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ホワイトハット

ホワイトハットSEOとブラックハットSEOについて

最終更新日:

SEO

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SEOとは

Search Engine Optimization、つまり検索エンジン最適化と呼ばれるものです。
簡単に言うと、検索結果においてより上位にサイトを表示させること。
または、その技術のことを言います。その中でSEOは大きく2種類の手法に分類されます。

①外部対策(被リンクを集める施策)
②内部対策(コンテンツの充実度や頻度、内部リンクの構造などを最適化する施策)

ノートパソコン検索画面

検索順位の決め方

では、一体どのようにして検索エンジンは検索順位を決めているのでしょうか?

その手法はもちろん全ては公開されていません。

またそのルール(アルゴリズム)も機械学習により、日々細かく変更されています。
もし仮にそれらのルールを全て理解できたとしたなら、
本当の意味で完璧なSEOができてしまいます。
ただし、それは不可能なことかも知れません。

しかしながら、現在Googleから公開されているルールも数多く存在します。

そもそも検索エンジンは、世界中のWEBの情報網の中を、
クローラーという巡回ロボットを使って、自動で情報収集をしています。
その後、その情報を自社のデータベースに溜め、
検索してすぐ取り出し易いようにインデックス(索引)化するのです。

ユーザーが検索ボックスを通して、キーワードの情報が送信された際、
現在はその言葉の意味や検索の意図までも、しっかりと理解をしていきます。

検索されたキーワードの意図を読み取り、
アルゴリズムと呼ばれる検索順位の算出方法(スコアリング方式)を用いて、
100点→99点→98点……という風に得点が高いものから順番に並べていくという仕組みです。

一番高得点のサイトが検索順位で1位になります。
その得点を計算する方法を、アルゴリズムと言います。

この独自のアルゴリズムに対しての解析、アプローチの仕方によって、
大きく2つのSEOに分かれます。
それが、ホワイトハットSEOとブラックハットSEOです。
どちらもやはり、外部対策と内部対策が存在します。

白いハット

ホワイトハットSEOとは

簡単に言えば、正攻法のSEO。
すなわち検索エンジンのガイドラインに沿って、
Googleが求めるようにWebサイトを最適化すること。またはその手法のことを言います。

現在 Googleが公開している「検索エンジン最適化スターターガイド」や、
「Google 検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン)」で
推奨されているような形で行われるSEOを指します。

Webサイトへ訪問したユーザーに対して、検索エンジンのルールに従った中で、
役立つ情報を提供するサイト運営及び、そのSEOを実施するということです。

例えば、ユーザーの課題解決に貢献するコンテンツの公開や、
サイト内部のコーディング(メタ情報の最適化など)は、
ホワイトハットSEOの内部対策になります。

では、ホワイトハットSEOの外部対策とはどのようなものになるのでしょうか?

答えは、
良質な被リンクを自然と集めていく施策
ということになります。
これは今ではSEO業界の常識になっています。

よく勘違いされがちなのが、
ホワイトハットSEO=リンクを購入しないこと
と思われがちですが、そういうことではありません。

例えば、検索上位化させるために、ユーザーにとって価値の無い
記事コンテンツを一気に上げる行為は、Googleのガイドラインに違反します。

あるいは、単純にサイトの情報量を増やすという行為がリンクを購入する行為の代替案になると
考える方もいらっしゃいますが、それも違います。

購入すること自体が良いとか悪いとかでは無く、
Googleから高評価を得るためには、相対的、客観的な観点で、
あくまで自然と継続的に良い口コミが拡散していくような被リンクの環境
を作らなければいけないことであって、
そのリンク自体が購入されたものか、否か、という問題ではありません。

ホワイトハットSEOの外部施策とは、
価値の高い被リンクや自然発生した被リンクが、適切なバランスで、継続的に拡散させるための施策

ということになります。

※弊社ではこのようなホワイトハットSEOの外部施策を、実際に提供しています。

黒いハット

ブラックハットSEOとは

こちらが逆に、裏技のSEOと言えます。
つまり検索エンジンのルール(アルゴリズム)の裏をかいた悪質な技術によって、
Webサイトの検索順位を不正に上げようとすること、またはその手法のことです。

ブラックハットSEOの外部施策とは、
例えば、明らかにSEO目的の不自然なサイトからの被リンクを貼り付ける施策や、
相互リンク集への登録(リンクファーム)、隠しリンクを仕込んでの大量配布(ウィジェットベイト)、
誰でも書き込みができる箇所にテキストとリンクを貼り付ける(トラックバックやコメントスパム)、
ページフッターのリンク大量設置などが挙げられます。

ブラックハットSEOの外部施策とは、
検索エンジンの評価を操作する目的で、不自然なサイトから被リンクを貼る

ということになります。

一方、ブラックハットSEOの内部施策とは、
例えばWebサイトのテキストを背景と同じ色にしたり、
文字を極端に小さくしたりするなどしてユーザーに読み取られないようにしつつ、
検索エンジンには読み取れるようにする手法(隠しテキスト)や、
検索エンジンのクローラーがWEBサイトを訪れた際、
ユーザーが見るものとは異なる内容のWebページを閲覧させる「クローキング」、
自動生成のテキストコンテンツでキーワード単位の評価を稼ごうとする「ワードサラダ」、
ページをコピーして別のURLで公開するコンテンツコピースパムなどのような手法です。

現在、これらの施策は確実と言って良い程、スパム(迷惑、不正)行為と判定され、
ペナルティとして対象ページの検索順位を大幅に下げられます。

最悪の場合は、インデックス削除を受ける(検索結果に一切現れなくなる)ことも十分あります。
現在、Googleはより大幅なアルゴリズム変動をさせており、その傾向は特に顕著になりました。

SEOイメージ

逆SEOとは

しかしながら、このような手法を活用して、逆SEOという手法が誕生しました。
弊社も技術的には可能ですが、モラルの問題として、絶対に行わないです。

その中で弊社では実際に、
上記のようなスパム判定を受けたぺナルティの解除を行っています。

その中でも正直一番大変なぺナルティ解除が、
スパム判定を受けた被リンクを大量かつ継続的に貼り続けられるという内容です。

本来、この逆SEOは、スパム判定を受けた被リンクを一気に大量に貼ることで、
順位を落としたいWebサイトを急激に落とし、
最終的にはインデックス削除を受けさせるということです。

簡単に言えば、上位にあるサイトの順位を落とすことで、
自身のサイトの順位を相対的に上げるというSEOの手法です。
悪質であれば、ライバルのサイトを落とすことにも使われています。

以前はGoogle WEBマスターツールからスパム判定を受けた際、
Googleに毎回報告をしなければなりませんでしたが、
今では簡単に有害で不自然な被リンクをすぐに全て否認できるようになっています。

あくまで継続的に貼り続けられるのが問題なのです。

解除しても次々と貼られてしまうというイタチゴッコのような状態になってしまいます。
そうすると、たまたま巡回したGoogleのクローラーが、インデックスしてしまうタイミングが発生します。
そこで急激に順位を落としてしまうことがあります。
その後すぐに解除しても、戻るのに時間がかかります。

そうすると、UUからのPVも急激に下がるので、順位が戻らなくなってしまいます。
これを繰り返していきます。

また何度も解除しなければならなくなるので、
いよいよIT専門の弁護士等に相談して、Googleに法的手続きの書面を送ることになります。

そこで更に問題になるのが、被リンクを貼る行為はあくまでも法律に違反しないということです。

現状では、そのような法整備が無いのです。
そこでも頭打ちとなるので、ある意味このような逆SEO業者に狙われると大変なことになります。

※弊社はこのような状況でも対応できる唯一と思われる方法を知っています。お気軽にご相談下さいませ。

ノートパソコンで検索している画像

Googleの理念は「Content is King」

Googleは「Content is King」、つまりコンテンツのクオリティを重視しています。
あくまでもユーザーファーストの姿勢だからです。

Googleはユーザーの検索目的をより満たせそうなWebサイトを上位に表示させるように、
機械学習を通して、日夜進歩しています。

理由としては、Googleといえども企業である以上営利団体なので、
検索エンジンのユーザーをどんどん増やしていくことで、
Googleアドワーズ‎等の広告をもっと販売していきたいという目的があります。

Googleはどこまでも「ユーザーファースト」を追及することによって、
サービスの価値を上げ、より多くの広告枠を販売しようとしています。
こちらはiPhoneで有名なApple社と同じように思います。

ネットワークのイメージ画像

Googleの先を読む

大げさに聞こえてしまいますが、
Googleは「ユーザーファースト」のために進歩し続けるということは、
「このキーワードで検索する人はどんな情報を求めているのか」
ということを第一に考え、その内容に見合った最適なWebサイトのコンテンツを
作ることを求めているということです。

そのような「ユーザーファースト」で利便性が高いコンテンツを作成すれば、
後からどんどん自然発生的に「価値ある情報」としてWeb上で拡散していきます。

「陰徳あれば必ず陽報あり」

読み手に取って真に役立つ情報を配信し続ければ、いつかGoogleが見付けてくれる時代になっています。

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