
WordPressで記事の予約投稿をする方法と失敗の対処法
WordPressを記事を投稿する際に、事前に書き溜めておいて、指定の日時に公開ができたら便利ですよね。
WordPressには、デフォルトで予約投稿の機能がついているので、その使い方を詳しく説明していきたいと思います。
また、予約投稿が失敗するケースもあるので、Wordpressの予約投稿の方法と併せて、失敗する際の対処法についても見ていきましょう。
目次
WordPressで予約投稿をする方法
WordPressの記事の公開時間を指定して投稿する方法を、画面のキャプチャ画像付きで紹介していきます。
先に予約投稿の方法を説明しておくと以下のとおりです。
【WordPressで予約投稿する流れ】
- 投稿画面の「すぐに公開する」にある編集をクリック
- 投稿したい未来の日付を入力
- 「予約投稿」を選択
これで予約投稿の準備が完了です。
それでは、画像つきで詳細をチェックしていきましょう。
公開したい日時を指定して予約投稿する手順
1、Wordpressの投稿画面の右サイドバーにある、「公開」→「すぐに公開する」の右にある『編集』をクリックします。

2、公開したい未来の日時を入れて『OK』をクリックする。

3、「公開」から「予約投稿」のボタンに変わるので、『予約投稿』をクリックします。

予約投稿された旨が、管理画面に表示されます。

投稿一覧の画面でも、予約されていることが確認できます。

指定の日時が来ると、自動的に記事が公開される
予約投稿した時点では、当然記事は公開されていません。予約した日時になると、自動で記事が公開され、「予約済み」の表示から「公開済み」へと変わります。
WordPressの予約投稿が失敗する原因と対処法

WordPressで記事の公開予約をしていたにも関わらず、予約が失敗してしまう場合があります。
失敗する原因は、単純な操作ミスから、サーバー、プラグインとの相性など、様々なケースがあります。ここでは、予約投稿が失敗したときの対処法をご紹介します。
タイムゾーンがあっているか確認する

WordPressのタイムゾーンの設定が東京以外になっていると、公開が失敗したり、意図しない時間に公開されたりしてしまいます。
まずは、Wordpressの「設定」→「一般」から、タイムゾーンが正しく設定されているかを確認しましょう。
キャッシュ系のプラグインを停止する

キャッシュ系のプラグインを利用している場合、そのプラグインが原因で予約投稿が機能していない可能性があります。
一度、キャッシュ系のプラグインを停止させ、予約投稿ができるかを確認してみましょう。
代替Cronの設定をONにする

予約投稿が動作しないときのために、WordPressには代替Cronという仕組みが用意されています。設定方法は、wp-config.phpの最下部に下記一文を追加するだけです。
define( ‘ALTERNATE_WP_CRON’, true ); |
(参考)https://ja.wordpress.org/support/article/editing-wp-config-php/#%e4%bb%a3%e6%9b%bf-cron
WordPressにベーシック認証がかかっている
不正ログイン対策として、WordPressのコアファイルにベーシック認証をかけている場合、予約投稿に失敗します。
一度、ベーシック認証を外して予約投稿してみて、失敗しないようなら、これが原因ということになります。.htaccessでサーバーのIPアドレスからのアクセスを許可することで対応しましょう。
プラグインを利用して対処する
上記を試しても、予約投稿がうまく機能しない場合は、下記のプラグインを利用してみて下さい。
Scheduled Post Trigger

予約投稿の失敗を自動でチェックし、失敗したものがあれば、自動で投稿し直してくれるプラグインです。
有効化するだけでバックグラウンドで動いてくれるので、特に設定や操作は必要ありません。
WordPressの予約投稿を活用するメリット

予約投稿をするメリットは大きく3つあります。
- 狙った時間に記事を公開できる
- 決まった時間に更新することで固定ファンが付きやすくなる
- 記事の書き溜めができる
狙った時間に記事を公開できる
イベントの情報公開のタイミングに合わせたり、サイトのアクセス数が増える時間帯に合わせて記事を公開できるのが予約投稿のメリットです。
朝の通勤時間に合わせたり、主婦層を狙ってお昼に公開したり、ネット利用者の増える19時以降に公開したり。
何時がよいのかは、運営しているサイトのジャンルやターゲット層によって異なりますが、アクセスの集まりやすい時間を狙って公開することが簡単にできるようになります。
決まった時間に更新することで固定ファンが付きやすくなる
また、決まった時間に更新を続けることで「あのサイトが更新されている時間(曜日)だ」と思ってもらえるようになるため、固定ファンが付きやすくなります。
「毎日〇〇時に更新する」「毎週何曜日の何時に更新する」と決めておくと、不定期に更新するよりも効果的です。
記事の書き溜めができる
毎日記事を更新したり、いつも決まった日に公開を続けるのは大変です。予約投稿を使えば、いくらでも記事を溜めておけるので、余裕を持ってサイトを運営していくことができるようになります。
WordPressの予約投稿を使いこなしてサイト運営を効率的にしよう
予約投稿は、運営者の負担を減らしてくれるだけでなく、ユーザーにとっても更新日の見当がつくようになる便利な機能です。
WordPressにはデフォルトで予約投稿の機能があるので、使わない手はありません。予約投稿を上手く活用して、効率よくサイトを運営していきましょう。
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