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プログラミング初心者が独学で楽しみながら学べるゲームアプリ5選

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2020 年に小学校でプログラミング教育が必修化し、プログラミングはいっそう注目を浴びています。

しかし、学校で教わっていない初心者にとって、お金と時間が必要になるプログラミング学習のハードルは高く、独学で行うとなるとモチベーションも続きづらいですよね。

そのような場合は、プログラミングゲームアプリがおすすめです。初心者でも気軽に楽しみながら学習ができ、スキマ時間を有効活用できるので、自分のペースでプログラミングの学習ができます。

プログラミングの独学は可能

プログラミングは自身の力だけでも学習することができます。ここでは、プログラミングの基礎知識や学習方法について解説していきます。

プログラミングとは

プログラミングとは、コンピューターに動作を実行させるために必要なプログラムを書いていくことを指します。

プログラムとは、いわばコンピューターの指示書のようなものです。コンピューターは自分の意思で行動することができないため、何をするのか指示を出してあげる必要があります。人間であれば言葉で指示を送ることができますが、コンピューターには伝わりません。そこで、プログラミング言語というコンピューターが理解できる言葉を使うことが必要なのです。

プログラミングでできること

電車や信号機、ゲームなど、身の回りにある電子機器はプログラミングで動いています。プログラミングを使用すると以下のようなことができます。

アプリ開発

TwitterやFacebookなどのWebアプリや、スマホアプリはプログラミングで開発されています。アプリ開発ができれば世界と繋がった市場でサービスを展開することができます。

Webサイト作成

今、目にしているこのサイトもプログラミングで作られています。プログラミングを習得すれば、サイトを0から作成することも可能です。

ゲーム開発

家庭用ゲーム機やゲームセンターにあるゲームなど、電子機器を利用したゲームにもプログラミングは使用されています。また今回紹介するように、ゲームを通してプログラミングを学ぶこともできます。

システム開発

システム開発とは、業務効率化を目的としたシステムの構築です。銀行のATMや注文の管理など、管理をコンピューターにやらせた方が早いという場合にプログラミングを使ってシステム開発を行います。

AI(人工知能)開発

スマホや自動掃除ロボットに搭載されているAIも、プログラミングで作成されています。AIを扱うエンジニアはAIエンジニアと呼ばれ、AIに学習させる業務があるなど、一般的なエンジニアと仕事内容が異なります。

プログラミング言語は複数ある

私たちが普段使用する言葉にも日本語や英語、中国語など複数言語があるように、プログラミングの言語も1つだけではありません。マイナーなものまで含めると200種類以上存在すると言われています。

本格的にエンジニアを目指す場合は、求人の多さやシェア率の高さ(よく使用されている言語)によってプログラミング言語を選ぶのが一般的ですが、プログラミングの知識を初めに覚える段階では、学習の難易度や使用目的で選ぶのもいいでしょう。ここでは5つの言語について紹介します。

Java(ジャバ)

主にWebアプリやAndroidアプリ開発で使用されている言語で、世界中で採用されています。Javaはプログラミング言語の中でセキュリティが高く処理速度も速いだけでなく、開発ツールも豊富にあることから非常に優秀な言語と称されており、初めてプログラミングを学ぶ際にはおすすめです。

JavaScript(ジャバスクリプト)

基本的なプログラミング言語の1つで、アプリ開発、システム開発、Webサイト制作など、用途の多さが特徴です。特にWebサイトで変化を付けるために使用されることが多く、コートがシンプルなので、学習しやすいです。

PHP(ピーエイチピー)

Webサイト制作で必要となる言語で、サイトのデザインを変えたり、画面を動かしたりすることができます。PHPはテキストの送信を得意としているため、問い合わせフォームやショッピングカートに使われており、ECサイトではより重要です。

Swift(スウィフト)

Apple社が開発した言語で、macOS、iPadOS、iOSで使用することができます。macOS、iPadOS、iOS向けアプリなどを開発する際に必要となり、世界中で普及しているiPhoneのアプリ開発を行うのであれば外せません。

Ruby(ルビー)

日本で生まれた言語で、主にWebアプリ開発で使用されています。直感的にコードを書くことができるので、難しい文法に頭を悩ますことなく書きながら覚えることができるので、学習しやすいでしょう。

プログラミングの学習方法

プログラミングは本やネットを使って独学をする方法や、スクールに通い学習する方法など、さまざまな方法があります。

ゲームだけでプログラミングの知識を深めることは難しいものの、書籍やネットなどの情報と合わせれば、独学での習得も不可能ではないでしょう。しかし独学の場合、悩んだときに相談ができなかったり、モチベーションが維持しづらかったりという問題に直面する可能性があるので、その際はスクールの活用をおすすめします。

ゲームアプリでプログラミングの基礎知識を身につける

プログラミングにふれたことがない方は、コードの羅列を見て、敷居の高さを感じてしまうのではないでしょうか。しかし、ゲームであれば楽しみながら自然とスキルが向上し、継続して学習することができるかもしれません。

プログラミングをゲームで学ぶメリット

自身のレベルに合わせて学べる

ゲームは様々な種類があるため、学びたい内容によってゲームを選ぶことができます。もし、自身のスキルに合ってないと感じた場合は、気軽に別のレベル(難易度)から挑戦することもできます。

論理的思考(ロジカルシンキング)が身に付く

ゲームは「こうしたら、こうなる」というのがすぐに出てくるので、複雑なプログラミングの動作がわかりやすくなります。実際に作品を作っていくゲームもあるので、完成するものがあるとプログラミングのイメージもつきやすいでしょう。

モチベーションが継続しやすい

プログラミングだけ行っていると、壁にぶつかったり面倒くさくなってしまったりした場合、学習をやめてしまうかもしれません。ゲームであれば「キャラクターを強くしたい」や「ストーリーを楽しみたい」のように、学習という目的以外の意欲も刺激され、モチベーションが低下しづらくなるでしょう。また、ゲームによってはレベルアップするシステムもあるので、自然とスキルが向上するかもしれません。

プログラミングをゲームアプリで学習するコツ

プログラミングをゲームアプリで学習する目的は、プログラミングの仕組みや動きなど、初歩的なことを楽しく理解することにあります。あくまで、ゲームアプリではプログラミングの基礎知識までしか学ぶことができないということを、念頭に置いていてください。

本来、プログラミングは必要なコードを調べながら入力していきます。フレームワークといった上級者向けの作業は学べないゲームが多いので注意してください。

初心者でも楽しく学べるゲーミングアプリ5選

Scratch(スクラッチ)

公式サイト:Scratch – Imagine, Program, Share
料金:無料
動作環境:PC、スマホ

プログラミングの組み立て方を直感的に学ぶことができ、自由にゲーム、アニメーションを作ることが可能です。チュートリアルも用意されているので、学習の仕方に迷うこともないでしょう。出来上がった作品はオンラインコミュニティで共有することができるので、他の作品からスキルを吸収することもできます。

Code.org(コード・ドット・オルグ)

公式サイト:Code.org – Learn Computer Science
料金:無料
動作環境:PC

レベルが4つに分かれているので、自身のスキルに合わせて調整することができます。JavaScriptのコード入力に対応しているため、JavaScriptについて学習したいという場合は特におすすめです。

Code.orgの中だけに存在するオリジナルのスマホアプリ「アプリラボ」を作る機能もあるので、アプリ開発に興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。ちなみにHour of Code(アワー オブ コード)では、『アナと雪の女王』や『スター・ウォーズ』といった人気作品のゲームを楽しむことができます。

Swift Playgrounds(スウィフトプレイグラウンズ)

公式サイト:Swift Playgrounds – Apple(日本)
料金:無料
動作環境:macOS、iPadOS

こちらはSwiftの学習をしたい人におすすめです。アプリ上でプログラミングしたコードは、実際にドローンやロボットを動かすことができます。ゲームのプレイ映像は録画することができるので、シェアして他の人からアイデアを募集したり、他作品を見て作業の効率化のヒントを得たりと、学習に役立てることもできます。

Progate(プロゲート)

公式サイト:Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
料金:無料(有料プランあり)
動作環境:PC、スマホアプリ

AI開発で必要となるプログラミング言語Python(パイソン)の基礎知識を学ぶことができます。Ruby on RailsコースやPHPコースなど、目的に合わせて学習することができます。

スライド学習を採用しており、コードが間違っている場合は一発でわかるので、復習しやすいつくりです。有料版であれば基礎だけでなく、実戦レベルで学習できるので、より深く学習したいという場合は有料版を試してみてはいかがでしょうか。

CodeCombat(コードコンバット)

公式サイト:CodeCombat – Coding games to learn Python and JavaScript
料金:無料(一部有料)
動作環境:ブラウザ

RPG形式で楽しめるゲームで、100以上のレベルが設定されています。ストーリーがしっかり作られており、ゲームをクリアすることでアイテムがもらえるなど、ゲーム性が高く、ストーリーも豊富にあるのでやり込み要素があります。ゲーム内容が充実していることは、継続的な学習につながるのではないでしょうか。

プログラミングを学習することで自身のスキルも上がる

プログラミングは義務教育となり、今後、社会でもプログラミング能力が求められる場面は増えてくるかもしれません。しかし、いきなり本格的な学習を始めるのは難しいですよね。

腰を据えて学習するとなるとお金や時間といった問題が発生しますが、ゲームであれば無料で楽しめるサービスもあり、スマホアプリに対応していればスキマ時間を使って学習することもできます。

まずはゲームでプログラミングに触れてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

RYUICHI ARAI
神奈川県出身。いきなりフリーランスとしてキャリアをスタートさせ、スポーツ関連の記事を執筆。過去にはHIPHOPライターとしても活動。ライター 以外にもコンテンツ制作や編集などの仕事も行う。趣味はフィールドワーク。

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