
【徹底比較】おすすめのファイル転送サービス10選!
「ファイル転送サービス」という言葉に馴染みがない方もいるかもしれません。一方でこれらは、現代において非常に心強い存在になりつつあります。
画像メディアや動画メディアをとりまくテクノロジーが発達し、市場の盛り上がりとともに需要も高まっている昨今、ネットワーク上でやりとりするファイルの「肥大化」が進んでいます。
サイズの大きいファイルはメールで送ることができず、SNSでは送ることができても自動で圧縮されてしまうため、本来のものより質が低下してしまいます。良いカメラで撮った写真をSNSにアップロードしたら、画質が予想以上に下がってしまって落ち込んだ経験がある方もいるでしょう。
この問題を解決してくれるのが「ファイル転送サービス」です。
この記事では、ファイル転送サービスについて解説したうえで、料金や転送可能なデータ量、セキュリティ対策などの観点から、おすすめのファイル転送サービスを10種類紹介します!
目次
ファイル転送サービスの特徴

ファイル転送サービスとは、「第三者のサーバを通してファイルのやり取りを行うサービス」です。機能がファイルの転送に特化されており、大容量のファイルであっても手軽に送信できるのが特徴です。サービスごとに細かい機能の違いがみられるので、ファイルの内容や送信先によって使い分けることもできるでしょう。
ファイル転送サービスのメリット
ファイル転送サービスには「大容量のファイルを送受信できる」「物理メディアでの送受信よりコストを抑えられる」という2つのメリットがあります。
大容量のファイルを送信できる
メールでファイルを送信したいと思った場合、送信可能なサイズの上限は20MB〜25MBが一般的です。しかしファイル転送サービスを用いれば、上限が小さいものでもメールの2倍以上になります。大容量のファイルを複数のメールに分割して送信したり、圧縮して送信したりといった手間も必要ありません。
物理メディアでの送受信よりコストを抑えられる
メールに入らない容量のファイルを送信したいと思った場合、USB等の物理メディアにコピーして郵送したり、手渡ししたりしている方もいるのではないでしょうか。その場合、一回ごとにファイル紛失のリスクはもちろん、メディアを用意するコストや、郵送や宅配による輸送コスト、手渡しによる人的コストや移動コストがかかってしまいます。ファイル転送サービスであれば無料で利用できるものもありますし、有料のサービスも定額料金以外のコストはかからず、利用すればするほど費用対効果が高くなります。
ファイル転送サービスのデメリット
ファイル転送サービスには「セキュリティレベルを自社でコントロールできない」「情報漏洩のリスクを伴う」という2つのデメリットがあります。
セキュリティレベルを自社でコントロールできない
ファイル転送サービスは、運営会社が管理・提供しているものです。セキュリティ対策についても、利用するファイル転送サービスの運営会社に全て任せるしかありません。そのため、自社ではセキュリティレベルのコントロールができないのです。
情報漏洩のリスクを伴う
ファイル転送サービスにはセキュリティ対策が講じられていますが、他の利用者と第三者のサーバーを共有していることも事実です。ファイルダウンロード用のURLを誤送信するといったヒューマンエラーの可能性もゼロではなく、多方面においてどうしても情報漏洩のリスクが伴います。
ファイル転送サービスの選び方

各ファイル転送サービスには個性があります。利用するサービスを検討する際には、優先したい条件を明確にしたうえで判断にしましょう。判断材料として「コスト」「使いやすさ」「安全性」「送信可能な容量」の4つを紹介します。
コストで選ぶ
サービスを検討するうえで、利用にかかるコストは大きな検討材料になり得ます。ファイル転送サービスでかかるコストには大きな幅があり、無料のものから月額10万円近くかかるものまでありますので、利用頻度やサービス内容とコストを照らし合わせて選ぶのがよいでしょう。
使いやすさで選ぶ
ファイル転送サービスごとに機能やUIは違います。用途によっても、その使いやすさは変わってくるでしょう。長い付き合いになることを想定すれば、使いやすさも大きな判断基準になり得ます。可能であれば、正式導入の前に一定期間、試験的に使ってみましょう。使う前は想定できなかった落とし穴に気づくこともあるかもしれません。
安全性で選ぶ
用途によっては、よりファイルの安全性を重視したいという場合もあるでしょう。安全性について全く策を講じていないというサービスは少ないものの、その度合いには幅があります。重要書類のやりとりに用いることが多いといった場合、各サービスのセキュリティ対策を比較して決めるのも選択肢のひとつです。
送信可能な容量で選ぶ
大容量のファイルを送信可能であるという点は、しばしばファイル転送サービスの大きなメリットとして挙げられます。一方でひと口に「大容量」といっても、2GBまで送信可能なサービスもあれば300GBまで送信可能なサービスもあり、利用するサービスによって大きく差があるのが現状です。送信したいファイルの容量によっては、最初の時点で候補から外れるサービスもあるかもしれません。サービスごとの送信可能な容量はあらかじめチェックしておきましょう。
無料ファイル転送サービスのセキュリティ対策は?安全性は?

重要データを社内外に送信する際に利用する無料ファイル転送サービス。どのサービスを利用するかを選ぶにあたって、「無料ファイル転送サービスの安全性」が気になる方も少なくないでしょう。
現在では無料のファイル転送サービスでも、ダウンロードパスワードや通信の暗号化といった最低限のセキュリティ対策は施されているものがほとんどです。サービスによって多少の差はみられるものの、無料のサービスだからといって過剰に恐れる必要はないといえます。
一方で、やはり有料ファイル転送サービスと比較するとセキュリティレベルの差は明らかです。法人向けのファイル転送サービスと比較すればなおさらでしょう。
転送するファイルの種類やコストを鑑みて検討しつつも、とりわけセキュリティ事故対策に備えたサービスを利用したい。という場合は、有料のファイル転送サービスの導入がおすすめです。
脱PPAPを実現する法人向けファイル転送サービス
企業間での重要データを含んだファイルのやり取りにおいて、パスワード付きZipファイルを送り、パスワードを別送する方法(PPAP)を採用している企業も、まだまだ少なくないでしょう。
しかし、現在、PPAPは利用撤廃が推奨されています。実際に、官公庁をはじめ大手企業では利用撤廃が進んでいます。その理由はセキュリティの脆弱性にあります。
(参考:平井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和2年11月24日 - 内閣府)
(参考:「脱PPAP」騒動を振り返る、パスワード付きファイルの何が問題だったのか | 日経クロステック(xTECH))
PPAPの問題点
- セキュリティ対策として有効ではない
- 業務上非効率
セキュリティ対策として有効ではない
パスワード付きZipファイルを添付したメールによって広がるマルウェア「Emotet」を媒介としたランサムウェア被害がここ数年で猛威を振るい、総務省や警察庁が注意喚起する事態になっています。
(参考:Emotet(エモテット)と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構)
業務上非効率
せっかく手間をかけてファイルとパスワードを別メールで送信しても、その経路が同じではセキュリティ対策として万全とはいえません。また、ファイル添付のたびに2通のメールを送受信する必要があるため、送受信者ともに業務上効率のよいやり方とはいえません。
利用者の中には「面倒な業務なのにセキュリティ的に脆弱なら意味がないのでは?」と疑問を感じている方もいるでしょう。そこで、利用したいのが高セキュリティの法人向けファイル転送サービスです。
企業向けのファイル転送サービス「Kozutumi」

Kozutumiは、ファイル転送サービス分野では日本で初の機能を備えた「企業向けの重要ファイル転送サービス」です。
- サイバーセキュリティ保険が自動付帯
- クラウド上で動く次世代型のタイムスタンプシステム
- 送信者が意識することなくタイムスタンプで内容証明が可能
- ファイル転送サービス×タイムスタンプの組み合わせで特許取得
各プラン比較
無料プラン | パーソナルプラン | スタータープラン | スタンダードプラン | |
料金 | 無料 | 990円/月 | 6,600円/月 | 26,400円/月 |
利用人数 | 5名 | 1名 | 80名 | 400名 |
月間ファイル送信上限 | 100MB | 3GB | 20GB | 100GB |
添付ファイルサイズ上限 | 1GB | |||
サイバーリスク保険 | × | × | 〇 | 〇 |
セキュリティ対策 | 自動ウイルススキャン |
特徴
ファイルを圧縮することなくそのままアップロードするだけで、自動でセキュリティチェックが発動し、送信後も受信者がダウンロードしたか?を確認できます。また、誤送信を防ぐための「送信中止」機能も備えているので誤送信による情報漏洩を回避可能。
ファイルを圧縮し、パスワードを作成したうえで、2つのメールを送信し、無事にダウンロードできたかを確認するというPPAP方式と比べて、大幅にファイルを送信する作業時間を短縮することができます。
更に、取引先からもセキュリティ意識の高い会社としてポジティブな印象を与えられるので、業務上ファイルを頻繁に送信するような企業であれば、導入するメリットは大きいといえるでしょう。

またKozutumiは非常にシンプルで直感的なUIが特徴です。ほとんどの人が説明を読まずに利用することができるでしょう。くわえて、一般的なファイル転送サービスに求められる次のような機能もすべて網羅しています。
- 「ウイルススキャン」機能で、ウイルスを受信するリスク減
- 「送信中止」機能で、宛先間違いでもキャンセル可能
- 「ゲストダウンロード」機能で、アカウントを所持していない受信者にも送信可能
- 「グループ」機能で、複数名での送信・ダウンロードも可能
- 「送受信ログ管理」機能で、社内の動きを管理者把握
- 「SSL暗号化通信」機能で、データを盗み見られる心配無し
5名以下の組織では無料で使えるKozutumi。まずはアカウント登録して使い勝手を試してみてはいかがでしょう。
公式サイト:Kozutumi | 脱PPAPに最適な重要ファイル転送プラットフォーム
おすすめのファイル転送サービス10選

ファイル転送サービスには、無料で利用できるものと有料で利用できるものがあります。
無料で利用可能なサービスには、会員登録しなくても利用可能なものや、無料会員登録で送信可能なファイルサイズの上限が増えるものがあり、便利さと利用しやすさを兼ね備えているものが多い印象です。
有料で利用可能なものはビジネス利用が想定されており、無料のサービスを優に超えるセキュリティ対策が施されています。
GigaFile(ギガファイル)便

料金
無料
転送可能なデータ量
容量無制限(1ファイル300GBまで)
セキュリティ対策
・アンチウイルス
・国内サーバー
・ダウンロードパスワード
・削除キー
導入事例
非公開
特徴
無料かつ会員登録なしにもかかわらず、ファイルを容量無制限(1ファイル300GBまで)で一度に送信することができます。ファイルの保持期間は最大100日間まで設定することができ、スマートフォンでの利用も可能です。アンチウイルス機能やダウンロードパスワードといったセキュリティ対策も施されており、より手軽に大容量のファイルを送信したいという場合におすすめです。
気になった方はこちらをどうぞ:
【保存版】GigaFile(ギガファイル)便の使い方をわかりやすく解説!
公式サイト:
無料大容量ファイル転送・オンラインストレージ GigaFile(ギガファイル)便
データ便

料金
・ライトプラン、フリープラン:無料
・ビジネスプラン
送信機能のみ:月額330円
送信機能・受取機能:月額550円
転送可能なデータ量
・無料会員登録なし:500MB
・無料会員登録あり:1GB ※登録画面内のアンケート回答の場合は2GB
・ビジネスプラン:無制限
セキュリティ対策
▽ライトプラン、フリープラン
・SSL暗号化(インターネット通信暗号化)
▽ビジネプラン
・専用サーバ
・SSL暗号化(インターネット通信暗号化)
・高機能ファイアウォール
導入事例
非公開
特徴
会員登録なしで500MB、無料会員登録で最大2GBのファイルを送信することができます。スマートフォンでの利用も可能です。ファイルの保持期間は「ライトプラン」「フリープラン」は最大3日間、「ビジネスプラン」は最大30日間で、セキュリティ対策に不安がある場合は、「セキュリティ便」を利用することで安全性を大幅に向上させることができます。ビジネス利用が目的の場合は、月額330円からで容量無制限、セキュリティ対策をはじめ多くの機能が追加されている「ビジネスプラン」を活用するのがよいでしょう。
気になった方はこちらをどうぞ:
データ便は無料?使い方・送り方の解説と繋がらない場合の解決方法
公式サイト:
データ便 |無料無制限の大容量ファイル送信サービス
firestorage(ファイヤーストレージ)

料金
・未登録会員:無料
・無料会員:無料
・ライト会員:月額1,037円
・正会員:月額2,085円
・法人プラン:月額49,800円(税抜)~
転送可能なデータ量
・未登録会員:容量無制限(1ファイル2GiBまで)
・無料会員:容量無制限(1ファイル2GiBまで)
・ライト会員:容量無制限(1ファイル5GiBまで)
・正会員:容量無制限(1ファイル10GiBまで)
・法人プラン:容量無制限(1ファイル10GiBまで)
※1GiB=1,024MB
セキュリティ対策
▽未登録会員、無料会員
・ファイル送信時のウイルスチェック
・ダウンロードパスワード設定機能あり
・ダウンロードURLへの不正アクセス対策
・国内データセンターによる24時間365日セキュリティ監視
▽ライト会員、正会員、法人プラン
・ファイル送信時のウイルスチェック
・ダウンロードパスワード設定機能あり
・ダウンロードURLへの不正アクセス対策
・国内データセンターによる24時間365日セキュリティ監視
・SSL暗号化(インターネット通信暗号化)
導入事例
非公開
特徴
会員登録不要の無料プランから法人向けの有料プランまで、多彩なプランを提供する国産サービスです。1ファイルあたりのサイズ制限は異なりますが、いずれのプランも容量無制限。1度に複数のファイルをアップロードできるため、ストレスフリーで利用できます。また、強固なセキュリティ対策で、アップロード時には常にウイルスチェックを実施。データセンターでは24時間体制で監視が行われているため、トラブルが発生した際もスムーズな復旧が期待できます。会員プランが上がるごとにセキュリティ対策レベルが上がるため、機密情報を扱う場合は有料プランの利用を推奨します。
気になった方はこちらをどうぞ:
firestorage(ファイヤーストレージ)とは?使い方や安全性を解説
公式サイト:
容量無制限の無料オンラインストレージ firestorage
おくりん坊

料金
・会員登録なし、無料会員登録:無料
・おくりん坊BIZ
初期設定50,000円
月額30,000円〜
転送可能なデータ量
・無料会員登録なし:500MB
・無料会員登録あり:2GB
・おくりん坊BIZ
1ユーザー:2GB
全ユーザー:200GB
セキュリティ対策
▽会員登録なし、無料会員登録
・ダウンロード回数制限
・ファイル削除
▽おくりん坊BIZ
・ダウンロード回数
・ファイル削除
・SSL暗号化(インターネット通信暗号化)
・ダウンロードパスワード
・保存期間
導入事例
非公開
特徴
会員登録なしでは500MB、無料会員登録をすれば2GBのファイルを送信できるようになるのに加え、送受信履歴やアドレス帳機能も追加されます。スマートフォンでの利用も可能。ファイルの保持期間は最大7日間で、ダウンロードの回数制限を最大30回まで設定可能です。ビジネス利用したい方に向けて、月額30,000円からの「おくりん坊BIZ」も用意されています。セキュリティ対策が強化されていることに加え、1ユーザごとの容量を最大2GBまでの間で自由に設定できるため、部門ごとに転送量を制限するといった柔軟な利用が可能です。
気になった方はこちらをどうぞ:
おくりん坊の使い方とは?ファイルが開かないときの対処法や安全性についても解説
公式サイト:
大容量無料ファイル転送サービス「おくりん坊」
AD FILE

料金
月額1,078円(税込)/ 1ユーザー
転送可能データ量
20GB
セキュリティ対策
- 不正プログラム対策(ウイルス対策)
- WAF(Web Application Firewall)
- サーバー操作履歴の自動記録
- SSL暗号化通信など
特徴
ファイル転送をコミュニケーションツールとして使うというコンセプトが特徴のファイル転送サービスです。
ダウンロード画面をカスタマイズすることができ、自社のロゴ・社名を表示したり、背景画像で自社商品をアピールしたりと、ファイルの受取手に対して、広告やお知らせなどを自由に設定可能。ファイルのやり取りをとおして、コミュニケーションやPRを行えるのがAD FILEの魅力です。
ビジネス用途を前提としているので、不正プログラム対策やWAF、暗号化通信などセキュリティ面も充実。お申し込み当日から30日間無料で使うことができる「無料お試し」のサービスも提供しています。
公式サイト:
AD FILE | 送り手が想いを伝えることができる 新たなファイル転送サービス
クリプト便

料金
初期費用+基本料金+超過料金
・エントリー:1ユーザーあたり月額1,000円(〜20ユーザ、〜5MB/通、〜100通/月)
・ライト:1ユーザーあたり月額1,000円(〜50ユーザ、〜10MB/通、〜400通/月)
・スタンダード:1ユーザーあたり月額900円(〜100ユーザ、〜20MB/通、〜1,000通/月)
転送可能なデータ量
4GB
セキュリティ対策
・クラウドサービスの情報セキュリティ管理に関する国際規格「ISO/IEC 27017」の認証を取得
・クラウドサービスの個人情報管理に関する国際規格「ISO/IEC 27018」の認証を取得
・クレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準「PCI DSS」に準拠したことを示す認証を取得
・株式会社アイ・エス・レーティングが格付けする情報セキュリティ指標で17段階中最高の格付けAAAisを取得
・SOC2報告書の閲覧が可能
・第三者によるセキュリティ監査(データセンター実査など)
導入事例
アフラック生命保険株式会社、住友生命保険相互会社、三菱鉛筆株式会社、株式会社あおぞら銀行など
特徴
最大4GBのファイルを送信することができる、法人利用を前提としたサービスです。情報セキュリティベンダである「NRIセキュア」が提供しており、数多くのセキュリティ対策が施されています。セキュリティに関する多くの規格でも認証を取得。セキュリティに特化したつくりで企業の導入事例も充実しているため、より安全性の高いファイル転送サービスを探している企業にマッチするでしょう。
公式サイト:
セキュアファイル転送サービス クリプト便
Bizストレージファイルシェア

料金
・初期登録費用(Webでお申込みの場合は無料):22,000円
・月額基本料金(サービス開始月は無料)
ディスク容量1GB(最大登録可能ユーザー数1,000):16,500円(税込)
ディスク容量2GB(最大登録可能ユーザー数2,000):28,600円(税込)
ディスク容量10GB(最大登録可能ユーザー数10,000):71,500円(税込)
ディスク容量100GB(最大登録可能ユーザー数10,000): 104,500円(税込)
ディスク容量500GB(最大登録可能ユーザー数10,000): 165,000円(税込)
ディスク容量1TB(最大登録可能ユーザー数10,000): 220,000円(税込)
転送可能なデータ量
2GB
セキュリティ対策
・ウイルスチェック、暗号化(通信・ファイル)
・不正アクセスの検知と遮断
・ログインに関するセキュリティ(2段階認証、ログイン制限など)
・ログの保管とダウンロード(アクセスログ、管理者操作ログなど)
・ファイルに関するセキュリティ(上長承認の設定、アクセス制限、アップロード制限など)
・安全性の高いシステム構成(システムの冗長化など)
導入事例
株式会社JCBトラベル、株式会社WOWOW、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社など
特徴
一度に最大2GBまでのファイルを送信することができる、法人向けのファイル転送サービスです。利用可能なディスク容量によってプランが分けられており、最大登録可能なユーザー数は1,000〜10,000、月額基本料金は16,500円〜220,000円の間で用意されています。送信前の上長によるチェックを必須にできたり、ファイルへのアクセス権限を8種類のなかから細かく設定できたりと、法人利用に特化したファイル転送サービスならではの機能も備わっています。充実したセキュリティ対策に加え、Webサイトには企業の導入事例も掲載されているので、導入に慎重な企業にも安心感を与えてくれます。
公式サイト:
法人向けオンラインストレージ、ファイル共有サービス Bizストレージファイルシェア
tenpu

料金
・tenpu Free:無料
・tenpu Pro(個人向け):月額1,078円(税込)、年額11,000円(税込)
・tenpu Business(法人向け)
2〜15名:年額88,000円〜
16〜50名:年額165,000円〜
50〜100名:年額330,000円〜
・tenpu Enterprise:都度見積もり
転送可能なデータ量
・tenpu Free:1GB(1ファイル1GBまで)
・tenpu Pro:20GB(1ファイル10GBまで)
・tenpu Business:20GB(1ファイル10GBまで)
・tenpu Enterprise:20GB(1ファイル10GBまで)
セキュリティ対策
▽tenpu Free
・サーバーへのファイアウォール設定
・ファイルの暗号化
・データ通信の暗号化
・設定パスワードのハッシュ化
・データ保存期間3日
▽tenpu Pro
・サーバーへのファイアウォール設定
・ファイルの暗号化
・データ通信の暗号化
・設定パスワードのハッシュ化
・クレジットカード情報の非保持化
・データ保存期間設定可能(デフォルト7日間)
・ファイル削除
・ファイル自動削除
・パスワード
・パスワード自動生成
▽tenpu Business
・サーバーへのファイアウォール設定
・ファイルの暗号化
・データ通信の暗号化
・設定パスワードのハッシュ化
・クレジットカード情報の非保持化
・データ保存期間設定可能(デフォルト7日間)
・ファイル削除
・ファイル自動削除
・パスワード
・パスワード自動生成
・送信履歴
▽tenpu Enterprise
・サーバーへのファイアウォール設定
・ファイルの暗号化
・データ通信の暗号化
・設定パスワードのハッシュ化
・クレジットカード情報の非保持化
・データ保存期間設定可能(デフォルト7日間)
・ファイル削除
・ファイル自動削除
・パスワード
・パスワード自動生成
・ウイルススキャン
導入事例
株式会社宣伝会議、haconiwa、parkERsなど
特徴
無料から都度見積もりまで、4つのプランが用意されているファイル転送サービスです。個人利用の場合、無料の「tenpu Free」プランであれば1GB、月額1,078円の「tenpu Pro」プランであれば20GBまでを一度に送信可能です。また、規模に応じて費用が細かく分けられている法人向けの「tenpu Business」プランであれば、セキュリティはもとより、チームで使いやすい機能が数多く搭載されています。「受け取る人も喜ぶファイル転送サービス」をコンセプトにしており、シンプルなUIが特徴です。
公式サイト:
大切なデータを気持ちよく送るファイル転送サービス – tenpu
GigaCC OKURN

料金
・初期費用:50,000円
・月額料金:10ID/5GB:24,500円~
転送可能なデータ量
5GB
セキュリティ対策
・URL無効化
・送信済みファイルの自動削除
・パスワードポリシー設定
・認証パスワード必須化
・履歴ログ管理
・サーバ内暗号化
・通信経路暗号化
・国内データセンター
導入事例
株式会社みずほ銀行、住友商事株式会社、株式会社ジュピターテレコム、株式会社リンクアカデミーなど
特徴
想定外の費用が発生しない「ID課金型」の法人向けファイル転送サービスです。一度に最大5GBまでのファイルを送信できます。15年以上の歴史がある「GigaCCシリーズ」において利用率が高かった機能を標準搭載しているため、データに裏付けられた使いやすさが期待できるでしょう。世界各拠点のゲートウェイサーバを経由させて通信経路を最適化する「グローバルゲートウェイ」機能(オプション)を活用すれば、海外拠点・取引先とのファイル送受信も便利になります。導入事例も充実しており、実績は申し分ないサービスです。
公式サイト:
企業間ファイル共有・転送サービス GigaCC
【サービス終了】BitSend
料金
無料
転送可能なデータ量
無制限
セキュリティ対策
・ダウンロードパスワード
・SSL暗号化(インターネット通信暗号化)
・ファイル削除URL
導入事例
非公開
特徴
無料で会員登録も不要でありながら、データ量・ファイル数が無制限で送信可能となっています。ファイルの保持期間は最大14日間で、ダウンロードするためのURLが記載されたメールは3人まで同時に送信することができます。視認性が高いため使いやすく、機能性と使いやすさを兼ね備えたサービスといえます。
※BitSendはサービスを終了しています
自社のセキュリティ基準や用途によって適したサービスを選ぶ

ファイル転送サービスには、料金が安いものや送信可能なデータ量が大きいもの、セキュリティが堅固なものやサービス内容が充実しているものなど、サービスによってさまざまな強みがあります。
大差ないようにみえても、細かい部分に他サービスとの違いが垣間みえます。個人で導入する場合は、ひとまず使ってみて柔軟に乗り換えられるでしょう。一方、企業として正式に導入を検討している場合は、長期的な目線サービスを選ぶことが求められます。試用期間を設けて慎重に判断するのも選択肢のひとつです。
自社のセキュリティ基準や用途に適したサービスを選んで使うことで、サービス独自の強みが存分に活かされるでしょう。
RANKING ランキング
- WEEKLY
- MONTHLY
UPDATE 更新情報
- ALL
- ARTICLE
- MOVIE
- FEATURE
- DOCUMENT