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Leonardo.aiの使い方や始め方を解説!商用利用は?日本語プロンプト対応?

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数ある画像生成AIのなかでも、独特の存在感を放っているのがLeonard.aiです。

「興味はあるけど招待制って聞いた」
「公式サイトが英語で書かれていてよくわからない」

このように悩まれている方は多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、Leonard.aiの使い方をはじめ、始め方や日本語プロンプトへの対応、商用利用や著作権について解説します。ぜひ参考にしてください。

Leonardo.aiとは

Leonardo.aiとは、オーストラリアの会社が運営する画像生成AIです。ただ、公式サイトに会社情報の記載がなく、Linlked.inから判断した情報になるので、100%そうだとは断言できません。

基本的には、他の画像生成AIと同様、テキスト(プロンプト)を入力することで画像を生成します。実際に使ってみた感想としては、かなりオーソドックスな画像生成AIという印象です。

ただ、設定項目が非常に多いという点は強みでしょう。

画像生成の操作画面を開くと、左側にさまざまな設定項目が表示され、生成する画像を調整することができます。ある程度無料で利用できるので、気軽に使い心地を試せる点も魅力的です。

>>>【最新16選】無料の画像生成AI・イラスト自動生成サービス!おすすめスマホアプリやWebサイトを紹介

Leonardo.aiの始め方・登録方法

Leonardo.aiは招待制でしたが、現在はすぐに始められます。具体的な登録方法は以下のとおりです。

まずは公式サイトにアクセスし、「Create an account」をクリックします。

次にサインアップを行います。Apple、Google、Microsoftのアカウトがあれば利用可能です。ない場合はメールアドレスを入力しましょう。

今回はメールアドレスでアカウントを作成します。コードが送られてくるので入力してください。

「ユーザー名とパスワードが無効」と表示されるかもしれませんが、再度公式サイトからログインページにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力すればログインできます。その後、以下の画面が表示されるはずです。

ユーザーネームや興味のあるジャンルを選択し、「Next」をクリックしてください。Leonardo.aiの利用目的を選び、「Start using Leonardo」をクリックすれば完了です。

Leonardo.aiのホーム画面を日本語で解説

Leonardo.aiはすべて英語表記です。ここでは、ホーム画面を日本語に翻訳しながら解説します。

残トークン

ホーム画面の左上にある数字は残トークンです。

Leonardo.aiは、画像を生成する際にトークンと呼ばれる単位を消費します。どの程度消費されるかは画像ごとにことなり、基本的にはカスタマイズ性があがるほど増加する仕組みです。無料プランの場合、150トークン/日が付与されます。

ちなみに、Leonardo.aiの料金プランは以下のとおりです。

月額制の場合

こちらも英語なので、重要なポイントを日本語に翻訳して表にしました。

プラン名 料金 トークン数
Free 無料 150トークン/日
Apprentice 12ドル/月 8,500トークン/月
Artisan 30ドル/月 25,000トークン/月
Maestro 60ドル/月 60,000トークン/月

また、年額プランで契約した場合は月額料金の20%OFFで利用できます。

年額プランの場合

Number of Images

残トークンの下にある「Number of Images」とは、一度に生成する画像の枚数を意味します。

1~8枚まで選択肢があり、枚数を増やすと消費トークンが増加します。

PhotoReal

「PhotoReal」は、本物そっくりな画像を生成するための機能です。

オンにすると以下のような設定画面が表示されます。

生成される画像の焦点、プロンプトの精度をここで調整できます。

AIchemy

「AIchemy」、直訳すると錬金術という意味です。設定項目が複数ありますが、生成する画像の細かな調整機能という認識で構いません。

Leonardo.Aiを試す程度ならデフォルトで問題ないでしょう。

Prompt Magic

「Prompt Magic」とは、生成する画像のクオリティを上げるための機能です。

参考までに、Prompt Magic (v2)の有無でどれくらいクオリティが変わるのかチェックしてみましょう。

左がPrompt Magic (v2)なし、右がありです。右の画像のほうが、プロンプトどおりに生成されていることがわかります。また、Prompt Magicの強さに関しては、設定画面で調整できます。

Leonard.aiはさまざま設定ができる画像生成AIですが、基本的にはPrompt Magicの存在だけ覚えていれば大丈夫です。ちなみに、Prompt Magicを使用すると消費クレジットが2倍になります。

Public Images

生成した画像を公開するかどうかの設定項目です。

無料版の場合、非公開を選べません。

Input Dimensions

画像サイズを調整できます。

Guidance Scale

プロンプトの影響度を調整できます。

デフォルトは7に設定されており、無闇に数字を上げればいいというものでもありません。基本的には、4~8の範囲で調整するといいでしょう。

Tiling

生成した画像をタイルのように並べる機能です。たとえば、同じ「cat」というプロンプトで比較した結果は以下のとおり。

基本的にはオフで問題ありません。

Leonardo.aiの主な使い方

ここでは、Leonardo.aiの主な使い方を解説します。

まずはホーム画面から画像生成のページに移動します。

前述した設定項目を調整してください。その後、プロンプトを入力します。今回は「Wizard cat and swordsman dog fighting in the arena(闘技場で戦う魔法使いの猫と剣士の犬)」にしました。

結果は以下のとおりです。

少し惜しい画像が生成されました。クオリティを上げるためにPrompt Magicをオンにしてみます。結果は以下のとおりです。

残念ながら「犬」が反映されませんでした。

プロンプトに問題があった可能性もあるので、今度は「Cat flying in the sky with big wings(大きな羽で空を飛ぶ猫)」にしてみます。結果は以下のとおりです。

こちらはかなりイメージ通りの画像が生成されました。

Leonardo.aiは日本語プロンプトに対応している?

結論、Leonardo.aiは日本語プロンプトに対応していません。日本語でプロンプトを入力することは可能ですが、生成される画像のクオリティが明らかに下がります。たとえば、「大きな羽で空を飛ぶ猫」と入力した結果は以下のとおりです。

「大きな羽」というプロンプトが認識されず、先程の「Cat flying in the sky with big wings」より低クオリティな画像ということがわかります。少し面倒ですが、DeepLなどで翻訳してからプロンプトを入力するといいでしょう。

Leonardo.aiは商用利用できる?著作権は?

結論、Leonardo.aiは商用利用可能です。公式F&Qに以下のような記載があります。

Can I use the images generated by the platform for commercial purposes?

Yes, you can use the images generated by the platform for commercial purposes. This applies to images created by free users too.

DeepL翻訳

プラットフォームによって生成された画像を商業目的で使用できますか?

はい、プラットフォームによって生成された画像を商業目的で使用することができます。これは無料ユーザーが作成した画像にも適用されます。

引用:Leonardo.Ai FAQ

ただ、著作権については注意が必要です。一応、Leonardo.ai側は生成された画像の権利はユーザーにあるとしています。

Who owns the content generated using Leonardo AI?

As per Section 3a of our terms of service, you own all input provided to the services. Additionally, Leonardo.AI assigns to you all its right, title, and interest in and to output generated and returned by the services based on your input. Therefore, as a user of the Leonardo AI platform, you own all the content you generate using the platform.

DeepL翻訳

Leonardo AIを使用して生成されたコンテンツは誰のものですか?

利用規約の第3a項に従い、サービスに提供されたすべての入力はあなたのものです。さらに、Leonardo.AIは、あなたの入力に基づいてサービスによって生成され、返された出力に関するすべての権利、権原、および利益をあなたに譲渡します。したがって、Leonardo.AIプラットフォームのユーザーであるお客様は、プラットフォームを使用して生成したすべてのコンテンツを所有するものとします。

引用:Leonardo.Ai FAQ

しかし、生成された画像が他者のコンテンツと明らかに似ている場合は話が別です。「類似性」「依拠性」などの観点から判断し、著作権侵害が認められる可能性もあります。

Leonardo.aiに限らず、画像生成AIを商用利用する際は、著作権侵害の恐れがないかどうかを必ずチェックしましょう。

Leonardo.aiのまとめ

本記事では、画像生成AIのLeonardo.aiについて解説しました。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

  • Prompt Magicが最大の特徴
  • 以前は招待制だが、現在はすぐに利用可能
  • 無料クレジットあり
  • 日本語プロンプトには非対応
  • 商用利用可

一言でまとめるなら、平均点の高い画像生成AIになります。ただ、使いこなすためには翻訳ツールを駆使したり、画像生成AI関連の専門用語を把握していたりする必要があります。

手軽かつ無料で使える画像生成AIが知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

>>>【最新16選】無料の画像生成AI・イラスト自動生成サービス!おすすめスマホアプリやWebサイトを紹介

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