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【Chatwork vs. Slack】ビジネス利用するなら?違いを検証・比較!

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今やビジネスの場にチャットサービスは欠かせません。特にコロナ禍以降は働き方の幅も広がり、オフィスだけでなく自宅やカフェ、遠方で仕事を行うことも珍しくなくなりました。そうなると今までのようにすれ違いざまに話しかけるといったことも難しくなるため、コミュニケーションの取り方に工夫をこらしている企業も少なくないはず。

特にシェア率の高いチャットツールといえば、ChatworkとSlack。どちらを選ぶべきか悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。まずはふたつの共通点や利用するメリット、個性を確認してみましょう。

Chatwork・Slackを使うメリット

仕事中の手元

SlackとChatworkの共通点はさまざまありますが、たとえば今までメールでしかやりとりをしていなかった企業がこれから取り入れるメリットにはどういったものがあるでしょう。

  • 匿名アカウントから迷惑メッセージ、SPAMが届かない
  • 送信できるファイルの容量が大きい
  • 送信済みメッセージの編集、削除が可能
  • デバイスを選ばない
  • コミュニケーションが円滑にとれる
  • 複数人のメンバーで構成されたグループを適宜作ることができる
  • メンションをつけて特定のメンバーに通知を届けることができる
  • ビデオ通話や音声通話が可能

既存のメールでは、どうしても迷惑メールが届いてしまうことがありました。迷惑メールではないのに迷惑メールフォルダに格納されてしまって、大事なメールを見落とすということもあったかと思います。

また、ファイルの容量制限に阻まれて一気に送りたいデータを分割して送信せざるをえなくなったり、ファイル転送サービスなどを介して送信したり、という経験のある方もいるのではないでしょうか。さらには、文面を間違えてしまった際に訂正できないのが大きなネックだったかと思います。

チャットツールだとそれらすべてを解決することができ、しかもクラウドサービスであるため、デバイスを選ばずにいつでも利用することができるのです。どの業界、どの職種においても長所となりそうですね。

【比較検証】ChatworkとSlackの違い

社内コミュニケーション

それでは、SlackとChatworkそれぞれの特性や強み、違いを比較していきます。

国産のサポート力 vs. 海外とのスムーズなやりとり

まずChatworkは、Chatwork株式会社(旧 株式会社EC Studio)が提供する国産サービスであることがひとつの特徴。2011年3月に正式ローンチして以降、約1年半でユーザー数は10万を突破し、2019年9月にはマザーズ上場しました。海外にも進出していますが、やはり国内での人気がとても高く、公式サイトによると4年連続国内利用者数No.1のビジネスチャットであり、導入企業は2023年7月末時点で約40万社に到達しようとしています。

▶参考:Chatwork公式サイト

国産サービスの魅力は、やはり日本語でのサポートが手厚いこと。特にChatworkであれば多くの企業で利用されているので、規模や業種が自社に似た導入事例を参考に、より便利な使い方を検討できます。

一方Slackは、米国サンフランシスコのSlack Technologies, Incが2014年2月に正式に提供を始めた(プレビュー版は2013年8月にローンチ)チャットツールです。創業者は写真共有サービスFlickr(フリッカー)を立ち上げたButterfield氏。

チャットツール、SaaS(Software as a Service=クラウド型ソフトウェア)としては後発だったものの、スタイリッシュなUIと遊び心を感じる仕様、そして多くのツールと連携できるという点から人気を集め、すぐにユニコーン企業の仲間入りを果たしました。ユニコーン企業とは、非上場で評価額10億ドル以上、設立10年以内のベンチャー企業のことを指します。

2019年1月末時点で、デイリーアクティブユーザー数は全世界で1,000万人を突破し、各国で広く使われているツールです。

▶参考:Slack公式サイト

そのため、海外に取引先や拠点がある企業の場合、レスポンスが早く、スムーズにコミュニケーションがとれるというメリットがあります。

導入ハードルが低い vs. カスタマイズ性が高い

Chatworkはテクノロジーに精通していない人でも使いやすいように設計されているため、それまでチャットツールを利用したことのない企業も取り入れやすいのが魅力です。

前述しましたが、サポート体制もきちんと整っているので、なにか困ったことがあった際も安心できるのではないでしょうか。

そしてSlackの最大の魅力はカスタマイズ性が高いこと。連携できる外部サービス、アプリの数は2019年12月時点で2,000を超え、ユーザー、企業ごとに使いやすい仕様に構築していくことができます。

▶参考:Slack App Directory

たとえばGoogleカレンダーと連携すれば、スケジュールを入れた日が近づくとSlackに通知が来たり、ZoomやSkype、Google Meetと連携すれば、Slack上からweb会議を作成できるようになったり、TwitterやInstagramなどのSNSと連携すれば、それらに投稿したものがSlack上にもUPされるようになったりします。

またプログラミング言語を共有できるsnippet機能が備わっているということもあってエンジニアから多く支持されており、全社ではほかのチャットツールを使っていても、SEなど一部の部署のみで別途Slackを利用しているというケースも少なくありません。

実は外部アプリなどを用いれば、Chatworkと連携させることも可能なので、自身が所属している組織内でChatworkとSlack両方を利用している場合は、ひとつに集約させて利用することもできます。

クローズドコミュニティ vs. オープンコミュニティ

Chatworkではプライベートチャンネルが簡単に作れるため、社外の取引先担当者などがチャット内に名を連ねていても、指定のチャンネル以外を見ることができず、安心してやりとりすることができます。

また、前項で挙げたとおり取り入れやすさが特長のツールなので、取引先の都合で急遽登録しなくてはいけなくなったという場合もすぐに使いこなすことができるでしょう。

一方Slackは基本的にオープンチャットです。管理権限を持ったユーザーしかプライベートチャンネルを作れないため、見通しがよく、たとえばアルバイトや業務委託など正社員ではないものの社のスタッフとして携わっている方々も、一体感をもってコミュニケーションをとることができます。

チャット内でドキュメントを作成し、メンバー全員でその編集をして情報を一元化できるpost機能もあり、全員でプロジェクトを進行できるという性格も持っています。

これにより、どんどん新しい情報が流れて過去の情報が埋もれてしまいがちなチャットツールにおいても、きちんとメンバーそれぞれが一連の流れを把握することができるでしょう。

そもそもスレッドも作成できるので、メッセージの管理自体も容易です。分業制を徹底している場合、同一のチャンネル内で自身の関与していないやりとりが生まれることもあるかと思いますが、メンション、スレッドをさかのぼることで目的のメッセージもすぐに探せるのではないでしょうか。

簡単なタスク管理 vs. 体調管理の時短化

ここからは実際に社内利用してみた際に、魅力になりえる機能についてお話しします。

まずChatworkの最大のポイントは、やはりタスク管理機能があるところでしょう。投稿したメッセージをタスク化することができるので、だれがどこにいても組織全員で進行状況を常時共有することができます。

やるべきことを可視化して共有したり、ほかのメンバーから依頼されたタスクを完了したときに相手に通知が届いたりすることで、漏れを防ぐだけでなく、手間をかけずに進捗報告をすることも可能。

さらに中小企業の多くから支持されている理由のひとつは、そのコスパのよさ。ほかのチャットツールと比べても料金プランがリーズナブルなのです。

プラン名 料金
フリー 0円/1人・月
ビジネス 700円/1人・月(年間契約)
月間契約の場合は840円/月
エンタープライズ 1,200円/1人・月(年間契約)
月間契約の場合は1,440円/月

プランをグレードアップするごとに、機能や人数の制限がなくなったり、利用できるストレージが増えたり、セキュリティが強化されたりします。

▶参考:Chatwork プラン・料金

一方、Slackには「ワークフロービルダー」という機能があります。定型的なアクションやコミュニケーションを自動化できるというものなのですが、たとえば「今日の体調」「今日仕事を行う場所」「今日の目標」を書き込めるようなアンケートフォームを作って稼働させれば、毎朝投稿しなくても自動的にチャンネル内に表示され、メンバーはそこから回答することができます。

特定の回答に対して決まったリアクションを自動的に返すことも事前に設定できるので、たとえば「体調が悪い」と回答したメンバーに対して自動で「お大事に」と返信したり、泣き顔の絵文字リアクションをつけることも可能。

組織の人数が多い場合、あるいはリモートワークを実施している場合は、毎日一人ひとりの体調を細かく気づかうことが難しいですが、これを取り入れることで簡単に確認でき、そして答える従業員も気軽に自身の状況について共有することができるようになります。

またSlackといえば絵文字でのコミュニケーションも個性のひとつ。デフォルトで備わっているもの以外に、自分で好きな画像を絵文字化することもできます。

特定の絵文字を使った人に対して決まったリアクションをとるという演出も設定できるので、使い方次第では遊び心をフルに活かしてメンバー同士の親睦を深めることもできるでしょう。

自身の名前の横に現状のステータスを絵文字で表現することもできます。たとえば「家」の絵文字で「リモートワーク中」、「電車」の絵文字で「移動中のため連絡できない」など、一目で状況を共有することができるので、姿が見えない場所から連絡をとりたいときも便利です。

どうしてもSlack上でタスク管理したいという場合も、2023年4月より提供開始した「Slack canvas」という機能を使えば、TO DOリストを共有し、コメントなどをつけることならできます。

なお料金プランはこのとおり。

プラン名 料金
フリー 0円/1人・月
プロ 925円/1人・月(年払い)
月払いの場合は1,050円/月
ビジネスプラン 1,600円/1人・月(年払い)
月払いの場合は1,800円/月
Enterprise Grid 要問い合わせ

グレードアップするごとにメッセージ履歴へのアクセスや連携できる外部の人数の制限がなくなったり、セキュリティが強化されたりします。

▶参考:Slack(料金プラン)

Chatwork・Slackそれぞれにおすすめのケース

では、今までにご紹介したそれぞれの特徴をふまえ、ChatworkとSlackに適したケースを挙げてみましょう。

Chatworkをおすすめする環境

  • 利用するメンバーのITリテラシーがあまり高くない
  • 今まで自社でチャットツールを導入したことがない
  • 頻繁にタスクが発生する
  • 自由にチャンネルを増やして従業員同士のコミュニケーションを活発にしたい
  • なるべくコストを抑えたい

Slackをおすすめする環境

  • 海外とのやりとりが多い
  • 柔軟に仕様をカスタマイズしながら利用したい
  • GoogleカレンダーやZoomなど連携できるツールを使用している
  • 社員だけでなくアルバイトや業務委託の方とも効率的にコミュニケーションを取りたい
  • グループワークをスムーズに行いたい

機能面に限らず、サービスとしての性格やUI、UXの好みも重要なので、一概にはいえませんが、参考になれば幸いです。

Slackについては使い方を解説した記事もあるので、そちらもご参考ください。

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この記事を書いた人

浦田みなみ
元某ライフスタイルメディア編集長。2011年小説『空のつくりかた』刊行。モットーは「人に甘く、自分にも甘く」。自分を甘やかし続けた結果、コンプレックスだった声を克服し、調子に乗ってPodcastを始めました。BIG LOVE……

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