最先端のWebマーケティングを発信するメディア

最先端のWebマーケティングを発信するメディア

【徹底比較】MEO対策ツール6選!無料・有料のものを特徴とともにご紹介

投稿日:

MEO

SHARE
FacebookTwitterLineHatenaShare

Webマーケティングにおいて、自社のサービスに関わるキーワードの「検索順位」を向上させる意義は大きなものです。

とりわけ実店舗のオーナーなど、「現地まで足を運んでもらう」ことがマーケティングのゴールとなる業種・業態においては、Googleマップをはじめとする「位置情報と紐づいた検索プラットフォーム」上での表示順位が売上に直結するといえます。

マップ上で検索された場合に自社の情報を上位表示させるための対策は、「MEO(Map Engine Optimization:地図エンジン最適化)」と呼ばれ、店舗の集客において重要な役割を担います。しかしMEOへの対策状況には事業者間で差がついており、「Googleビジネスプロフィール」に登録し、地図上に自社情報を表示するだけで、掲載情報を最適化していない店舗も少なくありません。

検索順位を上げ、集客効果を高めるには、検索順位やインサイトデータから現状を分析し、適切な改善策を導いていくプロセスが必要になります。これらの手順を効率化し、MEO対策におけるPDCAを循環させていくうえで、「MEOツール」は強い味方となりうるでしょう。

この記事では、MEOツールを導入するメリットをふまえ、おすすめの無料・有料ツールをそれぞれ紹介していきます。

MEOツールとは

「地図エンジン最適化」を意味するMEOは、「マップ検索における自社の表示順位を上昇させるための対策」を指しています。飲食店やショッピング施設など、その地域で特定のサービスを探しているユーザーに対し、自社情報を適切に届けられるよう、Web上に掲載する情報を最適化していく施策です。

■MEOについてもっと詳しく知りたい方はこちら
MEO対策とは?なんの略?その意味・アルゴリズムを解説!

MEOツールとは、このような対策を効率化するためのサービス全般を指しています。MEO対策は主に「Googleビジネスプロフィール」のアカウント上で行われるため、MEOツールにはその運用を補助するためのさまざまな機能が備わっています。

具体的には、検索順位のチェックのほか、インサイト分析や投稿管理に関する機能をもつサービスが数多くリリースされています。無料で利用できるツールもありますが、多くの場合が「検索順位の簡易的な確認」のみに機能を制限されているため、ビジネスプロフィールの運用を補助する機能が必要な場合には、有料ツールを選ぶことが望ましいでしょう。

MEOツールを導入するメリット

MEOツールを導入することにより、インサイトデータをグラフ化したり、プロフィール情報を管理したりといった機能を利用できるようになります。「定量的な現状分析による施策の改善」と、「さまざまな補助機能による業務の効率化」がMEOツールの大きなメリットといえるでしょう。以下では、より具体的にその恩恵について解説していきます。

多角的な分析が可能に

MEO対策にツールを導入する第一のメリットは、具体的な数字にもとづいて現状を把握できる点にあります。

検索順位の推移はもちろん、自社のビジネスプロフィールを閲覧したユーザーの行動を定量的に把握することにより、マーケティング施策の改善に向けた材料が得られるでしょう。データを確認しながら、「どのような検索語句でページにたどり着いたか」「実際の問い合わせにどれだけつながっているか」「どこで離脱が起きているか」など、現状における課題を整理することで、より具体的な対策につなげていけると考えられます。

ユーザーインサイトを自動的にグラフやチャートに落とし込んでくれるツールも多く、施策前後におけるデータの比較や、チーム内での共有も簡単に行うことができます。MEO対策におけるPDCAを効率化していくうえで、MEOツールを通じたデータの可視化は大きな意義をもつはずです。

同一エリアの競合店との比較・分析

MEO対策の目的は、第一に「ユーザーによる実店舗の訪問」であり、そのためには「同一キーワード・同一エリア」での検索において上位表示される競合店舗の分析が重要になるでしょう。MEOツールによって自社と競合との順位の推移を把握することで、「どの時点で、何が転機となって順位が変動したか」といったポイントも確認しやすくなります。

ツールによっては、「競合に対してどれだけ適切にMEO対策を行えているか」を分析可能であり、上位表示に向けたヒントが得られるようになっています。「競合に比べ、掲載している情報にどんな要素が足りないか」を提示してくれるツールもあり、実際の行動につなげやすい点もポイントです。

■MEOを成功させるコツが知りたい方はこちら
MEOを成功させるコツ~集客効果と対策事例で紐解く法則~

運用業務の効率化

MEO対策のうえで、自店舗のビジネスプロフィール上に投稿される口コミへの対応は欠かせません。

ユーザーからの投稿を促進するためには「コメントへの返信」が1つの有効な方法ですが、すべてに対応していては相当のリソースが割かれてしまいます。この点で、自動返信機能のあるツールを導入すれば、口コミを管理する手間を削減できるでしょう。

また、自身のビジネスプロフィール上にイベントやキャンペーン情報などを投稿する際、ツールなしでは「即時投稿」となるため、「余裕のあるときに投稿内容を予約しておく」ことができません。予約投稿機能のあるツールを用いることで、更新作業もスムーズになり、タイミングを逃さずユーザーに情報を届けられるでしょう。

その他、複数店舗を運営している場合にも、ツールの導入による恩恵は大きいと考えられます。MEOツールのなかには店舗ごとに検索順位を確認したり、投稿内容を一元的に管理したりといった機能を備えているものもあり、店舗ごとに行っていた運用プロセスを簡略化することが可能です。

■自分でMEO対策する場合のポイントを知りたい方はこちら
MEO対策のやり方を解説!自分で対策する方法のポイントとは?

MEOの検索順位を無料でチェックできるツール

MEOの検索順位を確認する際に注意しておきたいのは、検索エンジンを用いて順位を確認しようとした場合、「同じ語句で検索しても結果がユーザーによって異なるケースがある」という点です。1ユーザーが検索を行った際に表示される順位は、端末の位置情報や検索履歴など、パーソナライズされた情報と紐づいています。そのため自力でさまざまな地点からの検索順位を調べたり、標準化された順位を確認したりするには一定の工数が必要となるのです。

フラットな検索順位を知るためには、Webブラウザのシークレットモードを利用し、パーソナライズ設定をオフにする方法もありますが、以下に挙げるような無料ツールを利用するのも1つの手段です。

ただし、無料ツールの機能は基本的な順位のチェックのみであり、MEO対策における初歩的な情報を得ることが主な目的となります。ツールの導入によって業務効率化を図りたい場合には、有料ツールも選択肢に含めるとよいでしょう。

I Search From

I Search From」は、指定した都市におけるGoogle検索の結果をWebページ上で確認できるツールです。

ページは英語表記ですが、日本語の検索結果も調べることができます。国と言語、端末とキーワードを指定することで、模擬的な検索結果画面が表示されます。「City」の項目に対象となる都市名を入力すれば、実際にその都市から検索した結果が確認可能です。

順位の推移などは確認できないため、詳細な分析には向いていませんが、現在地とは離れた地点での検索結果を知りたいときには有効だといえるでしょう。

Googleマップ 検索順位チェッカー

Googleマップ 検索順位チェッカー」は、オルグロー株式会社の提供する無料の順位チェックツールです。Webページ上で検索地点とGoogleビジネスプロフィールの事業者名、キーワードを指定することで、順位を確認することができます。

Googleビジネスプロフィールの正確な名称を入力する必要がありますが、検索順位のほかレビューの点数も表示されるため、ユーザーの目に留まりやすい情報を簡易的に確認したいときに便利です。

Google広告

Google広告には、「広告とプレビューと診断」という機能があり、これをMEO検索順位チェックに利用することができます。

Google広告のアカウントを開設している場合には、管理画面の「ツールと設定」から「プランニング」を選択し、「広告プレビューと診断」のページに移行します。

アカウントをもっていない場合にも、直接「広告プレビューと診断ツール」のページでサービスを利用可能です。

キーワードと地域(市単位まで指定可能)、言語や端末といった条件を設定すれば、ローカルの検索結果を把握できます。

有料のおすすめMEOツール

MEO対策においては、Googleビジネスプロフィールに掲載する情報を最適化したり、口コミを管理したりと、アカウントの運営業務が必須となります。検索順位を確認することはもちろん、このような運営業務を効率化するうえで、さまざまな機能を備えたツールが役立つ場面も多いでしょう。

MEOツールのなかでも、GoogleビジネスプロフィールとAPI連携が可能なものを導入すれば、投稿や口コミをツール上の操作で管理できるようになるため、リソース削減につながると考えられます。

以下では実際に、GoogleビジネスプロフィールとのAPI連携に対応した有料ツールを紹介していきます。

MEO Dashboard byGMO

MEO Dashboard byGMO」 は、GMO TECH株式会社(GMOインターネットグループ)の提供するGoogleビジネスプロフィールの運用効率化ツールです。

キーワードや地点ごとに自社・競合の表示順位をチェックすることはもちろん、Google Analyticsとの連携によるユーザーの行動分析など、さまざまなマーケティングデータをダッシュボード上のグラフやチャートで確認できるようになっています。キーワードとインサイトについての多角的なデータが可視化されるため、具体的な改善策に向けた材料が得やすくなるでしょう。

分析に役立つ機能のほか、アカウント運用業務を効率化する機能も同ツールの強みです。口コミへの返信機能やイベントなどの予約投稿機能、複数店舗の管理機能など、Googleビジネスプロフィールを継続的に運用するうえでの負担軽減につながると考えられます。

GMO TECHは上記の管理ツール「MEO Dashboard byGMO」を提供するプランのほか、MEO対策のコンサルティングや、Googleビジネスプロフィール運用業務の一部を代行するプランも用意しています。料金は提供サービスによるため要問い合わせとなりますが、「MEO対策全般を外注で行いたい」という場合など、検討してみるのもよいでしょう。

Gyro-n「MEO順位チェックツール」

株式会社ユニヴァ・ジャイロンは、SEO対策プラットフォーム「Gyro-n(ジャイロン) SEO」の拡張機能として、MEO対策に向けた「MEO順位チェックツール」をオプション設定しています。つまりこのサービスを利用することで、SEO対策全般と、MEOに特化した対策を同一のプラットフォームで管理できるということです。

MEO順位チェックツールにおいては、ダッシュボード上で毎日の検索順位の変化を確認できるほか、インサイトのレポート機能など分析に役立つ機能が揃っています。さらに予約投稿やInstagramとの連携機能など、Googleビジネスプロフィール運用を効率化できる機能も充実しており、「分析」と「運用」を両面的に補助するツールだといえるでしょう。

多言語での検索順位も確認できるため、インバウンド向けの事業を展開・強化したい場合にも有効です。

月額料金は1店舗あたり1,500円(税別/「Gyro-n SEO」の料金を含む)から設定されており、2週間の無料体験期間が設けられています。標準料金でも基本的な分析・管理機能をカバーしていますが、標準でチェック対象とできるキーワードは10までであり、分析対象とする競合店舗は1つのみです。より多くのキーワードや競合を設定する必要がある場合には、オプションで枠を追加することになります。

MEOチェキ

MEOチェキ」は、株式会社トライハッチによるMEO対策ツールです。特定のキーワードや任意に選択された地点からの検索順位を確認できるほか、インサイトデータをビジュアル化し、定量的に把握するための機能も備えています。

検索時の表示画面をキャプチャし、管理画面上に保存しておく機能があるため、「実際のユーザーにどう見えているか」という面での変化も追いやすいことが1つの特徴です。

投稿予約などGoogleビジネスプロフィールの運用に便利な機能も用意されるほか、オプションとして口コミ管理や詳細な競合分析なども追加でき、施策のニーズに応じてプランを選べるようになっています。

標準プランは月額2,980円(税別)で、8つのキーワード、3つの競合店舗を設定できます。同プランにおいては、順位チェックやインサイトの確認、予約投稿といった基本機能を利用可能です。

その他、口コミ管理機能の充実した「プレミアムプラン」(税別4,980円)、競合分析やレポート機能を備えた「プロフェッショナルプラン」(税別15,000円)といったプランが用意されています。

さらに、20以上の店舗情報を管理する企業向けのプランとして、「MEOチェキ for 複数店舗」というサービスも提供されています。Googleビジネスプロフィールのほか、Facebookのアカウントを一元的に管理・編集したり、全店舗のインサイトデータを一括で比較したりと、煩雑な業務を効率化できる機能が魅力です。

なお、「MEOチェキ for 複数店舗」の料金は追加する機能や管理する店舗数によって異なりますので、詳細は公式ページをご確認ください。

まとめ

MEO対策を行ううえで、まず欠かせないのが「検索順位の確認」です。無料のツールでも大まかな順位は確認できますが、順位の推移や競合との比較、その他さまざまなインサイトデータの可視化など、有料ツールにはより多くの機能が備わっています。

マーケティング施策の改善や業務効率化を図るうえで、こうした有料ツールの導入は大きな力になりうるでしょう。一方で、実際に導入を検討する際には、削減できるリソースと運用にかかるコストを天秤にかけながら、「どれが自社にとって最適か」あるいは「そもそも有料ツールが必要か」といったポイントを考慮していくことが必要です。

一定期間は無料で使えるツールもあるため、トライアルを通じてどの程度効率化が可能かを見極め、導入による恩恵とコストを見定めておくとよいでしょう。あるいは、「データをどう施策に活かしていいかわからない」など、ツールの利用に自信がない場合には、MEO対策をアウトソーシングで一任することも選択肢の1つです。

SHARE
FacebookTwitterLineHatenaShare

この記事を書いた人

鹿嶋 祥馬
大学で経済学と哲学を専攻し、高校の公民科講師を経てWEB業界へ。CMSのライティングを300件ほど手掛けたのち、第一子が生まれる直前にフリーへ転身。赤子を背負いながらのライティングに挑む。

UPDATE 更新情報

  • ALL
  • ARTICLE
  • MOVIE
  • FEATURE
  • DOCUMENT