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Instagram広告の入稿方法は?独自機能も多く広告効果に期待大!

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10億人の利用者がいるInstagram。2020年8月には15秒で簡単に動画が作れる新機能 Reelsも搭載されたことでますます注目度が高まり、当然、広告の効果も高いことが見込まれます。広告運用に関しては、27億人ものユーザー数を誇るFacebookの技術を使うことができるので、精度の高いマーケティングが行えるといわれています。今回はそんなInstagram広告の効果や費用など解説していきます。

インスタ広告の種類

Instagramの広告には大きく分けてフィード広告とストーリーズ広告の2種類があります。なお、画像や動画のテキスト要素は最大で20パーセントまでと決まっているので注意するようにしてください。

フィード広告

多彩なフォーマットに対応しており、音と動きで、宣伝したい商品やサービスのストーリーを伝えることができます。また、フィード広告には写真広告・動画広告・カルーセル広告・コレクション広告の4種類が存在します。

写真広告
1枚の画像とテキストで構成されたシンプルな広告フォーマットで、Instagramのタイムライン上に表示されます。広告感を抑え、シンプルに表示させることができます。
サイズ
【正方形】
最小解像度:600×600ピクセル
(横長画像の場合は600×315ピクセル、縦長画像の場合は600×750ピクセル)
最大解像度:1936×1936ピクセル

動画広告
1本の動画とテキストを表示させることができます。動きによってインパクトを与えたい場合におすすめです。
サイズ
最小解像度 : 600×315ピクセル(1.91:1横長) /600×600ピクセル(1:1正方形) /600×750ピクセル(4:5縦長)
最大サイズ : 4GB
表示時間:60秒まで


カルーセル広告
複数の画像や動画を設定することができ、ユーザーは横スクロールでコンテンツをめくることができます。多くの情報量を載せることができるので、ユーザーにストーリーを伝えたい場合などにおすすめです。
サイズ
画像サイズ : 1080×1080ピクセル
最小解像度 : 600×600ピクセル・最大解像度 : 1080×1080ピクセル
最大サイズ : 画像1枚につき30MB
画像・動画数 : 2枚~10枚

コレクション広告
自社製品をカタログ形式で表示でき、多くの製品を見せることができます。メイン画像・動画の下にカタログが表示されるのでインパクトが大きいです。
サイズ
画像の最小幅: 500ピクセル
画像の最小高さ: 500ピクセル
見出し: 25文字以内推奨
テキスト: 90文字以内推奨

ストーリーズ広告

Instagramの人気機能であるストーリーズに表示される広告です。ストーリーズは特に利用率が高い層にリーチできるので、ターゲット層がInstagramユーザー層とマッチしている商品やサービスの広告に向いています。日常のなにげないシーンを投稿しているユーザーが多いので、凝りすぎない自然体な作品が好まれます。
アスペクト比:9:16(縦長)
奨励解像度: 1080×1920
最小解像度: 600×1067
最大サイズ: 動画 4GB/画像 30MB
動画ファイル形式: .mp4または.mov
静止画ファイル形式: .jpg、.png
表示時間:動画は最大15秒、静止画はデフォルトで5秒

FacebookとInstagramを連携する方法

FacebookとInstagramを連携する方法

Instagramに広告を入稿するには、まずFacebookページを用意してInstagramのビジネスプロフィールを設定する必要があります。Facebookページを持っていない方はこちらから作成ができます。
Facebookページが作成できたら次にFacebookビジネスマネージャーのアカウントを作成します。こちらは作成しなくてもInstagram広告を投稿できますが、Facebookビジネスマネージャーを使えば複数のアカウントで広告の管理、運用ができ、広告に関する情報を第三者と共有できるので便利です。
Facebookビジネスマネージャーのアカウント作成はこちらにアクセスし、右上のアカウント作成を選択します。
ビジネスマネージャ
続いて表示された画面では「ビジネスおよびアカウントの名前」、「あなたの名前」、「仕事用メールアドレス」の3つの情報を入力します。これで準備は完了です。

Facebookビジネスマネージャーの設定

FacebookビジネスマネージャーにFacebookページを設定して、広告アカウントを作成しましょう。まず、ホーム画面右上の「ビジネス設定」を選択します。そして左のメニューから「Facebookページ」を選択したら真ん中上の「追加」を選択します。そこで表示される画面に自身のFacebookページのURLを入力すれば完了です。

FacebookとInstagramの連携

FacebookとInstagramを連携しましょう。なおここではInstagramのアプリを使って行います。
まず、Instagramのプロフィール画面の右上にあるメニューボタンから「設定」を選択します。続いて「アカウント」を選択します。そうしたら「リンク済みのアカウント」を選択し「Facebook」を選びます。リンク画面が表示されたら選択します。そしてFacebookのアカウントでログインすれば連携は完了です。

広告アカウントの設定

FacebookとInstagramの連携が完了したら、Facebookビジネスマネージャーに戻って広告アカウントの設定を行いましょう。ホーム画面右上の「ビジネス設定」を選択します。そして左のメニューから「広告アカウント」を選択し、真ん中上の「追加」を選択します。そこから「新しい広告アカウントを作成」を選択し、画面が表示されたら広告アカウント名を入力して完了です。この設定を行わないと個人アカウントと企業のアカウントが一緒になってしまうので注意してください。

広告の入稿方法

広告の入稿方法

準備が整ったところでいよいよ広告を入稿していきましょう。順番としてはFacebookと同じく下記のとおりです。

1. キャンペーンの作成
2. 広告セットの設定
3. 広告の設定

広告の設定は全て広告マネージャーから行います。これまでと同じくホーム画面右上の「ビジネス設定」を選択し、左のメニューボタンから「広告マネージャー」を選択すると開けます。

1.キャンペーンの作成

ではキャンペーンを作成しましょう。「キャンペーン」タブを選択し、「作成する」を選びます。するとマーケティングの目的を設定する画面が表示されます。キャンペーンでは広告のゴールを設定するので、どこに重点を置くか考えることが大切です。目的項目は下記の通りとなります。

・認知
ブランドの認知度アップ
リーチ

・検討
トラフィック
エンゲージメント
アプリのインストール
動画の再生数アップ
リード獲得
メッセージ

・コンバージョン
コンバージョン
カタログからの販売
来店数の増加

これらの目的を選択するとキャンペーン名と予算を設定することができます。「キャンペーン予算の最適化」ボタンを押すと細かい設定をすることができます。

2.広告セットの設定

ゴールを決めたら今度はターゲットを決めていきましょう。年齢や地域、関心など、誰に向けた広告なのかを絞っていきます。

オーディエンスの設定
ここでは下記の項目を設定できます。
・カスタムオーディエンス
・地域
・性別
・言語
・詳細ターゲット設定
ユーザーの興味・関心をもとにターゲットを絞り込むことができます。
・つながり
特定のページやアプリ、イベントに反応したユーザーやその友人をターゲットに絞り込むことができます。

配置の設定
広告のターゲットを絞ったら、広告を表示させる場所を選択しましょう。広告の配置は「自動配置」と「配置を編集」から選択することができます。今回はInstagramに広告を入稿したいので、手動で選ぶ「配置の編集」を選択しInstagramのみにチェックを入れましょう。

予算と掲載期間
続いて広告の予算と掲載期間を設定します。広告に合った設定をするようにしましょう。

3.広告の設定

広告を掲載するための設定を行います。まずアイデンティティを決めます。アイデンティティとは広告を配信するアカウントのことで、ここではFacebookページとInstagramのアカウントを設定します。

形式の設定
次に広告形式を設定します。ここでは「カルーセル」、「1件の画像または動画」、「コレクション」のフォーマットの中から選ぶことができます。

メディアの設定
続いて広告に使う画像や動画を設定します。「コレクション」を選択した場合はここでの設定はありません。画像は「メディアを追加」からアップロードすることができます。

テキストとリンクの設定
画像に表示されるメインテキストとウェブサイトURLを設定します。任意でリンク説明文も設定することができます。ちなみに、ストーリーズ広告では見出しとリンク説明文は反映されず、テキストは画像の下に表示されます。
これで「キャンペーンの作成」、「広告セットの設定」、「広告の設定」は完了です。

支払い設定
では最後に広告の支払い設定を行います。「ビジネス設定」から左に表示されている「支払い」を選択します。支払いはクレジットカード決済のみとなるので任意のカード情報を入力してください。
これでInstagram広告に関する全ての作業は終了です。

インスタ広告は様々な可能性を秘めている

Instagram広告はシンプルな構造となっているため、設定が簡単ですぐに始めることができます。従来のディスプレイ広告とは異なるので、そちらに慣れている場合は気をつけなければいけない点もありますが、Instagramはスキマ時間に頻繁に見るユーザーが多いため細かくターゲティングできるので、大きな広告効果をもたらす可能性を秘めています。また、反応が悪い場合はすぐに打ち切ることができるので費用対効果が高いのも特徴です。
商品やサービスのターゲット層とInstagramのユーザー層が合う方はぜひ始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

RYUICHI ARAI
神奈川県出身。いきなりフリーランスとしてキャリアをスタートさせ、スポーツ関連の記事を執筆。過去にはHIPHOPライターとしても活動。ライター 以外にもコンテンツ制作や編集などの仕事も行う。趣味はフィールドワーク。

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