サイト売買・サイトM&Aとは?失敗しない売買術とおすすめサービス8選
近年、サイト売買・サイトM&Aの需要は高まる一方です。しかし、サイト売買には大きなメリットとともに、知らないと損する複数の落とし穴もあります。そこで活躍するのが、売買をサポートしてくれるサービスの存在です。
この記事では、サイト売買・サイトM&Aの市場観をはじめ、失敗しない売買術やおすすめのサービスを徹底紹介します。
目次
サイト売買・サイトM&Aとは

サイト売買とは、企業もしくは個人が所有するウェブサイトやそれを構成するコンテンツを売買することです。別名「サイトM&A(エムアンドエー)」とも呼ばれます。
M&Aとは『Mergers(合併)and Acquisitions(買収)』の略で、狭義では「企業間での合併買収」を指しますが、サイトM&Aの場合は「個人での売買取引」も含まれます。
サイト売買・サイトM&Aは成長市場

サイトの価格はアクセス数や収益額などによって決まりますが、なかには億単位で取引されるものもあります。サイトを育てて売却し、利益を得ることをビジネスにしている個人事業主や起業家がいるほどです。
サイト売買プラットフォーム大手「ラッコM&A」の統計情報をもとに、市場の需要と成長性を見ていきましょう。
累計成約額は44億円を超える
ラッコM&Aの2025年実績によると、2025年の成約数は1,578件、成約金額は約11億5,184万円を記録。プラットフォーム開設以来の累計成約数は6,275件、累計成約金額は約44億5,823万円に達しています。成約金額は2023年から3年連続で10億円を上回っており、市場規模の底堅さが確認できます。
なお、2025年の案件登録数は前年比で減少傾向にあります。背景には、AIコンテンツの普及によるWebサイト売買需要の変化や、プラットフォーム側の審査基準の厳格化があると運営元は分析しています。
一方で、掲載数・成約数・成約金額は前年とほぼ同水準を維持しており、質の高い案件が安定して成約に至っている状況です。
「個人」でのサイト売買がトレンドに
ラッコM&Aの個人/法人比率を見ると、売主の80%以上が個人です。買主においても個人が半数以上を占めており、売主・買主ともに個人でのサイト売買が活発です。サービスの利便性の高まりとともに、「まずは試してみよう」というライトユーザー層の参入が続いています。
サイト売買の相場価格は?
ラッコM&Aの掲載案件における価格分布を見ると、「30万円未満」が約35%、「30〜100万円未満」が約33%、「100〜1,000万円未満」が約27%、「1,000万円以上」が約4%です。M&Aという響きから連想される多額の取引だけではなく、30万円未満の少額売買が最も多い点が特徴的です。
譲渡金額の相場については、「月の営業利益の12〜24ヶ月分」が一般的な目安とされています。ただし、サイトの種類によって価値が異なります。下記の表はサイト種別ごとの大まかな相場です。
| 種類 | 相場 |
|---|---|
| アフィリエイトサイト | 1ヶ月の利益×12〜24ヶ月分 |
| ECサイト | 1ヶ月の利益×12〜18ヶ月分 |
| 個人ブログ(雑記) | 1ヶ月の利益×15ヶ月分 |
| 個人ブログ(特化) | 1ヶ月の利益×23ヶ月分 |
| SNSアカウント | 1ヶ月の利益×6〜12ヶ月分 |
この計算式で大まかな売却額を算出できますが、アクセス数・会員数・ドメイン評価・ジャンルなど複数の要素が複合的に評価されるため、あくまで参考値として捉えてください。
SNSアカウントの売買について
広告やアフィリエイトで収益化できることから、InstagramやYouTubeなどSNSアカウントの売買も以前は活発でした。ただし、ラッコM&Aでは2025年4月以降、一部SNSアカウントの取り扱いを終了しています。
InstagramやXのアカウント売買は利用規約違反となる可能性が高く、アカウント凍結リスクが伴います。売買を検討する際は、各プラットフォームの規約を必ず確認してください。
モール型ECサイトにも注目
AmazonやYahoo!ショッピングなどのモール型ECサイトの普及に伴い、出店アカウント(ショップ)単位の売買が増加傾向にあります。安定した収益を上げているショップには相当の資産価値がつき、購入後にさらに成長させることも可能です。
現時点での掲載割合は全体の約5%程度ですが、EC市場の拡大とともに今後の取引増加が見込まれます。
サイト売買・サイトM&Aをするメリット

サイト売買には、純粋なM&Aとは異なる独自のメリットがあります。
買い手のメリット
買い手のメリットは「サイト制作〜収益化の手間が省ける」ことと「投資・資産運用可能」なことです。
サイト制作〜収益化の手間が省ける
すでに完成したサイトを獲得できる点が、買い手にとっての最大のメリットです。通常、Webサイトの新規立ち上げから収益化まで相当の時間とコストがかかります。
収益を生み出しているサイトを買収できれば、その工程を丸ごとスキップできます。「すぐに売り上げを立てたい」「本業と兼業で忙しい」という方にとっては、時間をお金で買う合理的な選択です。
なお、「個人事業主がサイトを買収した場合」や「法人設立に伴いサイトを買収した場合」は、買収代金のうち経費計上できる部分について節税効果が生まれるケースがあります。税務上の取り扱いについては、税理士など専門家に確認することをお勧めします。
投資・資産運用可能
現代のWebサイトはオンラインビジネスの主軸資産です。サイト買収による一般的な利回りは50〜200%といわれており、不動産投資の平均利回り(5〜15%程度)と比較すると非常に高水準です。投資額と収益性の観点からも、数万〜数億の投資を1.5〜2年で回収できる傾向があります。
ただし、ハイリスク・ハイリターンな投資対象であることは忘れてはなりません。GoogleのアルゴリズムアップデートやAI生成コンテンツの台頭など外部環境の変化により、収益が急落するリスクも現実にあります。
Web運営の経験と知識をある程度身につけてから参入することを強くお勧めします。
売り手のメリット
売り手のメリットは「まとまった資金が手に入る」ことと「ビジネスにリソースを集中させられる」ことです。
まとまった資金を調達できる
サイト譲渡金額の相場は「月の営業利益の12〜24ヶ月分」です。月間営業利益が30万円あるサイトなら、最低でも360万円(30万円×12ヶ月)の資金をまとめて調達できます。
収入の前倒しという意味でも、売り手にとって大きな恩恵です。
選択と集中ができる
複数のサイトを運営している場合、成長性の低いサイトを譲渡することで、注力すべきサイトやビジネスにリソースを集中させられます。
M&A戦略でいう「選択と集中」をサイト単位で実現できるのが、サイト売買ならではの利点です。売却で得た資金を新規事業の立ち上げに充てる動きも一般的です。
サイト売買・サイトM&Aをするデメリット

Webサイトは価値ある資産である一方、無形資産特有のデメリットも存在します。
買い手のデメリット
買い手のデメリットは、賢く取引をしないと思ったような収益が上げられず、むしろ不利益が生じる可能性があることです。では、詳しく見ていきましょう。
売り手の虚偽報告による損失
Webサイトの価値はアクセス数・売上高・月間営業利益などで決まります。個人間取引では売り手がこれらの数値を偽り、価値のないサイトを高額で売りつけようとするケースがあります。
Webの知識が浅い段階では見抜くことが難しく、実質的な損失につながる可能性があります。サイト売買サービスを通じた取引であれば、審査が入るためリスクを大幅に軽減できます。
収益を上げられる保証はない
購入時点で評価された価値はあくまでも「現状と将来可能性の見込み」であり、絶対の保証ではありません。
外部環境の変化や運営ミスによって、購入後に収益が下落することは十分あり得ます。「価値を見極める目」を自分自身で養うことが、長期的に成功するための必須条件です。
売り手のデメリット
売り手には買い手ほどデメリットがないのでは?と感じるかもしれませんが、実はそんなことはありません。サイト売却を検討するにあたり、資産・資金面でのデメリットがあるので、きちんとおさえておきましょう。
譲渡金未回収の可能性
売買契約成立後に買い手の資金不足が発覚したり、取引が途中で放棄されたりするケースがあります。サイト売買サービスのエスクロー機能(第三者が代金を一時預かりし、サイト引き渡し完了後に売り手に送金する仕組み)を利用すれば、こうしたトラブルを防げます。
安定した収益源がなくなる
収益を安定的に生み出しているサイトを売却した場合、一括資金は手に入る一方で継続収入は失われます。売却するサイトだけに収益を依存している状態では、売却後の収入計画が崩れるリスクがあります。資金繰りと事業計画を綿密に立てたうえで判断しましょう。
サイト売買・サイトM&Aの事例
サイト売買は、組織再編スキームであるM&Aの手法のひとつであり、多くの場合は事業譲渡という手法が用いられています。実際にどのような事例があるのか見ていきましょう。
IQON(アイコン )

ファッションECサイト大手のZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZO(2017年10月19日の買収当時は株式会社スタートトゥデイ)が、「IQON(アイコン)」というファッションメディアを20億円で買収しました。ZOZOは、「IQON」の運営会社であるVASILY(ヴァシリー)社を完全子会社化したため、実質企業ごとセルインしたかたちです。
「IQON」は、200以上のECサイトからファッションアイテムを、ユーザーが自由に組み合わせてコーディネートを作成できるサービスでした。それを運営するVASILY社は、AI(人工知能)を駆使した機械学習・画像認識の分野において高い技術力を有していたので、買収に成功したZOZOは、サイト制作~収益化の手間を省きつつ「新たな技術力」を手にすることができたのです。一方、当時のVASILY社を見ると、累積損失の指標となる利益剰余金が14億円もの赤字となっており、この買収にはその救済策としての側面もありました。
その後、2020年4月6日に「IQON」のサービス自体は終了してしまいましたが、そこで培われた技術やデータは、現在のZOZOTOWNに活かされていると考えられます。総じてこの買収は、両社にとってプラスに働いたのではないのでしょうか。
▶出典:2017年10月19日「スタートトゥデイ、ファッションメディア「IQON」などを手がけるVASILY社を完全子会社化」(株式会社ZOZO)
転職アンテナ

2021年4月、インターネットのネイティブ(記事体)広告プラットフォームなどを手がけるログリー株式会社が、転職メディア「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社の全株式を7億円で買収、完全子会社化しました。
「転職アンテナ」は、もともとmoto株式会社の現代表である戸塚俊介氏が、会社員時代に始めた副業のブログでした。人材業界で培った知見を活かした発信でユーザー数を着実に増やし、年間利用者数は50万人超え。ログリーは、転職アンテナに来訪するユーザーデータとログリーが保有するビッグデータ解析技術を組み合わせることにより、転職潜在層・顕在層の傾向分析が可能となるなど、新たな事業創出の機会につながると判断し、「転職アンテナ」を含むmoto株式会社の買収に至りました。
しかし、ログリーの現状を見てみると2022年3月期第3四半期決算で5億7,400万円の純損失が発生しています。通期でも5億9,800万円もの当期純損失を見込んでいるようです。これは「転職アンテナ」のSEO(検索エンジン最適化)パフォーマンスの悪化により、当初予想の56.4%という大幅な売り上げ減に陥ったのがひとつの要因とされています。
7億円もの金額で買収に踏み切ったログリーからして転職アンテナが「有料メディア」ひいては「優良株」だったのは間違いありませんし、当時、moto売却にはログリー以外にも複数の企業がオファーをかけていたといわれています。それでも、こうして外的な影響を受け、収益が下落したわけです。
個人ブログから始まり、最終的に億単位での売買が実現した事例ですが、リスクヘッジの大切さやSEOなどの外的要因の怖さを教えてくれるM&Aでもありました。
▶出典:2021年3月30日「ログリー、「転職アンテナ」を運営するmoto株式会社を子会社化」(ログリー株式会社)
最安修理ドットコム

2020年1月17日、ネット型リユース事業を中心に展開する株式会社マーケットエンタープライズが、株式会社ジラフが運営する国内最大級の修理業者情報プラットフォーム「最安修理ドットコム」を7,500万円で買収しました。この事例は、子会社化ではなく純粋なサイトM&Aにあたります。
学生起業家が手掛けた「最安修理ドットコム」は、家電、カメラ、ドローンなど、さまざまな商品カテゴリーにおける修理・メンテナンス可能店舗を掲載するメディアへと発展し、掲載される修理店舗数は19,000店舗、月間110万ページビュー、月間プラットフォーム訪問者数は57万人。マーケットエンタープライズの既存事業であるネット型リユース事業におけるリユース品の買取及び販売に、「最安修理ドットコム」が加わることで、修理・メンテナンスといったアフターマーケットへもサービス領域を拡大させたのです。
また、このサイト譲渡について売り手である株式会社ジラフは、「今後は買取価格比較サイトのヒカカク!やトレカ専用フリマアプリのmagiに経営資源を集中させて事業展開を行っていく」と述べており、まさに選択と集中を実現させるために売却を行ったと考えられます。
▶出典:2020年1月31日「事業の譲受に関するお知らせ」(株式会社マーケットエンタープライズ)
▶出典:2020年1月31日「最安修理ドットコムの事業譲渡に関するお知らせ」(株式会社ジラフ)
サイト売買・サイトMAで「売れるサイト」とは

サイト売買市場で多くの買い手がつくサイトには、いくつかの共通点があります。
運営歴が長く、集客の安定性がある
運営歴が長いほど、買い手にとって信頼材料になります。安定した集客実績があるサイトは、買収直後に収益が途絶えるリスクが低いと判断されます。
手間がかからない
運営の手間が少ないサイトは買い手の興味を集めやすいです。具体的には、ストック型のコンテンツが充実しているサイト、運営マニュアルが整備されているサイト、専門知識がなくても運用できるサイトが該当します。
逆に、頻繁な更新が必要なサイトや顧客対応が発生するサイトは、敬遠される傾向があります。
売り上げが一部に依存していない
複数のコンテンツや広告から収益が分散しているサイトは、買い手に好印象を与えます。収益源が一本化されている場合、その柱が失われたとき一気に収益が消える可能性があるためです。
需要の高いジャンル
金融・人材・通信・教育・不動産など、生活と密接に関わる分野は継続して人気が高く、買い手からの需要も旺盛です。
既存メディアとの関連性・親和性を購入基準にする買い手も多いため、売却も視野に入れてサイトを運営するなら、比較的人気のジャンルを選ぶことも一策です。
伸びしろがある
現状の収益が特段高くなくても、少しのテコ入れで大きく収益を伸ばせる余地があるサイトも売却しやすいです。コンテンツの質は高いが網羅性が低いサイト、PVは多いがマネタイズができていないサイトは改善余地が大きいと判断されやすい傾向があります。
また昨今は、「SEOに依存しないサイト」の需要が高まっています。頻繁に更新されるGoogleアルゴリズムの影響を受けにくい、会員を持つサイトやSNS経由の集客が強いサイト、YMYLに関わらないサイトは、安定資産として評価されやすいです。
サイト売買・サイトM&Aサービスを利用しよう

サイト売買サービスを活用すれば、スムーズかつ安全に取引を進められます。
直接取引はトラブルを生みやすい
SNSやオークションサイトを通じた個人間取引は、手数料がかからない一方で「データが虚偽だった」「譲渡金が回収できない」などのトラブルリスクが高いです。
適正価格の判断も難しく、最初から最後まで自己責任で対処しなければならないため、積極的にはお勧めできません。
サイト売買・サイトM&Aサービスとは?
サイト売買サービスとは、サイト売買を仲介・サポートするプラットフォームや仲介会社です。
売り手はサイト情報を登録するだけ、買い手は購入意思を伝えるだけで取引を進められます。手数料はかかりますが、適正価格での売却や安全な取引を担保してくれるため、活用する価値は十分あります。
サイト売買・サイトM&Aサービスおすすめ8選
サイト売買・サイトM&Aサービスのサポート内容はそれぞれ異なります。単純に売買相手を紹介するだけのサービスから、相談や売却の交渉などを手厚く支えてくれるサービスまであるので、自身の用途に合ったものを検討しましょう。
サイトマ

エベレディア株式会社が運営する、サイト売買・サイトM&Aの仲介サービスです。2016年の創業以来、10年連続で成約率90%超を維持しており、累計成約額は16.7億円、平均売却金額は1,062万円と、業界トップクラスの実績を誇ります。
サイトマ最大の特徴は、業界唯一ともいえる「売却代行型」のワンストップサポートです。売主に代わって、案件掲載・紹介文作成・買い手との交渉・3社面談のセッティング・契約書作成・エスクローサービス・サイト引っ越し(サーバー移転、ドメイン移管)まで、ほぼすべての工程を代行してくれます。
また、契約書は原則として弁護士が作成し、エスクローサービスも無料提供されているため、安全性の高さも魅力です。さらに、ECアカウント移管サポートにも対応しているため、Amazon事業やECサイト売却を検討している方にも適しています。
売却手数料は、着手金3万3,000円(税込)~+成約金額の20%(税別)で、最低手数料は49万5,000円(税込)。仲介取引のみで審査制を採用しているため、一定の質が担保された案件が多い点も特徴です。案件の半数が1ヶ月以内に成約していることから、「できるだけ早く、高く、安全に売却したい」という方におすすめのサービスです。
▶公式サイト:サイト売却専門「サイトマ」
ラッコM&A

2025年の成約数・成約金額ともに業界No.1を誇るサイト売買プラットフォームです。売却手数料は無料で、買主手数料は成約額の5%(最低55,000円・税込)。WebサイトだけでなくYouTubeチャンネルやECサイトの売買も対応しています。
自動査定・GA連携・弁護士監修の契約書自動生成・エスクローサービス・無料弁護士相談と、初心者でも安心して取引できるサポートが揃っています。2025年にはAIを活用した自動化機能も複数実装し、利便性をさらに高めています。
「ラッコキーワード」など他サービスとの連携による独自の集客力も強みで、売り手も「掲載したのに買い手がつかない」という事態になりにくいのが特徴です。「手軽さ・安全性・集客力」を重視する方は、一度ラッコM&Aを利用してみてはいかがでしょうか。
▶公式:ラッコM&A
ラッコマーケット

WordPress構築の小規模Webメディアをフリマ感覚で売買できるリアルタイムサイト売買プラットフォームです。「最短5秒でサイトが買える」というコンセプトのとおり、売買交渉・契約締結・サイト移行作業が一切不要。販売価格は1万〜50万円と少額で、カード決済にも対応しています。売却時の利用料は成約金額の15%、購入時は無料です。
「少額からサイト売買をしてみたい」「フリマ感覚でサイト売買を行いたい!」という、よりミニマムな取引や圧倒的な手軽さを求める方にはもってこいのサービスです。
▶公式:ラッコマーケット
M&A-WEB

M&A-WEBは、事業M&A・サイト売買プラットフォームで、個人が作成・運営するWebサイトの売買だけでなく、中小・ベンチャー企業が運営する独自性のある事業のM&Aも徹底サポートしてくれるサービスです。
経験豊富なプロに無料で価格査定をしてもらえ、エスクローサービス(無料)はもちろんのこと、電子契約書などの無料サポートも完備しています。また、チャット機能搭載ですので、わからないことや心配な点があっても、オンラインですべて解決できます。
登録・掲載料・売買交渉料・売却手数料は完全無料で、購入時の利用料は成約金額20万円までは1万円と良心的な価格設定です。
▶公式:M&A-WEB
SiteStock(サイトストック)

SiteStockは、WBC(ワールドビジネスサテライト)に取り上げられた実績もある、国内最大級のサイト売買サービスです。数千社のネットワークを有し、非公開案件を多数保有しています。直接交渉と専任エージェントへの仲介依頼を選べる柔軟な取引スタイルが特徴です。
非公開の案件が多いのが特徴で、自社の事業と相乗効果の高いサイトを秘密裏に買い取ることができます。提携しているベンチャーキャピタル、証券会社への案件紹介サービスもあるため、マッチングに困ることはないでしょう。
直接交渉の場合、成約時手数料は成約額税抜の3%(最低55,000円)。数千万円以上の大型案件を多数保有しているため、企業間の大型取引に向いています。
▶公式:SiteStock
サイトキャッチャー

2005年開設、20年以上の歴史を持つサイト売買サービスです。累計売買件数は1,000件を超え、実績に基づいたアドバイスを受けられるのが強みです。
「直接交渉プラン」と「仲介プラン」の2種類から選べ、直接交渉プランであれば売買代金の3%(最低55,000円・税込)で取引できます。顧問弁護士による譲渡契約書テンプレートや、5,000件以上の査定経験を持つ専門家によるクイック査定など、信頼性の高いサポートが揃っています。
ホームページには最新の成約事例も掲載されており、実績と歴史のあるサイト売買サービスで取引を開始したい方におすすめです。
▶公式:サイトキャッチャー
サイトレード

日本サイトM&A協会代表理事が運営する、ハイクラス・良質サイトに特化したサイト売買仲介サービスです。
売り上げ・利益・アクセス数・会員数・運営年数などを多角的に分析し、適切な価格を算出します。専門アドバイザーが顔の見える形で対応する点が他サービスとの差別化ポイントで、数百万〜1億円規模の大型案件を多く扱っています。
成約した際の成功報酬は、成約金額により変動しますが、初期相談・売却案件掲載・掲載案件への購入問い合わせ・着手金は無料です。「大型案件が多い信頼のおけるサイト売買サービス」を検討中なら候補に入れて損はありません。
▶公式:サイトレード
サイト売買Z

通常の仲介サービスに加え、サイト売買Z自体がサイトを買い取る「サイト買取サービス」が利用できる点が最大の特徴です。
買取を利用すれば、仲介手数料なし・非公開での売却・短期間での完結が可能です。担当者を介したやり取りで安全性も高く、初めての売却でも安心して進められます。
買取対象はホワイトハット系で普遍的なテーマのサイトや収益・アクセスの実績があるサイトが中心です。
▶公式:サイト売買Z
サイト売買・サイトM&Aサービスを利用した売買の流れ

トラブルを避け順序良く取引を進めるために、まず全体の流れを把握しておく必要があります。ここに一般的な売買の流れを説明しますが、売却と買収では多少異なる部分もあるので注意して見ていきましょう。
サイト売却までの流れ
サイト売却までの流れは、以下の通りです。
① サイト売買サービスへの登録
複数サービスを比較検討し、用途に合ったサービスに登録します。
② 審査を受ける
登録後、プラットフォーム側による審査が行われます。
③ 秘密保持契約など契約の締結
マッチング型は秘密保持契約、仲介会社は仲介契約・秘密保持契約を締結します。
④ 譲受候補者と面談・交渉
買い手からオファーが届いたら商談を進めます。月間PV・売り上げ・営業利益などのデータをもとに価格交渉を行います。
⑤ 譲受者と契約締結、M&A実行
基本合意締結後、買収監査を経て最終契約を結びM&Aを実行します。
⑥ 譲渡対価の獲得
譲受者より譲渡金を受け取ります。
サイト購入までの流れ
サイト購入までの流れも紹介します。
① サイト売買サービスへの登録
用途に合ったサービスに登録します。
② 案件を検討する
掲載案件を確認し、交渉を進めたい「買いたいサイト」をピックアップします。
③ 譲渡候補者と面談・交渉
候補者との面談・交渉を開始します。
④ 譲渡者と契約締結・M&A実行
基本合意締結後、買収監査を行い最終的な価格を決定。最終契約を結びM&Aを実行します。
⑤ 譲渡者への対価の支払い
譲渡者への対価を支払います。
サイト売買・サイトM&Aで失敗しないためのポイント

「価値のないサイトを高額で購入してしまった」「購入後すぐに収益がなくなった」「価値あるサイトを想定より安く手放してしまった」
こうした失敗を避けるため、買い手・売り手それぞれが注意すべきポイントを押さえておきましょう。
買い手が気をつけるべきポイント
買い手は、「良質なサイト」「自分にとって価値あるサイト」を見つける必要があります。そして、価値あるサイトを見つけてもすぐに飛びついては危険です。
では、どのような点に注意して、買取を進めればいいのかを具体的に見ていきましょう。
新規登録・更新情報の確認
良質なサイトはすぐに買い手がついて成約してしまいます。サイト売買には「時間との勝負」の一面があります。
ラッコM&Aのようにリアルタイム通知機能があるサービスを活用しつつ、自分の目でも定期的に案件を追う習慣を持ちましょう。
まず確認すべき6項目
欲しいサイトを見つけたら、まず以下の6項目を確認します。
- サイトURL(ドメイン)
- 運営年数
- サイトデザイン
- 現在のアクセス数
- アクセスの集客方法
- 現在の収益額
収益額は「月の最高額」だけでなく、直近1年の月間営業利益(特に直近半年の平均値)を確認することが重要です。
サイトの直帰率
Googleアナリティクスのデータで直帰率を確認しましょう。直帰率が80%を超えている場合、SNSからの一時的な流入やPVだけを稼いでいる質の低いサイトの可能性があります。
逆に30〜50%台のサイトはコンテンツの質が高い傾向にあります。
自然検索の検索順位データ
SEOの観点から、自然検索での検索順位を一覧で確認しておくと安心です。売り手のパーソナライズド検索の影響を受けていない純粋な順位データであるかどうかも確認しましょう。
文章・画像データの著作権
サイト内コンテンツが他サイトからのコピーや不正利用画像でないかを確認してください。著作権問題が発覚した場合、サイト運営自体が困難になるリスクがあります。
無料ブログでの運営に注意
無料ブログを使って運営されているサイトは、運営元がサービスを終了した場合にサイトごと消える可能性があります。WordPress等で自己ホスティングされたサイトを選ぶのが無難です。
売却する理由について
「資金調達のため」「経営戦略上の選択と集中」であれば問題ありません。「収益に将来性がない」という理由での売却であれば、その背景を深堀りする必要があります。購入後の運営に直結する情報なので、できる限り確認しましょう。
「競業禁止条項」の契約を結ぶ
契約成立後に売り手が類似サイトを立ち上げた場合、せっかく購入したサイトの競合になってしまいます。
これを防ぐため、同種サイトの制作を禁じる「競業禁止条項」を契約に盛り込むことが必須です。これにより、違反があった場合は損害賠償請求や差し止め請求が可能になります。
価格交渉は慎重に
価格交渉の材料となる主な確認事項は以下の通りです。
- SSLが導入されているか(URLがhttpsか)
- コンテンツ内にリンク切れがないか
- 各ブラウザ・デバイスでレイアウトが崩れていないか
ただし、交渉は常識の範囲内で。本当に欲しいと感じたサイトは、まず購入の意思を伝えることが優先です。調査中に他の買い手に先を越されるリスクもあります。
信頼できる売買サービスを選ぶ
サーバーの引き継ぎ・著作権問題・運営ノウハウの移管など、専門知識がないと判断しにくい要素が多いのがサイト売買です。運営歴が長く成約実績が豊富なサービス、自身の事業ジャンルに強いサービスを選びましょう。
売り手が気をつけるべき「3つのポイント」
買い手と同様、売り手にもサイト売買を失敗させないためのコツがあるので紹介します。
売値の設定
相場より高値での売却を希望するなら、その根拠となる具体的なデータが必要です。「該当ジャンルの成長性」「競合サイトとの差別化ポイント」など、裏付けのある説明ができれば交渉はスムーズに進みます。
デューデリジェンスへの誠実な対応
デューデリジェンスとは、投資を行うにあたって、投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査することです。サイト売買の場合、基本的に登録したサイト売買サービスが審査してくれます。
収益・アクセス数などの数値を実際より高く見せることは言語道断です。虚偽表示は契約解除・違約金請求の対象になり得ます。Googleアナリティクスの閲覧権限を共有する、収益画面の無加工キャプチャを提供するなど、正確なデータを誠実に開示しましょう。
売るベストタイミング
サイトを売るベストタイミングは「まだ売りたくない時」です。収益が伸びている・安定したPVがある・将来性が感じられる。そうした絶好調のタイミングで売却すれば、高値での成約が期待できます。
Webサイトは無形資産であり、予告なく価値が下がることもあります。「あの時売っておけば」と後悔しないよう、冷静にタイミングを見極めることが重要です。
まとめ
サイト売買・サイトM&A市場は、今後も一定の活発さを維持すると予想されます。取引にはリスクが伴いますが、正しい知識とサービス選びで見込めるリターンは大きいです。
売り手・買い手に共通していえることは、「両者がウィンウィンで気持ちよく取引できる関係を目指す」ことです。
サイト売買サービスのサポートを活用しながら、自分自身でも注意すべきポイントを深く理解し、最新情報へのアンテナを常に張り続けることが成功への近道です。
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