塾の集客を成功させる10施策|生徒を増やす具体的なマーケティング手法を紹介
「授業に自信があるけど生徒が集まらない」
「競合塾が多くて集客が難航している」
学習塾を経営されている方なら、一度は直面する悩みではないでしょうか。実際、全国には多数の塾が競合し、大手塾も進出するなかで、独自のカリキュラムや優秀な講師陣だけでは差別化が難しくなっています。
本記事では、塾の集客で失敗する原因から成功のポイント、Webとオフラインそれぞれの具体的な施策、予算・時期別のおすすめ施策まで徹底解説します。周辺に競合が多い、集客方法が古くて効果が低いと感じている、そんな悩みを抱える塾オーナーの方は必見です。
目次
塾集客で生徒が集まらない5つの原因

生徒が集まらない塾には、共通する特徴があります。立地や授業の質だけでなく、集客戦略そのものに問題を抱えているケースが少なくありません。
まずは自塾が以下に当てはまるかチェックしてみてください。
- 競合との差別化ができていない
- 授業内容だけにこだわっている
- 大手塾のやり方をそのまま真似している
- Webでの情報発信が不足している
- 良い口コミを増やす仕組みがない
該当する項目があれば、それが集客できない根本原因かもしれません。それぞれの原因についてもう少し解説していきます。
競合との差別化ができていない
保護者に「うちの子をそちらの塾に通わせるメリットは?」と聞かれたとき、明確な理由を答えられるでしょうか。
授業の質や講師のレベルは、保護者にとって「当たり前」のサービスです。競合塾も同じようにアピールしている以上、それだけでは選ばれる理由になりません。自塾ならではの強みを明確に言語化し、保護者に伝えることが集客の第一歩です。
授業内容だけにこだわっている
「授業さえ良ければ生徒は集まる」と考えていれば、それは間違いです。
実際には、授業のクオリティは入塾前の保護者には判断できません。体験授業や口コミで初めて伝わるものであり、集客の入口では機能しにくいのです。集客を成功させるには、授業内容以外の魅力、たとえば通いやすさ・料金の明瞭さ・相談しやすい雰囲気といった要素を打ち出す必要があります。
大手塾のやり方をそのまま真似している
大手塾の集客施策をそのまま真似しても、小規模塾では効果が出にくい傾向があります。大手は潤沢な予算と人員、ブランド力を背景に集客しています。
一方、個人塾や中小塾は予算が限られており、同じ戦略では費用対効果が合いません。地域密着の強みを活かし、大手にはできないきめ細やかな対応や柔軟なカリキュラムを前面に打ち出すことが、小規模塾ならではの勝ち筋です。
Webでの情報発信が不足している
現代の保護者は、塾を選ぶ際にまずインターネットで検索します。ホームページがない、情報が古い、SNSで発信していないといった状態では、比較検討の土俵にすら上がれません。
Web上での情報発信は、保護者にとっての安心材料であり、信頼を得るための最初の接点です。Webでの存在感がなければ、地域で認知されていても選ばれにくくなります。
良い口コミを増やす仕組みがない
口コミは、悪い情報は早く人がりますが、良い情報は広がりにくい傾向にあります。
保護者や生徒に口コミを書いてもらうよう促す仕組み、たとえば入塾特典や紹介制度を設けることが重要です。GoogleマップやSNS、塾探しポータルサイトで良い口コミが増えれば、自然と集客は加速します。
塾の集客を成功させる4つのポイント

集客できない原因を理解したら、次は成功のポイントを押さえましょう。
- 自塾の強みを明確にする
- 認知を広げる施策を選ぶ
- 入塾につながる時期を狙う
- 口コミが集まる仕組みを作る
ここで紹介する4つのポイントは、どんな規模の塾でも実践できる基本です。順番に取り組むことで、確実に集客力を高めることができます。
自塾の強みを明確にする
塾の強みを整理するには、まず自塾の方針を明確にする必要があります。
進学塾か補習塾か、集団指導か個別指導か、科目特化型か総合塾か。これらを明確にしたうえで、保護者が重視する「子どもの理解度に応じた指導」「なじみやすい雰囲気」「通いやすいアクセス」といった要素を整理しましょう。大事なのは「他の塾ではなく、あなたの塾に通わせる理由」を言語化することです。
認知を広げる施策を選ぶ
塾の生徒を増やすには、何かしらの集客施策を実行する必要があります。
認知度が低い状態では、授業内容がどれだけ優れていても生徒は集まりません。Web集客は大人数にアプローチできる一方で専門知識が求められ、オフライン集客は即効性が高いものの人件費がかかります。両方の特徴を理解し、自塾の予算や状況に応じて使い分けることが大切です。
入塾につながる時期を狙う
塾の集客には、効果が出やすいタイミングがあります。期末テスト前後は、成績が下がった生徒や保護者が「何か手を打たなければ」と考える時期です。
また、新学期や進級シーズンは、新3年生など受験を控えた学年が学習計画を立てるタイミングでもあります。こうした時期に合わせてチラシ配布やSNS発信、特別講習の案内を行うことで、集客効果を最大化できます。
口コミが集まる仕組みを作る
良い口コミは、仕組みがなければ自然には増えません。生徒や保護者に口コミを書いてもらえるよう、特典や割引を提供する仕組みを作りましょう。WebサイトやSNSで口コミを収集し公開することも効果的です。
また、卒業後もアフターフォローを続けることで、長期的に良い口コミが得られるチャンスが広がります。口コミは塾の信頼性を高める最も強力な武器です。
このあと塾で生徒を増やすための具体的な方法を紹介していきます。取り組めそうなものから、実践してみてください。
塾のWeb集客|生徒を増やす方法6選

ここでは、塾の集客に効果的な6つのWeb施策(オンライン施策)を紹介します。
- ホームページで信頼を獲得する
- Googleマップ(MEO)で地域の生徒を集める
- SNSで塾の魅力を発信する
- Web広告で即効性のある集客を図る
- ポータルサイトで比較検討層にアプローチ
- 口コミを活用して信頼性を高める
Web集客は、一度に多くの保護者や生徒にアプローチできる手法です。専門知識が必要な部分もありますが、無料で始められる施策も多く、個人塾や中小塾でも取り組みやすいのが特徴です。
ホームページで信頼を獲得する
塾のホームページは、すべての集客施策の受け皿となる重要な存在です。
チラシや口コミで塾を知った保護者も、最終的にはホームページで詳細を確認します。授業内容やカリキュラム、料金プラン、教育方針といった基本情報はもちろん、合格実績や生徒の声を掲載することで信頼性を高めましょう。ホームページがないと「怪しい塾」と誤解される可能性すらあります。
SEO対策を行えば、Google検索で上位表示され、自然検索からの集客も期待できます。費用はかかりますが、長期的な集客効果を考えれば投資する価値があります。
Googleマップ(MEO)で地域の生徒を集める
Googleマップを活用したMEO対策は、地域密着型の塾に最適な施策です。
「学習塾 新宿」のように地域名で検索されることが多い塾にとって、Googleマップ上での上位表示は集客の入口になります。Googleビジネスプロフィールに登録し、塾の基本情報・写真・口コミを充実させることで、近隣の保護者や生徒に見つけてもらいやすくなります。
競合が少ない地域であれば、登録するだけで上位表示される可能性もあります。まだ登録していない塾は、無料でできるので今すぐ取り組むべき施策です。
SNSで塾の魅力を発信する
SNSは、塾の認知度アップやブランディングに役立ちます。X(旧Twitter)は拡散力が高く、投稿がバズれば数千人にリーチできます。Instagramは写真や動画で塾の雰囲気を伝えやすく、YouTubeでは授業風景や講師インタビューをアップすることで信頼性を高められます。
- X:拡散力が高く、短文でリアルタイムに情報発信できる
- Instagram:写真・動画で塾の雰囲気を視覚的に伝えられる
- YouTube:授業風景や講師紹介で信頼性を高められる
- LINE公式アカウント:友だち登録した保護者に直接情報を届けられる
ただし、各SNSの特徴を理解し、塾の方針に合ったものを選ぶことが重要です。
Web広告で即効性のある集客を図る
Web広告は、短期間で集客効果を得たいときに有効です。
リスティング広告なら、Google検索結果の上部に広告を表示でき、「塾 ○○市」といったキーワードで検索した保護者に直接アプローチできます。YouTube広告やSNS広告も、ターゲットを絞って配信できるため費用対効果が高いのが特徴です。
ただし、広告費は月に数万円〜数十万円かかることもあります。予算に余裕がある場合や、夏期講習・冬期講習といった短期集客が必要な時期に活用しましょう。
ポータルサイトで比較検討層にアプローチ
「塾ナビ」や「エキテン」といったポータルサイトは、塾を比較検討している保護者にリーチできる媒体です。
口コミが掲載されているため、保護者はリアルな情報をもとに塾を選びます。ポータルサイト経由の問い合わせは、すでに関心が高い状態のため、入塾につながりやすいのが特徴です。
ただし、登録しただけでは口コミは増えません。在塾生に口コミを書いてもらえるよう、特典を用意するなど能動的に働きかける必要があります。
口コミを活用して信頼性を高める
口コミは、塾選びにおいて最も信頼される情報源です。Googleマップ、ポータルサイト、SNSでの口コミが増えれば、保護者の安心感が高まります。口コミを増やすには、生徒や保護者に積極的に依頼し、書いてくれた方には特典を用意する仕組みを作りましょう。
また、ネガティブな口コミにも丁寧に返信することで、誠実な対応をアピールできます。口コミへの返信は、初めて塾を探す保護者にも見られていることを忘れないようにしてください。
塾のオフライン集客|地域密着で生徒を増やす方法3選

オフライン集客は、地域の保護者や生徒に直接アプローチできる即効性の高い手法です。ここでは、塾のオフライン集客で効果的な3つの手法を紹介します。
- チラシ・ポスティングで認知を広げる
- DM(ダイレクトメール)で直接アプローチ
- 訪問営業・テレアポで信頼関係を築く
Web施策と組み合わせることで、より強力な集客効果を発揮します。
チラシ・ポスティングで認知を広げる
チラシやポスティングは、地域密着型の塾に適した集客方法です。
周辺エリアに直接配布できるため、近隣の保護者にリーチしやすく、反響もダイレクトに感じられます。ただし、中身を確認せずに捨てられるリスクもあるため、キャッチコピーや具体的な数字(合格率98%、成績50点アップなど)を掲載し、インパクトを与える工夫が必要です。
期末テスト前後や新学期といった、保護者が「何か手を打たなければ」と考えるタイミングで配布するとより効果的です。
DM(ダイレクトメール)で直接アプローチ
DMは、封筒で届くため開封率が高く、家族全員の目に触れる可能性があります。
本人が見なくても、リビングに置いてあれば保護者が目にする機会が増えます。また、送付先をリスト化して反応率を測定すれば、次回の集客戦略に活かせます。
デメリットは、制作費と郵送費がかかる点です。同一内容を2,000通以上送ると「広告郵便物」として8%~43%の割引が適用されるため、大量配布する場合はコストを抑えられます。
訪問営業・テレアポで信頼関係を築く
訪問営業やテレアポは、保護者と直接対話できる貴重な機会です。
「中間テストの成績が悪かった」「志望校の合格判定が上がらない」といった悩みをその場で聞き、具体的な解決策を提案できるため、信頼関係を築きやすいのが特徴です。
ただし、人件費がかかりやすく、営業を嫌がる家庭も多いため、無理な押し売りは避けましょう。費用対効果を見極めながら、柔軟に対応することが大切です。
予算別|塾の集客施策おすすめプラン

塾の集客では、予算に応じて取り組める施策が変わります。ここでは、月の予算別に、個人塾・中小塾が優先すべき施策をまとめました。
自塾の状況に合わせて、無理なく始められる施策から取り組んでみてください。
月1万円以下でできる集客施策
予算が限られている場合でも、無料〜低コストで始められる施策は複数あります。
まずはGoogleビジネスプロフィールへの登録とMEO対策です。無料で始められ、地域検索での上位表示を狙えます。SNS(X、Instagram、LINE公式アカウント)も無料で運用でき、定期的な投稿で認知度を高められます。
ホームページがない場合は、無料作成ツール(Wix、Jimdo など)を活用しましょう。最低限の情報を掲載するだけでも、保護者の安心材料になります。
月3〜5万円で取り組める集客施策
月3〜5万円の予算があれば、チラシ制作とポスティング、簡易的なホームページ制作が可能です。
チラシは印刷費込みで数千円〜、ポスティング業者に依頼すれば数万円で周辺エリアに配布できます。ホームページは、制作会社に依頼すると初期費用5万円〜が目安です。また、ポータルサイト(塾ナビ、エキテン)への有料掲載も検討できます。
この予算帯では、Web施策とオフライン施策を組み合わせることで、集客の接点を増やせます。
月10万円以上の本格的な集客施策
月10万円以上の予算があれば、Web広告やSEO対策など、本格的な施策に取り組めます。
リスティング広告は月5万円〜、SNS広告は月3万円〜が目安です。SEO対策をプロに依頼する場合は、月10万円〜が相場です。また、動画制作やホームページのリニューアル、外部ライターによるブログ記事作成なども検討できます。
この予算帯では、複数の施策を並行して実施し、データをもとにPDCAを回すことで、安定した集客基盤を構築できます。
時期別|塾の集客で成果を出すタイミング戦略

塾の集客には、成果が出やすい時期と施策の相性があります。
1年を通じて効果的なタイミングと、その時期に実施すべき施策を紹介します。時期に合わせた戦略を立てることで、集客効率を高められるでしょう。
春(2〜4月)新学期・進級時期の集客
春は、新学期や進級に伴い、保護者が塾を検討し始める時期です。
とくに新3年生は受験を控えているため、1年間の学習計画を立てる家庭が多く、入塾の問い合わせが増えます。この時期は、ホームページやSNSで春期講習の案内を発信し、チラシやポスティングで地域に認知を広げましょう。
新学期キャンペーン(入会金無料など)を打ち出すことで、保護者の背中を押せます。
夏(7〜8月)夏期講習での集客チャンス
夏休みは、塾にとって最大の集客チャンスです。保護者は「長期休暇中に学力を伸ばしたい」と考えるため、夏期講習への関心が高まります。Web広告やSNSで夏期講習の詳細を発信し、早期申込特典を用意すると効果的です。
また、夏期講習をきっかけに入塾につなげるため、体験授業や個別相談の機会を設けましょう。
秋(9〜11月)定期テスト後の集客アプローチ
秋は、定期テストの結果を受けて保護者が「成績を上げなければ」と考える時期です。
とくに期末テストで成績が下がった生徒の保護者は、塾を検討しやすい状態にあります。この時期は、テスト対策講座の案内や、成績アップ事例をSNSやチラシで発信しましょう。
また、受験生にとっては追い込みの時期でもあるため、個別指導や短期集中コースを打ち出すと効果的です。
冬(12〜1月)受験直前期・冬期講習の集客
冬は、受験直前期であり、保護者の不安が最も高まる時期です。
冬期講習や受験対策講座の案内を早めに発信し、駆け込み需要を取り込みましょう。また、新中3・新高3を対象に、受験に向けた早期入塾を促すキャンペーンも有効です。
この時期は、Web広告やMEO対策で「○○市 受験対策」といったキーワードで上位表示を狙うことが重要です。
塾の集客でよくある失敗パターンと対策

集客できない塾では、以下のような失敗を繰り返している可能性があります。
- 施策を短期間で諦めてしまう
- 複数の施策に手を広げすぎる
- 効果測定をせずに続けている
該当する項目がないか確認し、早めに軌道修正しましょう。失敗パターンとその対策について解説していきます。
施策を短期間で諦めてしまう
Web施策、とくにSEOやSNSは、効果が出るまでに時間がかかります。
1〜2ヶ月で結果が出ないからと諦めてしまうと、せっかくの努力が無駄になります。施策によっては、成果が見え始めるまでに半年以上かかることもあることを認識しておきましょう。
対策:最低3ヶ月は継続して効果を見極める
どんな施策も、最低3ヶ月は継続して効果を見極めたほうが良いです。
とくにWeb施策では検索エンジンやSNSのアルゴリズムが評価するまでに時間がかかります。3ヶ月間データを取り、問い合わせ数やアクセス数の推移を確認したうえで、継続・改善・中止を判断してください。短期的な成果だけで判断せず、中長期的な視点を持つことが大切です。
複数の施策に手を広げすぎる
限られた予算と人員で、あれもこれもと施策を増やすと、どれも中途半端になります。
個人塾や中小塾では、リソースが分散すると効果測定も難しくなり、何が効いているのか分からなくなります。結果的に、どの施策も成果が出ず、費用だけがかさむ悪循環に陥ります。
対策:優先順位をつけて1〜2施策に集中する
まずは、自塾に合った施策を1〜2つに絞り、集中して取り組んでみてください。
たとえば「ホームページ+MEO」「SNS+チラシ」といった組み合わせで、相乗効果を狙います。施策を絞ることで、運用の質が上がり、効果測定もしやすくなります。成果が出てから、次の施策を追加していく方が、長期的には成功しやすいのです。
効果測定をせずに続けている
施策を実行しても、効果測定をしなければ改善できません。「なんとなく続けている」状態では、費用対効果が悪化していても気づけず、無駄な出費が続きます。
とくにWeb広告やチラシは、測定なしに続けると赤字になるリスクもあります。
対策:数値目標を設定してPDCAを回す
施策ごとに、問い合わせ数・体験授業参加率・入塾率といった数値目標を設定しましょう。
月ごとにデータを確認し、目標に達していない施策は改善策を考えます。たとえば、チラシの反応が悪ければキャッチコピーを変更する、Web広告のクリック率が低ければ広告文を見直すといった具合です。PDCAサイクルを回すことで、施策の精度が上がり、集客効果を最大化できます。
まとめ|小規模塾だからこそできる集客で地域に選ばれる塾へ

塾の集客は、授業内容の良さだけでは成立しません。まずは自塾の強みを明確にし、認知を広げる施策を選び、入塾につながる時期を狙って情報発信することが大切です。Web施策とオフライン施策を組み合わせ、予算に応じて無理なく続けられる方法を選びましょう。
個人塾や中小塾には、大手にはできない地域密着の強みがあります。保護者との距離が近く、きめ細やかな対応ができる点こそが、小規模塾の武器です。口コミを増やす仕組みを作り、地域の保護者に信頼される塾を目指してください。
集客は一度やれば終わりではなく、継続的な改善が必要です。施策を実行し、効果を測定し、改善を繰り返す。そのサイクルを回し続けることで、地域に必要とされる塾へと成長していけます。
RANKING ランキング
- WEEKLY
- MONTHLY
UPDATE 更新情報
- ALL
- ARTICLE
- MOVIE
- FEATURE
- DOCUMENT