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マシュマロ・Peing・BoxFresh…SNS連携できる匿名の質問箱

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匿名の質問を募集できる「質問箱ツール」。SNSと連動させ、寄せられた質問に回答することで、フォロワーとのコミュニケーションを充実させることができます。

今回ご紹介するツールはいずれも無料で使えるので、ぜひ試してみてください。

「マシュマロ」の特徴と使い方

マシュマロはTwitter向けの質問箱ツールです。Twitterのアカウントと連携することでメッセージの窓口を立ち上げられます。Twitterのアカウントをお持ちでない方は、まず開設してから、下記のURLにアクセスして「登録/ログイン」をクリックしてください。

マシュマロの登録はこちら

次に登録前の確認事項をチェックしてから、連携アプリを認証しましょう。以上でマシュマロの準備は完了です。

マシュマロ

アカウント連携後にマシュマロのマイページにアクセスすることで、メッセージ(質問)募集が可能となります。以下、筆者のTwitterアカウントで解説します。

マシュマロ

メッセージの受付範囲を「誰からでもOK」「ログインユーザーに限定」「Twitterフォロワーに限定」のいずれかから選択して「メッセージを募集」をクリックすると、マシュマロの質問受付URLが生成され、同時にツイートが作成できます。

マシュマロ

以上の手順で作られたのが下記のツイートです。実際にアクセスして確認できるよう残してあるので、気になる方は是非ご覧ください。マシュマロへ質問(メッセージ)を送る際に登録する必要はありません。

Twitterと連携しているため、上記のように自動的にツイートが生成されますが、「URLをシェアして募集したい方はこちら」の下部にあるURLをコピーすれば、ほかのSNSで拡散させることもできます。TwitterだけでなくFacebookやInstagram、ブログにも使えるのでぜひ試してみてください。

マシュマロに届いた質問はマイページの受信箱で確認できます。マイページにはマシュマロからの公式メッセージやが届いたり、人気の質問などが閲覧できたりするのでぜひご覧ください。

マシュマロ

「Peing」の特徴と使い方

Peing(ペイング)はTwitterアカウントだけでなく、FacebookやGmailと連携できる質問箱ツールです。まずは下記URLにアクセスしましょう。

Peingの登録はこちら

アカウントを新規作成する際、Twitter、Facebook、Gmailから連携させるものを選び、それにログインすることでサインアップできますが、現在(2022年7月時点)はFacebookと連携しようとするとエラーが発生するので注意してください。TwitterとGmail、あるいはPeingに登録することでサインアップできる状態です。

例としてTwitterを連携させる手順を解説します。初回のみアプリの連携画面が表示され、設定されているメールアドレスに認証メールが届くので、登録後に確認リンクをクリック しましょう。

Peing

以上の手順を済ませた筆者のアカウントが下記です。アイコンの下部にある「質問を募集」を選択すると、マシュマロと同様に質問リンク付きのツイートが自動生成されるので、内容を編集して投稿しましょう。

Peing

下記のツイートには実際にアクセス出来るよう残してあるので、ぜひご覧ください。誰でも気軽に質問できます。

また「URLをコピーしてシェアしよう!」を選択すると、質問箱のURLが表示されるので、FacebookやInstagramなど、ほかのSNS上でも使えます。

先ほどお伝えしたようにFacebookとの連携にエラーが発生しても、URLを手動で投稿できれば問題ありません。ただし投稿名がTwitterのアカウント名のままなので、FacebookやInstagramで運用する場合は注意しましょう。

下記の画像は筆者のFacebookにPeingで作成した質問箱のURLを投稿したものです。実名のみで運用しているFacebookの投稿にも関わらず、Twitterのアカウント名が反映されてしまっています。質問箱が同一人物のものだと分かるよう表示を確認する必要があります。

Peing

Peingに質問が寄せられると受信箱に届くのでチェックして回答しましょう。初期状態でもテンプレートの質問があるので、練習として回答してみるのも良いでしょう。

Peing

Twitterと連携している場合、マイページ下部にある「友達」を選択すると、自分がフォローしているTwitterアカウントがPeingを利用して回答している内容を閲覧できるので参考になります。意外と多くの方が利用していることに驚くかもしれません。

Peingとマシュマロの違い

現在(2022年7月時点)のPeingはFacebookと連携できないため、機能面ではマシュマロと大きな違いはありません。ただしマシュマロはメッセージの受付範囲を限定できたり、AIフィルタリング機能がついていたりするので、スパム投稿や不愉快な投稿を避けやすいといえます。

匿名性は質問箱ツールのメリットですが、コンタクトを取りやすい反面、スパムの温床になるリスクもあります。フィルタリング機能があれば悪口などの投稿が自動的に削除され、快適に使えるでしょう。

またPeingは、連携しているSNS上でフォローしているPeingユーザーをチェックできます。質問する側として利用する場合の閲覧性に優れているといえるでしょう。

「BoxFresh」の特徴と使い方

BoxFresh(ボックスフレッシュ)はTwitterと連携させて使える質問箱ツールですが、Peingやマシュマロとはだいぶ使い方や機能が異なります。

また2022年7月現在、BoxFreshのWebサイトからTwitterアカウントに連携する機能に不具合が発生しており、それに伴ってWebサイトから質問箱を作ることができません。

BoxFreshはこちら

そこで不具合が改善されるまでは、iOSかAndroidアプリをダウンロードしてスマホ上で操作する必要があります。

BoxFresh(iOS)はこちら
BoxFresh(Android)はこちら

まずアプリをインストールしたら、「Twitterでサインイン」「Appleでサインイン」「スキップしてはじめる」の3つから選んでセッティングを行いましょう。Twitterアカウントでサインインをするとすぐにアプリ連携できるので便利ですが、登録しなくても利用できます。下記はTwitterでサインインした場合のスクリーンショットです。

BoxFresh

BoxFreshには大きく分けて、アプリ上で質問募集の画像を編集する機能とInstagramのストーリーズに投稿する機能、質問箱のURLを生成する機能があります。

Instagramのストーリーズとは投稿後24時間で自動的に消える投稿のことです。旅行先の景色に感動した、珍しいスイーツを見つけたなど、リアルタイム性のある投稿をするのに向いています。

ストーリーズ|Instagramヘルプセンター

フィードにBoxFreshの質問募集画像が残らないので、Instagramを運用するうえで統一性のある投稿を心がけている方には便利な機能だといえます。

BoxFreshの機能とマシュマロ・Peingとの違いについて

以下はアカウント登録した場合において解説します。まずBoxFreshにログインしたら、マイページをタップしましょう。すると空白のプロフィールが表示されるので、入力してください。

次に、プロフィールの下にある3つのアイコンを説明します。

BoxFresh

右側のアイコンをタップすると、質問箱のURLをメール送信したり、クラウドストレージに質問箱のURLが記載されたテキストファイルをアップロードしたりすることができます。URLをPCなどに移動させたい場合に便利です。

左側のアイコンをタップすると、マシュマロやPeingと同様に質問箱のURLをコピーすることができます。そのままInstagramのプロフィール欄に貼りつけたり、TwitterやFacebookに投稿したりことで質問箱を設置することが可能です。

中央のInstagramのようなアイコンをタップすると、画像編集ができます。下記の画面が表示されるので、文字や画像を設置してオリジナルの質問募集画像を作りましょう。

BoxFresh

画像を作成したら最下部にある「ストーリーズ」をタップすると、Instagramのストーリーズに投稿されます。

BoxFresh

Instagramで質問箱を運用する際に、質問募集画像を作成してストーリーズに投稿するのには理由があります。

Instagramではフィードに質問箱のURLを記載しても、ただの文字列として投稿されます。外部にアクセスさせるには、リンクが機能するプロフィール欄かストーリーズにURLを設置するしかありません。

そこで興味を持ってもらえるようなストーリーズ機能が必要となるのです。

ストーリーズを投稿すると、フォロワーの画面上部にフィードへの投稿と違ってリアルタイムで表示されます。閲覧してそのままリンク先に遷移することで気軽に質問をすることができるので、フォロワーとの接点が増えるといえるでしょう。

以上がBoxFreshの特徴と使い方です。質問箱のURLを生成するだけならマシュマロやPeingでも可能ですが、現状はスマホアプリ上でしか使えない点、Instagramのストーリーズに合った画像編集ができる点が大きな違いだといえます。

生成したURLはマシュマロやPeingと同じようにさまざまな場所で使えますが、特にInstagramのストーリーズに投稿する画像を素早く編集したい方におすすめの質問箱ツールです。

まとめ

質問箱はフォロワーとのコミュニケーションツールです。匿名でコンタクトを取れる点が最大の特長であり、質問に対する回答を通じてフォロワーとの仲を深めるきっかけ作りもできます。

フォロワーとの関係性が深まれば、自身の認知度を高めたり、携わっている作品や商品などのアンケートを取ることが可能になったりと、活動の幅を広げられます。

情報発信は一方通行よりも、ある程度のフィードバックがあったほうが、強度が増すものです。フォロワーとの関係構築の一環として、無料で使える質問箱ツールを導入するのも選択肢の一つだといえるでしょう。

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この記事を書いた人

長谷部 耕平
独立8年目になる元・化学系メーカー出身のフリーライターにして登録者2万人超えのおっさんYouTuber。これまでに書いた記事の数は最低でも4,000記事以上。ビジネスからエンタメまで幅広いジャンルで活動中です。

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