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2019/03/06

アフィリエイト広告をうまく活用していくことで、Web上のプロモーションを効果的に展開できるでしょう。
アフィリエイト広告の基本的な仕組みと運用方法について、詳しく解説していきます。
目次
- ○ インターネット広告の一種である「アフィリエイト広告」
- ○ アフィリエイト広告が成り立つ仕組み
- ○ 法人サイトと個人サイトの違い
- ○ ジャンル別の特徴と注意点
- ○ ASPを選ぶ際の4つのポイント
- ○ アフィリエイト広告が抱える課題点
- ○ 運用効果を高めるための3つ方法
- ○ メリットとデメリットをよく理解して活用しよう!
インターネット広告の一種である「アフィリエイト広告」
アフィリエイト広告は、インターネット広告の一種です。
特徴としては、アフィリエイト広告が掲載されただけでは、広告費が発生しない点にあります。
通常の広告であれば、あらかじめ決められた広告枠に掲載されただけで費用が発生するので、基本的な仕組みが異なるのです。
また、広告をクリックしたユーザーが商品を購入したり、資料請求を行ったりした時点で広告費が発生します。
広告がクリックされただけでは費用が発生しないため、広告主にとっては手軽に導入できるプロモーション手段でもあります。
ただ、広告の費用対効果の面は良くても、どのようなプロモーションを行うかによって運用方法も異なります。
アフィリエイト広告を利用する前に、充分な戦略を立てておく必要があるでしょう。
アフィリエイト広告が成り立つ仕組み
アフィリエイト広告を利用する場合は、一般的にASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)を通じて掲載します。
ASPを利用することによって、個別の媒体に対して条件交渉などを行う手間を省けるのです。
ASPのサービスを提供している会社は複数あるため、アフィリエイトを利用する場合にはいくつかのASPに登録することもめずらしくありません。
アフィリエイト広告を行ううえで大事な点は、実際のプロモーション活動の担い手であるアフィリエイターの動きを把握しておくことにあります。
なぜなら、アフィリエイターは好きな広告を掲載できるため、彼らから選ばれなければプロモーション活動が進まないからです。
アフィリエイト広告の基本的な仕組みとして、広告主がASPに出稿を行い、アフィリエイターが広告の提携申請を行うことで成り立ちます。
したがって、アフィリエイターが選びにくい広告は、アフィリエイト広告では不向きということにもなるでしょう。
広告主はASPサービスを利用するためのコストが毎月発生するので、出稿した広告がきちんと掲載されるのかをよく検討することが大切です。
法人サイトと個人サイトの違い
アフィリエイト広告は法人が事業を行う「法人サイト」と、アフィリエイターが個人として活動する「個人サイト」の2つに分けられます。
法人サイトの種類としては、ポイントサイト・航空系カードサイト・専門法人サイトなどがあるでしょう。
ポイントサイトでは、すでに一定数の会員を抱えているのが特徴であり、ユーザーの多くがポイント還元を目的としています。
航空系カードサイトでは、ユーザーが航空機の利用者かカード利用者となるので、ポイントサイトと比べて顧客単価が高額になりやすいといえるでしょう。
そして、特定の業種や客層に特化した専門法人サイトでは、ショッピングサイトへのリンクをアフィリエイト広告として掲載する点に特徴があります。
個人サイトは、SEMサイト・ランキングサイト・比較サイト・個人ブログなどです
SEMサイトとは、アフィリエイター自身が商品やサービスの紹介ページを作成したうえで、集客を図るサイトのことを指します。
ランキングサイトや比較サイトも、基本的にはSEMサイトではあるものの、広告の掲載位置について注意が必要です。
そして、一般的なアフィリエイターは個人ブログを活用して広告収入を得ています。
FXやファッションといった特定のテーマを決めて活動している人も多く見られます。
ジャンル別の特徴と注意点
アフィリエイト広告によるプロモーションが向いているかどうかの判断は、ジャンルごとに見極めていく必要があります。
たとえば、「会員登録」を広告の目的とする場合には、ポイントサイトが有効でしょう。
会員数をどんどん増やしていきたいときには、会員そのものの質はあまり問われないものです。
登録者数を増やしていくためには、あまりニッチな内容で絞り込まずに多くの人が当てはまる仕組みを作っていく必要があります。
また、ショッピングサイトではブランドに対する認知度が低いときには、高い成果報酬を提示してアフィリエイターに掲載してもらう必要があるでしょう。
そして、ブランドに対する認知度が高まってくれば、だんだんと報酬単価を引き下げていくのが一般的です。
資料請求型のアフィリエイト広告の場合は、ユーザーの質が重要になってくるため、ポイントサイトはあまり向きません。
SEMサイトやランキングサイトなど、口コミを活用したプロモーションが大切になってきます。
アフィリエイト広告をうまく活用していくためには、ポイントサイトの利用の有無とブランド認知度の有無をよく確認しておきましょう。
ASPを選ぶ際の4つのポイント
数あるASPから最適なものを選んでいくには、4つのポイントを踏まえておくことが大切です。
「固定費の有無」「提携サイトの数」「ユーザー獲得の見込数」「単価」の4つとなります。
ASPのサービスを提供している会社に見積もりを依頼して、これらのポイントを踏まえたうえで比較していくことが必要です。
また、ほかのASPとの併用を認めているところもあれば、併用を認めずに独占契約とするところもあるので注意しておきましょう。
また、審査の難易度や広告主がどこまで運用に関与するのかといった点も意識しておくことが重要です。
アフィリエイト広告が抱える課題点
アフィリエイト広告は手軽に始めやすいメリットがあるものの、いくつかの課題点も抱えています。
特に、アフィリエイト広告を長期間にわたって掲載していると、ユーザー獲得数の伸びが止まってしまう点です。
新たにASPを追加したとしても、やがては限界に達してしまうでしょう。
一つの目安としては、前年同月のユーザー獲得数と比較を行って、伸びが鈍化している場合は別のプロモーション手段を考える必要があります。
既存のアフィリエイト広告は現状を維持することを目的として、新規顧客に向けた新たな取り組みを始めてみましょう。
アフィリエイト広告によるユーザー数の拡大が鈍化したとしても、築き上げてきたネットワークは別の形で活用することが可能です。
運用効果を高めるための3つ方法
アフィリエイト広告をうまく活用していくためのポイントとして3つあげられます。
1つ目は、「掲載するサイトの数を増やす」という点です。
多くのASPに広告を出稿することによって、必然的にアフィリエイターの目に留まりやすくなります。
広告の露出度が高まることによって、効果的なプロモーション活動につなげていけるでしょう。
2つ目は、「ユーザー数の獲得が見込めるサイトに掲載する」という点です。
いくら多くのASPに広告を出稿したとしても、ユーザーの獲得につながらなければ、コストや手間ばかりがかかってしまいます。
それぞれのASPが得意とするジャンルなどを見極めたうえで、掲載先を選んでみましょう。
そして、3つ目は「良い枠に掲載する」という点です。
ユーザー数の獲得が見込めるサイトに広告を掲載したとしても、掲載場所が目立たなければ効果も薄くなってしまいます。
ランキングサイトや比較サイトは、掲載の条件次第で良い広告枠を用意してくれるので、予算との兼ね合いで判断してみましょう。
また、アフィリエイターのすべてが積極的に活動しているわけではないため、「アクティブ率」についても意識を向けておく必要があります。
実際にどれくらいの数のアフィリエイターが稼働しているのかを見極めて、どのASPを利用するのかを決めていきましょう。
メリットとデメリットをよく理解して活用しよう!
アフィリエイト広告は、コンバージョンにつながらなければ基本的に費用が発生しません。そのため、商品やサービスの広告を手軽に掲載できるメリットがあります。
しかし、その一方で提携するASPをよく選ばなければ、それほど掲載広告に反応がない場合もあるでしょう。
また、アフィリエイト広告が向いている商品やサービスであるのかも見極めておく必要があります。
アフィリエイト広告のメリットとデメリットをよく理解したうえで、活用していくことが大切なのです。
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