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イベントマーケティングの効果とは?メリットや成功のコツを大公開

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「セミナー参加者が集まらない」
「イベントで名刺は集まったが商談に繋がらない」
このような悩みを抱えているマーケティング担当者は少なくありません。

イベントマーケティングは、見込み顧客と直接対話できる貴重な機会ですが、目的や手法を間違えると、多大なコストをかけても成果が出ないことがあります。

本記事では、イベントマーケティングの基本から実践的な進め方、成功のコツまでを徹底解説します。初心者の方でも理解できるよう、具体例や事例を交えながら分かりやすく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

イベントマーケティングとは?

イベントマーケティングとはのイメージ

イベントマーケティングとは、セミナーや展示会などのイベントを開催し、見込み顧客との直接的な接点を作るマーケティング手法です。企業が主体となってイベントを企画・運営することで、商品やサービスの魅力を体験してもらいながら、参加者との関係性を構築していきます。

近年では、オフラインの展示会やセミナーだけでなく、ウェビナーやオンライン展示会といったデジタル形式も増えています。

さらに、リアルとオンラインを組み合わせた「ハイブリッドイベント」も登場し、より多くの人にリーチできる手法として注目されているんです。

従来のマーケティングとの違い

従来の広告やWebマーケティングは、企業から顧客への一方向的な情報発信が中心でした。テレビCMやバナー広告、SNS投稿などは多くの人に届けられる反面、顧客の反応をリアルタイムで感じ取ることが難しいという課題があります。

一方、イベントマーケティングは「双方向のコミュニケーション」が最大の特徴です。参加者と直接対話できるため、その場で質問に答えたり、商品を実際に触ってもらったり、顧客の本音を引き出したりすることができます。

また、参加者同士が交流することで、コミュニティが生まれ、ブランドへの愛着が深まるケースも少なくありません。

イベントマーケティングを実施する5つの目的

イベントマーケティングを実施する目的のイメージ

イベントマーケティングを成功させるには、まず「何のために開催するのか」を明確にすることが重要です。目的が曖昧なまま進めてしまうと、効果的な企画を立てられず、費用対効果の低いイベントになってしまう可能性があります。

ここでは、企業がイベントマーケティングを実施する代表的な5つの目的を紹介します。

  • 新規リードの獲得と商談機会の創出
  • 見込み顧客の育成と関係構築
  • 企業・商品ブランディングの強化
  • 既存顧客のロイヤリティ向上
  • 市場調査と顧客フィードバック収集

自社が目指すゴールに合わせて、最適な目的を設定してみてください。

新規リードの獲得と商談機会の創出

イベントは、これまで接点のなかった潜在顧客と出会える絶好の機会です。展示会やセミナーに参加する人の多くは、テーマに興味を持っているため、自社の商品やサービスに関心を示してくれる可能性が高いといえます。

その場で名刺交換やアンケート回収を行えば、後日フォローアップできるリスト(見込み顧客情報)が手に入ります。さらに、イベント中に具体的な課題をヒアリングできれば、商談に直結するチャンスも生まれるでしょう。

見込み顧客の育成と関係構築

すでに自社を認知している見込み顧客に対して、さらに深い情報を提供し、購買意欲を高める目的でもイベントは有効です。たとえば、製品の活用セミナーや業界トレンドを解説するウェビナーを開催することで、参加者の知識レベルを引き上げながら信頼関係を築けます。

継続的にイベントを実施すれば、参加者との接触頻度が増え、「困ったときはこの会社に相談しよう」と思ってもらえる関係性が生まれます。BtoB企業では、検討期間が長い商材ほど、この育成プロセスが重要になってくるんです。

企業・商品ブランディングの強化

イベントを通じて、企業の世界観や価値観を体感してもらうこともできます。たとえば、環境に配慮した素材を使った製品を扱う企業が、サステナビリティをテーマにしたカンファレンスを開催すれば、「この会社は本気で環境問題に取り組んでいる」というメッセージが伝わるでしょう。

また、業界の第一人者を招いた大規模イベントを開催すれば、「この分野のリーディングカンパニー」としてのポジションを確立できます。ブランドイメージの向上は、長期的な売上や採用活動にもプラスの影響をもたらしてくれます。

既存顧客のロイヤリティ向上

すでに自社の商品やサービスを利用している顧客に向けて、感謝を伝えたり最新情報を提供したりする目的でもイベントは効果的です。ユーザー交流会や限定セミナーを開催することで、顧客同士のつながりが生まれ、コミュニティが形成されていきます。

コミュニティが活性化すると、顧客が自発的に商品の魅力を発信してくれたり、長期間にわたって利用し続けてくれたりする可能性が高まります。解約率の低下や顧客単価の向上にもつながるため、SaaS企業やサブスクリプション型ビジネスでは特に重視されている取り組みです。

市場調査と顧客フィードバック収集

イベントは、顧客の生の声を直接聞ける貴重な場でもあります。アンケートやヒアリングを通じて、製品の改善点や新機能のニーズ、競合製品との比較など、通常では得にくい情報を収集できるんです。

また、参加者同士の会話や質疑応答の内容から、業界全体のトレンドや課題感を把握することもできます。こうした情報は、今後の商品開発やマーケティング戦略を考えるうえで非常に役立つでしょう。

イベントマーケティングの5つのメリット

イベントマーケティングのメリットのイメージ

イベントマーケティングには、他のマーケティング手法にはない独自のメリットがあります。特に、顧客と直接対面できる点は大きな強みといえるでしょう。

ここでは、イベントマーケティングを実施することで得られる5つの主なメリットを紹介します。

  • リアルな体験で商品価値を実感してもらえる
  • 確度の高い見込み顧客と直接つながれる
  • 顧客の生の声を収集できる
  • SNSや口コミで拡散される可能性
  • 競合他社との差別化を図れる

これらを理解しておくことで、自社にとってイベント開催が本当に価値あるものかを判断できるはずです。

リアルな体験で商品価値を実感してもらえる

Webサイトやカタログだけでは伝えきれない商品の魅力を、五感を使って体験してもらえるのがイベントの最大の強みです。実際に商品を手に取ったり、試食したり、デモを見たりすることで、参加者は「これなら使えそう」「思ったより便利だ」といった実感を持てます。

BtoB商材の場合も同様です。システムの操作画面を実際に触ってもらったり、導入事例を詳しく説明したりすることで、導入後のイメージが具体的になり、購買決定のハードルが下がります。

確度の高い見込み顧客と直接つながれる

イベントに参加する人は、そもそもテーマに興味があるからこそ足を運んでいます。つまり、不特定多数に向けた広告と比べて、はるかに確度の高い見込み顧客と出会えるわけです。

さらに、その場で直接会話できるため、相手のニーズや課題を深くヒアリングできます。名刺交換やアンケート回収を通じて連絡先を入手すれば、後日個別にアプローチすることも可能です。一度に複数の見込み顧客と接点を持てる効率の良さも魅力といえるでしょう。

顧客の生の声を収集できる

イベントでは、参加者と直接対話できるため、アンケートだけでは得られない本音を引き出せます。「実はこんなことに困っている」「もっとこういう機能が欲しい」といった具体的なフィードバックは、商品改善や新サービス開発のヒントになるんです。

また、参加者同士の会話を観察することで、業界のトレンドや共通の課題を把握することもできます。こうした情報は、今後のマーケティング戦略を考えるうえで非常に貴重なデータとなるでしょう。

SNSや口コミで拡散される可能性

魅力的なイベントを開催できれば、参加者がSNSで写真や感想をシェアしてくれることがあります。リアルタイムで投稿されることで、イベントに参加していない人にも情報が届き、ブランドの認知度が一気に広がる可能性があるんです。

特に、体験型のコンテンツやフォトスポットを用意すると、自然と「インスタ映え」する投稿が増えます。参加者自身が発信してくれることで、企業が広告費をかけなくても拡散効果が期待できるのは大きなメリットといえるでしょう。

競合他社との差別化を図れる

イベントを通じて企業の個性や強みをアピールできれば、競合との差別化につながります。たとえば、業界の第一人者を招いた講演会を開催したり、最新技術を使った体験型コンテンツを用意したりすることで、「この会社は他とは違う」という印象を残せるんです。

また、参加者との対話を重視した温かい雰囲気を演出すれば、「顧客に寄り添う企業」としてのイメージも定着します。商品スペックだけでは差がつきにくい市場でも、イベント体験を通じて独自のポジションを築けるでしょう。

イベントマーケティングのデメリットと注意点

イベントマーケティングのデメリットのイメージ

イベントマーケティングには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意すべき点も存在します。ここでは、イベントマーケティングを実施する際に押さえておきたい3つのデメリットを紹介します。

  • コストと準備時間がかかる
  • 運営ノウハウが必要になる
  • 効果測定の難しさ

事前にこれらを理解しておくことで、リスクを最小限に抑えながら効果的なイベントを開催できるでしょう。

コストと準備時間がかかる

イベント開催には、会場費や人件費、制作費、機材費など、さまざまなコストが発生します。特に大規模なイベントになると、数百万円単位の予算が必要になることも珍しくありません。オンラインイベントであっても、配信システムの導入や事前リハーサルなど、一定の費用と手間がかかります。

また、企画から当日の運営、事後フォローまでを含めると、数ヶ月単位での準備期間が必要です。社内リソースが限られている場合は、他の業務と並行して進めるのが難しく、外部のイベント会社に委託するケースも多いでしょう。

運営ノウハウが必要になる

イベントを成功させるには、企画力や進行管理スキル、トラブル対応力など、専門的なノウハウが求められます。初めてイベントを開催する企業の場合、思わぬトラブルが発生したり、参加者の満足度が低くなったりするリスクがあるんです。

たとえば、会場の音響設備が不十分で声が聞こえなかったり、受付がスムーズに進まず参加者を待たせてしまったりすると、せっかくのイベントが台無しになってしまいます。ノウハウが不足している場合は、イベント運営の経験豊富なパートナー企業に相談することも検討してみてください。

効果測定の難しさ

イベントマーケティングは、Web広告のようにクリック数やコンバージョン率を正確に測定するのが難しい側面があります。参加者数や名刺獲得数は把握できても、「イベント参加がどれだけ売上に貢献したか」を明確に数値化するのは簡単ではありません。

また、ブランディングや顧客との関係構築といった定性的な効果は、短期間では評価しにくいものです。長期的な視点で効果を追いかける必要があるため、経営層への説明や予算確保に苦労するケースもあるでしょう。

イベントマーケティングの代表的な7つの手法

イベントマーケティングの手法のイメージ

イベントマーケティングと一言でいっても、その形式はさまざまです。目的やターゲット、予算に応じて最適な手法を選ぶことが成功のカギとなります。

ここでは、代表的な7つのイベント形式を紹介します。

  • セミナー・ウェビナー
  • 展示会・オンライン展示会
  • 体験型イベント
  • ミートアップ・交流会
  • ユーザーコミュニティイベント
  • カンファレンス・シンポジウム
  • ハイブリッドイベント

それぞれの特徴を理解して、自社に合った手法を見つけてみてください。

セミナー・ウェビナー

セミナーは、特定のテーマについて情報を提供する講義形式のイベントです。自社単独で開催する「自社セミナー」と、他社と協力して実施する「共催セミナー」があります。また、オンラインで開催するセミナーは「ウェビナー」と呼ばれ、近年急速に普及しているんです。

セミナーの内容は大きく2種類に分けられます。業界トレンドやノウハウを提供する「情報提供型」と、自社商品の魅力を伝える「顧客獲得型」です。BtoB企業では、まず情報提供型のセミナーで信頼関係を築き、その後に商品紹介へとつなげるケースが多いでしょう。

展示会・オンライン展示会

展示会は、複数の企業が一堂に集まり、自社の商品やサービスを展示するイベントです。自社単独で開催する方法もありますが、多くの場合は展示会運営会社や地方自治体が主催するイベントに出展料を支払って参加します。

来場者は特定の業界や商材に興味を持っているため、効率的にターゲット層へアプローチできるのが魅力です。近年では、バーチャル空間で展示を行う「オンライン展示会」も増えており、地理的な制約なく全国の見込み顧客にリーチできるようになっています。

体験型イベント

体験型イベントは、参加者が実際に商品やサービスの価値を体感できる形式です。たとえば、住宅メーカーのモデルハウス見学会、食品メーカーの試食会、自動車の試乗会などが該当します。

実際に触れて・使って・感じてもらうことで、商品の良さを深く理解してもらえるのが最大の強みです。購買意欲を直接高める効果があるため、BtoC商材を扱う企業では特に人気の手法といえるでしょう。

ミートアップ・交流会

ミートアップは、共通の興味や目的を持った人たちが集まり、カジュアルに情報交換や意見交換を行うイベントです。セミナーよりもフランクな雰囲気で、参加者同士の交流がメインとなります。

企業がミートアップを開催する目的は、ブランディングや採用活動、商品のフィードバック収集などさまざまです。講義形式ではなく、食事会や勉強会形式で実施されることが多く、参加者との距離が近いため、深い関係性を築きやすいのが特徴といえます。

ユーザーコミュニティイベント

既に自社の商品やサービスを利用している顧客を対象に開催するイベントです。ユーザー同士がノウハウを共有したり、新機能の使い方を学んだりする場として機能します。

コミュニティが活性化すると、顧客満足度が向上し、解約率の低下につながります。また、熱心なユーザーが他のユーザーをサポートしてくれることで、企業側のカスタマーサポートコストも削減できるんです。SaaS企業やサブスクリプション型ビジネスでは、顧客ロイヤリティ向上のために積極的に取り組まれています。

カンファレンス・シンポジウム

カンファレンスは、業界の専門家や有識者が集まり、特定のテーマについて議論や講演を行う大規模イベントです。シンポジウムも似た形式ですが、より学術的な内容が多い傾向にあります。

自社が主催者となることで、業界のリーディングカンパニーとしてのポジションを確立できるのが大きなメリットです。また、著名なスピーカーを招くことで、参加者の注目度が高まり、メディアにも取り上げられやすくなります。

ハイブリッドイベント

ハイブリッドイベントとは、オフライン(リアル)とオンラインを組み合わせた形式のことです。会場に来られない人でもオンラインから参加できるため、より多くの人にリーチできます。

コロナ禍をきっかけに急速に普及した手法で、現在では多くの企業が採用しています。ただし、リアル会場とオンライン配信の両方を運営する必要があるため、通常のイベントよりも準備や運営の負担が大きくなる点には注意が必要です。

初心者でも実践できる!イベントマーケティングの進め方

イベントマーケティングの進め方のイメージ

イベントマーケティングを初めて実施する場合、「何から手をつければいいのか分からない」と悩むこともあるでしょう。ここでは、イベント開催の全体像を8つのステップに分けて解説します。

  • Step1:目的とKPIを明確に設定する
  • Step2:ターゲット像を具体化する
  • Step3:最適なイベント形式を選ぶ
  • Step4:魅力的なコンテンツを企画する
  • Step5:効果的な告知・プロモーションを実施
  • Step6:当日オペレーションを綿密に設計
  • Step7:アフターフォローで関係を深める
  • Step8:効果測定と改善を繰り返す

それぞれのステップを丁寧に進めることで、初心者でも成功確率の高いイベントを開催できるはずです。

Step1:目的とKPIを明確に設定する

まず最初に、「なぜイベントを開催するのか」を明確にしましょう。新規リードを獲得したいのか、既存顧客との関係を深めたいのか、ブランド認知を高めたいのか。目的によって、イベントの形式や内容が大きく変わります。

目的が決まったら、それを測定するためのKPI(重要業績評価指標)も設定してください。たとえば、「参加者100名」「名刺獲得80枚」「商談化率20%」といった具体的な数値目標を立てることで、イベント後の効果測定がしやすくなります。

Step2:ターゲット像を具体化する

次に、「誰に参加してほしいのか」を明確にします。業種、役職、年齢層、抱えている課題など、ターゲット像を具体的に描くことで、刺さるメッセージやコンテンツが見えてくるんです。

ターゲットが曖昧なまま進めてしまうと、誰にも響かない中途半端なイベントになってしまいます。理想的には、「こういう悩みを持った、こんな立場の人」というペルソナを作成し、チーム内で共有しておくと良いでしょう。

Step3:最適なイベント形式を選ぶ

目的とターゲットが決まったら、それに合ったイベント形式を選びます。たとえば、全国の見込み顧客にリーチしたいならウェビナー、商品を実際に体験してもらいたいなら体験型イベント、といった具合です。

予算やリソースも考慮に入れましょう。初めてのイベントであれば、小規模なセミナーから始めるのがおすすめです。成功体験を積み重ねながら、徐々に規模を拡大していくと良いでしょう。

Step4:魅力的なコンテンツを企画する

イベンの成否を分けるのは、何といってもコンテンツの質です。参加者が「来て良かった」と思えるような価値ある情報や体験を提供できるかが勝負となります。

たとえば、業界の第一人者を招いた講演や、実践的なワークショップ、参加者限定の特典など、「ここでしか得られない」という特別感を演出しましょう。企画段階でターゲット像を思い浮かべながら、「この人たちは何を求めているか」を常に考えることが大切です。

Step5:効果的な告知・プロモーションを実施

どれだけ素晴らしいイベントを企画しても、ターゲットに情報が届かなければ意味がありません。告知方法は、ターゲットの情報収集行動に合わせて選ぶのがポイントです。

たとえば、BtoB向けならメールマガジンやLinkedIn、BtoC向けならInstagramやTikTokなど、媒体によって効果が大きく変わります。また、開催日の数週間前から複数回にわたって告知することで、申込率を高められるでしょう。

Step6:当日オペレーションを綿密に設計

イベント当日の流れを細かくシミュレーションし、タイムスケジュールや役割分担を明確にしておきましょう。受付の手順、会場レイアウト、機材チェック、トラブル発生時の対応など、考えられるあらゆる事態に備えておくことが重要です。

可能であれば、本番前にリハーサルを実施してください。実際に動いてみることで、想定外の課題が見つかることも多いんです。スタッフ全員が当日の流れを理解している状態を作れば、安心してイベントを迎えられます。

Step7:アフターフォローで関係を深める

イベント終了後のフォローアップは、成果を最大化するうえで欠かせません。参加者にお礼のメールを送ったり、当日の資料を共有したり、アンケートで感想を聞いたりすることで、関係性を継続できます。

特に重要なのは、確度の高い見込み顧客への迅速なアプローチです。イベント中に強い関心を示した参加者には、1週間以内に個別連絡を取り、商談につなげましょう。フォローが遅れると、せっかくの機会を逃してしまうことになります。

Step8:効果測定と改善を繰り返す

イベント終了後は、事前に設定したKPIをもとに効果測定を行います。参加者数、満足度、商談化数、費用対効果など、さまざまな指標を分析し、次回に向けた改善点を洗い出しましょう。

また、スタッフからのフィードバックも重要です。現場で感じた課題や気づきを共有することで、運営体制の改善につながります。PDCAサイクルを回し続けることで、イベントの質は確実に向上していくはずです。

イベントマーケティング成功のための5つのコツ

イベントマーケティングの成功のコツのイメージ

イベントマーケティングを成功させるには、基本的な手順を押さえるだけでなく、いくつかの工夫が必要です。ここでは、成果を最大化するための5つのコツを紹介します。

  • 参加ハードルを下げる工夫をする
  • 「参加するメリット」を明確に打ち出す
  • ターゲットに合った告知チャネルを選ぶ
  • 参加者同士の交流機会を設ける
  • 継続開催でファンを育てる

これらを意識するだけで、参加者の満足度や申込率が大きく変わってくるはずです。

参加ハードルを下げる工夫をする

どれだけ魅力的なイベントでも、参加のハードルが高いと申込者が集まりません。申込フォームの入力項目は必要最小限にし、わずか数ステップで完了できるようにしましょう。

参加費用も重要なポイントです。有料イベントの場合は、早割や複数人割引などの特典を用意することで、申込を促進できます。オンライン開催であれば、移動の手間がないため参加しやすくなる点も大きなメリットです。

「参加するメリット」を明確に打ち出す

「このイベントに参加すると、自分にどんな良いことがあるのか」を明確に伝えることが重要です。ただ「セミナー開催します」と告知するだけでは、忙しいビジネスパーソンは興味を持ってくれません。

たとえば、「明日から使える具体的なノウハウが学べる」「業界トップ企業の事例が聞ける」「参加者限定の資料がもらえる」など、具体的なベネフィットを前面に押し出しましょう。参加者目線で「得られる価値」を訴求することが、申込率を高める鍵となります。

ターゲットに合った告知チャネルを選ぶ

イベントの情報をどこで発信するかは、ターゲット層の情報収集行動に合わせて決めましょう。BtoB企業の経営層をターゲットとするなら、メールマガジンやLinkedInが効果的です。一方、若年層の消費者向けイベントなら、InstagramやTikTokが適しています。

複数のチャネルを組み合わせることで、リーチを最大化できます。ただし、媒体ごとにメッセージの伝え方を変えることも忘れないでください。それぞれの特性を活かした告知を行うことが、成功への近道です。

参加者同士の交流機会を設ける

イベントを単なる情報提供の場で終わらせるのではなく、参加者同士がつながれる機会を作ることも大切です。たとえば、グループワークや懇親会、オンラインチャットなどを用意すれば、参加者同士で名刺交換や情報交換が生まれます。

こうした交流を通じてコミュニティが形成されると、参加者の満足度が高まり、次回以降のイベントにもリピーターとして参加してくれる可能性が高まります。また、参加者が自発的にイベントの魅力を発信してくれることも期待できるでしょう。

継続開催でファンを育てる

イベントマーケティングは、一度開催して終わりではありません。定期的に開催を続けることで、徐々にファンが増え、ブランドへの愛着が深まっていきます。

たとえば、毎月1回のウェビナーシリーズや、四半期ごとのユーザー交流会など、継続的な接点を作りましょう。回を重ねるごとに運営ノウハウも蓄積され、イベントの質も向上していきます。長期的な視点で取り組むことが、イベントマーケティング成功の秘訣です。

イベントマーケティングの効果測定方法

イベントマーケティングの効果測定のイメージ

イベントを開催したら、必ず効果測定を行いましょう。「なんとなく盛り上がった」だけでは、次回の改善につながりませんし、社内で予算を確保するのも難しくなります。
ここでは、イベントの成果を正しく評価するための指標と測定方法を紹介します。

測定すべき主要指標(KPI)

イベントマーケティングの効果を測る指標は、目的によって異なります。以下の表を参考に、自社のイベントに合ったKPIを設定してみてください。

測定項目 具体的な指標 測定方法
量的指標 申込者数、参加者数、名刺獲得数、アンケート回収数 受付システム、名刺管理ツール
質的指標 参加者満足度、NPS、自由記述コメント アンケート、事後ヒアリング
ビジネス成果 商談化数、受注数、受注金額、ROI CRM、営業担当者からの報告
波及効果 SNS投稿数、メディア露出、Webサイトアクセス増加 SNS分析ツール、Googleアナリティクス

量的指標だけでなく、質的指標も重視することが重要です。参加者が100名集まっても、満足度が低ければ次回以降の参加は期待できません。また、短期的な売上だけでなく、ブランド認知度の向上といった長期的な効果も考慮しましょう。

効果測定のタイミングと方法

効果測定は、イベント直後だけでなく、一定期間経過後にも実施することが大切です。たとえば、イベント終了直後にアンケートを実施し、参加者の満足度や改善点を把握します。

その後、1ヶ月後や3ヶ月後に営業チームと連携して、商談化数や受注数を追跡しましょう。イベントに参加した見込み顧客が、その後どのように行動したかを追いかけることで、真の投資対効果が見えてきます。

また、アンケートやヒアリング結果をもとに、次回イベントの企画に反映させるPDCAサイクルを回すことも忘れないでください。

業界別|イベントマーケティングの成功事例

イベントマーケティングの成功事例のイメージ

ここでは、実際に成果を上げている企業のイベントマーケティング事例を3つ紹介します。業界や目的が異なる事例を見ることで、自社に応用できるヒントが見つかるはずです。

それぞれの取り組みから、成功のポイントを学んでいきましょう。

BtoB企業のウェビナー活用

あるBtoB向けSaaS企業では、毎月定期的にウェビナーを開催し、見込み顧客の獲得と育成に成功しています。テーマは「業務効率化のノウハウ」や「最新トレンド解説」など、ターゲット企業が抱える課題に直結する内容です。

ウェビナー後には、参加者の関心度に応じてスコアリングを行い、確度の高い見込み顧客には営業担当が個別フォローを実施。確度の低い参加者には、メールマガジンで継続的に情報を提供し、関係性を維持しています。この仕組みによって、年間で数百件の商談機会を創出し、売上拡大に貢献しているそうです。

消費財メーカーの体験型イベント

ある化粧品メーカーは、全国主要都市で「メイクアップ体験会」を定期開催しています。参加者は、プロのメイクアップアーティストから直接アドバイスを受けながら、新商品を試せるという内容です。

イベント会場では、参加者が自撮りしやすいフォトスポットを設置し、SNSでのシェアを促進。ハッシュタグキャンペーンと連動させることで、イベントに参加していない層にも情報が拡散されました。結果として、新商品の認知度が大幅に向上し、発売直後から好調な売上を記録したそうです。

IT企業のユーザーカンファレンス

国内大手のIT企業は、年に1度の大規模ユーザーカンファレンスを開催しています。既存顧客を中心に数千人が参加するこのイベントでは、最新製品の発表や、先進的な活用事例の紹介が行われます。

特徴的なのは、ユーザー企業自身が登壇し、成功事例を共有するセッションが充実している点です。「同じ課題を持つ企業がどう解決したか」を知ることで、参加者は新たな活用方法を学び、製品への理解が深まります。

また、参加者同士の交流スペースも設けられており、情報交換を通じてコミュニティが形成されているそうです。

イベントマーケターに求められるスキルと役割

イベントマーケターに求められるスキルのイメージ

イベントマーケティングを推進する「イベントマーケター」という職種に注目が集まっています。ここでは、イベントマーケターの役割や必要なスキル、キャリアパスについて解説します。

これからイベントマーケティングに携わる方や、専任担当者の採用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

イベントマーケターとは

イベントマーケターとは、企業のマーケティング活動の一環としてイベントを企画・運営する専門職のことです。単にイベントを開催するだけでなく、マーケティング戦略に基づいて目的を設定し、成果を最大化するための施策を考えます。

具体的には、イベントの企画立案、予算管理、告知・プロモーション、当日運営、効果測定、改善提案など、一連のプロセスを担当します。営業チームやマーケティングチーム、デザイナー、外部パートナーなど、さまざまな関係者と連携しながらプロジェクトを推進する役割です。

求められる主なスキル

イベントマーケターには、幅広いスキルが求められます。マーケティングの基礎知識はもちろん、プロジェクトマネジメント能力やコミュニケーション力も欠かせません。

  • マーケティング戦略の理解と目標設定力
  • 企画力と発想力(ターゲットに刺さるコンテンツを考える)
  • プロジェクトマネジメント力(スケジュール管理、タスク管理)
  • コミュニケーション力(社内外の関係者との調整)
  • データ分析力(効果測定と改善提案)
  • トラブル対応力(当日の突発的な問題への対処)

また、オンラインイベントが増えている現在では、配信ツールの使い方やデジタルマーケティングの知識も重要です。常に新しい手法やツールをキャッチアップし続ける姿勢が求められます。

キャリアパスと将来性

イベントマーケターとしてのキャリアは、まずアシスタントとして小規模イベントの運営補助から始まるケースが多いです。経験を積むことで、イベント全体の企画・運営を任されるようになり、やがてマネジメント職へとステップアップしていきます。

将来的には、マーケティング部門全体を統括するポジションや、イベント戦略を経営層に提案するような役割も期待できるでしょう。また、イベントマーケティングの経験は、他のマーケティング領域でも応用が効くため、キャリアの幅を広げる武器にもなります。

まとめ|イベントマーケティングでリード獲得と関係構築を実現しよう

イベントマーケティングでリード獲得をするイメージ

イベントマーケティングは、見込み顧客との直接的な接点を作り、信頼関係を構築できる非常に有効な手法です。リアルな体験を提供できること、確度の高い見込み顧客と出会えること、顧客の生の声を聞けることなど、他のマーケティング手法にはない魅力があります。

一方で、コストや準備時間がかかる、運営ノウハウが必要といったデメリットも存在します。しかし、本記事で紹介した8つのステップやコツを実践することで、初心者でも成果を出せるイベントを開催できるはずです。

まずは小規模なセミナーから始めて、PDCAサイクルを回しながら徐々に規模を拡大していきましょう。継続的にイベントを開催し、ファンを育てていくことが、長期的な成功につながります。イベントマーケティングを通じて、あなたの会社と顧客との関係がより深まることを願っています。

ー 集客にお困りの方へ ー

資料イメージ

集客を最大化するにはインターネットの活用が必須!

ネット集客をはじめるにあたって、把握しておきたいことを、分かりやすくまとめました!ネット集客の理解のために、まずはこの資料をご覧ください。

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この記事を書いた人

ながた
編集プロダクションで旅行ガイドブックの取材・制作に携わった後、Webライターの道へ。お酒と激辛料理をこよなく愛するインドア派。シーズン中はもっぱら野球観戦。

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