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webライターの「通る企画書」って?知らないと損!正しい作り方

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webライターが企画書を作成するときに重要なのは、もちろんアイデアです。ですが、いいアイデアがあったとしても、企画書の構成や表現の仕方によっては、企画が通らないこともあります。つまり、いいアイデアを出したうえで、クライアントへ魅力が伝わりやすい企画書を作らないといけないのです。

これから、アイデアの出し方や企画書の書き方をご紹介しますので、参考にしてください。

webライターはどのようにしてアイデアを出している?

談笑

webライターはさまざまな媒体から情報を得てアイデアを出しています。まずは、自身が興味を持っている分野に焦点を絞るのもいいでしょう。アイデアを出すだけでなく、企画書を作成するためには、より詳しく情報収集をしなくてはなりません。楽しみながら情報を集めるためには、興味があることから行うといいのです。

また、家族や友人に話を聞き、興味があるものや流行していることにアンテナを張るのもよいでしょう。周りの人が興味を持っているからといって、多くの人が興味を持っているとは限りませんが、もし話題になっていないコンテンツであっても切り口を変えれば新しいアイデアに昇華するかもしれませんし、、行き詰った際の突破口になるかもしれません。

クライアントから依頼を受けてライティングする場合は、テーマがあらかじめ決められていることもあります。その場合はもちろん先方の希望を最優先したアイデア作りをします。

たとえば、トレンドに合わせた内容にしてほしいという要望には、トレンドをしっかり調べてから、アイデアを見つけることが大切です。トレンドを知るためには普段からアンテナを張っていることが一番大切ですが、インターネットや雑誌、新聞を活用しましょう。特に、SNSは最先端のトレンドを把握するのに効果的です。

また、先にターゲットを絞りこむのもいいでしょう。老若男女だれもが魅力を感じる話題は理想ですが、年代や性別などのターゲットを決め、そのターゲットが求めている内容にした方が、よりそのテーマを深堀りできるので、充実した記事に仕上げられます。

基本的な企画書の作成方法とは?

企画書の作成

企画書とは自分が思い描くアイデアを実行するための具体的な計画を記載した重要な書類です。まずは、基本的な作り方を理解していないと、クライアントや上司から承認されるのは難しいです。

表紙にはわかりやすいタイトルを

まず企画書には表紙を作成し、一目でおおまかな内容が分かるタイトルをつけることが大切です。タイトルが分かりづらいと、「企画そのものが分かりづらい」「任せるのが不安」と思われてしまうかもしれません。10文字~30文字程度の読みやすい長さにして、さらに説明したいことがあれば、サブタイトルをつけましょう。なお、とにかく内容を簡潔にまとめることが重要です。

目次をつける

表紙を開けた最初のページには、目次を作成します。企画書は3~5つのセクションに分けた構成にしましょう。一般的には「導入」「現状分析」「企画内容」「目標」「手段や費用・スケジュール」などが見やすいとされていますが、webライティングにおいては、手段や費用についてはクライアントの想定の範囲内におさまることがほとんどなので、内容と目標を濃くした構成がよいでしょう。

本題部分は具体的に

最初の導入では、企画内容に至る背景を書き、目的を明確にすることが大切です。次に、現状がどのようになっているか説明をするといいでしょう。現状分析においては、クライアントの課題を表明したいので、場合によってはマイナスポイントを記載しても構いません。それをどう乗り越えるか、あるいはどうカバーするかという部分を後述し、ちゃんと伝えることができれば、好印象に映ります。

企画内容は目標に合わせて実行したいことを具体化します。その後、期待できる効果や目標を書いていくのです。このとき、クライアントの要望をきちんと汲み取れているかどうかが重要になってきます。クライアントが課題としていること、あるいは依頼時に期待してくれていることを把握できていれば、それを伝えきるつもりで仕上げましょう。

期待できる効果においては、似たケースがあればそれを参考にして、シミュレーションした表を入れるのもいいでしょう。シミュレーションで具体的な効果が予測できていれば、企画も通りやすくなります。

通る企画書とは?

握手

通る企画書を作るためには、問題を解決できる企画書にします。webライターに仕事を任せる場合、クライアント側は「もっとサイトを見てほしい」「世間に自社を知ってもらいたい」と思っている場合が多いです。サイト訪問者数や利用者数・売上を上げたいという気持ちがあり、その目標を達成させるために依頼しているのです。

そこで、現状の問題解決に期待できる企画書にすると、通りやすいでしょう。まずは、第三者として問題を探し、世間からの評価も確認します。そして、抱えている問題を分析し、それに合わせた解決策を具体的に示すと、通る企画書になりやすいのです。

企画書はできるだけ詳しくすることで、通りやすくなります。クライアント側から希望の内容をヒアリングしたら、それに合わせたタイトルや見出し・リード文を作成しましょう。キーワードがしっかりと入っている内容にすれば、記事の仕上がりがイメージしやすくなります。

このとき、タイトルに入れるキーワードの選定が大切です。キーワードはだれでも思いつく内容で構いません。その理由として、検索エンジンからの流入を期待するためには、多くの人が検索で入力するキーワードが重要だからです。まずは、検索で入力するキーワードを調べ、それをもとにメインキーワードと関連するキーワードを選定するといいでしょう。

webライターに依頼する際、クライアントは自社の手間を省いてSEO対策できることを期待している場合があります。よって、SEOに特化した内容を盛り込んだ企画書を作成をするといいでしょう。問題点の抽出から、どのようなキーワードと内容にすればいいのかを書き出し、検索エンジンからの流入を増やす方法を具体化します。

ユーザーにクライアント企業を魅力的だと思わせる記事に仕上げることも重要です。たとえばクライアントの公式SNSを登録したいと思ってもらえたら、それが記事の第一の目標でなかったとしても今後なにかプロモーションする上で役立ちます。

企画書を作成する段階では、他のライターにも依頼している場合があります。何人かの企画書を見た上で最終的な依頼先を探すケースも多いのです。よって、通る企画書を作成するためには、自分にしかできないことや自分の価値観も記載して差別化した方がいいでしょう。

求められているのは、既にだれかが書いているような内容ではありません。リスクが少ない内容でもいいですが、それでは埋もれてしまう可能性が高いので「積極的」「斬新」と思わせる内容でもいいのです。複数の企画書が出た場合、自分の価値観やできることを記載していると、評価する人の印象に残りやすいでしょう。

通る企画書は、内容だけでなくデザインも大切!

デザイン

企画書においてもちろん内容が最重要項目ですが、フォントやデザインも重要視されています。企画書を一目見た瞬間に分かりづらいと感じられてしまうと、クライアントは具体的な内容をイメージしにくいです。よって、読みやすさと魅力的なデザインを心掛けるといいでしょう。

まず、フォントの大きさは3つに絞るのが望ましいです。例えば、見出しは36pt、本文は18pt、説明文は12ptなど、決めたらその企画書内では統一させます。本文中でさまざまな大きさのフォントを使うと、見づらくなってしまうので注意が必要です。フォントのタイプも統一するといいでしょう。色は重要なポイントを赤色や青色にして使い分けると分かりやすいです。

文章だけでなく、図や表・写真などを入れるとよりイメージしやすくなります。レイアウトとしては、企画書を読む人がその場で容易に理解できるぐらいの情報量にすることが大切です。

例えば、1つのページを文章だけで埋めるよりは、文章と表・図を入れた方がいいでしょう。瞬時に見やすいと感じさせると、さらに詳しく読み進めてくれる可能性が高まります。なお、写真や図・表を入れるときには、その説明を入れることも必要です。なにを意味しているか分からない写真や表は、企画書の枚数稼ぎと思われる場合もあるため注意しましょう。また、背景の色が濃いと見づらくなってしまうので、基本的にはシンプルなものを心掛けましょう。

企画書は読む人がイメージしやすいものを作成しよう!

企画書はクライアント側がイメージしやすい内容とデザインにすることが大切です。まずは、相手がなにを求めているかを把握し、問題点や求めていることを解決できる内容にしましょう。そして、見やすい構成やフォント・デザインを意識することも重要です。これを参考に、通る企画書を作成してみてください。

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