【おすすめ13選】AIライティングツールとは?無料?使い方や選び方を解説!
AIライティングツールをご存知でしょうか。簡単なプロンプト(テキスト)を入力するだけで、ブログ記事やキャッチコピーを作成してくれるサービスです。
「気になっているけど仕組みがわからない」
「無料で利用できるか知りたい」
このような悩みを抱えている方は多いと思います。
そこで本記事では、おすすめのAIライティングツールを厳選してご紹介します。使い方や選び方、注意点についても触れているので参考にしてください。
目次
AIライティングツールとは
AIライティングツールとは、AI(人工知能)を活用して文章・コンテンツを自動生成するツールです。サービスごとに多少の差はありますが、「プロンプトの入力→テキスト生成」という流れは共通しています。
似たような言葉に「文章生成AI」がありますが、こちらはシステムの名称です。「文章生成AIをAIライティングツールとして活用する」というイメージがわかりやすいと思います。
ただ、文章生成AI≒AIライティングツールという側面も強く、両者を細かく分ける必要は現状ありません。文章生成AIの詳細に関してはこちらの記事を参考にしてください。
>>>【無料】文章生成AIおすすめ10選!自動で記事を作成してくれるツールを紹介
AIライティングツールを導入するメリット
ここでは、AIライティングツールを導入するメリットを解説します。
- コンテンツ作成の時間短縮
- 未経験でも執筆可能
- 外注ライターの管理が不要
それぞれ詳細をチェックしていきましょう。
コンテンツ作成の時間短縮
AIライティングツールの最大の魅力は、コンテンツ作成の時間を短縮できる点です。
ブログやSEO目的の記事を執筆する場合、基本的には数時間~数日ほどかかります。この時間はライターの執筆スピードに左右されるので、属人性が高いという点もデメリットです。
一方、AIライティングツールを利用すれば、5,000文字のコンテンツを1時間ほどで完成させることもできます。ライターごとのスキルに執筆時間が左右される心配がなく、文章作成にかかる時間をコントロールしやすいです。
AIライティングツールを業務に導入すれば、従業員の生産性を向上させることができます。
未経験でもライティング可能
AIライティングツールは執筆経験のない人でも使いこなせます。むしろそのような方におすすめです。
基本的な操作は「プロンプトの入力」のみ。その他の操作はツールの種類によりますが、ブロックをドラッグして並び替えるなど、すぐに覚えられるものばかりです。
また、自動生成される文章のクオリティも問題ありません。多少の修正さえ行えば、しっかりとしたコンテンツとして公開できるレベルです。
外注ライターの管理が不要
AIライティングツールを導入すれば、外注ライターの管理から解放されます。具体的な恩恵は以下のとおりです。
- 納期遅れの心配がない
- 連絡がつかなくなるリスクがない
- 採用面接の必要がない
もちろん、AIライティングツールを導入するにしても操作になれるというコストは発生します。しかし外注ライターのオペレーションコストと比較すれば微々たるものです。出力される文章もクオリティが担保されているので安心できます。
【無料あり】AIライティングツールのおすすめ13選
ここでは、おすすめのAIライティングツールを11種類紹介します。
- Creative Drive(クリエイティブドライブ)
- SAKUBUN(サクブン)
- ChatGPT
- Catchy(キャッチー)
- Copilot(旧Bing AI)
- トランスコープ
- ELYZA Pencil(イライザペンシル)
- Notion AI
- Google Gemini(旧Google Bard)
- AIのべりすと
- PlayAI(ぷれあい)
- AI Writer
- Perplexity AI(パープレキシティAI)
それぞれ詳細をチェックしていきましょう。
Creative Drive(クリエイティブドライブ)
Creative Driveとは、SEOに特化したAIライティングツールです。単なる文章生成にとどまらず、競合分析やキーワード選定、エラーチェックやリンク配置など、コンテンツ設計・作成に関する大半の業務を自動化できます。
参考までに、「ブログ 初心者」というキーワードで試した結果は以下のとおりです。
所要時間は6分。「ブログ 初心者」というキーワードを入力し、「記事を作成する」ボタンをクリックするだけで、7,609文字のSEO記事が完成しました。このボリュームの記事を人の手で執筆する場合、最低でも5時間はかかるでしょう。Creative Driveを活用すれば、SEO記事の作成にかかる時間を大幅に削減できます。
また、Creative Driveには無料プランが用意されているので、生成される記事のクオリティやツールの使い心地などを試してから、必要に応じて有料プランへ移行できるのも魅力です。
SAKUBUN(サクブン)
SAKUBUN(サクブン)とは、webマーケティングに強いAIライティングツールです。SEO記事、SNS投稿文、アイキャッチ画像などを自動生成できます。
無料トライアルが7日間用意されているので、お金をかけずに使い心地を試すことも可能です。
詳細はこちらの記事を参考にしてください。
>>>SAKUBUNは実用できる?口コミや機能・料金プランから本当に使えるかまで徹底解説!
ChatGPT
ChatGPTは、OpenAI社が提供するチャット型の生成AIです。プロンプト(テキスト)を入力するだけで、AIがクオリティの高い文章を生成してくれます。
たとえば、「効率的な英語学習の方法を教えて下さい」というプロンプトを入力した結果は以下のとおりです。
以前はOpenAIアカウントの作成が必須でしたが、現在はログインなしでもGPT-3.5を利用できます。
また、有料プランへのアップグレードを行うと画像生成にも対応できるようになります。
>>>ChatGPTで画像生成する方法を解説!著作権や商用利用はどういう扱い?
Catchy(キャッチー)
CatchyはChatGPTを搭載したAIライティングツールです。記事作成はもちろん、キャッチコピー、Youtubeの企画アイデアなど、さまざまな種類の文章を生成できます。
無料クレジットがある程度手に入りますが、本格的な利用の場合は有料プランへのアップグレードが必要です。
Copilot(旧BIng AI)
Copilot(コパイロット)とは、Microsoftが展開する生成AIサービスのことです。通常のCopilotをはじめ、「Copilot Pro」「Copilot for Microsoft 365」といった種類が存在します。
Copilotは以前、Bing AIと呼ばれていました。
>>>BingのAIチャットを紹介!使い方は?ChatGPTとの違いは?
2023年11月、MicrosoftがBing AIの名称をCopilotに変更し、現在に至ります。
ChatGPTと比較されることの多い本サービスですが、使い方も似ている部分が多いです。
ChatGPTと同様、画像生成にも対応しています。
DALL-E 3と呼ばれる画像生成AIが搭載されているのでクオリティも高いです。
>>>【無料あり】DALL-E 2・DALL-E 3とは?使い方や商用利用について解説!
注意点として、ChatGPTとは異なり商用利用はできません。ビジネス目的の方は「Copilot for Microsoft 365」を契約しましょう。
トランスコープ
トランスコープとは、SEOに最適化されたAIライティングツールです。ChatGPTのAPIであるGPT-4を利用しています。コンテンツ生成をはじめ、競合サイトの分析、文字起こしなど幅広い機能が搭載されています。
料金プランは4種類存在します。一部機能制限はありますが、無料で利用することも可能です。
ELYZA Pencil(イライザペンシル)
「ELYZA Pencil」とは、東大松尾研究室が開発・提供するAIライティングツールです。
ビジネスへの活用を検討している方は法人用のプランを利用しましょう。
Notion AI
Notion AIは、多機能メモアプリの「Notion」に搭載されたAIアシスタントサービスです。テキストの作成、文章の要約や翻訳、SNS投稿文や営業メールの作成など、幅広いニーズに対応できます。
Notion AIの詳細に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
>>>Notion AIとは?何ができるの?主な使い方について解説します!
Google Gemini(旧Google Bard)
Google Geminiとは、文字通りGoogleが手掛ける生成AIサービスです。ChatGPTやCopilotと比較されることが多く、使い方も似ています。
以前はGoogle Bardという名称で呼ばれていましたが、2024/2/8に「Gemini」へと刷新されました。
>>>Google Bardとは?使い方や日本語での一般公開、ChatGPTとの違いを解説!
OpenAIとMicrosoftはパートナシップ関係にあるので、ChatGPTとCopilotは兄弟のような関係といえます。一方、GeminiはGoogleが手掛けるサービスなので、両サービスとはライバル関係です。
似たようなサービスが多いので混乱するかもしれませんが覚えておきましょう。
AIのべりすと
「AIのべりすと」とは、小説執筆に特化したAIライティングツールです。日本のゲームクリエイターであるSta氏が開発しました。
基本的な使い方は、「プロンプトの入力→続きの文章を生成」という流れです。
登録不要なので気軽に利用できます。
PlayAI(ぷれあい)
「PlayAI(ぷれあい)」とは、人工知能を活用したAIライティングツールです。
使い方は「AIのべりすと」と似ています。冒頭のテキスト(プロンプト)を入力すれば、続く文章を生成してくる流れです。
文章のクオリティに関しては改善点があるかと思います。ただ、ユーザー登録不要かつ無料のサービスなので、手軽にAIライティングツールを試せるのは魅力的です。
AI Writer
AI Writer(AIライター)はClaude 3を搭載したSEO特化のAIライティングツールです。Claude 3は、Anthropic社が開発した大規模言語モデルで、GPT-4のライバルとされています。
また、使い方も非常にわかりやすく、たった3ステップでSEOを意識した記事を制作してくれます。
- キーワードの入力
- 見出しの選択
- AIが記事を制作
AI Writerの通常料金は月額1,900円からです。具体的には以下の通り。
プランの種類 | ベーシック | スタンダード | プロプラン |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,900円 | 4,900円 | 9,800円 |
月間記事数 | 5本 | 20本 | 60本 |
アカウント | 1アカウント | 1アカウント | 3アカウント |
ただ、7日間の無料トライアルも用意されています。
Perplexity AI(パープレキシティAI)
Perplexity AI(パープレキシティAI)とは、2022年12月に公開された対話型のAI検索エンジンです。ChatGPTと似たようなサービスをイメージしていただいて構いません。
最大の特徴は、メールアドレスなどの登録不要かつ無料で利用できる点です。
また、2024年6月19日から、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOと契約しているユーザー限定で、有料版の「Perplexity Pro」が1年間無料で利用できるキャンペーンが開催されています。
Perplexity Proでは、無料版より優れたモデルの選択、新機能へのアクセスなど、さまざまなオプションが用意されています。上記キャリアと契約している方はぜひ利用してみてください。
AIライティングツールの選び方
ここでは、AIライティングツールの選び方を解説します。
- コンテンツの品質
- 使いやすさ
- 予算
- 用途
それぞれ詳細をチェックしていきましょう。
コンテンツの品質
最も重要なポイントはコンテンツの品質です。一口にAIライティングツールといっても、生成される文章のクオリティには差があります。
実際に11種類のサービスを使ってみて、コンテンツの品質が高いと感じたのは以下のとおりです。
- ChatGPT
- Copilot
- Google Gemini
- SAKUBUN
ただ、生成AIはプロンプト次第で結果が変動します。特にChatGPT・Copilot・Google Geminiに関しては、プロンプトがコンテンツの品質を決定するといっても過言ではありません。
生成AIにはじめて触れる方の場合、ツールとしてカスタマイズされたSAKUBUNなどをおすすめします。
使いやすさ
使いやすさも重要な基準です。直感的なインターフェイス、柔軟なカスタマイズ性、迅速なレスポンスがユーザーの創造性を最大限に引き出します。
ただ、AIライティングツールごとに合う合わないがあるので、最終的な結論は実際に使ってみるしかありません。無料トライアルや無料プランを用意しているサービスも多いので、積極的に活用しましょう。
予算
AIライティングツールを本格的に活用する場合、有料プランへのアップグレードが必要です。サービス内容と価格を天秤にかけ、予算に収まるかどうかを事前にチェックしましょう。
予算感が心配な方は、ChatGPTの有料プランをおすすめします。月額20ドルでハイスペックの文章生成AIを利用することが可能です。
>>>【GPT-4 vs GPT-3.5】OpenAIのChatGPT(チャットジーピーティー)の新モデルを徹底解説!
用途
用途に応じてサービスを選ぶのも重要なポイントです。たとえば、ホームページ集客用のブログ記事を作成する場合、SEOに特化したAIライティングツールをおすすめします。
また、とりあずAIライティングを試したい場合は、無料かつ回数制限無しでりようできるChatGPTがおすすめです。
AIライティングツールの注意点
ここでは、AIライティングツールの注意点を解説します。
- ファクトチェック・校正が必須
- そのままだと上位表示は難しい
- 商用利用OKとは限らない
それぞれ詳細を解説します。
ファクトチェック・校正が必須
AIライティングツールで作成したコンテンツはファクトチェックが必須といえます。ハルシネーションによるご情報の拡散を防ぐためです。
ハルシネーションとは、生成AIが嘘の情報を堂々と出力する現象のこと。たとえばChatGPTに「123456789×567は?」と質問した結果は以下の通り。
しかし、正しい計算結果は「69999999363」なので、誤りであることがわかります。
このようなハルシネーションは生成AIにつきものです。完全になくすことは難しいので、生成されたコンテンツを人間の目でファクトチェックする必要があります。
また、同様の理由で校正も必須です。嘘の情報に加え、文法が間違っていないかなどをチェックしてください。
そのままだと上位表示は難しい
AIライティングツールによるコンテンツをそのまま公開しても上位表示(※)することは難しいです。
現状、Google検索で上位表示させるためには「E-E-A-T」を意識したコンテンツ作成が必要となります。
>>>E-E-A-T(E-A-T)とは?SEOに欠かせないGoogleの4つの評価基準について
しかし、AIライティングツールによるコンテンツには、「Experience(経験)」「Expertise(専門知識)」「Authoritativeness(権威)」「Trust (信頼)」のすべてが不足しています。そのまま記事を公開してもGoogleに評価されず、順位がつかいない可能性が高いです。
「専門家の監修を受ける」「実際の体験談を盛り込む」など、E-E-A-Tに評価を高める施策を打つことで対処しましょう。
※Googleの検索結果で他のサイトよりも上の位置に表示されること
商用利用OKとは限らない
AIライティングツールをビジネスに活用する場合、商用利用の可否は必ず確認しておきましょう。なかには非商用利用しか認めていないサービスもあります。
また、サービス側が商用利用を認めていても、生成されたコンテンツの内容によっては著作権を侵害する可能性があります。繰り返しになりますが、事前の校正・編集チェックは必須です。
AIライティングツールのまとめ
本記事では、AIライティングツールについて解説しました。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 文章生成AIを利用したツール
- プロンプト入力だけで文章を生成
- 本格的な活用には有料プランが必須
- 事前に無料プランで使用感を試す
- ファクトチェックや校正を忘れずに
使いやすさやコンテンツの品質を考慮した場合、個人的なおすすめはSAKUBUNです。詳細はこちらの記事を参考にしてください。
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