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無料版あり!オンラインホワイトボード7選を機能ごとに比較して解説
2021/07/29


テレワークの普及に伴い、業務のオンライン化が加速しています。これまでは対面で行われてきた会議も、Webで開催する機会が多くなってきたのではないでしょうか。

そこで今回は、Web会議の効率化に役立つツール「オンラインホワイトボード」について解説していきます。これを活用すれば、対面会議と同じくらい、もしくはそれ以上の環境で議論を繰り広げることができるので、Web会議の進行に悩みを持っている方は必見です。

また、後半では、数あるオンラインホワイトボードの中から、特におすすめのツールを7つ厳選して紹介します。導入コストのかからない無料ツールも含まれているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

オンラインホワイトボードとは?

オンラインホワイトボードとは、その名のとおり、オンラインで共有できるホワイトボードです。

真っ白な画面と操作メニューが用意されており、従来の物理的なホワイトボードのようにテキストや図を自由に書き込むことができます。言語だけでは伝えきれない情報やイメージを簡単に視覚化できるので、Web会議でも円滑なコミュニケーションを実現できるでしょう。

また、テンプレートを活用して情報を素早く図解したり、複数人が同時に編集できたりと、オンラインならではの機能が多数搭載されています。これらを踏まえると、オンラインホワイトボードはリアルなホワイトボード以上の存在と言っても過言ではないかもしれません。

オンラインホワイトボードのメリット

オンラインホワイトボードを導入する主なリットとして以下の4つが挙げられます。

<メリット>
1.特定の場所に集まる必要がない
2.効率的に会議を進められる
3.豊富な図形やテンプレートで簡単に作図できる
4.議事録として利用できる

具体的に見ていきましょう。

メリット1.特定の場所に集まる必要がない
オンラインホワイトボードは、PCやスマートフォンなどの端末とインターネット環境さえあれば利用できるため、特定の場所に集まる必要がありません。テレワークが定着しつつある現代において、場所の制約を受けずにホワイトボードを使った会議を開催できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

メリット2.効率的に会議を進められる
会議中に出た意見やアイディアをオンラインホワイトボードに記録することで、参加者全員が内容を的確に把握できます。口頭で進めてしまうと、イメージや解釈に相違が生まれたり、いつの間にか論点がずれてしまったりすることがありますが、リアルタイムで最新情報を常に共有しておくことで、このようなリスクを減らせるでしょう。

また、多くのツールは複数人で同時に編集できる仕様になっているため、参加者全員が主体的にコメントを書き込めます。1人ずつ意見を発表するスタイルよりも発言のハードルが低くなるため、会議の活性化も期待できるでしょう。

さらに、ツールの中には画像や動画のアップロード、Word文書やPDFの貼付ができるものもあります。この機能を活用すれば、会議の中で外部資料を参照したいときもスムーズに共有可能。会議資料を印刷したり、参加メンバー全員に個別でデータを送ったりする手間がかからないので、タイムロスの削減にも繋がります。

メリット3.豊富な図形やテンプレートで簡単に作図できる
オンラインホワイトボードでは、各種図形や付箋機能、テンプレート機能などを用いて誰でも簡単に作図ができます。フローチャートやマインドマップ、ロジックツリーなど、手描きでは時間のかかってしまう図もサクサク作れるため、スムーズに会議を進められるでしょう。

また、これらの機能を活用することで、言葉では言い表せないようなイメージも視覚化できます。この特徴を活かして、個人の思考整理のためのツールとして利用するのもおすすめです。

メリット4.議事録として利用できる
オンラインホワイトボードは、作成したボードをデータとして保存できるため、書き込んだ内容をそのまま議事録代わりにできます。

本来は、会議終了後に議事録を作成し、ホワイトボードに書き留めた内容は消さなければなりません。ホワイトボードを撮影して議事録代わりにするケースも多いかもしれませんが、文字が見えづらくなってしまう可能性も高いです。

その点、オンラインホワイトボードであれば議事録を作成する必要もなく、文字が見えづらくなることもありません。過去の会議内容を参照したいときも該当データを開くだけなので、資料を印刷・配布する手間も省けます。

オンラインホワイトボードのデメリット

オンラインホワイトボードを導入するメリットは大きいですが、同時にデメリットもあります。ツール選びにも関わってくるので、ここで確認しておきましょう。

<デメリット>
1.ITリテラシーが求められる
2.通信環境に左右される

それぞれ解説していきます。

デメリット1.ITリテラシーが求められる
PCやスマートフォンを利用するため、IT機器の操作に慣れていない人にとっては「オンラインホワイトボードは扱いにくい」と感じることもあります。操作に手間取ってしまうと、話に置いて行かれてしまう可能性もあるので、事前に操作方法の説明時間を設けるなど、全員がスムーズに導入できるような配慮が必要です。

また、操作性が悪いと慣れるまでに時間がかかってしまうため、なるべく操作性の良いツールを選ぶようにしましょう。

デメリット2.通信環境に左右される
オンラインホワイトボードの使いやすさは、通信環境によって大きく左右されます。接続状況が悪いと動作が重くなってしまい、会議の内容に付いてこれなくなってしまう可能性も。通信トラブルが多発すると会議時間が大幅に押してしまうため、事前に動作環境をチェックしておくと安心です。

徹底比較!オンラインホワイトボードおすすめ7選

ここからは、おすすめのオンラインホワイトボードを7つ厳選して紹介します。

それぞれ特徴が異なるので、以下のポイントを参考に自分に合ったものを選んでみてください。

<オンラインホワイトボードを選ぶ3つのポイント>

1.機能
手書き入力やテンプレート、画像・動画の挿入など、オンラインホワイトボードには様々な機能が搭載されており、選ぶツールによって使える機能が異なります。機能が多すぎるとかえって使いづらい場合もあるので、「自分たちの会議に必要な機能」を明確にした上で選ぶようにしましょう。

2.使いやすさ
どれだけ便利な機能が搭載されていても、操作性が悪ければ良いツールとは言えません。参加者全員が抵抗感なく使いこなせるよう、直感的に操作できるかどうか、実際に試用してから選ぶことが大切です。

3.料金
オンラインホワイトボードには、無料ツールと有料ツールがあります。有料ツールは月額料金制で、利用人数や機能によって料金プランが分かれているケースが多いです。無料トライアルや無料プランを用意しているツールもあるので、まずはこちらでお試し利用してから本格導入することをおすすめします。

では、各ツールの特徴を詳しく見ていきましょう。

無料

ここでは、無料で使えるオンラインホワイトボードを紹介します。

・miro
・Zoom
・Google Jamboard
・Whiteboard Fox
・Drawchat


5つ目の「Drawchat」は完全無料、その他のツールには無料プランが用意されています。費用を気にせずに利用できるので、実際に使って比較してみてください。

miro

【機能】※無料プランの場合

手書き入力画像の挿入
テキスト入力動画の挿入
図形共同編集
付箋(メモ)外部サービスとの連携
テンプレートチャット

【料金】
Free:無料
Team:$8(ユーザー/月)
Business:$16(ユーザー/月)
Enterprise:お問い合わせ

【特徴】
「miro」は、世界中で高い人気を誇るオンラインホワイトボードです。PCでの利用はもちろん、モバイル端末専用のアプリ(iPhone・iPadAndroid)もリリースされているので、場所を問わずに利用できます。

最大の特徴は、無料プランでも多彩なテンプレートが利用できること。マインドマップやカスタマージャーニーマップ、フローチャートなど、バラエティ豊かなテンプレートが用意されているので、目的に合わせて使い分けることができます。編集画面は英語表記ですが、シンプルでわかりやすい構成になっているので直感的な操作が可能。初めて利用する人でも、抵抗感なく使いこなせるでしょう。

また、「Zoom」や「Slack」、「Dropbox」といった外部サービスと連携できる点も魅力的です。使用頻度の高いサービスと統合させておけば、いつも使っているツールがさらに便利になるでしょう。

公式サイト:miro

Zoom

【機能】※無料プランの場合
手書き入力画像の挿入×
テキスト入力動画の挿入×
図形共同編集
付箋(メモ)×外部サービスとの連携
テンプレート×チャット×

【料金】
基本:無料
プロ:¥20,100 (ライセンス/年)
ビジネス:¥26,900(ライセンス/年)
企業:¥32,300 (ライセンス/年)

【特徴】
Web会議システム「Zoom」のホワイトボード機能です。手書き入力、テキスト入力、消しゴム、スタンプといったシンプルな機能のみが用意されています。ミーティング画面にある「画面共有」のボタンから簡単に開けるので、日常的に「Zoom」を利用している人におすすめです。

なお、上表では、画像の挿入・動画の挿入・チャットに「×」を付けていますが、これらの機能は「Zoom」のミーティング画面で対応可能です。

公式サイト:Zoom

Google Jamboard

【機能】※無料プランの場合
手書き入力画像の挿入
テキスト入力動画の挿入×
図形共同編集
付箋(メモ)外部サービスとの連携
テンプレート×チャット×

【料金】
Googleドライブ:無料
Google One:¥250/月~(または¥2,500/月~)
Google Workspace:¥680(ユーザー/月)~

【特徴】
「Google Jamboard」は、Google社が提供するオンラインホワイトボードです。Googleのアカウントを所持している人であれば、誰でも無料で利用できます。「Zoom」と同様にシンプルな機能で構成されているので、初見でも簡単に扱えるでしょう。

また、「Google Jamboard」はGoogle社が提供しているだけあって、Googleのサービスと相性抜群。特に「Google meet」との連携が強く、ミーティング画面から直接ホワイトボードが開けるようになっています。作成されたボードは「Google ドライブ」に保存されるので、こちらはGoogleユーザーに向いているツールと言えるでしょう。

公式サイト:Google Jamboard

※「Google meet」について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ
>Google Meet(グーグルミート)とは?使い方からZoomとの比較まで

※「Google ドライブ」について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ
>Googleドライブ(Google Drive)の使い方を丁寧に解説!


Whiteboard Fox

【機能】※無料プランの場合
手書き入力画像の挿入
テキスト入力動画の挿入×
図形×共同編集
付箋(メモ)×外部サービスとの連携×
テンプレート×チャット×

【料金】
PERSONAL:無料
PRO:$7/月
ENTERPRISE:$15(ユーザー/月)~

【特徴】
「Whiteboard Fox」は、ブラウザベースで利用できるオンラインホワイトボードです。無料プランはユーザー登録が必要ないので、思い立ったタイミングですぐに利用を開始できます。

「描く」、「消す」、「移す」といった基本機能がベースになっており、迷わずに操作できる部分が魅力的です。応用機能として、画像の挿入や直線の描画もできるので、スタンダードなホワイトボードを使いたい人に向いています。

公式サイト:Whiteboard Fox

Drawchat

【機能】
手書き入力画像の挿入
テキスト入力動画の挿入×
図形共同編集
付箋(メモ)×外部サービスとの連携×
テンプレート×チャット

【料金】
無料

【特徴】
「Drawchat」は完全無料で利用できるオンラインホワイトボードです。色調整がカラーマップになっていたり、文字の太さ調整がサイドバーになっていたりするので、操作に慣れていないうちは少し戸惑うかもしれませんが、操作感覚を掴めれば非常に便利なツールです。

その大きな特徴は、無料ツールながらチャット機能が充実していること。テキストチャットはもちろん、ビデオや音声にも対応しているので、このツール1つでWeb会議を完結できます。リンクを伝えるだけで簡単に共有できるので、ちょっとした打ち合わせにぴったりです。

公式サイト:Drawchat

有料

最後に有料のオンラインホワイトボードを2つ紹介します。

・Strap
・MURAL


どちらも無料トライアルが用意されており、本格導入する前にお試し利用できます。導入事例も多いサービスなので、組織単位での利用を検討している方は、ぜひ体験してみてください。

Strap

【機能】

手書き入力×画像の挿入
テキスト入力動画の挿入×
図形共同編集
付箋(メモ)外部サービスとの連携
テンプレートチャット

【料金】
お問い合わせ

【導入事例】
サントリー食品インターナショナル、ライオン株式会社、株式会社マネーフォワード、株式会社アドウェイズなど

【特徴】
「Strap」は、チーム単位で動くプロジェクトに最適なオンラインホワイトボードです。テンプレートが豊富に用意されており、機能も充実。ブレインストーミングや進行管理、プロジェクトの振り返りなど、アイディア次第で様々な使い方ができます。

また、作成したボードを管理できる点も「Strap」の魅力です。公開範囲を限定できるので、非公開のプロジェクトで利用する際も安心。セキュリティ体制も整えられているので、機密情報を取り扱う機会の多い人に向いています。

コストが発生するため、契約前には慎重な検討が求められますが、名の知れた企業も導入しているツールなので信頼性は高いと言えるでしょう。HPで公開されているの「活用事例」の「オンラインだけでなくリアルの会議でも活用している」という声から、その使い勝手の良さがうかがえます。

公式サイト:Strap

MURAL

【機能】
手書き入力画像の挿入
テキスト入力動画の挿入×
図形共同編集
付箋(メモ)外部サービスとの連携
テンプレートチャット

【料金】
STARTER:$12(ユーザー/月)
PLUS:$20(ユーザー/月)
ENTERPRISE NETWORK:お問い合わせ

【導入事例】
IBM、Thoughtworks、Steelcase、GitHubなど

【特徴】
「MURAL」は、優れた操作性と機能性を兼ね備えた、クラウド型のオンラインホワイトボードです。基本的な機能はほぼ網羅しており、テンプレートも多彩。特に特徴的なのが付箋機能で、紙やホワイトボードにポストイットを貼るような感覚で操作ができます。対面での会議と遜色ないやり取りができるのは、大きな魅力と言えるでしょう。

また、「MURAL」にはテキストチャットや音声通話など、コミュニケーション方法が複数用意されています。編集画面から手軽に連絡できるのは、テレワークにおいて重要なポイントです。

公式サイト:MURAL

まとめ

今回は、オンラインホワイトボードについて解説してきました。

Web会議のデメリットとして、相互的なコミュニケーションが取りづらいという声が挙げられてきましたが、これを導入すればチーム全体で能動的に意見を出し合うことができます。さらに、オンライン特有の機能も搭載されているので、使い方次第では対面会議よりも生産性の高い会議を行えるかもしれません。

無料から始められるツールも多数リリースされているので、少しでも興味の湧いた方は一度利用してみてはいかがでしょうか。

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