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塾のチラシの作り方!コストを抑えて集客できるデザインとは?

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「大量に配布したのに生徒は増えず効果はイマイチ…」そんな事態を防ぐためにも、学習塾のチラシ作りには押さえておくべきポイントがあります。

本記事では、生徒を増やす塾のチラシ製作の流れから、デザインに役立つ無料ツールに至るまで徹底紹介。

コストを抑えて集客できるチラシを作りたいとお考えの塾経営に関わる方は必見です。

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塾のチラシ制作の流れ

一から学習塾のチラシを作るとなると「デザインからはじめよう!」と思う方も少なくないでしょう。たしかにチラシの見栄えはこだわるべき一つのポイントではありますが、しっかりと保護者の胸を打ち、生徒を増やすチラシを制作するには、踏むべきステップがあります。

集客効果の高いチラシを作るためにも、まずは以下の製作の流れを押さえておきましょう。

  1. ターゲットと目的を設定する
  2. 情報を整理する
  3. テンプレートを決定する
  4. 写真の素材を集める
  5. 最終チェック・印刷する

では一つずつ解説していきます。

ターゲットと目的を設定する

学習塾が生徒を増やすチラシを作る第一ステップは、ターゲットと目的の設定です。「チラシは数を打てば当たる」「大量配布に意味がある」と考える方もいるかもしれませんが、その戦略だと費用対効果が下がりかねません。

きちんとターゲット(的)を絞ることで、それに沿ったチラシのキャッチコピーやデザインを作っていけるのです。あなたの塾に入塾してほしい具体的な生徒像とその保護者像をまずは明確にしておきましょう。

生徒像を明確にする際のポイント

  • どの地域・エリアに住んでいる生徒なのか
  • どの学年の生徒なのか
  • どの教科が苦手な生徒なのか
  • どのくらいの学力の生徒なのか
  • 補修や内部推薦が目的なのか
  • 受験対策が目的なのか など

保護者像を明確にする際のポイント

  • 予算は大体どのくらいなのか
  • 受験をさせたいのか
  • 学校の成績を伸ばしたいのか など

このようにターゲットとなる生徒や保護者を明確にすることは、そのターゲットがもつニーズや志向を明らかにすることにつながります。そうすれば、ニーズに沿う=ターゲットの心に刺さるチラシの内容を考えていくことができるのです。

また、ターゲットを明確にしたのならチラシ制作の目的もこの時点ではっきりとさせておきましょう。たとえば「100枚配布して10人に体験入塾してもらう」という目的ができたのなら、そのためには何が必要なのか考え、チラシ内の情報の整理などに繋げることが可能です。

とりあえず作って配布するのではなく、ターゲットと目的を設定したうえでチラシを作ることが、成功への近道だということを覚えておきましょう。

情報を整理する

塾のチラシは情報が多ければ多いほど良いというわけではありません。余白もしっかりと活かし、ターゲットが欲しい情報がしっかりと整理されて掲載されているチラシであることが重要なのです。以下は、最低限チラシに盛り込んでおきたい情報です。

  • 塾名
  • 連絡先
  • 住所
  • キャッチコピー
  • 塾の特徴や強み
  • 入会料金や月謝料金
  • 特典やキャンペーン
  • 生徒の声

大切なのは、よくあるスーパーや家電量販店のチラシのように情報を詰め込み過ぎないことです。きちんとこの時点で必要な情報を取捨選択しておきましょう。

テンプレートを決定する

デザインの知識や経験がある、POP広告を一から自分で作ったことがある、といった方でなければ、基本的にチラシのテンプレートを使用して製作していくのがおすすめです。

Canva(キャンバ)」や「デザインAC」など、無料でテンプレートを利用・編集できるWebサイトやツールは複数存在します。「パワポン」ならPowerPointで簡単に編集できるチラシテンプレートのダウンロードが可能です。

ただし、テンプレートを利用する際は、注意点もあります。まず、近隣の競合塾のチラシと同様のテンプレートではないかは少なくとも確認しておく必要があるでしょう。保護者や生徒を困惑させないように、しっかりと差別化できると判断できたテンプレートを用いてチラシ制作を進めてください。

写真の素材を集める

学習塾のチラシでは、掲載する写真も大切です。たとえば、教室の風景、生徒や教師の写真が掲載されていれば、保護者にとっても安心材料になります。

しかしながら写真であれば何でもよいというわけではありません。映りが悪かったり、画角が綺麗でなかったりすると、「この塾は本当に大丈夫かな?」と逆に悪い印象を与えかねないからです。写真撮影に自信がない場合は、プロカメラマンへ依頼することも検討してみましょう。

最終チェック・印刷する

用意した写真や熟考したキャッチコピーをもとにテンプレートを編集し終えたのなら、最終チェックの段階です。製作者自身で必要な情報が掲載されているかや誤字脱字、デザイン周りについて確認するのはもちろんこと、可能であれば第三者によるダブルチェックも行っておくと安心です。印刷する前と後でそれぞれ忘れずにチェックしましょう。

また、印刷に関してはプリント用紙についても考えておく必要があります。一般的なコピー用紙ではなく、光沢紙やマット紙といったチラシ用のプリント用紙も存在します。キンコーズなどのプリントショップや、ラクスルなどのネットプリントの利用も検討して良いでしょう。

塾のチラシを作る際のポイント

生徒を増やす学習塾のチラシを作るには、以下の6つのポイントを押さえておくと安心です。

  • メリットを提示する
  • キャッチコピーを作る
  • 料金は明瞭に提示する
  • 特典やキャンペーンを提示する
  • 生徒の声を掲載する
  • 顔写真を掲載する

主にチラシの中身・内容の部分になってくるため、記載する内容に困ったり迷ったりする前にきちんと念頭に置いておきましょう。では、一つずつ解説していきます。

メリットを提示する

生徒を増やす、集客できるチラシを作るのなら、保護者や生徒に対する明確なメリットを提示する必要があります。特に保護者の方々がメリットを感じやすい点には、たとえば以下のようなものがあります。

  • 自宅から遠くない
  • 駐車場があって送り迎えがしやすい
  • 成績を短期間で上げてくれそう
  • 個人指導や個人フォローがしっかりしている
  • 料金が比較的安い
  • 通い続けることができそう

比較的富裕層エリアをターゲットエリアに置くのであれば、「自宅から遠くない」という点を大きく打ち出すよりも、「駐車場があって送り迎えがしやすい」という点を大きく打ち出した方が、保護者の心に刺さるかもしれません。このようにメリットを提示する際も、ターゲット設定が肝になってくることは押さえておきましょう。

キャッチコピーを作る

シンプルで明快なキャッチコピーは、学習塾のチラシに必要な要素であり、競合塾と差別化を図るための一つの武器でもあります。チラシ全体のメッセージを伝える役割を果たすため、「チラシで伝えたいことをぎゅっと濃縮させたもの」と捉えておくと良いでしょう。

たとえば、「未来への第一歩をともに踏み出そう」や「自信をもって学びましょう」といったフレーズは感情を喚起しやすいため、塾のチラシコピーとして有効です。また、具体的なアクションを促す「無料体験を予約しましょう」や「今すぐお問い合わせください」といったテキストも含めることで、チラシ読者が、この後にどのような行動を起こすべきなのかが明確になります。

ともあれ、大事なのは「なぜこの学習塾を選択すべきなのか」をしっかりとターゲットへ伝える言葉であることです。塾のブランドや差別化要因を強調し、魅力的なコピーで他との違いを際立たせていきましょう。

料金を提示する

学習塾のチラシにおいて、意外と忘れがちな要素かもしれませんが、料金を明瞭に表示することは集客に関わる非常に大切な要素といえます。なぜなら、入会金や月謝といった金額面を比較検討の材料にする保護者も一定数存在するからです。

とはいえ、安易に安い料金設定にするのはおすすめしません。競合と比較したうえで料金が高いのであれば、その理由をキャッチコピーやメリットとして打ち出せば良いのです。

チラシを通して嘘偽りのない料金を提示し、安心して入塾できるような印象を保護者の方々にもってもらいましょう。

特典やキャンペーンを提示する

学習塾のチラシでは、特典やキャンペーンを提示するのも有効です。「期間限定で入会費が半額」などの特典があれば、それは保護者の方にとって明確なメリットの一つ。「今のうちに入塾させたい」と感じてもらうための大きな起爆剤になり得ます。

ただし、こうした特典やキャンペーンを打ち出したチラシは配布するタイミングも重要です。進級・入学シーズン、成績が出た後、受験前、定期テストの前、春期講習・夏期講習・冬期講習のように、保護者や生徒が「学力を何とかしなければ……」と感じやすいタイミング特典やキャンペーンを掲載したチラシを配布しましょう。

生徒の声を掲載する

保護者の方々に「安心感を与えること」や「期待してもらうこと」は、あらゆる集客において外すことのできない肝心なミッションです。保護者の方々は、あなたの塾に対して安心感をもち、期待することで初めて、大切な我が子の入塾を考えます。

そこで活用すべきなのが、塾のチラシに実際の生徒の口コミやレビューを掲載するという手法です。たとえば「最初は合格判定がDだったけれど、先生の丁寧なサポートのおかげで志望校に合格できました」という生徒の口コミを見たら入塾を検討中の保護者の方はどう思うでしょうか?「この塾であれば、安心して我が子を任せることができそう」と安心し、入塾後の学力の伸びに期待してくれるはずです。

合格実績や生徒数がある程度あるのであれば、保護者や生徒本人の了承のもと、チラシへの口コミ掲載を検討してみましょう。

顔写真を掲載する

保護者の方々はもちろんのこと、特に入塾を検討中の生徒本人は、“その塾に馴染めそうか”という点も重要視しています。その際に、全く他の生徒や講師の顔が分からないテキストだらけのチラシを見たとしても、入塾後の不安はぬぐえないはずです。

大切なのは、入塾後の学びの環境や通塾生活をチラシを通して少しでもイメージしてもらうことです。本人のプライバシーを考慮したうえで、用意できるのであれば、生徒や講師の顔の見える授業風景などを掲載できると理想です。

塾のチラシデザインに役立つ無料ツール

学習塾のチラシを制作する際に「デザインをどうすれば良いか分からない」という方は少なくないでしょう。そこでチラシデザインの参考になったり、無料テンプレートを利用できたりするツールについて紹介します。

Canva(キャンバ)

出典:Canva

Canvaは61万点ものテンプレートや豊富な写真、動画、イラストなどの素材を利用できるオンライングラフィックデザインツールです。テンプレート一覧画面の検索窓で「塾」と検索するだけで、豊富な学習塾のチラシに利用できるテンプレートが確認可能です。

ドラッグ&ドロップの簡単操作で編集できるため、デザイン初心者でもつまづくことなくチラシ製作を進めることが可能です。

デザインAC

出典:デザインAC

デザインACも学習塾のチラシをデザインするうえで役立つツールです。Canvaと同じく、Webブラウザ上の直感的な操作でテンプレートを編集することができます。

またデザインACでは、イラストのフリー素材「イラストAC」と、写真のフリー素材「写真AC」を利用できるのもポイント。塾の開業したてなど、どうしてもオリジナルの素材を用意できない際でも心強い味方となるでしょう。

Adobe Express(アドビエクスプレス)

出典:Adobe Express

Adobe Expressは、10万点以上のテンプレートが用意されており、高品質な写真や画像を提供するAdobe Stockと、数千以上のフォントを提供しているAdobe Fontsの利用も可能なツールです。ブラウザ版は通常のパソコンから利用ができ、アプリ版だとスマートフォンまたはタブレットにアプリをインストールすることで利用できます。

PhotoShopやIllustratorなどの定番クリエイティブツールを提供するAdobe社が提供していることもあり、こちらも学習塾のチラシ製作を進めるうえで強力なサポーターとなるでしょう。

パワポン

出典:パワポン

パワポンは、ネット印刷で有名なアスクルが提供しているチラシテンプレートサイトです。アスクルのネット印刷「パプリ」のパプリ会員へ登録(無料)することで、pptx形式(PowerPoint®)のテンプレートをダウンロードすることができます。

テンプレートは 1,590 点(学習塾以外も含む)と他のツールと比較すると多くはないものの、PowerPointでの編集に慣れている方であれば、十分選択肢に入るのではないでしょうか。

Pinterest(ピンタレスト)

出典:Pinterest

Pinterestは、学習塾のチラシデザインを考えるうえで、良いアイデアを提供してくれるアプリ・Webサイトです。たとえば、検索窓に「塾 チラシ」と打つだけで様々な学習塾のチラシデザインを閲覧することが可能です。

なかには目を見張る画期的なチラシもあるかもしれません。ただし、当たり前のことではありますが「そっくりそのまま文言や写真だけ入れ替える」といったテンプレートのような使い方はご法度です。あくまでアイデアを提供してくれるツールとして賢く利用しましょう。

塾の生徒を増やすならチラシ+αの対策も必要

塾の生徒を増やす、集客できるチラシを作りたいのなら、製作の流れやポイントを押さえたうえで、計画的に製作を進めていく必要があります。大手塾も含め、様々な強みを持った塾が乱立する現代において、「とりあえず大量のチラシを配布すれば良い」という考え方では勝ち目は薄いのです。

重要なのは、チラシの中身やデザインの質。届けるべきターゲットに対し、届けるべき言葉とデザインを届けられるかです。無料でコストかけずに利用できるテンプレートを利用し、賢く魅力的なチラシを作っていきましょう。

また、今回は学習塾のチラシについてフォーカスしましたが、しっかりと多くの保護者や生徒にリーチするためには、その他の集客方法も並行して取り組むのがおすすめです。現代はインターネットが普及し、オンライン上で塾を比較検討する人々も増えています。

ホームページやSNSといったWebを活用した集客方法も取り入れつつ、継続的に集客できる人気塾を目指しましょう。

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この記事を書いた人

いけだ
占いライターやエンタメコンテンツ大手のディレクター経験を経て、サングローブへ入社。前職ではメールマーケティングにて、月1億円以上の売上達成に貢献。現在は、SEOとダイレクトマーケティングの間で揺れている。

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