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SNSとは?利用するメリット・デメリットや代表的なSNSを一覧で紹介

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SNSとは、登録したユーザー同士がネット上で交流できるサービスです。スマートフォンやパソコンがあれば、基本無料で利用できるので使っている人は多いです。国民の70%以上が利用していると言っても過言ではありません。

ですが、なんとなく使っているSNSの仕組みやメリット・デメリットをはっきりと把握している人は少ないのではないでしょうか。

そこで本記事では、SNSとは何か、どんな仕組みでどれほど社会的に影響を与えたのかを解説します。利用するメリット・デメリットや代表的なSNSについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

SNSとは?

SNSとはのイメージ画像

SNSとはソーシャルネットワーキングサービスの略で、インターネット上で登録したユーザー同士が交流するWebサービスです。友人や同じ趣味・職種などの仲間と繋がれるので、交流の場として活用できます。

個人の日記・つぶやきの場だけでなく、企業のマーケティングの場としても活用できます。商品紹介やイベント情報の発信はもちろん、広告運用も可能です。

ほとんどのSNSが、電話番号やメールアドレスの登録のみでアカウント作成ができます。気軽に始められるのも魅力の1つです。

SNSの仕組み

多くのSNSでは、登録したアカウントで自分のマイページを持ちます。そのマイページでプロフィールを編集・公開したり、思いついた文章や日記を投稿します。投稿した内容に、訪問したほかユーザーがコメントやいいね(スタンプなど)で反応し、コミュニケーションをとる仕組みです。

SNSの中には、公開範囲を限定できるものもあります。自分が気になっている人や仲が良くなった人のみとのコミュニケーションも可能です。

SNSの主な機能

SNSの主な機能をまとめてみました。基本的には自信の投稿、閲覧者のリアクションで構成されています。

  • プロフィール作成
  • 投稿(文章・画像・動画・配信など)
  • リアクション(コメント・スタンプなど)
  • 共有・引用
  • ダイレクトメッセージ
  • グループ作成
  • 音声通話

上記の機能はあくまでも代表的なものだけです。独自のSNSであれば、オリジナルの機能が備わっているケースが多いです。

SNSの普及による社会的影響

今やSNSは、私たちの生活と切っては切れない存在です。そんなSNSの普及による社会的な影響は計り知れません。

その1つが「情報網」です。ニュースやイベントなどの最新情報はもちろん、災害時の連絡手段や紛失物の捜索、今現在困っていることのヘルプなど、様々な情報を入手できます。その反面、「個人情報漏洩」「誤情報の拡散」「身に覚えがない誹謗中傷」などの社会的な問題も付きまとってきます。

ほかにも「ビジネス活用」としての影響があります。企業のサービス紹介やアフターフォロー、芸能人やインフルエンサーの広報活動にも役立ちます。ネット上で繋がるからこそ距離が近いことが、ユーザーニーズにマッチしたのではないでしょうか。

SNSを使うメリット

SNSを使うメリットのイメージ画像

なんとなく使っていることが多いSNSですが、実はメリットが多いんです。自身の承認欲求を満たすだけでなく、情報収集や交友関係を広げるなどにも活用できます。以下に、大まかなメリットをまとめました。

  • 気軽に情報発信ができる
  • 興味関心がある情報を収集できる
  • 海外の情報も収集しやすい
  • 情報のスピードが速い
  • 交友関係が広くなる
  • ビジネスでも活用できる

メリットを1つずつ簡単に解説していきます。

気軽に情報発信ができる

SNSはアカウント登録さえしてしまえば、誰でも情報発信が可能です。気軽に使えるのでスマートフォンが普及したと同時に、急速に普及したのにはうなずけます。

また、情報の拡散やリアクションも容易にできるのもメリットと言えます。

興味関心がある情報を収集できる

SNSは個人から企業まで利用しています。アニメ・ゲーム・アイドルなどのサブカルはもちろん、政治・経済・ITなどのニュースなど、いろんな情報があるので収集しやすいです。

調べたい単語を検索したり、関連があるアカウントをフォローするだけで簡単に情報を手に入れれます。まさに、知りたいことだけ知りたいときにSNSが丁度良いのです。

海外の情報も収集しやすい

Twitter、Instagram、YouTubeなどのSNSは、海外でも多く利用されています。日本国内だけでなく、海外の情報もいち早くゲットできます。有名なSNSの場合は、翻訳機能が搭載されていることが多く、外国語がわからなくても理解できる点もメリットです。

情報のスピードが速い

SNSにある情報はリアルタイムで更新されます。ニュース速報並みのスピードで、最新情報をゲットできます。手元にスマートフォンがあれば、いつでもどこでも情報の確認が可能です。

交友関係が広くなる

SNSは本来、登録したユーザー同士が交流できるWebサービスです。同じ趣味や職種の仲間と繋がれるので、交友関係が広くなります。近年ではSNS関係の「オフ会」も多く、さらに交友関係の幅が広がるチャンスがあります。

ビジネスでも活用できる

SNSは企業のブランディングやマーケティングにも活用できます。企業アカウントを作成し、イベント情報や商品紹介を始めたり、ハッシュタグをつかってキャンペーンを行うなど、いろんな使い方があります。

「シャープ」や「タニタ」のように、あえて中の人を出してSNSを利用している企業もあるほどです。ユーザーにとっては、企業の活動が見えることが集客に繋がる可能性を上げています。

SNSを使うデメリット

SNSを使うデメリットのイメージ画像

メリットが多い反面、実はかなりリスクが大きいデメリットも潜んでいます。

  • 些細なことで個人情報が漏洩する
  • 誤情報の精査が面倒
  • 炎上・誹謗中傷のリスクが高い
  • 詐欺など事件に巻き込まれやすい

簡単に解説していきますが、デメリットを認識したうえで正しいSNSの使い方を意識しましょう。

些細なことで個人情報が漏洩する

投稿内容(文章・画像)から住所や職場が特定されたり、乗っ取りによる情報の抜き出しがされるなど、些細な事で個人情報が漏洩します。会社名を言わずに愚痴を書いたのに、後日怒られたという話を聞くほどです。

自撮り写真も要注意です。少し前に全国ニュースになったストーカー事件であったように、瞳に写った周りの景色から特定されるパターンもあります。

誤情報の精査が面倒

収益目的で、話題性のある情報を何度も投稿したり、誤情報を流す「インプレッションゾンビ」という人がいます。その情報が本当に正しいのかどうか公式サイトを確認したり、情報元を探し出すのが面倒に感じる人も少なくありません。

大地震の際の災害救助でも、関係ない人が間違った情報を流して救助が遅れたという話もあります。本当に情報が正しいのか、疑心暗鬼になりそうです。

炎上・誹謗中傷のリスクが高い

SNSは不特定多数の人が投稿を見ます。意見のすれ違いや疑問で、広く拡散されて「炎上」する懸念があります。そうすると、知らない人から誹謗中傷を受けたり、過去の投稿をあさられたりと心身ともに疲労してしまいます。

企業の場合は炎上すると、ブランドイメージが一瞬にしてなくなるうえ、不買運動が広がり売り上げが落ちるなどのリスクもあります。

詐欺など事件に巻き込まれやすい

振り込め詐欺・投資詐欺や、出会い系による不純行為・連れまわし、ストーカーなど、様々な事件に巻き込まれやすいのもSNSの危険なところです。ニュースなどで話題になっている闇バイトもSNSが関係しています。

顔が見えないSNSだからこそ、甘い言葉に騙されないよう自衛は必要です。犯罪に巻き込まれないためにも、SNSを利用するのであれば個人情報は出さない・怪しい人はブロックするなど対策してください。

SNSの主な種類と代表的なもの一覧

代表的なSNSを入れたスマホ画面

SNSのメリット・デメリットがわかったとことで、どんなものがあるのか解説していきます。SNSは大きく分けて以下の5種類に分類できます。

  • 文章投稿型SNS
  • 写真投稿型SNS
  • 動画投稿型SNS
  • ライブ・音声配信SNS
  • ビジネス特化型SNS

各SNSがどんなものなのかの解説とともに、代表的なSNSも紹介します。一覧で簡単にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

文章投稿型SNS

文章投稿型SNSとは、「文字(テキスト)」を主体として情報のやりとりを行うSNSです。アカウント登録すれば、いつでも投稿が可能なので最も利用されていると言えます。

名称 特徴
X(旧Twitter) 日本5大SNSの1つで、2024年1月時点でLINEに次ぐ月間アクティブユーザー数を誇る。10~50代と幅広い年齢層で使われている。拡散力が非常に強いのが特徴。
Facebook 日本5大SNSの1つで、実名登録制という変わったSNS。本名が出ているため、ビジネス利用として活用されるケースが多い。ユーザー層は30代がメイン。
LINE 日本5大SNSの1つで、国内で最も利用されているSNS。基本的に1対1でコミュニケーションをとるが、グループ作成も可能。ビジネスアカウントとして活用できる。
note ブログのように情報をまとめて発信できるSNS。無料公開と有料公開ができるので、セミナーの資料などの配布にも役に立つ。つぶやきや動画のシェアなども可能。
mixi 2004年に登場した日本のSNSの前身となる存在。同じ趣味の人と繋がるための日記風SNS。X(旧Twitter)の登場でユーザーが減ったが、Z世代に再び注目されている。

どのSNSもメインの文章だけではなく、画像や動画などの投稿も可能です。近状報告や同志と繋がるだけではなく、一種の連絡手段としても活用できます。

写真投稿型SNS

写真投稿型SNSは、「写真」を主体として発信するSNSです。文章なども投稿可能ですが、あくまでもメインは写真となります。

名称 特徴
Instagram 日本5大SNSの1つだが、海外ユーザーのほうが多い。24時間で消えるストーリーという特徴的な機能がある。ユーザー層は10~20代の女性が多い。
Snapchat 投稿が10秒で消えるという特徴的なSNS。メッセージやストーリは24時間までは保持される。投稿が消えるためSNS疲れを感じにくく、10~20代に人気が出ている。
RoomClip インテリア写真を共有するSNS。部屋のレイアウトを見てもらったり、おすすめのインテリアを紹介できる。部屋を片付けるきっかけになるので、賃貸暮らしの人に人気。
BeReal リアルな瞬間を共有するSNS。1日1回届く通知から2分以内にその場で写真を投稿するのでゲーム感覚で利用できる。映えを狙えないリアリティな写真が注目を浴びている。
Pinterest ネット上の画像を集めるツールです。公式曰く「未来の自分のためにアイディアを集めておくツール」とのことですが、一般的にはSNSとして浸透している。

画像投稿型SNSは、写真が主体なので言語の壁がなくグローバルな交流ができます。実際に、InstagramやSnapchatなどは日本よりもアメリカでの利用が多いほどです。

動画投稿型SNS

動画投稿型SNSは、「動画」の発信・視聴を主体としていて、交流よりも見てもらってリアクションをもらうことに特化しています。

名称 特徴
YouTube Googleが運営する動画投稿型SNS。現在は収益化できるため、年齢層関係なく利用ユーザーが多い。動画内容は何でもOKで、ゲームや料理実況、歌ってみたなど様々。
TikTok 日本5大SNSの1つで、短尺動画共有サービス。動画編集機能が簡単で、誰でも音楽に合わせた所とムービーを作れる。承認欲求を満たしたい10~20代に人気。
ニコニコ動画 コメントが動画上に流れるという、独特の動画共有SNSです。ボーカロイドや歌ってみた、MMDなどの発祥の地と言われていて、サブカルチャー色が強いのが特徴。

動画投稿型SNSは、ショートムービーを取り入れている企業の利用が増えています。文章や画像では伝えられないことを、映像として伝えられるからです。紹介した3つのSNSは登録ユーザー数が多いので、比較的集客で即効性が期待できます。

ライブ・音声配信SNS

ライブ・音声配信SNSは、動画投稿と似ていますがリアルタイムで配信者と視聴者がコミュニケーションをとります。アイドルやインフルエンサーなどの配信者との距離が近いのが特徴です。

名称 特徴
Spotify Live 音楽配信で有名なSpotifyが提供する、ライブ配信SNS。配信者が作ったルームでリアルタイム交流したり、バーチャルコンサートを配信・視聴できる。海外アーティストのライブも気軽に視聴可能。
17Live 台湾のライブ配信SNS。Vライバーの利用が多く、10~30代に人気。ほぼ毎日イベント開催をしているほど運営が活発。ライブを盛り上げるスコア機能が充実していて、視聴者との交流もしやすい。
Showroom アイドルやタレントの登録が多い、ライブ配信SNS。乃木坂46やNMB48などの人気どころの利用がある。視聴者のアバターがバーチャル空間の観客席に入る、体験型ライブが特徴。
Pococha DeNAが運営するライブ配信SNS。基本機能はすべて無料、ユーザーの監視・通報機能があって安心などの理由で、徐々に人気が出ている。独自の「ファミリー」機能で、リスナー同士の交流も可能。

ライブ・音声配信は、ライバーとなって知名度・収益を得たい人が多く使っています。有名になると企業案件の依頼がくるケースもあり、芸能関係の仕事を目指したい10~30代の利用が特に多いです。企業側のセミナーなどもライブ配信可能なので、導入を試みているところもあります。

ビジネス特化型SNS

ビジネス特化型SNSは、「ビジネス専用」です。広報や採用に使う社外型と、社員同士がコミュニケーションをとる社内型のSNSが主です。なお、XやInstagramなどのように公私ともに使えるSNSは、ビジネス特化型に当てはまりません。

名称 特徴
LinkedIn 世界最大級のビジネス特化型SNSで、採用に役立ちます。転職したいユーザーの登録は無料。プロフィールや職務経歴などを掲載することで、企業側に自分をアピールできるアプローチの場です。
Wantedly 20~30代のエンジニアが主に利用する、採用・転職系SNS。企業側からのスカウトが多く、自分で探すのが面倒な人に人気。スカウトの平均返信率は20%と、採用系の中では高めの数字を保持している。
Slack オンライン上で社内コミュニケーションをとれるSNS。送信した情報を編集できる機能がある。外部ツールとの連携可能で、Gmailなどの問い合わせフォームからの連絡も受け取れる。
WORKSTORY ベンチャー向けの社内報・お知らせが可能なビジネス特化型SNS。個人・チーム・部署・全社などに分けて情報を発信できる。コメントを書いてコミュニケーションを図ることも可能。

ビジネス特化型SNSは、ベンチャーやIT・Web企業が導入しているケースが多いです。上記で紹介した以外には、ChatworkやLINE WORKSなども当てはまります。どのSNSも、初めて使う人でも何となく利用できるので、導入しやすいのも大きな利点です。

SNSは上手く使えばビジネスに活かせる

SNSをビジネス利用しているイメージ画像

SNSの種類や代表的なものがわかったところで、実はまた別の2種類に分けられることを解説していきます。それは「フロー型(流れ)」「ストック型(蓄積)」です。この2つを上手く使い分ければ、ビジネスでSNSを使った際に成功しやすくなります。

フロー型は拡散力が強く広報に活かせる

フロー型SNSは、名前の通り流れていく情報を指します。X(旧Twitter)のように拡散力が強いので、広報活動に活かせます。

イベントやキャンペーン情報、商品紹介などをハッシュタグを付けて投稿し、ユーザーの目に留まるようにします。すると、気になったユーザーがほかのユーザーに拡散してくれます。これが繰り返されることで、不特定多数の人のタイムラインに表示されるようになるんです。

成功のコツは、ユーザーの興味を引くこと。目を引く画像を添付したり、わかりやすいキャッチコピーとつけることが大切です。半強制的に拡散をしてもらうなら「拡散してくれた人の中から抽選で〇名にプレゼント」のようなキャンペーンを同時開催するのもアリです。

ストック型は情報を蓄積できるのでブランディングに役立つ

ストック型SNSは、YouTubeやブログのように情報を蓄積できます。採用のためのオフィス内動画や、作業マニュアルなど、必要な情報をためておくことで「この企業は知りたい情報がある」とブランディングできます。

ストック型は瞬間的な拡散を目的としていないので、長期的な戦略に最も効果を発揮します。コンテンツを見直したり、蓄積させている情報の整理をマメに行いましょう。

気軽に始められるSNSは公私ともに欠かせない存在

公私ともにSNSを使うイメージ画像

気軽に始められるSNSは公私ともに欠かせない存在です。今や私たちの生活の1部になっているとも言えます。テレビや新聞で見ていたニュースも、SNSを使えばいつでもどこでも確認できます。友人と連絡を取りたいときも、SNSを使えばすぐです。

ビジネスでも、アカウントを作成してしまえば低コストで広報活動が可能です。まさに、画期的なツールです。

ただし、使い方を間違えたりリスクを把握しておかないと、とんでもないことになる可能性があります。気軽に使えるものだからこそ、理解を深めて正しく活用しましょう。

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この記事を書いた人

おさだ
不動産業界メディアの編集長を5年以上務めたのち、サングローブに入社。前職以外では、旅行・登山などアウトドア系の記事経験もあり。とにかく記事を書くことが大好きです。

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