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【予算別】新規顧客の獲得方法22選|業種別マーケティング手法や成功事例も解説

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新規顧客の獲得に悩む中小規模の店舗オーナーは少なくありません。「広告を出しても反響がない」「何から手をつければいいかわからない」そんな声をよく耳にします。

新規顧客を増やすマーケティング手法は多岐にわたりますが、大切なのは「自店舗に合った方法を選ぶ」ことです。予算や業種、ターゲット層によって効果的な施策は変わります。

本記事では、中小店舗が実践しやすい新規顧客獲得方法を予算別に紹介。業種ごとのおすすめ施策や成功事例まで解説しています。限られたリソースで最大の成果を上げたい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

新規顧客マーケティングとは?

新規顧客マーケティングとはのイメージ

新規顧客マーケティングとは、まだ自店舗を利用したことがない見込み客に対してアプローチし、初回来店や購入につなげるための活動全般を指します。既存顧客へのリピート施策とは異なり、認知獲得から興味喚起、来店・購入までの一連の流れを設計する必要があります。

中小規模の店舗にとって、新規顧客の獲得は売上の安定と成長に直結する重要な課題です。ただし、やみくもに施策を打っても効果は期待できません。自店舗のターゲット層を明確にし、予算や期間に合った手法を選ぶことが成功のカギとなります。

新規顧客獲得が店舗経営で重要な3つの理由

新規顧客の獲得は、どの業種・業態においても欠かせない取り組みです。既存顧客だけに頼っていては、事業の成長は見込めません。

まず、既存顧客は必ず減少していきます。引っ越しやライフスタイルの変化、競合店への流出など、顧客が離れる理由は避けられません。マーケティングの世界には「1:5の法則」があり、新規顧客の獲得コストは既存顧客の5倍かかるとされています。それでも新規獲得に取り組まなければ、顧客基盤そのものが縮小してしまうのです。

次に、新規顧客は将来のリピーターになる可能性を秘めています。初回来店時の満足度が高ければ、継続的な利用につながります。新規顧客を増やすことは、中長期的な売上基盤を強化することと同義です。

最後に、市場シェアの拡大には新規顧客の獲得が不可欠です。競合が多い地域や業種では、新規顧客を獲得できない店舗は淘汰されていきます。積極的に新規顧客を取り込むことで、地域での存在感を高め、ブランド力を向上させられるはずです。

新規顧客マーケティングの2つのアプローチ

新規顧客マーケティングには、大きく分けて「顕在層向け」と「潜在層向け」の2つのアプローチがあります。それぞれターゲットの購買意欲やニーズの明確さが異なるため、適した手法も変わってきます。

どちらか一方に偏るのではなく、両方をバランスよく実施することが理想的です。顕在層向けの施策で短期的な成果を確保しながら、潜在層向けの施策で中長期的な顧客基盤を築いていきましょう。

顕在層向けアプローチ:今すぐ客を獲得

顕在層とは、すでに商品やサービスの購入を検討している見込み客のことです。「近くの美容室を探している」「ランチができるカフェを知りたい」など、具体的なニーズを持っています。

顕在層へのアプローチは即効性が高く、短期間で成果につながりやすい特徴があります。GoogleマップやSNSでの検索、口コミサイトでの比較検討など、能動的に情報を探している段階なので、適切なタイミングで情報を届けられれば来店・購入の確率は高まります。リスティング広告やMEO対策、口コミサイトへの掲載などが代表的な手法です。

潜在層向けアプローチ:将来の顧客を育成

潜在層とは、まだ具体的な購買行動には至っていないものの、将来的に顧客になる可能性がある層を指します。「なんとなく肌の調子が悪い」「おしゃれなカフェがあったら行きたい」といった漠然としたニーズや興味を持っている段階です。

潜在層へのアプローチは、認知獲得から興味喚起、検討促進まで段階的に進める必要があります。即効性は低いものの、母数が多いため中長期的な視点で取り組む価値があります。SNSでの情報発信、コンテンツマーケティング、地域イベントへの参加などで接点を作り、将来の顧客候補として育てていくイメージです。

中小店舗が陥りがちな新規顧客獲得の失敗パターン

新規顧客獲得に取り組む中小店舗には、いくつか共通する失敗パターンがあります。事前に把握しておくことで、無駄なコストや時間を削減できます。

最も多いのは「施策を選びすぎて中途半端になる」ケースです。SNSも広告もチラシも同時に始めた結果、どれも継続できず効果測定もできないまま終わってしまいます。限られたリソースでは、2〜3個の施策に集中することが重要です。

次に「ターゲットが曖昧なまま進める」失敗があります。「誰でもいいから来てほしい」という考えでは、メッセージが誰にも刺さりません。年齢層や性別、ライフスタイルまで具体的に想定し、その人に響く訴求を考えてみてください。

「効果測定をしない」のも典型的な失敗です。広告を出しても「何人来店したか」「どこから知ったか」を追わなければ、次の改善につながりません。

自店舗に合った方法の選び方|3つの判断軸

自店舗に合った新規顧客獲得方法の選び方のイメージ

新規顧客獲得の方法は多種多様ですが、すべてを試す必要はありません。自店舗の状況に合った施策を選ぶことで、限られた予算と時間で最大の効果を得られます。

選び方の判断軸は大きく3つです。「予算規模」「効果が出るまでの期間」「業種・ターゲット層」の観点から絞り込むことで、優先すべき施策が明確になります。まずは以下の3つの軸で自店舗の状況を整理してみましょう。

予算規模で選ぶ(無料~10万円~)

新規顧客獲得にかけられる予算は、店舗によって大きく異なります。月1万円以下の店舗もあれば、数十万円かけられる店舗もあります。予算に応じて選べる施策が変わるため、まずは現実的な投資額を明確にすることが重要です。

無料〜月1万円程度の低予算なら、GoogleビジネスプロフィールやSNS運用、口コミ施策など、広告費をかけずに始められる手法が中心になります。月3〜10万円の中予算であれば、リスティング広告やSNS広告、グルメサイトへの掲載などが選択肢に入ります。

月10万円以上の予算があれば、コンテンツSEOやインフルエンサー起用、プレスリリース配信など、より本格的な施策に取り組めます。

効果が出るまでの期間で選ぶ

新規顧客獲得の施策には、即効性の高いものと中長期的に取り組むべきものがあります。「今月中に売上を上げたい」のか「半年後の安定集客を目指すのか」によって、選ぶべき手法は変わります。

即効性が高いのはリスティング広告やSNS広告、MEO対策などです。適切に設定すれば数日〜数週間で効果が表れ始めます。一方、SEOやSNS運用、口コミ施策は効果が出るまで3〜6ヶ月以上かかることが一般的です。短期施策で目先の売上を確保しながら、中長期施策で安定した集客基盤を作るのが理想的な組み合わせと言えます。

店舗の業種・ターゲット層で選ぶ

業種やターゲット層によって、効果的な施策は大きく異なります。飲食店と美容室、小売店とBtoBサービスでは、顧客の情報収集行動が違うからです。

たとえば飲食店なら、GoogleマップやInstagram、食べログなどの口コミサイトが重要です。美容・サロン系ならInstagramやホットペッパービューティーが効果的。小売店は実店舗への誘導が鍵なので、チラシや看板、地域SNSが有効となります。

BtoB・専門サービスは検討期間が長いため、SEOやオウンドメディア、展示会などが適しています。自店舗の顧客が「どこで情報を探すか」を考えることが、施策選びの出発点です。

無料~低予算で始められる新規顧客獲得方法7選

低予算で始められる新規顧客獲得方法のイメージ

予算がほとんどかけられない場合でも、新規顧客を獲得する方法は複数あります。無料〜月1万円程度で始められる施策は、広告費をかけずに地道な取り組みで成果を積み上げていくのが特徴です。

即効性は低いものの、継続することで安定した集客基盤を築けます。とくに開業直後や売上が不安定な時期は、ここで紹介する低予算施策から着手するのが現実的でしょう。

  • Googleビジネスプロフィール(MEO対策)
  • SNS運用(Instagram・X・TikTok)
  • 口コミ・紹介制度の構築
  • Googleビジネスプロフィールの口コミ活用
  • 無料ブログ・オウンドメディア(SEO)
  • のぼり旗・看板での視認性向上
  • チラシ・ポスティング

時間と手間はかかりますが、費用対効果は高い手法ばかりです。

Googleビジネスプロフィール(MEO対策)

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)は、完全無料で利用できる店舗情報管理ツールです。Googleマップや検索結果に店舗情報を表示させることができ、「地域名+業種」で検索するユーザーに効果的にアプローチできます。

MEO(Map Engine Optimization)対策と呼ばれるこの施策は、地域密着型の店舗にとって最優先で取り組むべき内容です。営業時間や写真、口コミへの返信などを充実させることで、検索結果の上位表示を狙えます。

とくに飲食店や美容室、小売店など、実店舗への来店が必要な業種では欠かせません。登録から最適化まで自分で対応できるため、コストをかけずに始められるのが最大の魅力です。

SNS運用(Instagram・X・TikTok)

Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなどのSNSは、基本的に無料で利用できます。定期的に投稿を続けることで、フォロワーを増やし、来店や購入につなげられます。

InstagramはビジュアルでPRしたい飲食店や美容室、アパレルと相性が良く、Xはリアルタイムな情報発信やキャンペーン告知に向いています。TikTokは若年層へのリーチが強く、エンタメ性のある動画で拡散を狙えます。

どのSNSも「継続的な投稿」と「ユーザーとの交流」が重要です。週2〜3回の投稿を習慣化し、コメントやDMには丁寧に返信することで、ファンを増やしてみてください。

口コミ・紹介制度の構築

既存顧客からの口コミや紹介は、最も費用対効果が高い新規顧客獲得方法のひとつです。「友人紹介で500円割引」「口コミ投稿でドリンク1杯サービス」など、インセンティブを設定することで、自然な拡散を促せます。

紹介制度を機能させるには、紹介したくなる「仕組み」と「動機」が必要です。紹介する側・される側の両方にメリットがあると、紹介のハードルが下がります。

口コミ投稿を促す際は、GoogleマップやSNS、口コミサイトなど、投稿先を明確に伝えるとスムーズです。満足度の高い顧客に対して、会計時やフォローメールで「ぜひご感想をお聞かせください」と一言添えるだけでも効果があります。

Googleビジネスプロフィールの口コミ活用

Googleマップに表示される口コミは、新規顧客の来店判断に大きな影響を与えます。口コミ数が多く、評価が高い店舗ほど選ばれやすくなるため、積極的に口コミを集める施策が重要です。

口コミを増やすには、まず顧客に投稿をお願いする習慣をつけることです。会計時に「よろしければGoogleマップで口コミをお願いします」と伝えたり、レシートにQRコードを印刷して投稿を促したりする方法があります。投稿された口コミには必ず返信すると良いです。

感謝のメッセージを送ることで、投稿者との関係性が深まり、リピーターになる可能性が高まります。ネガティブな口コミにも丁寧に対応することで、誠実な店舗だという印象を与えられます。

無料ブログ・オウンドメディア(SEO)

無料ブログやWordPressなどを活用したオウンドメディアは、SEO(検索エンジン最適化)による集客に有効です。ユーザーが検索するキーワードを想定し、役立つ情報を発信することで、検索結果からの流入を増やせます。

たとえば、美容室なら「髪質改善 方法」、飲食店なら「デート 個室 渋谷」といったキーワードで記事を書くことで、悩みを持つユーザーにアプローチできます。SEOは効果が出るまで3〜6ヶ月以上かかりますが、一度上位表示されれば安定的なアクセスが見込めます。更新頻度は月2〜4本程度でも構いませんので、長期的な資産として育てていきましょう。

のぼり旗・看板での視認性向上

のぼり旗や看板は、通行人に店舗の存在を知ってもらうための基本的な施策です。初期費用は数千円〜数万円程度で、一度設置すれば長期間使えるためコストパフォーマンスに優れています。

通りに面した店舗であれば、のぼり旗を複数本立てることで視認性が高まり、通りがかりの顧客を取り込めます。看板は遠くからでも読める大きさとシンプルなメッセージが重要です。「ランチ680円〜」「駐車場あり」など、具体的なメリットを記載することで、立ち寄るきっかけを作れます。夜間営業の店舗なら、照明付き看板やLED看板も検討すると良いです。

チラシ・ポスティング

チラシのポスティングは、地域の見込み客に直接アプローチできる手法です。デザインと印刷で1枚あたり5〜10円程度、配布を自分で行えば人件費もかかりません。

ポスティングのポイントは、配布エリアを絞り込むことです。店舗から半径500m〜1km圏内の住宅地に集中的に配ることで、来店可能性の高い層にリーチできます。チラシには「初回限定クーポン」や「LINE登録で割引」など、行動を促す特典をつけると効果的です。

週末の午前中に配布すると開封率が高まる傾向があります。反響を測定するため、クーポンコードやQRコードを印刷し、どれだけ来店につながったかを追跡しましょう。

中予算で効果を高める新規顧客獲得方法8選

中予算で効果を高める新規顧客獲得方法のイメージ

月3〜10万円程度の予算が確保できる場合、Web広告やポータルサイトへの掲載など、より即効性の高い施策に取り組めます。無料施策と比べて短期間で効果が見込めるため、売上の安定化や集客の底上げに有効です。

  • リスティング広告(Google広告)
  • SNS広告(Instagram・Facebook)
  • ディスプレイ広告
  • アフィリエイト広告
  • グルメサイト・口コミアプリへの掲載
  • 地域情報誌・フリーペーパーへの広告
  • キャンペーン・クーポン施策
  • 動画コンテンツ(YouTube・ショート動画)

ただし、広告はかけっぱなしにせず、効果測定と改善を繰り返すことが重要です。どの施策が費用対効果に優れているかを見極め、成果の出る施策に予算を集中させていきましょう。

リスティング広告(Google広告)

リスティング広告は、Google検索結果の上部に表示される広告です。ユーザーが検索したキーワードに連動して表示されるため、購買意欲の高い顕在層にピンポイントでアプローチできます。

たとえば「新宿 ランチ」「髪質改善 美容室 渋谷」といった具体的なキーワードで広告を出稿すれば、今すぐ来店したい人に情報を届けられます。クリック課金制なので、予算に応じて出稿量を調整しやすいのも特徴です。

初心者でも始めやすく、月3万円程度の予算からでも十分に効果を得られます。広告文にはクーポンや特典を盛り込み、クリック率を高める工夫をしてみてください。

SNS広告(Instagram・Facebook)

InstagramやFacebookの広告は、年齢・性別・地域・興味関心などで細かくターゲティングできるのが強みです。商品やサービスをビジュアルで訴求でき、ブランドの世界観を伝えやすいため、飲食店や美容室、アパレルなどと相性が良い手法です。

広告フォーマットも豊富で、画像広告・動画広告・ストーリーズ広告・カルーセル広告などから選べます。月2〜5万円程度の予算でも、地域を絞り込めば十分なリーチを獲得可能です。

広告の成果はリアルタイムで確認でき、クリック単価や来店数を見ながら改善を重ねられます。最初は小額でテスト配信し、反応の良いクリエイティブに予算を寄せていくのが成功のコツです。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリのバナーやテキストエリアに表示される広告です。Googleディスプレイネットワーク(GDN)やYahoo!ディスプレイ広告が代表的で、認知拡大やブランディングに向いています。

リスティング広告と異なり、検索していないユーザーにも広告を届けられるため、潜在層へのアプローチに有効です。リターゲティング機能を使えば、一度サイトを訪れたユーザーに再度広告を表示し、来店や購入を促せます。画像や動画を使った訴求ができるため、視覚的なインパクトを重視する業種におすすめです。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、成果報酬型の広告手法です。ブロガーやアフィリエイターが自身のサイトで商品やサービスを紹介し、そこ経由で購入や来店があった場合のみ報酬を支払う仕組みです。

初期費用をかけずに始められ、成果が出た分だけコストが発生するため、リスクを抑えながら新規顧客を獲得できます。ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に登録し、報酬額や成果条件を設定すれば、多くのアフィリエイターが紹介してくれる可能性があります。報酬額は業界相場を参考に設定すると良いです。

グルメサイト・口コミアプリへの掲載

飲食店であれば、食べログ・ぐるなび・ホットペッパーグルメなどのグルメサイトへの掲載は集客の柱になります。美容・サロン業界なら、ホットペッパービューティーやミニモが該当します。

これらのサイトは「今日のランチどこにしよう」「近くの美容室を探そう」と考えているユーザーが利用するため、顕在層へのアプローチに最適です。掲載料は月1〜5万円程度からプランが用意されており、写真や口コミの充実度が予約数に直結します。競合店と比較されるため、魅力的な写真と詳細な店舗情報を掲載することが重要です。

地域情報誌・フリーペーパーへの広告

地域で配布されているフリーペーパーや情報誌への広告掲載は、地域住民にダイレクトにアプローチできる手法です。紙媒体ならではの信頼感があり、とくに40代以上の層には効果的です。

広告サイズや掲載位置によって料金は変わりますが、1回の掲載で3〜10万円程度が相場です。配布エリアが明確なので、店舗周辺の見込み客に効率よく情報を届けられます。初回限定クーポンや期間限定キャンペーンを掲載し、反響を測定できる仕組みを作りましょう。

キャンペーン・クーポン施策

新規顧客限定のキャンペーンやクーポンは、来店のハードルを下げる有効な手段です。「初回30%オフ」「LINE登録で500円クーポン」など、明確な特典を提示することで、行動を促せます。

キャンペーンを実施する際は、SNSやGoogleビジネスプロフィール、チラシなど、複数の媒体で告知することが重要です。期間を限定することで「今行かなきゃ」という心理を生み出し、来店を後押しできます。クーポンの利用状況を記録し、どの媒体からの流入が多いかを分析することで、次の施策に活かせます。

動画コンテンツ(YouTube・ショート動画)

YouTubeやInstagramリール、TikTokなどの動画コンテンツは、視覚的に店舗の魅力を伝えられます。商品の使い方、店内の雰囲気、スタッフの紹介など、テキストや画像では伝えきれない情報を発信できるのが強みです。

動画制作には多少の手間がかかりますが、スマートフォンで撮影・編集すれば費用はかかりません。ショート動画は1分以内の短い内容が好まれ、テンポよく情報をまとめることがポイントです。定期的に投稿することで、チャンネル登録者やフォロワーが増え、安定した認知獲得につながります。

本格的に取り組む新規顧客獲得方法7選

本格的に取り組む新規顧客獲得方法のイメージ

月10万円以上の予算が確保できる場合、より戦略的かつ中長期的な施策に取り組めます。ここで紹介する方法は、即効性は低いものの、ブランド力や認知度を高め、安定した集客基盤を構築するのに有効です。

  • コンテンツSEO・記事型LP
  • インフルエンサーマーケティング
  • プレスリリース配信
  • 展示会・イベント出展
  • DM(ダイレクトメール)
  • 訪問営業・テレアポ
  • 新聞折込・雑誌広告

これらの施策は、すでに一定の売上基盤がある店舗や、今後の事業拡大を見据えている店舗に適しています。短期施策と組み合わせることで、バランスの取れたマーケティング戦略を実現できるでしょう。

コンテンツSEO・記事型LP

コンテンツSEOとは、ユーザーの悩みや疑問に答える記事を作成し、検索エンジンからの流入を増やす手法です。記事型LPは、商品やサービスの魅力を詳しく伝えるための読み物形式のランディングページを指します。

たとえば「肩こり 解消法」というキーワードで記事を書き、最後に整体院への予約導線を設けるイメージです。質の高いコンテンツを継続的に発信することで、検索エンジンからの評価が高まり、上位表示されやすくなります。

効果が出るまで半年〜1年かかることもありますが、資産として蓄積され、長期的な集客に貢献してくれます。

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングは、SNSで影響力のある人物に商品やサービスを紹介してもらう手法です。フォロワーからの信頼が厚いインフルエンサーの投稿は、広告よりも受け入れられやすい傾向があります。

起用するインフルエンサーは、フォロワー数だけでなく、自店舗のターゲット層と一致しているかを重視してみてください。マイクロインフルエンサー(フォロワー1〜10万人)は費用が抑えられ、エンゲージメント率も高いためおすすめです。報酬は案件によって異なりますが、1投稿あたり数万円〜数十万円が相場です。

プレスリリース配信

プレスリリースは、新商品の発売や新店舗のオープン、イベント開催などの情報をメディアに向けて発信する手法です。PR TIMESやバリュープレスなどの配信サービスを利用すれば、多くのメディアに情報を届けられます。

メディアに取り上げられれば、無料で大きな露出を得られる可能性があります。配信料は1回あたり3〜5万円程度が一般的です。プレスリリースを書く際は、ニュース性や社会的な意義を意識し、記者が記事にしたくなる内容を心がけると良いです。

展示会・イベント出展

展示会やイベントへの出展は、BtoB企業や専門性の高いサービスに有効です。来場者と直接対話でき、商品やサービスの魅力を詳しく伝えられます。名刺交換やアンケート取得を通じて、見込み客リストを作成できるのも大きなメリットです。     

出展費用は規模によって異なりますが、10万円〜数十万円程度が相場です。ブースのデザインや配布資料、スタッフの準備も含めると、トータルで20〜50万円程度の投資が必要になります。出展後のフォローアップが重要なので、獲得したリストに対して迅速にアプローチしましょう。

DM(ダイレクトメール)

DMは、ターゲット顧客に直接郵送物を送る手法です。デジタル広告と異なり、手元に残るため、じっくり読んでもらえる可能性があります。高齢層や富裕層など、Webをあまり使わない層へのアプローチに有効です。

DMの制作・印刷・郵送費用は、1通あたり100〜300円程度が目安です。1,000通送る場合、10〜30万円のコストがかかります。開封率を高めるため、封筒のデザインや差出人名に工夫を凝らしてみるのもありです。限定クーポンや特別招待状など、受け取った人が得をする内容にすることがポイントです。

訪問営業・テレアポ

訪問営業やテレアポは、BtoB企業や高単価商材を扱う店舗に適した手法です。直接対話することで、ニーズを深く掘り下げ、信頼関係を構築できます。

訪問営業は移動時間がかかるため、事前にアポイントを取ってから訪問するのが効率的です。テレアポは短時間で多くの見込み客にアプローチできますが、成約率は低い傾向があります。トークスクリプトを用意し、断られても粘り強く続けることが成功のカギです。人件費や交通費を考慮すると、月10〜30万円程度のコストが発生します。

新聞折込・雑誌広告

新聞折込や雑誌広告は、地域の高齢層や特定の趣味嗜好を持つ層にリーチできます。とくに地方では新聞の購読率が高く、折込チラシの効果が出やすい傾向があります。

新聞折込の費用は、配布部数やエリアによって異なりますが、1万部で5〜10万円程度が相場です。雑誌広告は掲載誌や広告サイズによって大きく変動し、10万円〜数百万円と幅があります。ターゲット層が明確な雑誌を選ぶことで、費用対効果を高められます。

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業種別|おすすめの新規顧客獲得方法

業種別|おすすめの新規顧客獲得方法のイメージ

新規顧客獲得の方法は、業種によって効果が大きく変わります。顧客の情報収集行動や購買プロセスが異なるためです。ここでは代表的な4業種について、とくに効果が高い施策をトップ3形式で紹介します。

自店舗の業種に合った施策を優先的に実施することで、限られた予算で最大の成果を得られるでしょう。複数の施策を組み合わせることで、相乗効果も期待できます。

飲食店におすすめの施策トップ3

飲食店の新規顧客は「今日どこで食べよう」と検索するケースが多く、即効性のある施策が効果的です。視覚的な訴求も重要なので、写真や動画を活用した情報発信が欠かせません。

順位 施策 理由
1位 Googleビジネスプロフィール(MEO) 「近くのランチ」など地域検索で上位表示されれば、来店に直結しやすい
2位 Instagram運用 料理やお店の雰囲気を視覚的に伝えられ、若年層の来店動機になる
3位 グルメサイト掲載 食べログやぐるなびは「お店を探している人」が集まるため成約率が高い

飲食店はリピーター化も重要ですが、まずは一度来店してもらうことが最優先です。GoogleマップとInstagramは無料で始められるため、開業直後から着手しましょう。予算に余裕があれば、グルメサイトへの有料掲載で認知度を高められます。

美容・サロンにおすすめの施策トップ3

美容室やエステ、ネイルサロンなどは、技術力やセンスを視覚的に伝えることが重要です。施術前後の写真やスタイリストの雰囲気が、顧客の意思決定に大きく影響します。

順位 施策 理由
1位 Instagram運用 施術事例やビフォーアフターを投稿することで、技術力をアピールできる
2位 ホットペッパービューティー掲載 美容系サロンを探すユーザーが集中しており、予約導線も完備されている
3位 口コミ・紹介制度 美容系は知人の紹介が信頼されやすく、紹介特典で拡散を促せる

美容・サロン業界は「失敗したくない」という心理が強いため、口コミや実績が重視されます。Instagramでの発信と並行して、既存顧客からの紹介を増やす仕組みを作りましょう。ホットペッパービューティーは掲載料がかかりますが、新規顧客を安定的に獲得できる有力な手段です。

小売店におすすめの施策トップ3

小売店は実店舗への来店を促すため、地域密着型の施策が効果的です。通りがかりの顧客を取り込む視認性の向上と、リピート購入を促す接点づくりが重要になります。

順位 施策 理由
1位 のぼり旗・看板 通行人に店舗の存在を知らせ、衝動的な来店を促せる
2位 チラシ・ポスティング 店舗周辺の住民に直接アプローチでき、セールやイベント告知に有効
3位 SNS運用(Instagram・LINE) 新商品や入荷情報を定期発信し、既存顧客の再来店と口コミ拡散を狙える

小売店はオンラインとオフラインの両方で接点を作ることが大切です。店頭での視認性を高めつつ、SNSで情報発信を続けることで、認知度と来店頻度を向上させられます。LINE公式アカウントでクーポンを配信すれば、リピーター化も進むはずです。

BtoB・専門サービスにおすすめの施策トップ3

BtoB企業や士業、コンサルティングなどの専門サービスは、検討期間が長く、信頼性や専門性が重視されます。即効性よりも中長期的な関係構築を意識した施策が効果的です。

順位 施策 理由
1位 コンテンツSEO 専門知識を発信することで、信頼性を高めつつ検索流入を増やせる
2位 展示会・セミナー開催 直接対話できる機会を作り、見込み客リストを獲得できる
3位 リスティング広告 「○○ 相談」「○○ 依頼」など具体的なニーズを持つ層にアプローチできる

BtoB・専門サービスは、顧客が能動的に情報を探すケースが多いため、SEOとリスティング広告が効果的です。展示会やセミナーで獲得した見込み客には、メールマガジンやホワイトペーパーで継続的にアプローチし、信頼関係を築いていきましょう。

新規顧客獲得を成功させる4ステップ戦略

新規顧客獲得を成功させる戦略のイメージ

新規顧客獲得を成功させるには、場当たり的な施策ではなく、戦略的なステップを踏むことが重要です。ここでは、中小店舗が実践しやすい4つのステップを紹介します。

  • Step①:ターゲット顧客を明確にする
  • Step②:優先施策を2〜3個に絞る
  • Step③:小さく始めて効果測定する
  • Step④:成果が出た施策を拡大・改善

このステップに沿って進めることで、無駄なコストを削減しながら、確実に成果を積み上げられます。最初から完璧を目指す必要はありません。小さく始めて、改善を繰り返していくことが大切です。

Step①:ターゲット顧客を明確にする

最初に取り組むべきは、ターゲット顧客の明確化です。「誰にでも来てほしい」という考えでは、メッセージが誰にも刺さりません。年齢、性別、居住地、職業、ライフスタイル、悩みなど、できるだけ具体的に想定しておくと良いです。

たとえば「30代の子育て中のママ、平日の昼間に利用できるカフェを探している」といったレベルまで絞り込みます。ターゲットが明確になれば、どの媒体で情報発信すべきか、どんなメッセージを届けるべきかが自然と見えてきます。既存顧客の中で、とくに満足度が高い層を分析するのも有効な方法です。

Step②:優先施策を2〜3個に絞る

ターゲットが明確になったら、予算と期間を考慮して優先施策を2〜3個に絞り込みます。多くの施策に手を出すと、どれも中途半端になり、効果測定もできません。

たとえば「GoogleビジネスプロフィールとInstagram運用を3ヶ月継続する」「リスティング広告とチラシを組み合わせる」といった形です。選んだ施策に集中し、最低でも3ヶ月は継続してください。短期間で結果を求めすぎると、本来効果が出る前に諦めてしまうケースが多くなります。

Step③:小さく始めて効果測定する

施策を実行する際は、いきなり大きな予算をかけず、小さく始めることが重要です。たとえばリスティング広告なら月3万円から、チラシなら500枚から試してみてください。

効果測定も忘れずに行います。「何人来店したか」「どこから知ったか」「どれだけ売上につながったか」を記録し、費用対効果を計算します。Googleアナリティクスやクーポンコード、来店アンケートなどを活用すれば、データを蓄積できます。数字を見ながら改善を重ねることで、成果を最大化できます。

Step④:成果が出た施策を拡大・改善

効果測定の結果、成果が出ている施策には予算を増やし、効果が薄い施策は一旦停止します。すべての施策が同じように成果を出すわけではないため、メリハリをつけることが大切です。

成果が出た施策も、そのまま放置せず改善を続けましょう。広告のクリエイティブを変える、投稿内容を工夫する、ターゲティングを調整するなど、小さな改善を積み重ねることで、さらに効果を高められます。PDCAサイクルを回し続けることが、長期的な成功につながります。

中小店舗の新規顧客獲得成功事例3選

中小店舗の新規顧客獲得成功事例のイメージ

実際に新規顧客獲得に成功した中小店舗の事例を紹介します。大企業の事例ではなく、予算や人員が限られた中小規模の店舗が、どのように成果を出したのかに注目してください。

これらの事例に共通するのは、「ターゲットを絞った」「継続した」「改善を繰り返した」という3つのポイントです。自店舗に応用できる要素を見つけ、実践してみると良いです。

地方カフェがInstagramで月20名増

地方都市で営業する小規模カフェは、開業当初は認知度が低く、来店客数が伸び悩んでいました。そこでInstagramに注力し、毎日1回の投稿を3ヶ月継続しました。

投稿内容は、看板メニューの写真、店内の雰囲気、スタッフの日常など、親しみやすいものを中心にしました。ハッシュタグには「#○○市カフェ」「#○○駅ランチ」など、地域名を含めたキーワードを設定し、地元ユーザーに届きやすくしました。

結果、フォロワーは3ヶ月で500人を超え、「Instagramを見て来ました」という新規顧客が月20名以上増加しました。広告費をかけず、継続的な発信だけで成果を出した好例です。

個人サロンがMEO対策で予約3倍

個人経営の美容室は、Googleビジネスプロフィールの最適化に取り組みました。営業時間や写真を充実させ、サービス内容を詳しく記載しました。とくに力を入れたのは、口コミへの返信です。

すべての口コミに対して丁寧に感謝のメッセージを送り続けた結果、口コミ数は3ヶ月で15件から50件に増加しました。「近くの美容室」で検索した際の表示順位も上がり、月の予約数は3倍になりました。MEO対策は無料でできるため、美容室やサロンにとってはコストパフォーマンスに優れた施策と言えます。

小規模ECが口コミ制度で売上2倍

小規模なオンラインショップは、既存顧客からの紹介制度を導入しました。「友人を紹介すると次回500円オフ、紹介された人も初回300円オフ」という仕組みです。

紹介のハードルを下げるため、メールやLINEで簡単にシェアできる専用リンクを発行しました。結果、3ヶ月で新規顧客の30%が紹介経由となり、売上は2倍に成長しました。紹介制度は既存顧客のロイヤルティも高めるため、リピート率の向上にもつながりました。

新規顧客獲得でよくある質問

新規顧客獲得でよくある質問のイメージ

新規顧客獲得に取り組む際、多くの店舗オーナーが同じような疑問を抱えます。ここでは、とくによく寄せられる4つの質問に回答します。

  • Q1. 予算がほとんどない場合は何から始めるべき?
  • Q2. 効果が出るまでどのくらいかかりますか?
  • Q3. 複数の施策を同時に行うべきですか?
  • Q4. 新規顧客と既存顧客、どちらを優先すべき?

これらの質問への答えを知っておくことで、施策の優先順位や進め方の判断がしやすくなるでしょう。不安や迷いを解消し、自信を持って取り組んでください。

Q1. 予算がほとんどない場合は何から始めるべき?

予算がほとんどない場合は、Googleビジネスプロフィールの最適化とSNS運用から始めましょう。どちらも無料で利用でき、継続することで確実に成果が積み上がります。

Googleビジネスプロフィールは、営業時間・写真・サービス内容を充実させ、口コミへの返信を丁寧に行うことが重要です。SNSは毎日投稿する必要はありませんが、週2〜3回のペースで継続してみてください。チラシやのぼり旗も数千円から始められるため、店舗周辺の認知度を高める手段として有効です。

Q2. 効果が出るまでどのくらいかかりますか?

施策によって効果が出るまでの期間は大きく異なります。リスティング広告やMEO対策は、適切に設定すれば数週間で効果が表れ始めます。一方、SEOやSNS運用、口コミ施策は3〜6ヶ月以上かかることが一般的です。

短期施策と中長期施策を組み合わせることで、目先の売上を確保しながら、将来の安定集客基盤を作れます。最低でも3ヶ月は継続し、効果測定を行いながら改善を重ねることが成功のカギです。

Q3. 複数の施策を同時に行うべきですか?

複数の施策を同時に行うこと自体は問題ありませんが、リソースが限られている場合は2〜3個に絞るのが現実的です。多くの施策に手を出すと、どれも中途半端になり、効果測定も難しくなります。

優先順位をつけて取り組み、成果が出た施策に予算とリソースを集中させることをおすすめします。たとえば「MEO対策とInstagram運用を3ヶ月継続し、効果が出たらリスティング広告を追加する」といった段階的なアプローチが効果的です。

Q4. 新規顧客と既存顧客、どちらを優先すべき?

新規顧客と既存顧客は、どちらも重要です。既存顧客のリピート率が低い場合は、まず既存顧客の満足度向上に取り組むべきです。リピート率が一定以上あるなら、新規顧客獲得に注力して顧客基盤を拡大しましょう。

マーケティングには「1:5の法則」があり、新規顧客の獲得コストは既存顧客の5倍かかるとされています。それでも新規顧客を獲得しなければ、顧客基盤が縮小してしまうのが正直なところです。

まとめ|自店舗に合った方法で新規顧客を着実に増やそう

自店舗に合った方法で新規顧客を着実に増やすイメージ

新規顧客の獲得は、中小規模の店舗にとって売上の安定と成長に欠かせない取り組みです。本記事では、予算別に22の施策を紹介し、業種ごとのおすすめ手法や成功事例まで解説しました。

重要なのは、すべての施策を試すのではなく、自店舗のターゲット・予算・期間に合った方法を選ぶことです。無料で始められるGoogleビジネスプロフィールやSNS運用から着手し、成果が出た施策に予算を集中させると良いです。短期施策で目先の売上を確保しながら、中長期施策で安定した集客基盤を築くことが理想的です。

まずは2〜3個の施策に絞り、最低3ヶ月は継続してください。効果測定を行いながら改善を重ねることで、確実に新規顧客を増やせます。今日から一歩踏み出し、自店舗に合った新規顧客獲得の方法を実践していきましょう。

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この記事を書いた人

小佐
不動産業界メディアの編集長を5年以上務めたのち、現在はWeb系ジャンルで執筆中。別途アウトドア記事の経験もあり。速筆&高品質(自称)をモットーにのらりくらり生きてます。オフは旅行とお酒を楽しみに自堕落生活。

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