『飲食店のホームページ』はこう作る!知っておくべきポイントと参考デザイン10選
飲食店のお客さんを増やす集客方法の候補として「ホームページの作成」を検討する方は少なくありません。本記事では「飲食店経営にホームページは必要なのか?」を紐解きながら、実際に作るときのポイントも詳しく解説。また、参考にしたい飲食店のホームページを10個紹介します。「お客様を増やし、お店をもっと盛り上げたい!」そんな熱い想いをもった飲食店オーナーの方には必見の内容です。
目次
飲食店にホームページは必要?
飲食店の存在を知ってもらい効果的な集客につなげていく方法は複数あります。そのなかで“あえて”ホームページを作る必要はあるのか否かについて、ホームページ以外のチャネルの特徴も踏まえて説明します。
ホームページ以外の選択肢
ホームページ以外の選択肢として挙げられる代表的な集客方法とその特徴を見てみましょう。
集客方法 | コスト | 特徴 |
---|---|---|
チラシ(ポスティング・折込チラシ) | 低 | 警戒する人が多いが、折込チラシは新聞社の広告審査に通ったもののみ配布されるため、社会的信用を見込める。 |
広告(屋外広告、雑誌広告、テレビCMなど) | 中~高 | 配信先のターゲットを絞り込むことが難しく効果測定しづらいが、不特定多数の潜在顧客にアプローチ可能。 |
Web広告(リスティング広告、SNS広告など) | 中~大 | 費用はかかるが、インターネットユーザーに向けてターゲットを絞った訴求ができる。 |
メールマガジン | 低 | 他のメールに埋もれてしまう可能性はあるが、ユーザー層に合った情報をダイレクトに届けられる。はがきなどのDMと比較しても、送信件数が多くなるほど、1件あたりのコストを削減できる。 |
ポータルサイト(「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」など) | 低~高 | 料金プランが表示順位に大きく寄与し、サイト経由での予約時に手数料がかかる場合がほとんどだが、サイト内で上位表示され、口コミも良ければ大きな集客を見込める。 |
SNS(Twitter、Instagram、Facebook、LINEなど) | 0 | 定期的かつ継続的な運用とSNSマーケティングへの理解が必要だが、無料で集客ができる。飲食店経営ではInstagramの活用が盛ん。 |
Googleマイビジネス(Googleマップ) | 0 | 定期的かつ継続的な運用、MEO対策が必要だが無料で集客ができる。実店舗を持つ飲食業と相性が良い。 |
それぞれの集客方法に強みがあるのは間違いありません。だからこそ、集客の窓口は一つではなく複数持っておくと安心です。「まずはコストのかからないSNSから」「ポータルサイトの無料掲載から」といったように、自身の予算に見合ったものから始めましょう。
飲食店におけるホームページの必要性
正取引委員会が2020年に発表した「飲食店ポータルサイトに関する取引実態調査」によると、実に約70%の消費者が飲食店ポータルサイト経由でインターネット予約をしており、ホームページからの直接の予約は約30%ほどに落ち着いていることが分かります。この事実を踏まえると現時点で集客力に軍配が上がるのは、ポータルサイトといわざるを得ません。とはいえ、ポータルサイトやGoogleマップでお店を見つけても「お店のホームページがないと不安……」「お店の公式ホームページから予約した方が確実だ」という層はたしかに存在します。そうした潜在顧客を取りこぼさないためにも「作るのは必須ではないが、あったほうがより安心できる」のが、現在の飲食店業界におけるホームページといえます。
出典:令和2年3月公正取引委員会「飲食店ポータルサイトに関する取引実態調査報告書」
ホームページを作成することのメリット
飲食店がホームページを作るメリットは、自由なブランディングでお客さんや取引先、求職者との信頼関係構築に役立つところでしょう。ポータルサイトやSNSなどのプラットフォーム上では、決まったフォーム内でお店の魅力を伝えなくてはいけません。一方でホームページなら、映像や画像、イラスト、テキストを組み合わせ、自由度の高いデザインでお店の魅力を発信できます。「公式のWebサイトがある」というのは、消費者だけでなく「このお店で働いてみたい」という求職者にとっても大きな安心材料になります。飲食店の公式ホームページはインターネット上の名刺のような役割を果たすのです。
ホームページを作成することのデメリット
飲食店がホームページを作った際に生じ得るデメリットは、ずばりコスト負担です。集客につながるホームページを作るとなると、ある程度の制作費用・ランニングコストを投じる必要があります。そうした意味では、広告やポータルサイトなどと条件は同じですので、費用対効果があるのかをしっかりと見極めつつ、今ある予算や人的リソースの範囲内で運用できるかをきちんと鑑みて検討ましょう。
飲食店のホームページ制作にかかる費用
ホームページは無料でも作成することが可能です。しかし、無料だとサーバーの安定性やセキュリティが低い、不要な広告が表示される、思うようなデザインのホームページを作れない、といったデメリットも目立ちます。お客さんの信頼に関わってくる部分だからこそ、飲食店の公式ホームページを運営するのであれば、無料ではなくセキュリティ対策や機能性の高い有料サービスでの作成をおすすめします。
自分で作る場合
ホームページの作成に必要なものは主に「サーバー」「ドメイン」「作成ツール」の3つです。これらを有料や一部無料で用意したとしても、大体ひと月1,200円ほどからホームページの作成から公開まで行えることが多いでしょう。
自分で作る際の費用例
サーバー | レンタルサーバー月1,000円程度 |
ドメインの取得と更新 | 年額1,500~4,000円程度 |
作成ツール | WordPressの無料プラン |
合計 | 月1,200~1,500円程度 |
ただし、あくまで「自分で作る」となると上記の金額以外に、ホームページ運営のノウハウを学ぶための費用や時間が発生することは念頭に置く必要があります。
業者に依頼する場合
ホームページをビジネス活用する場合、制作会社へ依頼するというのも一つの手です。プロの手による高品質なホームページが期待できますし、業者によってはSEO対策などの運用面までまるっとサポートしてくれます。
業者に依頼する際の費用例
テンプレートデザインでの制作 | 3万~10万円程度 |
オリジナルデザインでの制作 | 20万円~100万円程度 |
上記はあくまで例ですが「ホームページにどれだけこだわるか」に比例して料金が上がっていくと考えておきましょう。また業者を選ぶ際は、最低限下記のポイントを確認しておくと安心です。
業者選びのポイント
- 実績を開示しているか
- サーバー維持費、ドメイン取得費、作成ツール運用費などの費用がすべてこみで、追加料金はかからないか
- SEO対策やMEO対策などの運用面まで面倒見てくれるか
飲食店のホームページを作るときのポイント
飲食店のホームページで、お客さんとの信頼関係構築や集客へつなげるために、載せるべき項目やコンテンツについて説明します。
コンセプト
飲食店のホームページでは、ターゲットに刺さるコンセプトをいかに打ち出せるかが重要です。ホームページを訪れた人が分かりやすいように、トップページの上やファーストビューの下に、コンセプトを表現する文章や画像を表示するのが一般的なため、お店の印象を決める大きな要素だと考えておきましょう。お店のコンセプトは、誰が見ても一目でわかる「簡潔な言葉」と「見栄えの良い画像(映像)」で表すことが大切です。
見栄えの良い画像や動画については、カメラや動画編集が得意であるなら自分で用意するのもありです。ただし、クオリティにこだわるのであれば、やはりプロのカメラマンに任せると安心です。“正しい見せ方”を熟知しているプロカメラマンにホームページに載せる写真の撮影してもらえば、あなたのお店のメニューの質感や新鮮さの伝わる、訴求力が高い写真を期待できます。
>>プロカメラマンに依頼するメリットや注意点についてもっと詳しく知る
簡潔な言葉=コンセプトとする文章を考えるのは、初心者にとって難しいかもしれません。そこで参考になるのが「概念」+「実体」という単純な文章構成です。
コンセプト文章の例①
概念:お姫様気分を味わえる 実体:レストラン コンセプト:お姫様気分を味わえるレストラン |
コンセプト文章の例②
概念:気軽に楽しめる 実体:スイーツビュッフェ コンセプト:気軽に楽しめるスイーツビュッフェ |
コンセプトに使う文章に迷う場合は、ターゲットを明確にしたうえで「どんな(概念)お店(実体)なのか」という観点から、自店舗の強みを簡潔な言葉でまとめてみることから始めてみましょう。飲食店に限らず広告の「キャッチコピー」なども参考になります。表現の幅を広げ、あなたのお店の魅力が的確に伝わるオリジナルのコンセプトをホームページの目立つ部分に載せましょう。
写真
写真をホームページに載せ、他の飲食店と差別化しましょう。「お店の内観や外観が分かる写真」「イチ押しのメニューが分かる写真」などがあれば、視覚的にお客さんのイメージを掻き立てられます。気軽なランチ、小さい子供やペットを連れた食事、デートやお祝いごと、商談やビジネス活用などなど……お客さんが来店する目的はさまざまです。そのため「お客さんの目的が果たされる場所を提供している」ことが判断しやすい写真を載せておくことが重要です。
営業日・営業時間
お客さんがわざわざ足を運んだのに「お店がやっていなかった」「ラストオーダー5分前だった」というのは悲しい事態ですが、飲食店では往々にして起こりえることです。自分の預かり知れないところでお客さんを逃してしまうことになります。そうした事態を起こさないために、営業日、定休日、営業時間、ラストオーダーの時間はしっかり記載しておきましょう。また注意すべきなのが、情報の更新漏れです。感染症や政府の要請、お店の事情に応じて営業日や営業時間が変わる場合は、事前に告知するとともにホームページ上の情報も更新しましょう。
問い合わせ先・電話番号
事前予約可能なお店なのであれば、電話番号などの問い合わせ先は必ず載せておきましょう。ホームページの表示レイアウト設定などで固定エリアに、電話番号やお問合せフォームなどのパーツを設定すれば、任意の位置に固定的に(スクロールしても移動しないで)表示し続けることができます。このようにお客さんが予約しやすい・問い合わせしやすい設計を意識してホームページを作ることも、効率的な集客につながっていきます。
また、ホットペッパーグルメなどポータルサイトの予約システムとホームページを連携させることで、ホームページ上から簡単に空席確認ができたり、予約ができるようにカスタマイズもできます。予算に余裕がある場合は、ホームページとポータルサイトの同時運用も視野に入れて良いでしょう。
メニュー
飲食店へ足を運ぶお客さんの最大の理由は「食事をしたいから」です。ホームページ上でも下記3点について、お客さんにしっかりと伝わるような文章や写真の掲載を心がけましょう。
- 《料理名・説明》どのような料理が
- 《写真・イラスト》どのような見栄えで
- 《値段》いくらで提供されるのか
値段や盛り付けなどを変える際は、情報の更新漏れが無いように気を付けてください。
最新情報やニュース
新作メニューや季節限定メニュー、イベントの紹介など、お客さんに特別感を与える店舗のニュースは積極的に載せましょう。臨時休業や営業時間を変更する際も、しっかりと発信する必要があります。
SNSとの連携
ホームページとInstagramやTwitterといったSNSを連携させれば、新メニューや臨時休業などの最新情報をさらに効率的に拡散できます。SNSを運用する場合は、お店のアカウントへのリンクをホームページ上部に設置したり、更新内容を埋め込んだりすることも可能です。ホームページ内にお客さん限定のクーポンページを作り、SNSで拡散すればさらなる集客につなげることもできるでしょう。
アクセス
お店への行き方もきちんと記載しましょう。テキストだけでは分かりづらいため、お客さんがスムーズにたどり着けるような工夫を施すのがおすすめです。
アクセス情報の載せ方
- Googleマップの埋め込む
- 行き方を分かりやすく写真付きで掲載する
- 簡単な地図を作成し掲載する
ポイントは、アクセス情報がホームページ上で完結するようにしておくことです。わざわざほかのアプリケーションを開いたり、調べなおしたりする必要のない、お客さんにとって親切なホームページを意識しましょう。
複数言語に対応可能にしておく
令和4年12月現在、インバウンド規制の緩和により少しずつ外国人観光客の数が増えている傾向にあります。外国人観光客があなたのホームページを閲覧することを見越して、日本語だけでなく、英語・韓国語・中国語などの言語にも対応できるサイト設計にしておくと安心です。
ECサイトは別で作る
ECサイトがあれば、24時間365日いつでも商品をインターネット上で販売することができます。外国語にも対応させることで、日本国内だけでなく世界中にマーケットを広げることも可能です。自家製のドレッシング、お店限定のマグカップなど、店舗の通常メニューと差別化した独自商品を売れるのもECサイトの魅力です。公式のお店のホームページとは別に作成すれば、お客さんの流入窓口も広がります。さらに両方のサイトにお互いのリンクを貼れば、相乗効果で集客アップと売り上げアップを狙えるでしょう。
参考にしたい飲食店のホームページデザイン10選
参考になる飲食店のホームページを10個紹介します。あなたの店舗のホームページ制作でも活かせるものがあるはずです。
【スイーツ】代官山Candy apple
本格スイーツりんご飴専門店カフェ「代官山Candy apple(キャンディアップル)」の公式ウェブサイトです。トップではお店のこだわりを写真と文章でシンプルに表現しています。そして何よりも特徴的なのが、Instagram、Twitter、LINE、Uber Eats、オンラインショップをやっていることが一目でわかるようにアイコンが固定されていることです。どのアイコンもしっかりとリンク化され、クリックすればすぐに各SNSやデリバリーサイト、オンラインショップへ飛べるようになっています。感染症対策情報が比較的上部にあるのも、お客さんにとっての安心材料になります。お知らせ・イベント・催事情報もこまめに更新されていて、ページ下部に進むとTwitterの投稿が埋め込まれているため、常にお店の最新情報に触れられる設計なのも魅力的です。
公式サイト:代官山Candy apple
【バーベキュー】養老うまいもん広場BBQ場
養老うまいもん広場は、飛騨牛をはじめとする食肉加工、卸を中心に、生産、販売、輸出までワンストップで展開する「養老ミート」直営のBBQ施設です。味のあるイラストが食欲をそそります。「うまい肉は、旅の目的になる」というキャッチコピーも相まって、「遠くても足を運んでみたい」と感じるユーザーは少なくないでしょう。実際のお肉の写真をトップにもってくるのでなく、お肉とビールのイラストをトップに置き、ページ下部に進むにつれ、美味しそうなお肉の実物写真が増える設計になっています。多くのお店がメインとなる食事の写真をトップに掲載しているなか、ホームページを読み進めることで食事のイメージ付けを強めていく構造で上手く差別化していることが分かります。
公式サイト:養老うまいもん広場BBQ場
【カフェ】roku cafe
横浜駅から徒歩7分、レトロ感溢れる「roku cafe(ロクカフェ)」。ホットペッパーグルメの予約システムとの連携を上手く活用したホームページです。上部の「空席確認・予約する」ボタンから手早く空席検索できるのはもちろんのこと、「ネット予約の空席状況」ではカレンダー形式で空席状況を一目で確認できるような工夫がされています。お得なクーポンを利用した予約も簡単に行えるようになっており、総じて「予約につなげるためのホームページ設計」であるとわかります。右上部の「Language」をクリックして任意の言語を選択することで、日本語・英語・韓国語・中国語に対応できるのも特徴です。横浜駅という海外旅行者も多いターミナル駅近くに店を構える店舗ならではの配慮が垣間見えます。
公式サイト:ロクカフェ rokucafe
【焼き鳥・和食・レストラン】商工クラブ
「歴史的風致形成建造物」にも指定される飲食店「商工クラブ」。焼き鳥店「古町 千」、レストラン「.know(ノウ)」、料理旅館「席貸」、茶室「妙味庵」で構成され、独特の世界観と長い歴史を持ちます。その謎めかしい雰囲気を活かしつつ、料理へのこだわりを存分にアピールするため、ホームページ上各所に映像が使用されているのが特徴です。黒と白で構成される背景と文章、デザイン。すべてに統一感があり、お店のコンセプトコピーである「清く正しく 謎めかしく」を上手く表現したコンセプト特化型のホームページといえます。
公式サイト:商工クラブ
【和菓子】くわざわ
明治20年から営業している老舗和菓子店「くわざわ」。すべてのお菓子を実物の写真にするこだわりが見受けられます。トップのお菓子の写真が「ぽよよん」と次々に移動していくデザインはかわいらしく、思わずクリックしてしまいたくなるような設計です。お菓子の写真をクリックすれば、詳細な説明を確認することも可能で、オンラインショップへの誘導も自然。いわゆる「老舗の古めかしさや歴史」を打ち出すのではなく、あまり多くは語らずに「写真」と「動き」でかわいらしく、柔和な印象付けをしてユーザーを惹きつける。そんな工夫が凝らされた素敵なホームページです。
公式サイト :くわざわ
【カレー】ドラマチックカリー ゴールデン中崎
新しくも懐かしい、お出汁とスープの旨味にこだわったスパイスカリー専門店「ドラマチックカリー ゴールデン中崎」。お店のネーミングに負けず劣らず、ホームページのデザインも、色使いや画像、イラストに至るまでレトロ感満載です。ホームページは縦に3分割される構造になっており、画面左側の古い映画のチケットのようなイラストと画面右側のアンニュイでかわいらしい女性の画像は、固定されています。真ん中の部分のみスクロールが可能で、メニューやInstagramの情報を確認できるという不思議な設計になっています。レトロでオシャレな世界観を常に保ったままお店をアピールしている、シンプルですが手の込んだホームページといえます。
公式サイト :ドラマチックカリー ゴールデン中崎
【焼き芋】秘蜜な焼き芋
「秘蜜な焼き芋」は表参道発のポップでキュートな焼き芋専門店。ホームページ上では、女性を多く起用した映像で、ライブ感のあるファーストビューを演出。サイト全体をピンクで統一し、ブランドイメージを上手く表現しています。また「秘蜜な焼き芋」では、独自の選抜オーディションを通過した、美男美女約総勢100名以上がインフルエンサーとして活動中。美味しい焼き芋を食べられるだけでなく「インフルエンサーにも会える」という付加価値を上手にアピールしているホームページです。
公式サイト :秘蜜な焼き芋
【肉】肉のしげくに
30年以上続く伝統の看板商品「焼豚」の他、A3~A5ランクの国産牛・黒毛和牛のオンライン販売を行うお肉屋さん「肉のしげくに」。そのホームページはシンプルそのもの。「これがまたうまいんですよ」というキャッチコピーはもちろん、掲載している画像もいたってシンプル。かといって「手抜き感」を感じさせないクオリティに仕上がっています。不必要な要素をとことん削ぎ落し、伝えたいことだけを研ぎ澄まし洗練したホームページという印象です。ホームページ上から注文ができるため、実質ECサイトのような役割も果たしています。
公式サイト :肉のしげくに
【チーズ】ガーデンファーム
鎌倉野菜とチーズフォンデュが味わえる個室ダイニング「ガーデンファーム」。お店のホームページは、チーズを連想させ且つ温かみある黄色メインの配色です。トップページの「ご予約はこちら」というボタンがトマトのチーズフォンデュなのもユーモアが感じられます。何よりガーデンファームのホームページは、「お客さんに分かりやすいデザイン」なのがポイントです。構成は上から順に
「写真」➡「メニュー」➡「ニュース・ブログ」➡「SNS(Facebook・Instagram)」➡「リクルートページ」 |
となっており、それぞれのコンテンツが綺麗に区分けされています。クーポン情報やオンラインショップへのリンクも上部に固定されていて、使いやすさを重視したシンプルなUI設計へのこだわりが感じられるホームページです。
公式サイト :ガーデンファーム
【ラーメン】一蘭
店員と会話することなく注文可能なシステムや食事に集中できる仕切り付きのカウンターなどで知られる、天然とんこつラーメン専門店「一蘭」。そのホームページもこだわり満載です。ホームページを訪れたらもうそこはラーメン屋の店内。コンセプトやラーメンの説明(メニュー)、新着情報といった主力コンテンツさえも、すべてを「お品書き」としてリンク化する徹底ぶりです。ホームページという二次元上に、「店内」という三次元の空間を再現しているのは斬新の一言でしょう。また、複数言語対応やチャットサポートを行うなど、お客さんにとにかく親切な機能も充実しています。大手チェーン店として築き上げたブランドイメージを大切に、さらなる集客につなげるための工夫がみられるホームページです。
公式サイト :一蘭
まとめ
飲食店の経営において、ホームページはWeb上の名刺のような役割を果たします。ポータルサイトやSNSというプラットフォーム上では実現しにくい独自のブランディングが可能です。お客さんの信頼を得て集客につなげるためにも、予算に余裕がある場合は検討する価値があります。
飲食店のホームページ作成で大切なのは、あなたのお店のコンセプトやブランドイメージをデザインに落とし込むこと。さまざまな飲食店のホームページからインスピレーションを得れば、オリジナリティ溢れる素敵なホームページが作れるでしょう。
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