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QR コードの作り方! おすすめツール4選も紹介
2020/12/17

街中の広告やお店のレジなど、生活のあらゆる場面で目にするQRコード。
実は日本初の技術で、バーコードより多くの情報量を埋め込むことができるなどのメリットがあることから世界中で使われています。QRコードはホームページなどのURLを埋め込んで使うことができるので、企業の方やフリーランスの方にとっては、会社や自身のアピールすることができます。
今回はQRコードの歴史から活用術まで、あらゆる角度から説明していきます。
目次
- ○ QRコードとは
- ・バーコードとの違いは?
- ・QRコードが使われる理由
- ・QRコードは読み取りやすいが注意も
- ○ QRコードの作り方
- ・URLからQRコードを作る方法
- ○ おすすめのQRコード作成ツール
- ・QRのススメ
- ・クルクルマネージャー
- ・シンプルQRコードメーカー
- ・スマホでも簡単 QRコード作成
- ○ QRコードの活用術
- ・会員登録やキャンペーンへの誘導
- ・QRコードは街中でも光る
- ・個人をアピールする場面でも使える
- ○ QRコードはビジネスチャンスにつながる
QRコードとは
QRコードは2次元コードの一種で、1994年にデンソーウェーブ(当時はデンソーの事業部)が開発しました。ちなみに2次元コードというのは、縦と横の2方向に情報を持つコードのことを指します。
QRコードの「QR」はQuick Response(クイック レスポンス)の頭文字からとっており、素早く読み取るや反応するといった意味が込められています。2002年にQRコードを読み取れる携帯電話が普及したことで一般の人にも広まり、2004年には小型化した「マイクロQRコード」も誕生しました。
そして近年では、スマホ決済の導入が進んだことでQRコード決済の需要が高まり、新たな広がりを見せています。
バーコードとの違いは?
冒頭で触れたように、QRコードはバーコードより多くの情報量を埋め込むことができます。そもそもバーコードというのは0から9までの数字が横並びで表示されており、その数字と紐付けされている線を読み取り処理するという仕組みになっています。そのため横にしか情報を表示させることができず、情報量は英数字のみで最大20文字程度しか埋め込むことができません。
一方、QRコードは縦にも情報を埋め込むことができ、情報量に関してはバーコードの数百倍のデータを埋め込むことができると言われています。例えば商品管理の場合、バーコードでは商品の管理コードしか埋め込むことができなかったのが、QRコードでは生産者の情報や生産日、使用期限など商品に付随する様々な情報を加えることができます。
QRコードが使われる理由
QRコードには特許権がありますが、特許使用料が発生しないため誰でも使用することができます。個人レベルでも気軽に扱えるというのは大きいですよね。そしてもう1つは扱うハードルの低さです。QRコードはモバイル端末があれば問題なく読み取れるので、専用機器を必要としません。ユーザーはスマホで簡単に扱うことができます。
QRコードは読み取りやすいが注意も
QRコードは、どの角度からでも読み取れるのというのも大きなメリットです。また、「誤り修正符号化技術」が採用されているので、QRコードの一部が汚れなどで隠れてしまっていても、少しの汚れであれば問題なく読み取ることができます。
そんなメリットだらけのQRコードですが、注意しなければならない点もあります。それは偽造しやすいということです。QRコードが正しいものかどうかを識別するのは難しく、誰でも作ることができるので簡単に偽造QRコードが作れてしまいます。怪しい場所にあるQRコードなど、少しでも怪しいと感じるQRコードは読み取らないようにしましょう。
QRコードの作り方
サイトを使用すれば、URLからQRコードを簡単に作ることができます。今回は、無料でQRコードを作れるサイト「QRのススメ」を使用して作っていきます。
URLからQRコードを作る方法
まずは、一般的なURLからQRコードを作る方法を見ていきましょう。
サイトにアクセスしたらトップページの上にある「さっそく作る」の欄にURLを入力します。入力を終えたらOKを選択します。
そのあとは自動でQRコードが生成され、サイズや色、ファイル形式などを調整できます。
QRコードの調整が完了したら「ダウンロードする」を選択し完了です。非常に簡単ですよね。
おすすめのQRコード作成ツール
無料でQRコードを作成できる「QRのススメ」「クルクルマネージャー」「シンプルQRコードメーカー」「スマホでも簡単 QRコード作成」の4ツールを紹介します。
QRのススメ
URLをQRコードに埋め込めるのはもちろん、デザイン付きQRコードや地図情報を埋め込むことができる地図QRコードなど、全部で12種類のQRコードを作成することができます。その中でも特におすすめなのが、他言語QRコードです。QRコードを読み取るとそのユーザーが使用している言語に自動で翻訳してくれるというもので、外国人が多い場所で案内や注意喚起を行いたいときに最適です。
公式サイト:QRのススメ
クルクルマネージャー
作成したQRコードに対するアクセス状況の確認をリアルタイムで行うことができます。QRコードに情報を埋め込むことができるのはURL、テキストとなっており、クルクルWi-FiというQRコードも作成できます。このクルクルWi-Fiというのは、QRコードを読み取るだけでWi-Fiに接続できるというもので、面倒なSSIDやパスワード入力の手間を省くことができます。クルクルWi-Fiには有効期限(24時間)を設けることができ、期限を過ぎるとユーザーはWi-Fiに接続できなくなります。
公式サイト:クルクルマネージャー
シンプルQRコードメーカー
とにかくQRコードを作成できればいいという場合は、シンプルなこちらをおすすめします。URL、画像サイズ、余白を設定するだけですぐに出来上がります。この余白というのはQRコードのデータの周りにある白い部分を指し、特に変更がなければ0のままで問題ありません。URL以外に、テキストやメールアドレスもQRコードに埋め込むことができます。
公式サイト:シンプルQRコードメーカー
スマホでも簡単 QRコード作成
その名の通り、スマホからQRコードの作成ができます(パソコンからも作成可能)。URL、テキスト、メールアドレスをQRコードに埋め込むことができ、テキストが多い場合でも対応できます。入力を終えたら画像サイズを「小・中・大・特大」の中から選択して完成です。
公式サイト:スマホでも簡単 QRコード作成公式サイト
QRコードの活用術
企業やフリーランスにとって、URLを使ったQRコードはどのような活用方法があるのでしょうか。以下に3つの例を挙げました。
会員登録やキャンペーンへの誘導
企業やお店であれば、会員登録やキャンペーンへダイレクトにアクセスさせる際に役に立ちます。ポスターやレジの横など、お客の目につく場所にQRコードを置いておくことが大切です。また、「何かお得なことがある」と思わせることで、QRコードを読み取ってもらえる可能性が上がります。
QRコードは街中でも光る
デザインを入れたQRコードやサイズの大きいQRコードは存在感を演出できるので、街中での広告に使用するのもおすすめです。また、車に張り付けて移動すれば興味本位で読み取る人も多いでしょう。QRコードは不特定多数のユーザーにアプローチすることも可能です。
個人をアピールする場面でも使える
QRコードを名刺に掲載すれば、フリーランスの方の大きなメリットとなります。ホームページやSNSなど、自身の経歴や実績を乗せている媒体のURLをQRコードにしておけば、相手にそれを見てもらいやすくなるはずです。また、連絡先をQRコードにできるといった手法もあるので、活用方法は様々です。
ちなみに、QRコード画像を名刺に入れる場合は、高品質の印刷ができるEPSファイルで作成すると読み取りやすくなるのでおすすめです。
QRコードはビジネスチャンスにつながる
QRコードは、簡単に多くの情報を読み取ることができるので、相手にアクションを起こさせやすいツールです。URLの場合、英数字を入力してもらうのが非常に手間になりますが、QRコードではそうした心配はありません。
相手とのコミュニケーションツールとも言えるQRコード。その先には、大きなビジネスチャンスが待っているかもしれません。
(本文・荒井隆一)
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