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ベルフェイスのメリット・デメリットから使い方までまとめて解説

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ベルフェイスの名前を頻繁に耳にする機会が増えた昨今。その背景にはリモートワーク、テレワークによるオンライン商談ツールのニーズ拡大が挙げられます。本記事では、各社導入が進むこのWeb会議システムについて、メリット・デメリットから使い方までまとめて解説。
ご利用を検討されている企業担当者様はもちろん、知識・理解が漠然とされている方もぜひご参照ください。
それでは、「初心者でもたったの5秒で簡単に接続可能」という触れ込みが象徴するように何かと便利であるこの令和時代の利器について、詳しくお伝えしていきたいと思います。

ベルフェイスとは?

ベルフェイスの機能や立ち位置を定義するならば、いわゆるインサイドセールス、そう、クライアント先への訪問型ではない社外での営業に特化したオンライン商談ツールになります。
イマイチよく分からないというお客様に対してはテレビ会議システムと紹介しても良いと考えますが、厳密にはニュアンスが異なることも知っておいてほしいです。
というのは、実際に類似サービスはいくつもあり、どうしてもそれらを想像されてしまうと、場合によっては活用に積極的になれない可能性がでてきます。

ベルフェイスと他のソフトの比較

代表的な類似ソフト、サービスを紹介します。

Zoom(ズーム)の特徴

こちらも各方面より引っ張りだこのありがたいツールです。徐々にベルフェイスが追い上げているとはいえ、主流であることは間違いなし。アカウント作成が不要な点、最大100名とも同時につながることができるキャパシティ、安定した接続、ホワイトボード機能など重宝されるのもうなずける利点を多数備えています。

Whereby(ウェアバイ)の特徴

旧称「Appear.in(アピアイン)」。使用可能なブラウザはGoogle Chrome、FireFox、Operaと限定されますが、接続回線の安定性、視覚的に美しくおしゃれなクリエイティブ、強固なセキュリティ面などから支持される声も多いです。

Skype(スカイプ)の特徴

Microsoftが運営している無料のチャット、音声電話、ビデオ通話ツールとして、昔から多くの方に愛用されています。いうなれば古豪のポジション。最大250名との同時接続は圧巻!

Googleハングアウトの特徴

テレビ会議を行う時にまず候補に挙げられるド定番の汎用ツール。Googleアカウントさえあれば、どのデバイスからも利用することができます。対応プラウザはGoogle Chrome、Firefox、Safari。位置情報の確認もスムーズで、ドライブ内の資料なども、画面越しで手っ取り早く共有することが可能です。

V-CUBEの特徴

クラウド型のWeb会議サービスです。世界屈指の映像技術と音声技術だけでも採用検討する価値あり。アンケート機能が搭載されているのもメリットでしょう。その場で多数決を分かりやすくとることができ、会議の流れを滑らかなものにしてくれます。

bellFace(ベルフェイス)の特徴

そして、ベルフェイスです。

運営会社を冠した話題沸騰中のWeb会議ツール。代物なんて言わせません。BtoB営業には欠かせない神アイテムです。※筆者の想いが強すぎるため、他のツールの紹介に比べて公平感が薄れてしまっているのはご容赦ください。

クライアント側での準備もいらず、ネットにつながればすぐに接続可能。音声通話においては電話を使用しているため、回線が安定。画面共有機能の充実度も高いです。スクリプト機能も使わない手は無いですね。会議中や営業中にトークスクリプトを見ることができるため、話す内容を忘れてしまうという事態に陥る心配がありません。落ち着いて進行するのにうってつけです。

さて、どうやらベルフェイスの魅力を語るのに、比較だけでは収まりそうにないということが分かりました(笑)。
そういうわけで、次の章へ移りさらなるメリットを紹介していきます。

ベルフェイス導入のメリット

「5秒でつながるオンラインルーム」というキャッチコピーよろしく特徴・メリットとして掲げずにいられないのがそのスピード感です。導入のハードルを下げてくれる大きな理由の一つでもあるでしょう。大企業がこぞって採用するのも納得のアドバンテージ。もちろん、他にも言及すべきことはあります。一つずつ取り上げますね。

インストールやログインが不要

従来のビデオ会議システムがそうであったように、利用するにあたって様々なプロセス、登録作業が必要と思いきや、ベルフェイスではインストールもログインも手間いらず。
独自の技術が備わっているため、アプリのインストールやID発行が無くても接続可能になるのです。リテラシーが決して高くない方と商談を行う場合、このメリットは大きいです。

画面共有機能

前章に続き、繰り返しの紹介になりますが、やはり充実度は安心そのもの。資料や議事録の共有にもたもたしていると、話の流れを止めることになりかねません。そうなると相手も落ち着かないでしょう。ベルフェイスの画面共有機能は取引先とのスムーズな商談に寄与します。自然と資料を提示できるとなれば、お互いに余計な負荷がかからず話を進めることができるため、効果的な営業にもつながります。

接続環境に依存しない回線の安定性

こちらも再度、お伝えします。Web会議ツールを使用中、接続環境によって音が途切れたり、映像が乱れたりするのは正直、仕方が無いこと……と、筆者も思っていたのですが、ベルフェイスはそこをまさしくクリアしてきました。これは先述した電話を介した音声収集が理由です。画面共有同様、余計な心配をすることなく商談へ専念できます。

セールスログ

ベルフェイスのセールスログを使えば、商談の一部始終をデータとして自動で残してくれます。この機能によるメリットは、「資料をどのタイミングで提示し、経過後何分で引き下げたか」「注力している項目はどこか」「どの内容についての説明を省略しているか」「料金について話し始めたのはどこからか」……等々、ログを確認することで営業分析が可能になる点です。振り返りが容易であることもさることながら、優秀なセールスパーソンの行動パターンを数字で可視化できるのは実に貴重です。レコーディング機能と合わせて活用し、ノウハウ構築に役立ててください。

整備されたユーザーサポート体制

ベルフェイスのユーザーサポートの充実ぶりも無視できません。導入企業が躓かないように、うまく使いこなしてくれるように、研修や情報提供でしっかりサポートしてくれます。ラインナップの一例を挙げると、「導入前研修の実施」「研修コンテンツの共有」「活用法の提案」「営業強化ノウハウの提供」といった具合にどれも豊かなものばかりです。

ベルフェイス導入のデメリット

いやはやここからは忍びないですが、デメリットについても述べさせていただきます。
事前に認識しておけば、いざ利用するにあたっても、ギャップが生じることは少ないでしょう。

電話片手に操作・進行するのには慣れが必要

ヘッドセットなどの機器が揃っていると解消できるのですが、携帯電話で調べものをしたい時などは、不便に感じることもあります。片手となると操作ミスも起きやすいです。こうした要素が多少なりともストレスや商談の妨げになる可能性も考えられます。

コストがどうしても掛かってしまう

決して費用対効果が低いわけではありません。例えば、営業の仕組みがすでに確立されている企業で、使用する目的が明確であれば、その利便性の恩恵に加え、然るべきパフォーマンスをもたらしてくれると考えます。一方で、使い方や活用法、コツなどを事前に把握することなく興味本位で購入してしまうと、そのありがたみ、価値を感じるまでには至らず、金額の割にメリットが少ないといったジャッジを下し、満足度は乏しいものとなるでしょう。

ベルフェイスの使い方

新しいものを導入すると、いざどう使えばよいか困ってしまうケースは多々あります。
かくいう筆者もそのクチです。だからこそ、しっかり伝えたいと思います。
簡単ですが、ベルフェイスの使い方について、一つずつ手順に沿って説明します。
それでは、以下ご確認ください。

①ベルフェイスの管理画面(接続設定)を開き、やりとりするお相手に電話をかけます。

②つながったら、やりとりするお相手の方に「ベルフェイス」と検索してもらい、ベルフェイスの公式サイトを開いてもらいます。

③トップページの中央にあるボタン「接続ナンバーを発行」をクリックしてもらいます。

④クリック後表示される画面には4桁の接続ナンバーが発行されるので、その数字を教えてもらいます。

⑤こちらが開いている管理画面(接続設定)には「4桁の接続ナンバーを入力してください」と書かれた誘導文言と入力枠があります。その欄に教えてもらった接続ナンバーを入力し、接続ボタン(接続を開始する)をクリックしてください。

⑥お相手にこちらの顔が表示されるようになりました。なお、接続開始の際に同じ管理画面内にある「お客さまカメラ」の設定(申請)を行えば、お相手より許可が下り次第、こちらもお相手の顔を見ることができます。

⑦そのまま、お電話でやりとりしてください。

【その他特記事項】
資料などは、あらかじめベルフェイスの管理画面からアップロードしておいてください。やりとりする際にボタン1つクリックするだけですぐにお相手の画面に表示され共有できます。
画面共有についても管理画面の接続開始ページで「実装する」に設定した後、やりとりにおいて下部にあるボタン群から「画面共有」をクリックすれば実行可能になります。その際、デスクトップ上の操作すべてを共有できる「あなたの全画面」か、ウィンドウ単位で選択できる「アプリケーション ウィンドウ」か、Chromeブラウザで開いている中から一つを選択できる「Chrome」か、必要に応じていずれかのタブをチョイスしてください。

【まとめ】ベルフェイスについて

この先まだまだ快進撃が続くと思われるWeb会議システムの導入。その中でも、躍進するベルフェイスの今後は、ひと際目を引くものとなりそうです。
新たな時代のフェーズに差し掛かっていることをまざまざと実感せざるを得ない状況下で、商談一つをとっても働き方の変革が確実に起きています。
拙稿にてお伝えした内容は、基本の一握り。いわばオンライン商談ツール入門編といったところです。
とはいえ、しっかりおさえておきたいことを中心に書かせていただきました。
お役に立てれば幸いです。

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この記事を書いた人

いまい
サイト運営歴15年以上。立ち上げたサイトは数知れず。SEO、メルマガ、広告、YouTube、手あたり次第が過ぎて、何も身になってないことに最近気づく。もう少しだけ、Web業界にしがみついていたい。

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