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集客に効く看板とは?店舗の魅力を伝え、お客様を倍増させるコツを紹介

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あなたのお店の看板は本当に集客につながっていますか?本記事では、集客に効く看板の種類から、実際に看板でお客様を増やすためのポイントに至るまで徹底解説。「真に効果のある看板の作り方や置き方を知りたい」そんな店舗経営者の方は必見の内容です。

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集客おける看板の強みとは

現代は様々な集客方法が乱立しています。特に近年ではWeb広告やSNS、ホームページといったWebを活用した集客が主流になってきました。そのような中でも、看板には看板ならではの「通行人の目に入る」「地域密着の広告になる」「低コストで始められる」という強みがあります。

通行人の目に入る

看板は道路や歩道、店舗の前などに設置できるため、通行人や車から目立ちやすく、注目を集めやすいです。単純に視界に入りやすいだけでなく、上手く訴求できれば「ただの通行人」をすぐに「お客様」へと変えることが可能です。

地域密着の広告になる

看板は特定の地域に設置されるため、地域住民や通行人に直接訴求することができます。地域密着の広告として、地域の人々の心に残り、「そういえばこのお店気になるな」という想いを抱かせ、顧客獲得につながることがあるのです。

長期間使えてコストパフォーマンスに優れる

看板は一度設置すれば、破損などがない限り長期間利用することができ、特に屋外看板は24時間365日設置されているため、集客効果が持続しやすいといえます。また、テレビCMや広告掲載などの比較的高額な広告媒体と比べても、比較的コストパフォーマンスに優れているといわれます。

集客に効く!看板の種類

看板と一口にいっても、街中でよく見かける大きい壁面看板から小さい案内板・スタンド看板まで、様々な種類があります。以下が代表的な看板の種類です。

  • 壁面看板
  • 自立・野立看板
  • 突出し看板(袖看板)
  • スタンド看板
  • 平看板・プレート看板
  • ガラス面出力シート・CS切り文字貼り
  • 特殊成形看板
  • テント看板・懸垂幕・横断幕
  • デジタルサイネージ(電子看板)

自身の店舗ビジネスに合うものはどの看板なのか、考えながらそれぞれの違いを見ていきましょう。

壁面看板

その名の通り、店舗そのものやビルの壁面を利用して取り付ける看板です。入口上部に取り付ける横長型のものの場合、ファサード看板と呼ばれます。また、夜間でも目立つように看板内部から蛍光灯やLEDで照らす内照式のものや、外部からLED照明で照らすスポット式のものなど、壁面看板のなかにもバリエーションがあります。抜群の視認性で店舗の存在感を示すことのできる看板です。

自立・野立看板

地面に直接差し込み、自立させる独立看板です。街中にある地図の掲示板や、地方のロードサイドにある大きな看板を想像すると分かりやすいかもしれません。平面部分は必要に応じて取り換え可能なため、お店の広告や店舗への誘導にも用いられます。

突出し看板(袖看板)

街中でよく見かける建物の壁面から突き出した看板です。縦長の形をしており、会社名や店舗名などを表示していることが多いです。内側から照らされる内照式のものもよく見られ、夜間でも視認性を確保しています。建物の正面からではなく、建物の側面から通行人へ自店舗をアピールできるのが特徴です。

スタンド看板

持ち運び可能な移動式の立て看板です。商品やサービス、メニュー、価格などを表示し、店頭に置いているマッサージ店やエステサロン、治療院などが多い印象です。カフェや喫茶店では、手書きのスタンド看板を置いているお店もあります。持ち運びできる水準の重さのため、強風などで転倒しないようにウエイトを載せることも。ものによっては、夜間でも見やすい電飾タイプのものもあります。

平看板・プレート看板

平看板・プレート看板は、建物の壁面や柱、フェンスなどに取り付けられることの多い看板です。表札を想像すると分かりやすいかもしれません。薄く軽いのが特徴で、小さいものであれば両面テープで取り付けることもできます。ただし、平看板・プレート看板はその薄さゆえに看板内部から蛍光灯やLEDで照らせるものが少なく、夜間での視認性を確保したい場合は、外部から照明器具照らすことがほとんどです。

ガラス面出力シート・CS切り文字貼り

ガラス面出力シート・CS切り文字貼りも数ある看板の一種。ガラス面に店名や商品名、写真、メニューなど表示できます。施工が比較的簡単で費用も低い傾向にあります。劣化したらはがして張り替えるのも容易なため、ランニングコストに優れているといえます。

特殊成形看板

看板本体を自由な形に整形した看板を特殊成形看板といいます。たとえば、ハンバーガー屋であればハンバーガーの形に、歯科クリニックであれば歯の形に、といった様に店舗のイメージに合わせた整形ができるため、一目で何屋さんか分かるのが特徴です。また単純に他店との差別化のために、丸型や楕円形など様々な形の看板を作ることもできます。

テント看板・懸垂幕・横断幕

テント看板は、店舗の入り口上部などに設置し、屋根のように日除け・雨避けができる看板です。懸垂幕・横断幕は、お店の売出しや期間限定のセールイベントなどの短期で使用されることが多く、大型百貨店の入った商業ビルでよく見られます。

デジタルサイネージ(電子看板)

デジタルサイネージは、ディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置を設置して情報を発信するシステムであり、電子看板とも呼ばれます。近年は、駅や店舗、施設、オフィスなどで見かけることが多くなってきました。より多くの情報を、手軽かつタイムリーに発信できる点や、告知内容の差し替えが容易に行える点など、従来の看板にはない強みがあります。

看板による集客を成功に導く3つのステップ

看板による集客の最終目的は、もちろん「実際に来店してもらうこと」です。しかし、通行人は「看板を見てすぐに来店する」といった行動はなかなかとってくれません。だからこそ、看板を見た通行人がどのような思考回路をたどるのかを理解しておく必要があります。一般的に多くの人々がお店の看板を見て「認知→興味→来店」という思考・行動ステップをたどります。それに応じて看板による集客効果を高められるように工夫するのが成功への近道なのです。

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店舗を認知してもらう

兎にも角にもまずは「ここに店舗がありますよ」と知ってもらうことが重要です。認識してもらえないことには、来店してもらうことはおろか、興味を持ってもらうこともできないからです。まずは“認知してもらうためにはどのような工夫が必要か”という視点を大切にしましょう。

店舗に興味を持ってもらう

店舗を知ってもらえたら、しっかりと興味を・関心を抱いてもらう必要があります。でないと「ここにこんなお店があるんだなぁ……」で終わってしまうからです。認知してもらってすぐに「素敵なお店だ」「行ってみたいな」と思わせなければ来店にはつながらないのです。「看板は見たことがあるけれど、一度も入ったことはない……」そんな店舗にならないためにも、通行人の興味を引く魅力を発信しなければいけません。

実際に来店してもらう

看板の目的、最終ゴールは実際に来店してもらうことです。たとえば、ある通行人が看板であなたのお店の存在を知り、興味を持ったとします。ただ、行き方や連絡先・予約方法、価格帯などが記されていなかったらどうでしょう。せっかくお店に行ってみたいと感じたのに、「時間あるときにでも調べようかなぁ」となってしまいかねません。その場合、ほとんどの人が家に着くころにはあなたのお店のことなど忘れてしまっています。大切なのは、「興味を持ったらすぐに行動を起こしてもらうこと」なのです。

看板による集客のポイント①店舗を認知してもらう

看板は「設置しておけばお客様が増える」そんな魔法のような集客装置ではありません。①店舗を認知してもらう②店舗に興味を持ってもらう③実際に来店してもらう、これら3つの視点を踏まえ、計画的に看板を制作・設置していく必要があります。

まず、看板で店舗を認知してもらうには、以下の三つのコツを押さえておきましょう。

  • 一目で何屋さんか分かるようにする
  • 人の流れと交差するように設置する
  • 店舗から離れた場所にも設置する

それぞれ具体的にどのような対策をすべきか解説します。

一目で何屋さんか分かるようにする

人間が受け取る情報のうち、8割は視覚からの情報といわれています。だからこそ、看板には、見た人が一目で何をしている店舗なのか分かる書き方をしておかねばなりません。たとえば、店舗名だけ、会社名だけというのは、おすすめできないということです。(店名や社名から商品・サービスを安易に想起できる場合を除く)逆にいえば、店名が分かりにくくても、「本格イタリアン」「地中海料理」と書いてあればレストランと理解できますし、「焼き立てのクロワッサン」「モーニングコーヒー」とあれば軽食のとれるカフェだと分かります。このように店名だけではなく、お店の業態や提供する商品やサービスもアピールすることで、「あの店は何屋さんなんだろう?」という疑念を払拭することにつながります。

人の流れと交差するように設置する

看板はただ設置すれば良いわけではありません。通行人や車から目立つように置き方を工夫することが「知ってもらうこと」につながります。その一つの策として有効なのが、人の流れと交差するように設置することです。つまり、人々がなるべく正面から目視できるようにするのです。人の流れと平行に立てられた看板だけだと、角度によっては視界に入らない場合があります。突出し看板(袖看板)やスタンド看板を用いて、道行く人々の流れと交差するように看板でアピールしましょう。

店舗から離れた場所にも設置する

店舗を知ってもらうなら多くの人々に知ってもらったほうが良いに決まっています。それだけ集客につながる可能性が高まるからです。そこで便利なのが自立・野立看板などです。立地の良くない店舗でも「この先にそんなお店があるんだ」と知ってもらうことができ、また、実際にお店まで誘導することもできます。店舗から離れた場所に設置することで、今までリーチできていなかった地域の人々や、たまたま看板の前を通りかかった通行人ににまでアプローチ可能となるのです。

看板による集客のポイント②店舗に興味を持ってもらう

次に、看板を用いて店舗に興味を持ってもらうには、以下のようなコツがあります。

  • 写真やイラストを掲載する
  • 看板からサイトやSNSへ誘導する
  • 街並みや風景に溶け込ませない

それぞれ具体的にどのような対策をすべきか解説します。

写真やイラストを掲載する

店舗に興味を持ってもらうためには、実際に来店した時の姿やそこでできる体験をイメージさせることが重要です。そこで有効なのが写真やイラストを看板に掲載することです。たとえば、クリニック・治療院なら院内の風景や施術風景、ホテルや旅館なら客室の写真があるほうが、来店時の雰囲気をつかみやすいのは間違いありません。看板を見ただけで「こんな雰囲気なんだ」「こんな体験ができるんだ」といかに想起させるかが大切なため、なるべく写真やイラストを活用するのがおすすめです。

看板からサイトやSNSへ誘導する

看板から自社のWebサイトやSNSアカウントへ誘導することで、店舗への興味・関心の度合いを高めることができます。その際は、QRコードを看板に掲載しておくと便利です。通行人の人々はわざわざ店名を検索する手間が省け、簡単にお店の情報にたどり着くことができます。サイトやSNSを魅力的なものに仕上げておけば、実際に来店してもらうことにもつながるでしょう。

デザインや配色のインパクトを大事にする

看板が街並みや風景に溶け込みすぎているのは非常にもったいないといえます。たとえば、緑色の看板が多くて緑豊かな地域に、緑色の看板を置いたところで、興味・関心を持ってもらうことには繋がりにくいということです。景観を壊すのはご法度ではありますが、いい塩梅でインパクトのある看板であることが重要です。看板の見やすさ・読みやすさはもちろん、通行人から「おっ?」と思われるようなデザインや配色を心掛けましょう。

看板による集客のポイント③実際に来店してもらう

最後に、看板を見た人々に実際に来店してもらうには、以下のようなコツが必要です。

  • 特典を用意する
  • 必要な情報を網羅する

それぞれ具体的にどのような対策をすべきか解説します。

特典を用意する

来店を促すためには、特典を用意するのが効果的です。「看板を見た!」で10%割引、看板からLINEの友達登録してくれたらクーポンを発行するなど、看板に何かしらの特典を紐づけることで、お得感を演出し、来店動機を創出できます。看板を出しているけれどなかなか来店に結びつかない……そんな時には試してみると良いでしょう。

必要な情報を網羅する

看板に掲載する情報は、「お客様視点」を大切にしましょう。たとえば、空腹のあなたが街中で飲食店の看板見かけたとします。デザインや配色が良くてパッと目にとまったはいいものの、そこに店舗名と料理の写真しかなかったらどうでしょうか。

  • 今行っても営業しているのか?
  • 行ってみて予想より値段が高かったらどうしよう?
  • テイクアウトできるのか?
  • この先、どのくらい進んだら着くのか?
  • 車でも入れるのか?

などなど、様々な不安や疑問が脳裏をよぎるはずです。このような不安点があると「いつものお店にしよう」「もうちょっと他のお店も探そう」となってしまいかねません。要は、お客様になるべく不安を抱かせずに、スムーズに来店へ促す内容を看板には掲載すべきなのです。営業時間や価格帯、お店へのアクセス方法、駐車場の有無など、店舗の基本情報をしっかりと記載した看板こそが、来店につながりやす看板といえるでしょう。とはいえ、伝えたい情報すべてを看板だけで伝えなくても大丈夫です。情報量の多すぎる看板では逆に見にくいですし、WebサイトやSNS、チラシなど、他の媒体でも情報発信をすることはできます。情報量も大事ですが一番は、通行人や車からの“見やすさ”であることは忘れないようにしてください。

集客用看板を制作・設置する際のチェックポイント

集客に効く看板を実際に制作・設置する際には、以下の4点もチェックしておくと安心です。

  • 汚れやさびはないか
  • 耐久性に問題がないか
  • 法的に問題はないか
  • 設置後の集客方法を準備しているか

各項目について詳しく見ていきましょう。

汚れやさびはないか

看板は店舗の顔でもあります。大切なお客様に見てもらう姿であるからこそ、その見た目にはこだわったほうが得策です。汚れやさびがないか、角が欠けていたりしないかなど、清潔感・綺麗さが保たれているかは、しっかりとチェックしておきましょう。また、看板の配色やデザインによっては、遠くから見ると、汚く見えたり、欠けて見えたりする場合があります。近くで確認するだけではなく、遠目からも看板の見栄えを確認するのがおすすめです。

耐久性に問題がないか

看板は基本的に野ざらしですから、長期間雨や風にさらされます。その分、傷んでしまうのは目に見えているため、制作時には看板の材質・使用するインクの種類・耐久性はきちんとチェックしておきましょう。最初のうちに耐久性のある看板を作ってしまえば、メンテナンスや再塗装の手間が省け、コストパフォーマンスにも優れます。たとえば、アクリル材質の看板にUVインキで印刷すると長持ちしやすいとされています。

法的に問題はないか

看板を設置する際には、法律について必ず確認しておく必要があります。看板に関連する法律は主に以下の5つです。

  • 屋外広告物法
  • 建築基準法
  • 道路交通法
  • 道路法
  • 各自治体の条例

特に、看板が公道まで伸びている場合大きな看板を設置する場合奇抜な配色のデザインの看板を制作する場合などは、一つひとつの法令をきちんとクリアできているか細かくチェックしなければなりません。「こだわって集客に効く看板を作ったのに、法律に触れる恐れがあり、設置できなかった」では損するだけです。看板に関する条例は、各自治体によって大きく異なる場合もありますので、看板を設置することが決まったら、まずは市役所などに条例の確認をしておくのがベストでしょう。詳細な内容は、国土交通省の公式サイト内「屋外広告物制度の概要」や「地方公共団体屋外広告物担当課一覧」から確認してください。

設置後の集客方法を準備しているか

看板は集客に効果的ですが、それは主に新規のお客様に向けての施策です。再来店してくれるお客様=リピーターを増やすためには、他の集客方法も準備しておく必要があります。店舗のリピーターを増やすのに有効な集客方法には主に以下のようなものがあります。

  • クーポン券
  • ポイントカード
  • 会員制度
  • SNS
  • メールマガジン
  • ダイレクトメール

次回の来店時に使えるクーポン、ポイントに応じて特典を受けられるポイントカード、会員限定のサービスを受けられる会員制度などは、一度来店したお客様を囲い込み、他店への流出を防ぐのに効果的です。また、SNSやメールマガジン、ダイレクトメールを使って情報発信すれば、お店のことを思い出してもらうことにつながります。お客様にマッチする集客方法はどれなのか、自店舗でも取り組みやすいのはどれなのかを考えて、しっかりと準備しておくことをおすすめします。

>>リピーターを育成すればお店は儲かる!顧客流失を防ぐ4つのポイント

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看板は「お客様のために置く」ことを忘れずに

看板は店舗のお客様を増やすのに役立つ優秀な集客方法ですが、「とりあえず置こう」では成果は見込めません。「お客様のために置く」ことを忘れずに、見た目や材質、設置場所に至るまできちんと考え抜くことが大切です。

また、お客様に来店してもらった後のこと、リピーターを増やすところまで入念に準備してこそ、店舗経営は安定・成長への道筋をたどります。近年見落とされがちな看板による集客ではありますが、ぜひ本記事を参考に、今一度、自店舗の看板と真摯に向き合っていただけたら幸いです。

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この記事を書いた人

いけだ
占いライターやエンタメコンテンツ大手のディレクター経験を経て、サングローブへ入社。前職ではメールマーケティングにて、月1億円以上の売上達成に貢献。現在は、SEOとダイレクトマーケティングの間で揺れている。

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