おすすめの作業通話(ボイスチャット)アプリ9選!
フリーランスやクリエイターだけでなく、テレワークが一般化したことで、家などで作業する人が増えました。一人でも集中して作業ができるよう、作業通話アプリのニーズが高まっています。
この記事ではテレワークに役立つ作業通話アプリと作業通話にぴったりなDiscordのサーバーを紹介します。
目次
作業通話とは?
作業通話とは、LINEやSkypeなどのボイスチャット(ボイチャ)ツールを使用して、作業をしながら通話することを指します。
世代によっては学生の頃から「さぎょいぷ」の文化が根付いているのではないでしょうか?さぎょいぷとは、元々は作業をしながらSkypeを楽しむこと(「作業」と「スカイプ」を合わせた造語)を表すものでしたが、現在ではSkypeに限らず作業通話であれば、そう呼ばれることがあります。
同僚などと作業通話をすれば、業務の進捗状況や確認などがリアルタイムでできるため、テレワークでの作業効率を向上させることが期待できます。また、コミュニケーションをとりながら作業をしたいという人にもおすすめです。
作業通話で新しい繋がりを築ける
仕事やプライベートで繋がっている人だけでなく、ネット上で知り合った人とも会話できるのが作業通話の魅力でもあります。TwitterなどSNSで呼びかけたり、アプリによっては直接、通話相手を募集したりすることもできます。新しい出会いが生まれるのはもちろん、通話を重ねて親密になって信頼関係を築くことができれば、新たな仕事のチャンスも生まれるかもしれません。
おすすめの作業通話(ボイスチャット)アプリ
ここからは作業通話に使えるボイスチャットツールを紹介します。通話機能だけを利用する場合は多くのアプリが存在しますが、今回は作業をしながら通話することを前提としているので、ファイルの送信やテキストのやりとりもできるアプリを選んでいます。
Skype
Skypeは最大100人と通話が可能、ビデオ通話では50人まで通話が可能で、相手と画面共有も行えるアプリ。アカウントを複数作成できるため、普段使い用と作業通話用を分けて利用することもできます。ネット上で知り合った人と作業通話をする際に本名を知られずにやりとりできます。
掲示板「スカイプちゃんねるw」など、作業通話仲間を探したり、募集したりすることができるサイトも存在します。
出典:「Skype」公式サイト
mocri(もくり)
作業通話専用のアプリで、登録さえすれば気軽に複数人と通話を始めることができます。
登録方法はTwitter連携、メールアドレス、Appleでサインアップの3つから選べます。Twitterと連携するとmocriに登録済みの相互フォロワーが表示されるため、Twitterで相手を探してからスムーズにmocriで通話を始めることができます。
主な機能は「フリースペース」「みんなのフリースペース」「ルーム」の3種類です。
フリースペースは自分で立ち上げる会話スペースで、最大20人まで入室することができます。Twitterで招待したり、招待リンクを共有したりすることで参加を呼びかけましょう。スペースのオーナーにはユーザーを退去させることができる権限があるため、迷惑な参加者が現れても対処できます。
みんなのフリースペースは、mocriのユーザーであれば誰でも参加できる、通話なしのオープンスペースです。メッセージは定型文のみ送ることができますが、複数回送る場合は1分間待機する必要があり、連投できない仕組みです。参加しているユーザーの情報を閲覧することができるため、そのユーザーがTwitterと連携している場合はTwitterアカウントも確認できます。
ルームでは決まったユーザーだけを入室させることができます。最大10人まで通話可能で、一度作成すれば好きなタイミングで出入りできます。
有料プランのmocriプレミアム(月額500円)では、入室条件の設定が増え、トークスペースを一定時間経過後にクローズする機能なども利用できるようになります。
出典:「mocri」公式サイト
※2024年1月19日追記
残念ながら、2024年の3月22日 15:00をもちましてサービス提供を終了すると発表がありました。くわしくはこちらの【重要】サービス終了のお知らせ – mocriサポートよりご確認ください。
Messenger(メッセンジャー)
Facebook上で繋がっている人と作業通話する場合は、やはりMessengerがおすすめです。「Messengerルーム」を作成すると最大50人と通話が可能で、時間制限はありません。また参加者は招待リンクにアクセスするだけで参加できるため、Facebookアカウントを作る必要もありません。
Messengerというとスマホアプリのイメージが強いかもしれませんが、デスクトップでも利用でき、また、ビデオ通話も行うことができます。Messengerルームにはロック機能があり、入室の制限をすることができるためセキュリティも万全です。
Discord(ディスコード)
Discordには「サーバー」と呼ばれる招待制のコミュニティがあり、共通の目的を持った参加者が集まります。作業通話の相手がいないという場合や新たにネット上で繋がりを築きたいという人におすすめです。
サーバーはオープンに公開されているものもあり、作業通話を目的としたものも多くあります。作業通話におすすめのサーバーについては次の項目で紹介しますので、ご確認ください。
Slack(スラック)
ビジネス向けのチャットツールなので、すでに活用している企業やフリーランスの方も多いのではないでしょうか。実は通話も可能なんです。
「ワークスペース」と呼ばれる、招待されたメンバーが集まる場所があり、その中から全員、あるいは特定のメンバーを集めたチャンネルを作成することができます。そのため、組織全体からチームに細かく分けて作業通話したい場合などにおすすめです。
出典:「Slack」公式サイト
Chatwork(チャットワーク)
こちらも同じくビジネス向けのチャットツールで、グループに入っているメンバー同士で作業通話ができます。通話においてはSlackと大きな違いはないため、好みで利用してください。
SlackとChatworkの違いについては、こちらの記事をご参照ください。
LINE
今回紹介しているアプリの中でも特にプライベートでの利用率が高いため、親しい友人や、アカウントを交換しても問題ないという間柄であればLINEを使用してみてもいいでしょう。普段から仕事のやりとりをLINEのグループで行っている場合は、新たにほかのアプリをインストールする必要がないため、手間が省けます。
グループ通話では最大500人まで通話やビデオ通話が可能で、画面共有機能も使えます。また、時間制限はありません。好きなグループを作って、作業を効率化してみてください。
また、プライベートなアカウントを仕事では使いたくないという人は、法人向けのコミュニケーションツールとして利用できる「LINE WORKS」がおすすめです。
出典:「LINE」公式サイト
出典:「LINE WORKS」公式サイト
SkyPhone(スカイフォン)
スマートフォン向け無料通話アプリ「SkyPhone」はSkyPhone同士でしか通話はできませんが、個人情報の登録が不要で、非常に手軽に利用できる通話アプリです。
高音質であることをウリにしており、音声通話はもちろん、ビデオ通話まで無料で行うことができ、アプリをインストールしたあと、アプリ内で使用されるSkyPhone番号を取得してすぐに使用することができます。
顔や名前を知らないオンライン上で出会った人と通話したいけど、個人情報は教えたくないという人にはうってつけのサービスではないでしょうか。
Rakuten Viber(ラクテンバイバー)
Viberは世界で14億人以上に利用されている無料通話・メッセンジャーアプリです。音声通話やテレビ通話のほかに、チャット機能や、ソーシャルメディア機能など豊富な機能を利用でき、セキュリティ面もシステムで守られているため、安心して使用することができます。
また、スマートフォンでの利用はもちろん、デスクトップでの利用も可能なため、パソコンでの作業中に利用したいという人にもおすすめのツールです。
ChatGPTを使ったAIチャットサービス「Viber AI チャット」の機能追加などサービス強化も行っているため、今後も期待できるサービスでしょう。
作業通話におすすめのDiscordのサーバー
ここからは数あるDiscordのサーバーの中から、作業通話に適しているものを紹介します。
Wakey フリーランス・在宅勤務向けサーバー
フリーランスや在宅勤務を対象としたサーバーで、基本的に平日昼間はオンライン状態になっている人がいます。「雑談用」と「作業集中用」でチャンネルが分けられており、作業に専念したい場合も問題なく楽しめます。
こちらのサーバーでは、25歳未満の方や聞き取り専門の方は入室拒否となっています。
Techxenia-JP
主にエンジニア・クリエイターを対象としたサーバーで、現在目指しているという方でも参加できます。そのため、駆け出しの方の相談場所としても活用できそうです。作品やSNSアカウントを宣伝できるので、新たな仕事が生まれるかもしれません。ただし、ネットビジネスなどの宣伝のみを目的とした参加は禁止とされているため、節度をわきまえて活用してください。
基本的に夜はオンライン状態になっている人がいます。年齢制限や通話必須といった条件はありません。
社会人のびのび勉強会
仕事をしながら勉強をしたい社会人向けのサーバーで、仕事をはじめ、趣味や資格取得などの作業をする方であれば参加できます。勉強のノウハウを交換するだけでなく、互いにモチベーションを高めるために励まし合うといった使い方もできます。何かにチャレンジする場合は活用してみてはいかがでしょうか。
なお、こちらでは18歳未満の方、学生の方は入室できません。
Freelance Workplace
フリーランスや在宅勤務など、1人で仕事をして生計を立てている方を対象としたサーバーで、能率をアップすることを目的としています。チャンネルは「雑談仕事部屋」「無言仕事部屋」「静かな仕事部屋」の3つがあり、状況に合わせて使い分けることができます。
公式サイトがあり、参加する場合はこちらから申請する必要があります。デモ版もあるので、参加前にルールや雰囲気を確認することができます。
>参加用リンク
>掲示板「ディスボード」に掲載されているデモサーバー
喫茶のぢみ
喫茶店のような雰囲気になったらいいな、という思いで作成されたサーバーで、参加条件はなく、誰でも自由に参加できます。聞き取り専門の方も入室できます。新規チャンネルや追加機能などの要望も受け付けているため、より良い環境に変えていくこともできます。
ちょっとした隙間時間に参加したい方や、通話が必須だと難しいという方も気軽に楽しめます。
テレワーク中も作業通話アプリで会話をしよう!
基本的にテレワークでは1人で黙々と作業を行い、人とのやりとりもチャットのみになってしまうなど、会話がなくなってしまいがちです。そのため、ちょっとした相談事や、会話をしながらアイデアを生み出したいということができにくい環境ですが、作業通話アプリを活用すればテレワークでも会話をすることができるため、自宅にいながら社内にいる時と同じような感覚で作業に打ち込むことができます。
また、アプリによっては作業仲間を見つけることができるものもあるため、そこで仕事の幅を広げたり、新たな可能性を発見したりできるかもしれません。テレワークをしている方はぜひ、作業通話アプリを活用してみてください。
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