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集客力の高いチラシを作るには?反響率を上げるためのコツを紹介します!

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販促手段の1つとして、さまざまな業種で用いられているチラシ配布。Webの活用が主流になりつつある一方で、こうした古典的な手段も今なお高い集客効果を期待できます。

しかし、チラシによる集客はそう簡単なものではなく、ただ闇雲に配布するだけでは思い通りの成果を上げられません。

では、チラシの効果を最大限に引き上げるためには、具体的にどのような工夫を講じる必要があるのでしょうか。本記事では、集客効果の高いチラシの作り方や反響率を上げるためのポイントを紹介していきます。

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コツを押さえて集客力をアップ!反響率の高いチラシの作り方

まずは、チラシの基本的な作り方を紹介していきます。

Step1.企画を立てる
Step2.ラフを作成する
Step3.写真やイラストなどの素材を集める
Step4.チラシを制作する
Step5.チラシを印刷する

1つずつ解説していきます。

Step1.企画を立てる

制作に入る前に、まずはチラシの内容を決めていきましょう。

このときに重要なのは、読み手となる消費者の目線に立つことです。企業目線で売りたい商品やサービスの魅力をただ伝えるだけでは興味を持ってもらえない可能性が高いため、消費者に「このチラシは自分にとって有益である」と思ってもらえるような内容を意識してみましょう。

では、具体的な企画の立て方を以下の順に解説していきます。

・目的を明確にする
・ターゲットを決める
・チラシに盛り込む内容を整理する
・チラシの媒体と配布(配信)方法を決定する
・配布(配信)日時を決める
・配布(配信)エリアを検討する

詳しく見ていきましょう。

目的を明確にする

チラシ制作に限ったことではありませんが、どんな企画もまずは目指すべきゴールを明確にすることが重要です。目的や目標が曖昧な状態で進めてしまうと軸がブレやすくなってしまうため、「なぜチラシを配布するのか」という企画の核となる部分を明らかにしておきましょう。

ターゲットを設定する

目的・目標が明確になったら、ターゲットを設定していきましょう。

例えば、ファミリー層を狙うのか、単身者を狙うのか、などによってチラシの内容やデザインが変わってきます。年齢や性別だけでなく、居住形態や年収、家族構成なども細かく設定し、リアルな人物像(ペルソナ)を作り出すことで、より訴求力の高いメッセージを発信できるようになるため、誰に向けてアピールすれば目的を達成できるのか、じっくり検討してみてください。

チラシに盛り込む内容を整理する

訴求対象が決まったら、チラシに載せる内容を洗い出していきます。掲載する商品・サービスのリストアップはもちろん、各商品・サービスの付帯情報として何を記載するのかなど、詳細な部分までしっかり詰めておきましょう。

例えば、スーパーのチラシを制作する場合、掲載内容としては次のような項目が考えられます。

・タイトル
・キャッチコピー
・店舗名
・住所
・営業時間
・電話番号
・HPのURL
・商品名
・商品画像
・価格
・産地
・メーカー
・特売期間 など

また、その他にもクーポンや特典を付けたり、キャンペーンやイベント情報を載せたり、レシピ紹介ページへ飛ぶQRコードを盛り込んだり…と、店舗の基本データや商品以外の情報を表記することも考えられます。同じ業態であっても店舗ごとにさまざまな工夫がみられるため、何を盛り込むべきか迷ったときは、他店のチラシも参考にしながら、掲載内容を整理してみてください。

チラシの媒体と配布(配信)方法を決定する

これまでは紙のチラシが主流となってきましたが、近年ではオンラインでチラシを配信する「電子チラシ(デジタルチラシ)」も普及しつつあります。設定したターゲット層によって適切な媒体が異なるため、それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、訴求対象に届きやすい媒体を選ぶようにしましょう。

なお、電子チラシと紙のチラシの主な配布(配信)方法は次の通りです。

電子チラシの場合

電子チラシを配信する場合は、以下2通りの手段が考えられます。

・自社ホームページ
・電子チラシサービス

自社ホームページで発信する場合は、紙のチラシをPDF化して掲載するのが一般的です。ただアップロードするだけでは気づいてもらえない可能性があるため、SNSやメルマガなどを活用して積極的に情報を発信する必要はありますが、無料のサービスであれば費用はかからないので、コストを押さえたい企業にとって導入しやすい手法といえるでしょう。

一方、電子チラシサービスは利用するにあたって料金が発生するケースが多いですが、チラシを配信するほかに、セール情報をリアルタイムに発信できる機能や集計・分析機能といった便利機能が搭載されているケースが多いため、チラシにかかわる業務を効率化できます。名の知れたサービスであれば一定の集客力も期待できるため、店舗の認知度向上にも役立つでしょう。

紙チラシの場合

紙チラシの代表的な配布方法としては、以下の3つが挙げられます。

・折り込みチラシ
・ポスティング
・街頭配布

それぞれの特徴を簡単にお伝えすると、まず折込チラシは新聞購読者層に向けたアプローチとなるため、比較的購読率の高いシニア層をターゲットとしている企業に向いています。また、新聞に挟み込んで配布されることから、ほか2種類の手法に比べて信用性を得やすく、保存性に優れているという利点もあります。ただ、新聞未購読層には届きづらいため、購読率の低い若年層にアプローチしたい場合は別の手段を選択したほうがよいかもしれません。

各家庭のポストへ直接チラシを投函するポスティングは視認性が高く、取り出すときにほぼ必ず手に取ってもらえるため、内容次第では高い集客効果を期待できます。ただし、現在はポスティングを禁止としている地域や建物もあるため、実施する際は禁止エリアで配布しないよう細心の注意を払う必要があります。

通行人にチラシを手渡しできる街頭配布は、あらゆる年齢層の人にアプローチできるというメリットがあります。自社のスタッフに配布してもらうこともできるので比較的導入しやすい手法といえますが、受け取り率が低い傾向にあるため、試供品を同封するなど、成果を上げるためには何かしらの工夫が求められるでしょう。なお、一般歩道で配布を行う場合は、警察署へ許可申請を出す必要があるため、その点も注意が必要です。

配布(配信)日時

掲載内容が固まったら、チラシの配布(配信)日時を決めていきましょう。

一般的に、新聞折り込みチラシの場合は消費行動が活発になる土・日曜日に合わせて金・土曜日に、ポスティングの場合は朝刊や夕刊の配達時間帯を避けた午前7~8時頃、もしくは午後6時~7時頃に配られるケースが多いといわれています。

とはいえ、必ずしもこれらの曜日・時間帯で成果が出るというわけではなく、店舗の業態やチラシの媒体、配布方法などによって最適な日時は変わってくるため、最初から大きな成果を狙おうとせず、中・長期的な目線で改善を加えながら効果的な配布日を見極めてみてください。

配布(配信)エリアを検討する

配布日とともに検討しておきたいのが、チラシの配布(配信)エリアです。

どれだけ魅力的なチラシを制作できたとしても、ターゲットとなる消費者がいなければ最大限の効果を見込めないため、商圏分析の結果を踏まえたうえでエリアを決定するようにしましょう。

Step2.ラフを作成する

企画内容が固まったら、チラシのラフを作成していきましょう。

ちなみに、ラフとはイメージの概略図のことです。どの要素を、どの位置に、どれくらいの大きさで掲載するかなど、大まかな配置を下書きしておくことで、レイアウトや素材の変更が起こりにくくなり、デザイン制作をスムーズに進められるようになります。

その際に押さえておきたいポイントは3つ。

①実際に配布するチラシと同じサイズで作成する
②Zの法則を意識する
③文字や画像に大小のメリハリをつける

それぞれ簡単に解説していきます。

①実際に配布するチラシと同じサイズで作成する

ラフの作成は、手書きでもPCでもどちらでも構いませんが、いずれにしても実際に配布するチラシと同じ用紙サイズで作るようにしましょう。紙の大きさや縦横の比率が異なる用紙に書いてしまうと、デザインを制作する際にレイアウトが崩れてしまう可能性があるため、あらかじめ用意サイズを確定したうえでラフを作成するようにしてみてください。

②Zの法則を意識する

一般的に、人はチラシやポスターなどの紙媒体を見る際に「左上→右下→左下→右下」と、アルファベットの「Z」を描くように視線を動かす傾向にあり、この「Zの法則」と呼ばれる視線の法則に則ってレイアウトを組むことにより、効果的なデザインになるといわれています。

例えば、スーパーのチラシを制作する場合、相手に最も伝えたい情報(タイトルや目玉商品など)を左上に、興味を高めるための情報(特売品)を中央に、電話番号や住所などの店舗情報を右下に配置することで、興味誘因から購買行動までを戦略的にリードすることができます。

③文字や画像に大小のメリハリをつける

チラシに目を通してもらうためにはパッと見の印象も非常に重要です。同じサイズの文字や画像が単純に並べられているだけでは消費者の興味を引きづらいため、強くアピールしたい情報(タイトルやキャッチコピー、目玉商品、割引価格など)をほかの要素よりも大きく配置するなど、文字や画像に大小のメリハリをつけて、インパクトのある紙面を目指しましょう。

Step3.写真やイラストなどの素材を集める

ラフが完成したら、画像やイラストなどデザイン制作に必要な素材を準備していきます。

素材の集め方としては、新たに撮影・描画する方法とフリー素材サイトでイメージ画像を入手する方法の主に2通りが考えられますが、後者の中には営利目的で利用できないものもあるため注意が必要です。商用利用が禁止されていたり、クレジット表記が必須だったり…と、利用するにあたって条件を設けられているケースも多いため、掲載前に必ず利用規約を確認し、著作権を侵害しないよう細心の注意を払いましょう。

Step4.チラシを制作する

必要な素材が揃ったら、Step3で作成したラフをもとにデザインを制作していきましょう。

なお、チラシ制作に活用できるツールとしては、次の3種類が考えられます。

・デザイン専用ソフト(例:Adobe Illustrator、Adobe InDesign)
・オフィスソフト(例:Microsoft Word、Microsoft PowerPoint、Google ドキュメント)
・Webサービス(例:Canva、Picky-Pics、designAC)

人によって最適なツールは異なりますが、チラシ制作が初めての場合は、シンプルな操作でだれでも簡単に高クオリティなデザインを制作できるWebサービスを利用するのがよいかもしれません。チラシ用のテンプレートが用意されているケースも多いので、初心者でもプロ顔負けのデザインに仕上げられますよ。

Step5.チラシを印刷する

チラシのデザインが確定したら、いつでも配布できるよう印刷して保管しておきましょう。

なお、チラシで用いられる代表的な用紙としては、「光沢紙(コート紙)」、「マット紙」、「普通紙(上質紙)」などが挙げられます。それぞれにメリット・デメリットがあり、目的によって適切な用紙が異なるため、テスト印刷で仕上がりを確認したうえで理想に近いものを選んでみてください。

また、印刷方法としては、印刷会社に依頼するほかに、業務用のプリンターやコンビニのコピー機で印刷するという手段も考えられます。大量印刷を予定している場合は外部に発注したほうがよいかもしれませんが、枚数が少ない場合は自分で印刷してしまったほうが早い場合もあるので、枚数や自社の設備などを踏まえたうえで、印刷方法を検討してみてはいかがでしょうか。

ひと工夫で差が出る!チラシの効果を最大化するための3つのポイント

最後に、チラシの効果を高めるためのポイントを3つ紹介していきます。

①実績など具体的な数字を入れる
②お客様の声を載せる
③来店意欲を掻き立てるような仕掛けを盛り込む

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①実績など具体的な数字を入れる

「実績数1,000件以上!」や「総販売数100万個!」など、キャッチコピーに具体的な数字が明記されているチラシを見かけることも多いと思いますが、これはチラシの訴求効果を上げるためのテクニックの1つです。

例えば、「短期間で偏差値UP!」と書かれたチラシと「たったの半年で偏差値が平均14.8もUP!」と書かれたチラシを受け取った場合、多くの人は具体性と客観性のある後者の塾に魅力を感じるのではないでしょうか。

この例のように、抽象的な表現と具体的な表現では説得力に大きな差が生じるため、キャッチコピーなどで実績をアピールしたい場合は、数値や数量などを用いてその効果を伝えるようにしましょう。

②お客様の声を載せる

どれだけ魅力的なキャッチコピーや商品・サービスが掲載されていたとしても、書かれていることが本当なのか嘘なのかわからない状態では、消費者の信頼を勝ち取ることはできません。

そこで、情報の信憑性を高めるための手段として有効とされているのが、口コミやお客様の声といった第三者の評価です。どのような悩みを抱いていて、結果的にどのような成果を得られたのかなど、実在する顧客の生の声を載せることにより、消費者の不安を解消することができるため、購入・来店といったコンバージョンにつながりやすくなります。

顔写真や名前、年齢などを掲載できれば、その効果をより高めることができるため、情報の説得力を増したい場合はコメントとともに属性も載せられるよう顧客に掛け合ってみてはいかがでしょうか。

③来店意欲を掻き立てるような仕掛けを盛り込む

反響率を高めるうえでは、チラシを受け取った人が実際に購買行動へ移したくなるような仕掛けづくりが欠かせません。

例えば、チラシに割引券やクーポンをつけたり、「先着○○様限定!」や「先着○○様に限り半額!」といった限定表現を加えたり…と、チラシを受け取った人がお得感や特別感を得られるような要素を盛り込むことで、効果的に購買意欲を搔き立てることができるでしょう。

効果検証を繰り返して集客力の高いチラシを目指そう!

ここまで、反響率の高いチラシの作り方について解説してきましたが、何よりも重要なことは施策の効果を検証し、改善を続けていくことです。その店舗の業態や配布する地域などによって効果的なチラシの条件は異なり、一般的な傾向がすべての店舗に当てはまるとは限らないため、継続的にPDCAを回して、施策の内容をブラッシュアップしていきましょう。

ちなみに、チラシの反響率は次の計算式によって求めることができます。

チラシの反響率(%)=反響数÷配布枚数×100

一般的な反響率は「0.01%~0.3%」といわれており、これを下回るようであればチラシの内容や配布方法などに何かしらの問題がある可能性が高いです。とはいえ、前項で紹介したようなちょっとした工夫で数値が改善する可能性も十分に考えられるため、一度きりの配布で判断してしまうのではなく、反響率が低い原因を特定して根気強く改善を加えていきましょう。

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この記事を書いた人

ながた
編集プロダクションで旅行ガイドブックの取材・制作に携わった後、Webライターの道へ。お酒と激辛料理をこよなく愛するインドア派。シーズン中はもっぱら野球観戦。

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