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店舗集客は戦略的に!増客につながる手法12選を成功事例とともに紹介

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店舗経営を安定的に続けるためには、集客力の強化が欠かせません。しかし、世の中には多種多様な集客方法が存在するため、自社にとって最適な手法はどれなのか、そして、どのような戦略を講じるべきなのか、日々頭を悩ませている担当者の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、店舗集客を成功させるためのポイントを押さえたうえで、代表的な手法12選を紹介していきます。それぞれの特徴を成功事例とともに詳しく解説しているので、ぜひ集客施策を考案する際の参考にしてみてください。

店舗集客を成功へ導くための5つのポイント

まずは、店舗集客の施策を立案・実施する際に意識しておきたいポイントを5つ紹介します。

①商圏範囲を特定する
②顧客ターゲットを明確にする
③ターゲット層に合った手法を選択する
④複数の手法を組み合わせて展開する
⑤定期的に分析・改善を行う

詳しく見ていきましょう。

①商圏範囲を特定する

実店舗の集客において、まず重要なのは自店舗の商圏範囲を見極めることです。

ちなみに「商圏」とは、その店舗への来店が見込める地理的な範囲のこと。簡単にいうと、「その店舗が集客できる範囲」のことを指します。取り扱う商品・サービスや規模、立地などによってその範囲は異なりますが、一般的にリーズナブルかつ購入頻度の高い商品・サービスを扱う店舗は商圏が狭く、高額かつ利用頻度の低い商品・サービスを扱う店舗は商圏が広い傾向にあるといわれています。

具体例を挙げると、例えば日常的に利用するスーパーの場合、多くの人は徒歩でも通えるような近場の店舗を選ぶのではないでしょうか。何かこだわりがあれば別ですが、わざわざ電車に乗って遠くの店舗まで出向く人は少ないでしょう。このように商圏範囲が限られている場合、主なターゲットは近隣の住民になるため、新聞折り込みチラシやポスティングなど、彼らに直接届くような施策を講じたほうが効果を発揮する可能性が高いです。

一方、温泉旅館やテーマパークなど、たまにしか行けないような施設は、どれだけ遠くても足を運ぶ人がたくさんいます。こうした施設は商圏範囲が特に限定されていないため、SNSやWeb広告など広い範囲に情報を発信できるようなオンラインの施策が効果的といえるでしょう。

この例のように、実店舗の集客は、その商圏範囲によって最適な施策が変わってきます。特に、商圏範囲が狭い店舗の場合は、圏外の消費者にアプローチしても集客につながらない可能性が高いため、自店舗の狙うべきエリアはどこなのか、まずはその範囲を特定しておきましょう。

②顧客ターゲットを明確にする

効率よく集客を行うためには、ターゲット設定が非常に重要です。訴求対象が曖昧な状態では施策全体にブレが生じてしまうため、商圏範囲を定めたら、圏内の居住者属性(年齢別人口、世帯構成、年収など)や自店舗で取り扱っている商品・サービスとの相性などを考慮したうえで、狙うべきターゲット層を明確にしていきましょう。

また、このときに忘れてはいけないのが、意思決定者の存在です。例えば、データ上は若年層が多い地域だとしても、彼らが家族と同居している場合は購買の決定権が親にある可能性があります。こうした状況下においては、若年層向けの施策を講じても思うような成果にはつながらない可能性が高いため、最終的にだれが購買の可否を決めるのかまでしっかり考慮しておきましょう。

③ターゲット層に合った手法を選択する

ターゲットが決まったら、具体的な戦略を練っていきましょう。

このときに大切なのは、訴求対象に合った手法を選択することです。後ほど詳しく紹介しますが、店舗集客の手法にはさまざまな種類があり、それぞれ特性が異なります。ターゲットと相性の悪い媒体を選んでしまうと、その媒体がもつ最大限の効果が発揮されないため、集客方法を決める際は、自店のターゲット層に届きやすいものを選択するようにしましょう。

④複数の手法を組み合わせて展開する

集客効果を高めるための有効な手段として、複数の手法を組み合わせて展開するという方法があります。戦略もなしにアレもコレもと手をつけてしまうとかえって非効率になってしまう恐れがありますが、複数の媒体を活用するということは、それだけ流入の窓口も増えるということなので、しっかりとした戦略のもとに実践すれば、集客力を強化できる可能性が高いです。

⑤定期的に分析・改善を行う

どれだけ綿密に戦略を練っていたとしても、それが必ずしも成果につながるとは限りません。また、最初は順調なスタートが切れたとしても、周辺の環境や顧客のニーズの変化などによって、徐々に客足が伸び悩んでしまうこともあります。そのため、一度施策を実行したら、そこで終わってしまうのではなく、定期的に分析し、より良い成果につなげられるよう根気強く改善していきましょう。

今や販促活動に欠かせない!オンラインでの店舗集客手法7選&成功事例

ここからは、代表的な店舗集客の手法をメリット・デメリットともに紹介していきます。

まずは、オンラインの手法から見ていきましょう。

・HPやブログを運営する
・ポータルサイトに掲載する
・Google ビジネス プロフィール(旧:Googleマイビジネス)に登録する
・SNSを活用する
・自社アプリを開発する
・電子チラシ(デジタルチラシ)を配信する
・Web広告を出稿する

では、1つずつ解説していきます。

HPやブログを運営する

<メリット>
・店舗の情報を詳しく掲載できる
・ユーザーに安心感や信頼感を与えられる
・検索上位に表示されれば安定的な集客が見込める
<デメリット>
・導入費用やランニングコストが発生する
・専門的な知識とノウハウが求められる
・効果が出るまでに時間と労力がかかる

インターネットが普及し、だれでも簡単に情報を手に入れられる現代において、HPおよびブログの運営はもはや必要不可欠といっても過言ではありません。

インターネット上に情報を発信する手段として、HP以外にSNSやポータルサイトといった選択肢もありますが、これらの媒体はどうしても掲載できる情報に限りがあるため、自店舗の強みを伝えきれない場合があります。その点、HPは自由度が高く、伝えたい情報を余すことなく盛り込めるため、他媒体では表しきれないような細かいニュアンスまで的確に表現できる可能性が高いです。消費者にとって魅力的なコンテンツを発信し続けることで、企業としての信頼性も増すため、多少の費用をかけてでも制作するメリットは大きいといえるでしょう。

ただし、HPは制作するだけで増客を実現できるわけではありません。検索エンジンからの流入を増やすには自店のHPを検索結果の上位に表示させるための施策、いわゆる「SEO(検索エンジン最適化)対策」への取り組みが必須であり、上位表示されないことには検索流入も見込めないため、成果が出るまでにはそれなりの時間と手間を要することを念頭に置いておきましょう。

成功事例

千葉県に店舗を構える某パーソナルトレーニングジムは、SEOを考慮したHPにリニューアルしたところ、Google検索で見事1位を獲得。それまで伸び悩んでいた問い合わせ件数が増加し、平均して週に4~5件の問い合わせが来るようになったそうです。

(参照:サングローブ株式会社「パーソナルジムターゲット仁 様インタビュー」

Google ビジネス プロフィール(旧:Googleマイビジネス)に登録する

<メリット>
・無料で登録できる
・検索ユーザーの目に留まりやすい
・来店見込みの高いユーザーにアプローチできる
<デメリット>
・上位表示されるとは限らない
・悪質な口コミが投稿される可能性がある
・MEO(マップエンジン最適化)の知識が求められる

「Google ビジネス プロフィール(旧:Googleマイビジネス)」とは、Googleの検索結果やGoogleマップに表示される情報を店側で登録・管理できるサービスです。店舗名・所在地・営業時間・電話番号・URL・メニュー画像など、店舗の基本情報をあらかじめ登録しておくと、店舗名もしくは自店に関連性のある検索がなされた際に、その情報が検索結果に表示されるようになります。

高い集客効果を得るためには、上位表示されるための施策「MEO(マップエンジン最適化)対策」を講じる必要がありますが、無料で利用できるうえに、検索結果にヒットする可能性も高まるため、業種を問わず登録しておいて損はないでしょう。

成功事例

都内にある某寿司店は、認知度向上のために「Google マイビジネス」を活用しています。店舗情報を登録するだけでなく、その日の仕入れやネタに関する情報を写真とともにアップロードし続けた結果、ユーザーとの交流が活性化し、フォロワー数の増加につながったそうです。

(参照:Google Japan「Google マイビジネス 活用事例:鮨まるふく様」

SNSを活用する

<メリット>
・ツールによっては無料で利用できる
・消費者と双方向にコミュニケーションがとれる
・拡散力が高い
<デメリット>
・炎上のリスクが伴う
・成果が出るまでに時間がかかる

SNSをうまく活用できれば、コストを抑えて効果的に集客することができます。フォロワー数が増えなければ成果につながらないため、長期的な運用を見据える必要ありますが、商品に関する情報やセール情報を発信して認知度の向上を図ったり、顧客との関係地を高めて自店のファンを育成したり、さまざまな目的に活用できるので、ぜひ集客施策に取り入れてみてください。

なお、集客に利用できる代表的なSNSとしては、「Facebook」「Twitter」「Instagram」「LINE公式アカウント」などが挙げられます。それぞれのSNSによって特性が異なるため、自店舗と相性の良いサービスを利用するようにしましょう。

成功事例

全国17の都道府県に店舗を展開している某カラオケ店は、深夜帯の集客を課題としていました。そこで、SNSアカウントの運用を開始し、SNSを通じて深夜利用を促進するためのお得なクーポンを配信したところ、深夜営業に関する認知を拡大することに成功。結果的に深夜帯の月間来店者数が前年比160%を記録したそうです。

(参照:LINE for Business「事例|深夜帯の来店数が昨年対比160%!タイムラインを利用したカラオケ店の活用事例」

ポータルサイトに掲載する

<メリット>
・認知拡大につながる
・来店確度の高いユーザーに訴求できる
<デメリット>
・掲載費用が発生するケースが多い
・自店の情報が埋もれてしまう可能性がある

特定の分野・ジャンルに特化した情報が集約されている専門型ポータルサイトを活用するのも、代表的な店舗集客手法の1つです。

例えば、「食べログ」や「ぐるなび」、「ホットペッパービューティー」といった代表的なポータルサイトは、すでに一定の集客力を有しているため、自店の情報を掲載しておけば、その存在を知ってもらうきっかけになります。他店と同条件で掲載されるため、ユーザーの目に留まるような工夫は欠かせませんが、運用次第では認知度および来店者数を大幅に向上させることができるでしょう。

成功事例

他店との差別化および客単価に課題を抱えていた某プライベートネイルサロンは、ポータルサイトへの掲載をきっかけに新規顧客が大幅アップ。客単価は下がったものの、リピーターの育成に成功し、売上増を実現しています。

(参照:チーム・チャンネル「ホットペッパービューティー掲載の成功例」

自社アプリを開発する

<メリット>
・プッシュ通知機能を使って情報を発信できる
・スタンプカードやポイントカードを電子化できる
・顧客満足度の向上につながる
<デメリット>
・ダウンロードの手間がかかる
・アプリの開発・運用コストが発生する

主にリピーターを増やす手段として有効なのが、集客に特化したスマートフォンアプリの制作です。

近年では初心者でも手軽にアプリを開発できるようなプラットフォームも登場しており、こうしたサービスを活用すれば、だれでも簡単に自社専用のスマホアプリを作成できます。プッシュ通知機能を使ってクーポンを配信したり、スタンプカードをオンライン化して来店回数に応じて特典を用意したり…と、再来店を促進できるような施策を講じてファンを増やせれば、安定した集客が見込めるでしょう。

成功事例

広島県に拠点を構える某スイーツパン専門店は、ファンを獲得するための施策として自社アプリを制作。プッシュ通知により再来店するリピーターが増加し、見事ファンの醸成に成功したそうです。

(参照:Yappli「導入事例|ファンのためのアプリオムニチャネル化を促進」

電子チラシ(デジタルチラシ)を配信する

<メリット>
・手間やコストを削減できる
・配布エリアが限られない
・新聞未購読者にも情報を届けられる
<デメリット>
・掲載費用が発生する
・電子チラシを利用しない層にアプローチできない

「チラシ」と聞くと、新聞の折り込みや街頭配布などで目にする「紙のチラシ」を連想する人も多いかもしれませんが、近年ではインターネット上で閲覧できる「電子チラシ(デジタルチラシ)」も一般化しつつあります。

紙と電子それぞれにメリットとデメリットがあるため、一概にどちらが良いとは言い切れませんが、電子チラシを導入すれば、印刷費をかけることなく新聞未購読者層にもアプローチすることができます。サービスによっては、特売情報やタイムセールなどの情報をタイムリーに通知できるので、来店を促すためのツールとしても活用できるでしょう。

成功事例

関西圏に複数の店舗を持つ某スーパーマーケットは、電子チラシサービスの導入をきっかけに来店者数を30%増加させることに成功。店舗情報をリアルタイムに投稿できるタイムライン機能など、オンラインならではの機能も駆使して集客力を強化しています。

(参照:Shufoo!「導入事例|フードネットマート_来店率が30%アップ! 業務負担を軽くし、売上をUPさせるデジタル戦略 」

Web広告を出稿する

<メリット>
・即効性が高く短期間で効果を得やすい
・ターゲットを細かく設定できる
・少額で出稿することが可能
<デメリット>
・広告費用が発生する
・遷移先のHPやLPを用意する必要がある
・Webマーケティングの知識が求められる

即効性を重視するのであれば、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告といったWeb広告を出稿するのも1つの手です。

上記で紹介したような手法はどれも一朝一夕で効果が出るものではなく、成果につなげるためにはそれなりの時間を要しますが、Web広告を出稿すれば一時的にでも露出を増やせるため、短期間で認知を拡大できる可能性があります。広告掲載には費用が発生するため、ある程度の予算を確保しておく必要はありますが、うまく運用できれば高い集客効果を期待できるでしょう。

成功事例

千葉県にある某宝飾店は、新規顧客の減少をきっかけにリスティング広告を出稿。その結果、予約件数が大幅に回復し、来店者数が前年比5割増を達成したそうです。

(参照:Yahoo!広告「事例|検索広告をご活用いただき店舗への集客が2倍に増えました」

対象地域へピンポイントでアピール!オフラインでの店舗集客手法5選&成功事例

続いて、オフラインの手法を確認していきましょう。

・折り込みチラシを配布する
・ポスティングを行う
・DM(ダイレクトメッセージ)を送付する
・看板でアピールする
・イベントを開催する

それぞれ解説していきます。

折り込みチラシを配布する

<メリット>
・来店角度の高い店舗近隣の住民に訴求しやすい
<デメリット>
・新聞未購読層にアプローチできない

新聞の折り込みチラシは、オフライン集客の代表的な手法の1つです。

新聞購読率が減っているとはいえ、その実施率は依然高い水準を保っており、2021年10月に公表された「2021年 スーパーマーケット年次統計調査 報告書」によると、国内にスーパーマーケットを保有する企業(921社)のうち、90.3%が新聞折り込みチラシを「発行している」と回答しています。これはあくまでもスーパーマーケットを対象にした調査ですが、この調査結果から今なお多くの企業が新聞折り込みチラシの必要性を感じていることが見て取れます。

(参照:全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会「2021年スーパーマーケット年次統計調査」

もちろん、業種によって向き不向きはありますが、商圏内に新聞を購読している世帯が多い場合は、1つの選択肢として検討してみてもよいのではないでしょうか。

成功事例

仏壇・墓石を扱う某企業は、展示会を開催するにあたりイベント告知チラシを配布しました。にぎやかさと安心感を与えるビジュアルで来場の敷居を下げるなど、デザイン面にも工夫を凝らした結果、200組を超える来場者の呼び込みに成功しています。

(参照:売れるチラシ研究所「チラシ成功事例|イベント集客チラシで来場者数4倍の成功事例」

ポスティングを行う

<メリット>
・視認性が高い
・配布エリアを細かく設定できる
・比較的低コストで実施できる
<デメリット>
・ポスティング禁止の地域や建物がある
・読む前に捨てられてしまう可能性がある

地域密着型の店舗の場合は、チラシやハガキなどを直接ポストへ投函する「ポスティング」も有効とされています。

なかには、ポスティング禁止の地域や建物もあるため、トラブルに発展しないよう細心の注意を払う必要はありますが、ポストへ投函された書類は取り出す際にほぼ必ず受取人の目に触れるため、消費者の興味を引けるような内容になっていれば、全体に目を通してもらえる可能性が高いです。クーポン付きのチラシを配布するなど、お得感のあるキャンペーンも実施すれば、その効果をさらに高められるでしょう。

成功事例

開業20年を超える某学習塾は、新規顧客を獲得するための施策としてポスティングを実施。新規流入者の多い地域および通塾圏かつファミリー層の多い地域に向けて、塾の伝統と実力をアピールできるようなチラシを配布したところ、春先の段階で問い合わせ・体験申し込みの数が前年比220%にまで増加したそうです。

(参照:ポスティング.com「成功事例と集客効果|ポスティングチラシで生徒を呼び込む!塾・英会話スクールの成功事例」

DM(ダイレクトメッセージ)を送付する

<メリット>
・顧客情報からターゲットを選定してピンポイントでアプローチできる
・インターネットを利用しない層にも訴求できる
・デザインの自由度が高い
<デメリット>
・時間的・金銭的なコストが高い
・受取人の住所が変更された場合は届かない可能性がある

顧客の住所を把握できている場合は、DM(ダイレクトメッセージ)の送付も効果的です。

不特定多数の相手に配布する折り込みチラシやポスティングとは違い、DMはすでに接点のある顧客に向けて広告物を送付するため、前者よりも高いレスポンス率が期待できます。「誕生月は全品〇%OFF!」など顧客ごとに個別のメッセージで再来店を促することもできるため、運用次第ではリピーターの育成にもつながるでしょう。

成功事例

関東地方を中心に店舗を展開する某スーパーマーケットは、休眠顧客の掘り起こしを目的としたDMを配布。ポイント失効を切り口にDMと電話でカムバックを促した結果、DM送付者の再来店率がDM未送付者に比べて約19%アップしたそうです

(参照:FUSION株式会社「受賞実績|DMと電話の併用で、離反会員の再来店率約19%アップ-いなげや様」

看板でアピールする

<メリット>
・不特定多数の人にアプローチできる
・店舗の存在を知らせることができる
<デメリット>
・掲載できる情報が限られている
・店舗が多い場合は他店の看板に埋もれてしまう可能性がある

道行く人々に店舗の存在を認識してもらうためには、看板の設置が欠かせません。どんなに魅力的な商品・サービスを提供していても、店内が見えにくかったり、メニューや価格帯がわからなかったりすると入店するのを躊躇してしまう恐れがあるため、自店に興味を持ってもらえるような情報を看板に掲示して、通行人に向けて積極的にアピールしていきましょう。

なお、看板には、壁面看板やスタンド看板、デジタルサイネージ、野立て看板など、さまざまな種類が存在します。それぞれ特性が異なるため、自店の課題や看板を設置する目的などを整理したうえで、効果の見込める看板を選ぶようにしましょう。

成功事例

和歌山県に店舗を構える某家具雑貨店は、奥まった立地に店舗があることから集客に苦しんでいました。そこで、店舗の存在を示すために、ドライバーの目にとまりやすい交差点近くに野立て看板を設置。結果として、広告を出した翌週には平日の来店者数が1.2倍に増加したそうです。

(参照:メイク広告株式会社「【MOC FURNITURE様】大型店舗の影響で、大通りから見えなくなったお店を野立て看板でアピール!」

イベントを開催する

<メリット>
・顧客の来店意欲を掻き立てられる
・顧客と直接コミュニケーションが取れる
・ファンを育成できる
<デメリット>
・事前準備に時間がかかる
・続けていくうちにマンネリ化してしまう可能性がある

来店動機につながる有効な取り組みの1つに店舗イベントの開催があります。例えば、平日限定のお得なキャンペーンを用意したり、「開店〇周年記念!」と銘打って期間限定の割引セールを実施したり、ハロウィンやクリスマスといった季節のイベントを開催したり。継続的に取り組むにはマンネリ化しないような工夫が必要ですが、消費者のニーズをくみ取って来店意欲を掻き立てられるようなイベントを企画できれば、新規顧客の獲得や休眠顧客の掘り起こしにつなげられるでしょう。

成功事例

地域に根差した店舗運営を目指している某自動車ディーラーでは、近隣の絵画教室と連携して未就学児から小学校低学年までの子どもを対象とした絵画展を実施し、集客に成功しています。

子どもたちの描いた絵を展示したり、事前に収録した子どもたちへのインタービュー動画を放映したり…と、家族で楽しめるようなイベントを企画し、地域の若年層家族を招待した結果、祖父母とともに来店する人が続出し、商談や試乗車の予約につながったそうです。

(参照:デジタルプロモーション株式会社「事例紹介|横浜トヨペット様」

自店に合った戦略で集客数&売上アップを目指そう!

インターネットの普及によりデジタル化が進み、店舗集客の手法も多様性を増しています。これまではチラシや看板などアナログの手法だけでも客足を伸ばせたかもしれませんが、インターネットによる情報収集が一般化した現代においてはWebの活用も不可欠であり、その組み合わせも多岐にわたるため、自店に合った戦略を構築するためには、考えられる可能性を1つずつ試していくほかありません。

そのため、まずは人が集まらない原因はどこにあるのか、現時点での課題や自店を取り巻く環境などを分析し、現状把握から始めてみてください。そして、課題が明確になったら、各手法のメリット・デメリットを踏まえたうえで、それを解決できるような戦略を立案してみましょう。最初から成果を出すことは難しいかもしれませんが、根気強くPDCAを回していけば、自店に合った方法が確立されていくはずです。

また、前半でもお伝えしたように、集客に成功し経営が軌道に乗ったとしても、それが継続的に続くとは限りません。消費者のニーズは流動的なものであり、安定的に集客するためには、そのニーズに応えていく必要があります。そのため、どうすれば効果が上がるのかを常に考え、状況に応じて柔軟に軌道修正しながら、いつの時代でも安定して集客できるような店舗を目指していきましょう。

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この記事を書いた人

永多美彩
編集プロダクションで旅行ガイドブックの取材・制作に携わった後、Webライターの道へ。お酒と激辛料理をこよなく愛するインドア派。シーズン中はもっぱら野球観戦。

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