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無料で使えるリンクまとめサービス10選!ツールの選び方やメリットを解説

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X(旧Twitter)・Instagram・Facebook・YouTube・TikTokなど、複数のSNSを使い分けている人は意外と多いです。ビジネス利用でも、ユーザー属性に応じてSNSを使い分けることは今では当たり前となっていることでしょう。

ですが、各SNSのプロフィールには文字制限があり、各アカウントへのリンクを1つにまとめることは難しいです。そこで活躍するのが「リンクまとめサービス」です。専用ページに必要なURLを複数まとめておけば、あらゆるSNSやWebサイトに誘導できます。

本記事では、個人・ビジネス利用含めておすすめしたい、無料で使えるリンクまとめサービスを紹介します。サービス特徴や選び方はもちろん、リンクまとめサービスを使う注意点も解説しているのでぜひ参考にしてください。

リンクまとめサービスの特徴とメリット

付箋に書いたリンク(URL)をまとめるイメージ

リンクまとめサービスとは、名前の通りSNSやWebサイトのURL、メールアドレスなどの「リンク」を1つにまとめられるサービスです。

別名「プロフィールサイト」とも呼ばれており、SNSに掲載する自己紹介や注意書きなどにも活用されます。また、企業が運営している複数のサイトのURLをまとめれますし、自分用のブックマークとしても使えるので用途が幅広いことが特徴です。

リンクまとめサービスを利用するメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

  • 情報整理に役立つ
  • セルフブランディングに使える
  • フォロワーが増える可能性がある

それぞれのメリットについて簡単に紹介します。

情報整理に役立つ

リンクまとめサービスは、各種URLやメールアドレスなどのリンクはもちろん、テキストの保存もできます。ブックマーク、ポートフォリオまとめなど情報整理に役立ちます。

ビジネスだとSNSアカウントのまとめや商品ページのリンクまとめなども可能です。アイディア次第では、様々なことに活用できるでしょう。

セルフブランディングに使える

リンクまとめサービスはリンクだけでなく、簡単な自己紹介やプロフィール画像を掲載することもできます。プロフィールサイトとも呼ばれており、セルフブランディング用ページとして活用できます。

フォロワーが増える可能性がある

SNSには複数の種類がありますが、訪問者はお気に入りのSNSで情報を取得したいと考えています。そこでリンクまとめサービスで複数のSNSを用意できれば、ユーザーが好むSNSとのミスマッチを減らせます。訪問ユーザーを適切なSNSに誘導できるためフォロワー増加が期待できます。

リンクまとめサービスの選び方

リンクまとめサービスの選び方のポイントイメージ

リンクまとめサービスには様々な種類があります。以下の4つのことを考慮して、自分にピッタリのサービスを探してみてください。

  • コストが見合っているか
  • 必要な機能が揃っているか
  • SNS連携できるか
  • 使いやすいか

コストが見合っているか

リンクまとめサービスは、無料から有料版まで様々です。無料版だと広告表示があったり、最低限のリンク・テキスト入力しかできないなど機能制限がかけられているものがあります。

逆に有料版は、広告なしかつ、リンクまとめ以上の機能やオプションが備わっているものが多いです。そのため、自分の中の予算を明確にしコストが見合っているサービスを選びましょう。

必要な機能が揃っているか

リンクまとめサービスはそれぞれ特徴があります。単にリンクをまとめるだけでなく、クリック数を計測できたり、他のサイトやSNSツールと連携してサムネイルを表示できたり、自己紹介に特化していたり、決済機能が備わっているものまで。

カスタマイズの自由度もサービスごとに異なるため、自分に必要な機能があるかどうかは指標として大切です。

SNS連携できるか

リンクまとめサービスによって、連携できるSNSが異なる場合があります。自分が使っているSNSに対応しているか、リンクを貼っても規約的に問題がないか確認しておきましょう。SNS向けの独自機能がついているサービスもおすすめです。

使いやすいか

リンクまとめサービスは多くがシンプルなUI(ユーザーインターフェース)を採用しており、直感的に編集できるようになっています。ただし、中には登録メールが返信されなかったり、使い方が分かりづらいサービスも存在します。選ぶ際に操作性に重きをおくことで登録や更新作業がスムーズに進むことでしょう。

無料で使えるリンクまとめサービスおすすめ10選

無料で使えるおすすめのリンクまとめサービスをまとめました。以下は基本情報の比較となります。

料金 言語 リリース日 特徴
lit.link 無料 日本語 2021年1月13日 リンク件数・文字数制限なし
Onelink 無料/月480円~ 日本語 2022年11月17日 無料でも30日間のアクセス解析可
Linktree 無料/月5ドル~ 英語 2016年※月日明記なし 世界5,000万人以上が利用
POTOFU 無料 日本語 2021年5月1日 画像特化のクリエイター向け
プロフリ 無料 日本語 2020年12月17日 ユーザー動向の解析も無料で可能
Knoow 無料 日本語 2019年10月4日 独自のSNS機能が備わっている
Pont 無料 日本語 2021年6月10日 ページ上で商品販売可能
CLINKme 無料 日本語/英語 2022年4月25日 ページのカスタマイズ性が非常に高い
aboutme 無料 日本語/英語/中国語 2021年7月1日 少額投げ銭など独自機能満載
Fanme 無料 日本語 2021年6月25日 ファンを作ってマネタイズ可

各サービスについて簡単に紹介していくので、リンクまとめサービスを選ぶ際の参考になれば幸いです。

lit.link

lit.linkのサイトトップ
公式:lit.link

lit.link(リットリンク)は、完全無料で使えるリンクまとめサービスです。シンプルなUI、豊富なテンプレート、リンク件数無制限の3つを売りにしています。カスタマイズ性が高いうえ、文字数制限がないので、X(旧Twitter)やInstagramなどでプロフィールとして利用されているケースが多いです。

Onelink

Onelinkのサイトトップ
公式:Onelink

Onelink(ワンリンク/旧1Link)は、無料でもリンクページを1つ作成できます。リンク件数無制限、XやInstagramの投稿表示やYouTubeの動画表示も可能です。そのほか、音楽サイト、GoogleMapなどのリンクをスマホから簡単にまとめられます。アクセス解析機能も付いているので、ビジネス利用でも活躍するでしょう。

Linktree

Linktreeのサイトトップ
公式:Linktree

Linktree(リンクツリー)は、世界中で5,000万人以上が利用しているほど大手のリンクまとめサービスと言えるでしょう。オーストラリアの企業で日本語対応していませんが、ブラウザ翻訳に対応しているうえ、操作性がシンプルなので直感的に利用できます。無料版は機能がシンプルですが、リンクまとめとしては使えます。ビジネスで利用するならGA4(Googleアナリティクス)と連携できる有料版がおすすめです。

POTOFU

POTOFUのサイトトップ
公式:POTOFU

POTOFU(ポトフ)は、完全無料なのに広告表示がないリンクまとめサービスです。XやInstagramに連携すると投稿画像の表示可能で、イラストや写真などのポートフォリオサイトとしての利用もできます。ページのカスタマイズ性が高いうえ、画像に特化したサービスなので、クリエイターに人気です。

プロフリ

プロフリのサイトトップ
公式:プロフリ

プロフリは「ずっと無料で使える」というキャッチコピーを付けているだけあって、すべての機能が無料です。広告なし・リンク数無制限・SNS連携・アクセス解析などの機能が使えます。デザインは色違いのみしかありませんが、非常にシンプルで見やすいページになるでしょう。無料ですが、メールアドレスとパスワードの設定だけは必要です。

Knoow

Knoowのサイトトップ
公式:Knoow

Knoow(ノウ)は、独自のSNS機能が備わっているリンクまとめサービスです。リンク設置・テキスト入力に加えて「タグ機能」があります。X・Instagram・Facebook・YouTubeなどのSNS投稿もタグで管理できますし、タグ検索されやすいというメリットがあります。無料でアクセス解析もできるので、集客にも活かせるはずです。

Pont

Pontのサイトトップ
公式:Pont

Pontは「販売もできるプロフィールサイト」でありながら、リンクまとめサービスとしても活用できます。各種SNSやメールアドレスなどのリンクはもちろん、商品販売に関するURLをもべ手まとめられます。販売者登録をすればPont上で自作のイラストや教材などを7%の手数料で販売できるため、デジタルコンテンツ販売にもおすすめです。販売クリエイター向けと言えるでしょう。

CLINKme

CLINKmeのサイトトップ
公式:CLINKme

CLINKme(クリンクミー)は、豊富なデザインが用意されているうえ、カスタマイズ性が高いのでオリジナル要素が強いリンクまとめページの作成ができます。フォントだけでなく、SNSボタンの種類や色の変更も可能ですし、URLリンクではなく、ボタンタイプ(サムネイル表示)でのリンクも選択できるほど自由度が高いです。最長1年間のアクセス解析もできるので、ビジネス利用でも使い勝手が良いでしょう。

aboutme

aboutmeのサイトトップ
公式:aboutme

aboutme(アバウトミー)は、「わたしのすべてが1つにまとまる」をキャッチコピーにしているリンクまとめサービスです。SNSや音楽配信ページ、WebサイトやメールアドレスなどあらゆるURLをまとめることが可能。日付付きのスケジュール掲載や、お問合せボタンの設置、少額の投げ銭機能まで無料で使えます。お店・サロンオーナー向けに無料でホームページを作るサービスも行っています。

Fanme

Fanmeのサイトトップ
公式:Fanme

Fanme(ファンミー)は、YouTuberやTik Tokerなどで収益を得ている人におすすめしたいリンクまとめサービスです。名前の通り、フォロワーと関係構築を行ってファン化することに特化しています。SNSへの誘導、イベント告知、コンテンツ販売などをページ上で行えるので、マネタイズ化も容易にできるでしょう。レイアウトの自由度が高いので、オリジナルのページが作成可能です。

リンクまとめサービスを使う際の注意点

リンクまとめサービスを使う際の注意点イメージ

リンクまとめサービスを使う際は、以下の5つのことに気を付けておきましょう。

  • 無料版は広告表示される可能性がある
  • リンク切れに注意
  • セキュリティとプライバシー保護は大丈夫か
  • 登録しすぎると情報過多になる
  • デザインの統一感を意識する

無料版は広告表示される可能性がある

無料版のリンクまとめサービスは、広告が表示されるケースがあります。別のリンクを押そうとして、広告を誤タップすることも。ユーザービリティを損なう可能性も捨てきれません。

広告表示があるサービスの場合は、どこに表示されるのか事前に確認しておくと失敗しづらいです。

リンク切れに注意

定期的にリンクまとめページを訪問し、「リンク切れ」によってまとめページのリンクが使えなくなっていないかを確認しましょう。

頻繁にメンテナンスやアップデートを行っているサービスを選ぶと、リンク切れのリスクを最小限に抑えられます。不具合でリンク切れになってるのに気づかないまま利用しつづけると、訪問者に悪い印象を与えてしまいます。

リンクまとめページのURLを、名刺にプリントして使う場合などは特に注意が必要です。リンク切れを避けるためには、運営に安定感があるサービスを利用しましょう。

セキュリティとプライバシー保護は大丈夫か

リンクまとめサービスに登録する際はメールアドレスやパスワード、またはGoogleやFacebookなどのアカウントを利用します。セキュリティが確保されていない場合、情報が抜き取られ、登録したメールアドレスやアカウントにスパムメールが送り付けられることがあります。

登録前にサービスの運営会社や利用規約をチェックし、セキュリティとプライバシーが保護されているか確認しておきましょう。

登録しすぎると情報過多になる

複数のSNSアカウントやウェブサイトを登録できるリンクまとめページですが、あまり多くのリンクを掲載しすぎると情報過多になり、訪問者の選択疲れを招いてしまう可能性があります。

運用の手間を考えても、SNSアカウントやウェブサイトを増やしすぎるのは得策と言えません。リンク先は必要最低限に限定するのが良いでしょう。また、登録の際はリンクの並び順も重要です。頻繁に更新してフォロワーが多いSNSから順に並べることで、フォロワー獲得率アップが期待できます。

デザインの統一感を意識する

リンクまとめサービスで作成するページは、自分自身やブランド、誘導先のウェブサイトのデザインと統一感を持たせたいところです。

しかし、選ぶサービスによっては、カラーやフォントが限定されてデザインが制限されてしまうかもしれません。カスタマイズ性にも注意し、自分のブランドイメージに合ったデザインが実現できるサービスを選ぶのがおすすめです。

リンクまとめサービスは集客にも便利

リンクをまとめるイメージ

SNSは映像、画像、イラスト、音声、短文などのメディアに特化しており、利用者には偏りがあります。ユーザーの好むメディアに対応したアカウントに誘導しやすいリンクまとめサービスは集客に便利だと言えます。

導入の際に経済的コストやページ管理コストはほとんどかかりません。複数のSNSを運用する際は試してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

おさだ
不動産業界メディアの編集長を5年以上務めたのち、サングローブに入社。前職以外では、旅行・登山などアウトドア系の記事経験もあり。とにかく記事を書くことが大好きです。

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