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ピアノ教室の集客方法!生徒数を増やすためのマーケティング術とは

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個人宅でも開業できるピアノ教室。スケジュールが埋まるほど人気の教室にするためには、押さえるべきポイントと効果的な集客方法を知る必要があります。

YouTubeやInstagramなど、SNSの普及によって誰でも手軽にピアノの弾き方を知ることが出来るようになった現代において、ピアノ教室に通うことのメリットを伝えるには、発信力の強化が重要です。

そこで、本記事では、ピアノ教室が行うべき集客方法・宣伝方法の解説をしつつ、意識したいポイントなどを紹介します。

儲からないピアノ教室の特徴

集客対策をしっかり行っているのに、なぜ生徒数が増えないのか、悩んでいる方もいるはず。ここでは儲からないピアノ教室の特徴として、以下の2つを紹介します。

  • 先生の実績ばかりアピールしている
  • 効果的な宣伝方法を取り入れていない

先生の実績ばかりアピールしている

先生の過去の実績や、経歴を紹介することは大切です。ですが、ピアノを習いたい人全員が同じように輝かしい実績を手にしたいわけではありません。

純粋に音楽を楽しみたいと思っている人もいれば、自分の子供に楽しんでほしいと思っている人もいるはずです。

教室の特徴やレッスン内容を具体的に紹介することを忘れないようにしましょう。どんな先生が教えてくれるのかということはもちろん重要ですが、どんな教室なのかということも同じように重要です。

どちらか一方をアピールするのではなく、教室のこと全体をアピールしましょう。

効果的な宣伝方法を取り入れていない

インターネットが普及した現代において、身近にあるお店のことでもWebを介して情報収集を行う人が多くなりました。地域に根付いたピアノ教室であっても、ホームページの作成や、SNS上での発信は効果的な対策と言えます。

パソコンやスマートフォンでの操作は苦手だからという理由で、Webの活用を避けてしまうと、増やせたはずの生徒を逃してしまう可能性も高くなるでしょう。

チラシの配布や看板設置もたしかに効果的な宣伝方法ですが、Webの運用も取り入れた宣伝を行うことが重要です。

ピアノ教室の集客方法(オンライン)

ピアノ教室の集客方法には、大きく分けて2つの手法があります。1つはWebを活用したオンライン上で行う集客対策。2つめは、インターネットを使わずに集客対策をする方法です。

まずはオンライン上で行う集客対策から紹介をしていきます。ぜひ参考にしてみて下さい。

ホームページの作成

ピアノ教室にとって、ホームページは集客の肝となるため重要です。教室が持つ強みや魅力の発信はホームページを活用しましょう。

ホームページは、レッスン内容や教室情報(アクセス)、お問い合わせページ、お知らせなどピアノ教室に必要な情報をすべて掲載できます。

また、ホームページは24時間稼働可能な営業マンのような役割を担っているため、レッスンを行っている最中でも体験レッスンの予約を受け付けることも可能です。

ホームページを作成する際は、SEO対策を意識された設計になっているか確認をしましょう。SEO対策とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、検索結果上位に表示させるための対策です。SEOを意識した設計にしないと教室名で検索をしたときに、検索結果に表示されないなんてことが起こりうるため、個人で作成する、制作会社を使う、いずれにしても意識しておくとよいでしょう。

SNSの運用

SNSにはX(Twitter)、Instagram、facebook、YouTubeなどさまざまなプラットフォームがあります。どれもピアノ教室にはおすすめの媒体ですが、なかでもInstagramの運用がおすすめです。

スマホ1つで画像・動画の編集から投稿までできるため、レッスンで忙しいピアノ教室でも簡単に取り組むことができます。レッスン風景や、発表会の様子を投稿し、教室の特徴をお客様に知ってもらいましょう。

ただ、SNSの運用は強力な拡散力がある一方で、すぐに効果が現れるわけではないため、コツコツ地道に発信していく必要があります。発信してすぐに効果を実感したい場合は、SNS広告を検討してみてもよいかもしれません。広告費はかかりますが、地域や性別、年齢、趣味、趣向と細かく広告を見せたいターゲットを設定することができるため、集客効果が期待できます。

ポータルサイトへの登録

ピティナ」や「ピアノ教室検索サイト」など、ピアノ教室を探すことに特化したポータルサイトへ自身の教室を掲載することも、おすすめの集客対策のひとつです。

ポータルサイトへの登録は、無料で掲載できるものもありますが、有料となるケースもあります。有料の場合は、月額費用を確認し、費用対効果が高いか低いかで自身の教室に必要か判断しましょう。

ポータルサイトは顧客にとってピアノ教室の比較検討をするために役立つサイトですが、掲載内容に限りがあることが多く、教室の情報を具体的に掲載することが難しいケースがあります。

そのため、ポータルサイトを利用する場合は、ホームページも必ず用意しましょう。ホームページがあれば、足りない情報も補うことができます。

Googleマップの活用

Googleマップに教室の情報を登録し、「地名+ピアノ教室」と検索をしたときに自身の教室が表示されるようにしましょう。Googleマップの活用は教室を知ってもらう方法として、大きな効果を発揮します。Googleアカウントを持っていれば、誰でも簡単に登録することが可能です。

ピアノ教室の営業時間やコース内容、教室写真の投稿から予約まで、幅広く情報を掲載することができるため、店舗型ビジネスには欠かせない集客方法といえます。

また、余裕があればGoogle検索やGoogleマップ上で検索をされたときに、自社の掲載情報が上位に表示されるようにするMEO対策の検討もしましょう。MEO対策によって掲載上位に表示されれば、さらなる集客効果を期待できます。

>>>Googleマップの対策についてくわしく知る

ピアノ教室の集客方法(オフライン)

チラシの配布や看板の設置など、インターネットを使わないオフラインの集客対策も、まだまだおすすめです。ここでは、ピアノ教室が実践したいオフラインの集客方法について解説をします。ぜひ参考にしてみてください。

チラシの配布

近隣の住民にピアノ教室の宣伝をするなら、チラシの配布がおすすめです。効果を最大限高めるためにファミリー層が多く住む地域や学生が多い場所などを狙って配布しましょう。

チラシには、ホームページやSNSへの誘導としてQRコードを設置したり、コースや料金の記載をしたりするなどして、顧客が最低限知っておきたい情報は必ず載せるようにすると興味を持ってもらいやすくなります。

看板の設置

個人宅で営業することができるピアノ教室は、住宅街に開業するケースが多いです。個人宅で開業する場合は、看板の設置をしておきましょう。

看板が無いと、一般宅に見えてしまうため、ピアノ教室をやっているとわかりにくくなってしまいます。

看板の設置は通りすがりの人に宣伝できるだけでなく、体験レッスンに来るお客様に対しても教室の場所をわかりやすく伝えることができるため、見えやすい位置に設置をしましょう。

イベントの開催

イベントの開催といっても、コンクールへの参加ではなく、保護者や友達などを招いて開催するピアノの発表会のことです。

もし、生徒の友達を招くことが出来れば、私も弾いてみたい、習ってみたいと思わせることが出来るかもしれません。

また、子供が一生懸命練習した成果を保護者に見てもらうだけでも、通わせて良かったと思ってもらうきっかけになるため、既存顧客の満足度向上に役立つでしょう。

>>>イベントマーケティングについてくわしく知る

生徒に教室を宣伝してもらう

ピアノ教室の生徒が、友達や知り合いを紹介してくれたときに、割引になる制度を設けたり、楽譜のプレゼントをしたりするなどして、教室を広めてもらう仕組みづくりをしましょう。

オンラインの集客方法を使わずとも、口コミだけで集客が成り立っている教室もあるほど、口コミによる集客は、店舗型ビジネスにとって非常に重要です。

そのためには、既存顧客の満足度を常に高めておく必要があります。生徒やその保護者とコミュニケーションを取りながら顧客満足度の高いピアノ教室を目指しましょう。

ピアノ教室が意識したい集客ポイント

効果的な集客対策を行うためには、意識しておきたいポイントがあります。

  • 子供向けか大人向けか、ターゲットをしっかり設定する
  • コースや料金を明確にしている
  • レッスンのカリキュラムに工夫を加える

それぞれ解説します。

子供向けか大人向けか、ターゲットをしっかり設定する

ホームページの活用やSNSの運用、チラシの配布、どのような対策においても誰に対して訴求をするのかしっかり設定をした上で施策をしないと誰に対しても刺さらない宣伝になってしまう恐れがあります。

例えば、楽しく学びたい小学生以下の子供と音大を目指す中高生の子供とでは、ピアノ教室へ通う目的が異なるため訴求すべき内容が異なります。

訴求すべき内容が異なる場合、ホームページやチラシのデザインやテキスト内容など、そのターゲットに合わせて作成をする必要があるため、効果的な集客対策を行うために、しっかりとターゲットを設定しましょう。

コースや料金を明確にしている

レッスンのコースや料金を明確にしておきましょう。チラシやホームページでわかりにくく表記してしまうと、顧客の興味を失ってしまう恐れがあります。

初心者でも通っても大丈夫なのか、何歳からレッスン可能か、平日と土日で費用は違うのかなど、具体的に記載をすることが重要です。

どのような情報があれば、顧客が迷いなくレッスンを受けてくれるのか考えながら教室の詳細を記載しましょう。

体験レッスンに工夫を加える

大体のお客様は体験レッスンをしてから入会するのが一般的です。お問い合わせをして、体験をせず入会する人は少ないでしょう。

体験レッスンを受けてくれたお客様に入会してもらうために、ピアノは楽しく学べるもの、意外と難しくないものと認識させることを意識しましょう。難しい、楽しくないと感じさせてしまうと、入会は難しくなります。

体験レッスンは楽しく行い、ピアノを習うことへのハードルを下げて、楽しく通える教室だと感じてもらえるような内容にすることが重要です。

ピアノ教室の集客は効果的な宣伝が重要!

ピアノ教室の集客を成功させるためには効果的な宣伝を行う必要があります。加えて、効果検証も忘れないようにしましょう。オンライン・オフライン問わず、集客対策を行うからには、期待した効果を得られているかしっかり分析を行う必要があります。

分析を怠ると、何が問題で効果を得られていないのか、わからないまま同じ手法で対策することになりかねません。

施策を行なったら、効果検証をし、どのような結果となったのか、結果をもとに改善をしていく、このサイクルが重要です。

予約でいっぱいになるピアノ教室を目指して、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

ささき
2019年にサングローブに中途入社。入社前は音楽業界で営業、商品開発、SNS運用などに携わっていた。現在はSEO運用サポートを経て、メディア運営・執筆に取り組んでいる。

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