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SNSマーケティング
Twitterのクラブハウス風Spacesとは?Super Followsなど他機能も
2021/03/11

Twitter
2021年に入り、音声型SNS「クラブハウス」が爆発的に流行し、クローズドな関係を構築できるプラットフォームとして注目を集めています。著名人から一般ユーザーまで幅広い層へと波及していく様は、SNSにおける勢力図の変化すら予感させるものでした。

こうした動向を受け、音声チャットルームの機能搭載はTwitterやFacebookなど既存のSNSにとっても急務となっています。とりわけTwitterは、クラブハウスと近い機能を持った「Spaces(スペース)」のベータ版をすでに展開しており(2021年3月時点)、近く一般に公開する予定です。クラブハウスではまだ対応されていないAndroid版もテストされており、今後の展開に期待できる状況だといえるでしょう。

さらにTwitterは、Spaces以外にも新機能の導入を予定しており、コンテンツを有料で限定配信できる「Super Follows(スーパーフォロー)」や、有料または無料でニュースレターを配信できる「Revue(レビュー)」など、企業やクリエイターがSNS上でマネタイズしやすい環境を整えていく見込みです。

その他、ユーザーの興味関心に合わせた「Communities(コミュニティ)」機能の追加も予定されており、マーケティングにおいて特定領域のユーザー層に対してリーチしやすくなると考えられます。

ユーザーの密な関係構築を促すとともに、ビジネスにおけるマーケティングや収益化の面でも有効に活用しうるSNSとして、着実に進化を遂げようとするTwitter。この記事では、Spacesをはじめとする新機能の数々について紹介し、これらをどのように活用しうるかについても解説していきます。

目次

クラブハウス型のプラットフォームはなぜ重要か

TwitterやFacebookが音声チャット機能の搭載を急いでいるのは、クラブハウスの流行によって「一定の閉鎖性を持ったコミュニケーション空間に対する需要」が浮き彫りになったことが一つの要因として挙げられるでしょう。

自身の発信する情報が不特定多数の目に触れうるプラットフォームは、隠れた問題を世の中に広めたり、それまで接することがなかった他者との関係を構築したりする際には有効に機能する一方、「知らない人にどう受け止められるか」が見通せない側面があるといえます。

クラブハウスの「招待制」かつ「記録できない音声」という形式は、SNSを通じて安定して関係を深めていくうえで、一つの最適解でありえたと考えられます。「期待を裏切らないコミュニケーション」を前提としながら、信頼を深めていくにあたって、「そこだけ」の情報を共有するクローズドな形式が有効だったのです。

「クローズドな空間のなかで信頼を深める」というのは、マーケティングにおいても重要な観点です。なるべく広く情報を伝える経路を確保することはもちろん大切ですが、さらにそこから関係を深め、「コアなファン」「ロイヤルティの高い顧客」へと導いていくことが、収益の安定化には欠かせません。
「コア層に対する限定的な情報提供」が可能なクラブハウス型のメディアは、そのような関係性の深化に際して決定的な意義を持ちうると考えられます。

Twitterの新機能には「クラブハウスの後追い」以上の意義がある

Twitterは「Spaces」を導入することで、クラブハウス型のサービスを展開することになりましたが、その意義は決して「クラブハウスの後追い」に留まるものではありません。

SpacesやSuper Followsなど、Twitterに導入される数々の新機能は、「コア層の選定」「限定的な情報提供」によるマネタイズに焦点を合わせた機能です。
音声や文章など、得意な領域でファンを獲得・育成できるプラットフォームとしての機能が今後さらに充実していくと考えられ、工夫次第ではTwitterが「情報提供の場」であることを超え、「収益化の手段」ともなりうるといえるでしょう。

Spacesとは?クラブハウスとどう違う?

音声型SNS

SpacesはTwitter上で音声チャットルームを作成してフォロワーとの対話を楽しんだり、フォローしているアカウントの音声配信に参加して情報を得たりすることができる機能です。

公開範囲や参加権限は「スペース(音声チャットルーム)」の作成者が任意に設定でき、既存のフォロワーを招待したり、一般に公開したりすることも可能なため、さまざまな場面や用途で音声会話を楽しむことができます。

たとえば、「関係の近いフォロワー同士での会話」などクローズドな利用方法はもちろんですが、「テーマを設定した討論会に著名なアカウントが発話者として参加し、一般ユーザーはリスナーとして参加する」など、オープンイベントの場としても活用しうるでしょう。

現在はベータ版でのテスト段階ですが、クラブハウスがまだ対応していないAndroid版もすでにテスト段階に入っています。一般に公開され誰でも利用できるようになれば、フォロワーやその他ユーザー間のアクティブなやり取りが促されていくでしょう。

Spacesの基本的な使い方

Spaces機能をホストとして利用するには、まず自身の配信の場(=スペース)を作成する必要があります。

普段のツイートを投稿するボタン(筆のマーク)を長押しすると、ポップアップでその他の機能がアイコンとして表示されるので、その中から「スペース」をタップすれば作成画面に遷移することができます。
あるいは、Fleetでプロフィール画像をタップし、画面をスクロールして「スペース」 をタップするという手順も可能です。

参加者の範囲は「全員」「フォローしているアカウント」「発言できる参加者として招待したアカウントのみ」から選択でき、招待する場合には、対象のアカウントに対してダイレクトメッセージで招待状が送信されます。発言可能な参加者の枠は現在10人ですが、発言権のない「リスナー」の人数制限はありません。
範囲を設定したら、「スペースを開始」をタップすることで音声チャットルームが開かれます。

フォローしているアカウントが現在スペースを開設している場合、そのアカウントのプロフィールアイコンがFleet部分に紫色で表示されます。参加するときは、該当のアイコンをタップすると、ライブ配信されているスペースの情報が表示されるので、「このスペースに参加」から加わることが可能です。

ホスト側から招待を受けた際は、「リスナー」または「発言できる参加者」のいずれかを選択し、スペースに参加することができます。一度「発言できる参加者」として加わっても、後から通常のリスナーに戻ることができ、また退室も任意のタイミングで行えます。

クラブハウスとの違い

Spacesとクラブハウスは大きな形式のうえでは共通する部分も多く、公開範囲や会話への参加権限を選択できる点など、基本的には同等の利用法が可能だといえます。

Spaces独自の機能として、チャットルーム内で音声以外のリアクションができる点が挙げられます。発話者に対して絵文字で好意を表したりできるため、オーディエンスとして参加していても意思表示しうるのが特徴です。その他、音声を字幕で表示する機能もテストされていますが、現在は英語のみで実施されています。

最大の違いはやはり、「Twitterアカウントとの連続性」です。
すでにTwitter上で影響力を持つアカウントにとっては、そのままSpacesを利用することで既存のつながりを強固にできるメリットがあるでしょう。
一方で、アカウントによっては普段のツイートとの連続性が期待されると考えられるため、発言の自由度や新規ファンの獲得という面ではクラブハウスの方が向いているケースもあるかもしれません。

「Super Follows」機能でマネタイズにも対応

マネタイズ

Super Followsは、「ユーザーがお気に入りのアカウントを有料でフォローすることで、限定コンテンツを得られる」という機能です。

Twitterの発表資料においては、スーパーフォローをする側(料金を払う側)に対する特典として、ニュースレターなどの限定コンテンツ、限定コミュニティへの参加、EC取引、サポーターバッジなどが例示されています。
有料でのフォローをした見返りとして、フォローされた側のアカウントから、限定情報や限定イベント、キャンペーンなど、多様な種類の特典が提供されうるということです。

料金について詳細は明示されておらず、発表資料のSuper Followsのイメージ画像には「月額4.99ドル」という価格が表示されていますが、これはあくまで一例であると考えられます。スーパーフォローされる側が、限定の配信内容などに合わせて料金を設定できるようになる、と考えるのが自然かもしれません。

Super Followsはどう利用しうるか

Super Followsの活用方法としてまず考えられるのが、芸能人やインフルエンサーなど多くのフォロワーを抱えるアカウントが、オンラインサロンのような形でコアなファンとより密なつながりを形成する、という方向です。影響力のある人物からの情報はそれだけで付加価値を持つことが多いうえ、イベントへの参加権や、サポーターバッジの特別感などに価値を見出す人も多いでしょう。

さらに、企業アカウントにおいても「有料会員限定の特典」といった形での利用が考えられます。ECサイトでの特別割引やキャンペーン、セミナーへの参加権などを特典とする形です。
スーパーフォローをしてくれるユーザーは顧客としてのロイヤルティが高い傾向にあることが想定でき、そのためアプローチの方法を差別化することで効果も得られやすくなるでしょう。

また、SNSで創作物などを配信しているクリエイターにとっては、Super Followsを一種のサブスク配信のように活用することもできます。配信コンテンツとフォローの価格の設定次第では、Twitterを販売窓口として効果的にマネタイズを実践していけるかもしれません。

「Revue」により長文での情報発信が可能に

ライティング

「Revue」はオランダ発のニュースレター配信サービスであり、HTMLなどの知識がなくとも簡単に見出し設定や動画の埋め込みなどができ、体裁の整った記事を配信できるプラットフォームです。

RevueをTwitterが買収したことで、その機能をTwitterから利用できるようになりました。
ライターや記者など、テキストベースの情報発信と親和性の高い媒体であるため、文章による発信力を強めていきたい方にとって有効に活用しうる機能となるでしょう。

Revueは「ライティングによるマネタイズ」にも活用可能

TwitterがRevueとの連携において重視しているのは、「短文によるスピーディな情報発信」と、「長文での詳細な情報提供」とをシームレスにつなぐことです。興味を抱いてもらう段階から理解を深めてもらう段階までをTwitterのサービス上で行えるようにすることで、発信者は不足なく情報を提示できるようになり、受け取る側も必要に応じてアクセスすることが可能となります。

ライティングを通じたマネタイズの手段としては、これまでアフィリエイトブログなど広告収入が第一に考えられてきましたが、今後はSNS上で「自分の書いたものに対価を支払ってくれる人とつながる」という形も広まっていくと考えられます。
Twitter上で今後展開されていくSpacesやSuper Followsといった機能とともに、得意な領域でファンとのつながりを強めつつ、固定ファンを獲得していける環境が整っていくと期待できるでしょう。

「Communities」機能によりターゲティングが容易に

コミュニティ

Twitterはこれまで、Facebookのような「特定の趣味関心に合わせたコミュニティ機能」は備えておらず、興味のある話題が自動的にホーム画面に表示される「トピック」がその代替となっていました。
近日中の実装が予定されている「Communities」は、特定領域についての話題を見つけ、その会話に参加することを容易にする機能です。

Communitiesの機能が導入されることにより、一般ユーザーが関心の近いユーザーとつながる機会が増えることはもちろん、マーケティングにおいてもターゲットの絞り込みがしやすくなると考えられるでしょう。自身の分野に近い領域のコミュニティで有益な情報を発信することで新規フォロワーを獲得したり、クリエイターであれば近い業種のアカウントとのコネクションを形成したりと、ビジネス面でも大いに活用しうる機能となりそうです。

まとめ

Twitterの新機能の数々は、総じて「多方面からフォロワーとの関係性を深める」という観点から導入されています。新機能の導入によって考えられる大きな変化としては、「コア層に対する限定的なアプローチ」がより簡便になる、ということが挙げられるでしょう。
企業やクリエイターにとっては、コアなフォロワーの獲得からマネタイズまでの流れをTwitter上で形成することも可能となります。

これまで「情報発信のツール」として活用されてきたTwitterですが、今後は情報発信からコンテンツ販売、ロイヤルティ向上など、マネタイズのプロセスを一貫して行えるプラットフォームになっていくと考えられるでしょう。

Twitterをはじめ、SNSを通じたマーケティングや収益化の鍵を握るのは、「新しいプラットフォームを最大限に活かす工夫」です。形式面の変化によってどのようなコミュニケーション形態が新たに生じてくるのかを見定めながら、コンテンツの発信方法や内容面での差別化、ターゲットに対するアプローチ方法のブラッシュアップなど、情報を届けたい層に的確に届けるための工夫を凝らしていきましょう。


(本文・鹿嶋祥馬)

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