が低いのはなぜ?
同じブランドの複数店舗でも、すべて同じ順位になるわけではありません。
検索順位は距離も主要な要素となるため、店舗ごとに検索地点との位置関係が異なります。口コミ数や評価、カテゴリ、登録情報にも店舗ごとの差が生じます。
1店舗だけ低いなら、まず同じ検索語句・計測条件で比較し、それぞれのプロフィールに違いがないか確認してください。
競合が明らかにガイドライン違反をしている場合は?
競合のビジネス名や住所などに明らかな違反が見られても、自店舗で同じ手法をまねるべきではありません。
Googleマップでは誤ったビジネス情報の修正を提案でき、名称・電話番号・Webサイトなどの虚偽情報や不正行為は所定の手段から報告できます。口コミがポリシーに違反している場合は、対象の口コミを報告することも可能です。
競合への対応と自店舗の順位改善は切り分け、Googleが用意している手段を使って対応しましょう。
MEOツールを使えば順位は上がる?
MEOツールを導入しただけで順位が上がるわけではありません。ツールは施策そのものではなく、現在の状況を把握し、改善を続けるための補助として使います。
搭載されている機能は製品によって異なりますが、検索地点ごとの順位計測、口コミ管理、競合との比較、レポート作成などに対応するものがあります。導入するなら、まず何を効率化したいのかを明確にしましょう。
MEOツールの機能や選び方は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶【目的別】MEOツール比較16選|無料・有料の選び方と注意点
MEOは検索順位以外に何を確認すべき?
検索順位だけでなく、Googleビジネスプロフィールを見たユーザーの行動も確認しましょう。パフォーマンスでは、通話ボタンのクリック、経路リクエスト、Webサイトクリックなどを確認できます。
順位が上がっても、店舗への接触や来店につながっていなければ、集客施策として十分とはいえません。売上や問い合わせまで含めて評価するなら、順位とは別にKPIや計測方法を設計する必要があります。
MEOの効果測定で確認する指標や考え方は以下の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたい記事
▶MEOの効果測定方法とは?分析のやり方と投資判断に使える計算式を解説
まとめ|MEOで上位表示するには改善できる要素から見直そう

MEOで上位表示を目指すには、順位を動かす裏技を探すのではなく、自社で改善できる項目を一つずつ整えることが基本です。Googleビジネスプロフィールのカテゴリや基本情報、営業時間、口コミ、写真などを実態に合わせ、公式サイトやWeb上の情報にも食い違いがないか確認しましょう。
順位が伸びないときは、関連性・距離・知名度の観点から原因を切り分け、同じ検索語句・地点で推移を確認します。ビジネス名へのキーワード追加や口コミの購入、実体のない住所の登録など、ガイドラインに反する方法へ頼るべきではありません。
検索順位は検索地点などによって変わるため、特定の施策だけで上位表示を保証することはできません。順位だけを追わず、電話や経路案内、Webサイトへのアクセス、その先の来店や問い合わせまで確認しながら改善を続けてください。
ー 地域No.1店舗への最短ルート ー
なぜ、客は「隣の店」に行くのか?
閲覧数は増えたのに来店が増えない…その原因を解消します。 競合に勝ち、来店へ繋げるための「差別化戦略」をまとめました。 本気で地域No.1を目指す方必見。
RANKING ランキング
- WEEKLY
- MONTHLY
UPDATE 更新情報
- ALL
- ARTICLE
- MOVIE
- FEATURE
- DOCUMENT